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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

怪しい植物を撮るために

長巻フィルムを使うのは 経済的理由。
ニコンFやニコンSPには、フィルムマガジンンが用意されていて、
共用して使用できる。
マガジンに巻くと、36枚以上の撮影ができる。
ベルト式現像タンクだと、長めの42コマくらいまでは、どうにか現像可能。
そこで 昔から ベルト式タンクを使用していた。
暇になった7,8年ほど前から、
趣味の写真を再開、当初は市販の現像薬を溶かして使っていたが、
現像ムラが出やすかった。
そこで、ムラのでない現像タンクを自製した。
このタンクで500本くらいは現像したと思う。
自製タンクDSC03981
タンクの容量は1300ml。
一本のフィルムを現像するのに1250mlの現像液が必要。
現像液は繰り返して使い10本現像したら、新しい現像液を調整。
徐々に現像時間を延ばして、ネガの濃度を一定に保つようにしたが、管理が面倒。
そこが 問題点だった。

フィルムマガジンのつばのところまでぎっしり巻くと、
TRI-Xフィルムで50コマまで写真が撮れる。
Panatomic-Xフィルムだと60コマ分巻けたが、
この現像タンクだと60コマ近くまで現像は可能だった。

その後 現像液を独自配合に換え、一回使いっきりの希釈現像に切り替えた。
希釈し現像時間を伸ばすと、現像ムラは無視できるようになる。
そのことに気づき、今は昔のベルト式に戻り、42コマで撮影している。

120フィルムで、ソラリゼーション現像するなら、
この現像タンクを改良するのがいいだろう思い、
35mm用リール筒1つを120フィルム用に改造した。

soralizationDSC04039.jpg
120フィルムを暗室でリール筒に乳剤面を表にして巻いている。
タンクとぶつかり擦れることはないだけの空間は開いている。
化学を学んだので、反応温度(現像温度)が読めない/判らない現像タンクは敬遠する・・・・使いたくない。
温度計を挿して現像温度を読み取っている。
soralizationDSC04040.jpg
現像の途中で フィルムを光に晒す。
1分くらい 光に当てている。
その後、再び現像タンクに戻し現像を続行。
ソラリゼーション現像をしています。
このフィルムは、接写撮影。
家でキャベツ、戸越公園でツツジを撮影しました。
キャベツマン1199-13
背景の黒い布は白く映る。
キャベツ1200-5
このトーン いいなぁと・・・・独りほくそ笑んでいる。

いまどき、フィルムで撮るプロは 皆無に近いだろう。
仕事に使うならデジタルカメラ、
写真で稼ごうとするならデジタルのコスパが最良。
フィルムの出る幕はない。
まして 白黒モノトーンのソラリゼーション現像の写真、趣味の世界でしか成り立たないだろう。

デジタルカメラの時代、
趣味にデジタルカメラを使うひとは増えたのだろうが、
格好良く撮りたいのだろう、プロの真似をした写真が多い。
撮影のコツを聞きたがり、できたら実技指導を受けたいと思う。
明るい暗室と言い訳を言い、レタッチソフトで画像を盛る。
これが趣味か?なにが楽しいのだろうと・・・・拗ねて考えてしまう。

フィルムを使った趣味人の数はどんどん減っている。
でも、まだ 少しは残っている。
5月の初めごろ、案内状が届く。
案内状
ピンホールカメラで撮影し、作品を発表しているプロいるだろうか?
いないと思う。(ピンホール写真が欲しいという注文、来ないだろうなぁ)
この方もアマチュア。
アマチュアだからできる。
ピンホールカメラを自製して、撮影を楽しんでいる。
4,5年前、小生もダンボールの空箱を使って、ピンホール写真を撮ったことがあった。
ネットで調べたら、この方の名がヒット、写真展を行なっているというので、
観に行ったことがある。

赤外線フィルムを使ってのピンホール写真も面白いと言っていたが、
作品の数が増え、展覧会を行なえるほどになったのだろう。

明日の月曜日か、明後日の火曜、
新宿で開かれているこの展示会に行くつもりでいる。
また、なにか楽しい話が聞けそうだ。
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  1. 2019/05/26(日) 12:50:46|
  2. 黒い花 怪しい花
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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