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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

鳥を撮る(2) フィルムの違いは?

デジタルカメラの場合、画質は、映像を記録する半導体素子の大きさ、画素数そして処理プログラムにより、決まってしまいます。良い写真を撮りたければ、より高機能な(高価な)一眼デジカメへ手が伸びていきます。
フィルムカメラの場合、良いレンズをつけさえすれば、安価なボディーであれ、高級機であれ、差はあまり出ません。画質を決めるのは、フィルムであり、適切な露光であり、適切な現像操作です。
フィルムが全盛の頃は、有名なカメラのマウントに対応したカメラが、流通していました。Lマウントレンジファインダーカメラ、プラクチカマウントの一眼レフなど、種類(メーカー)も多かったですね。
鳥を撮影した写真を整理していたら、意外と多くのフィルムを使っていました。画質、露光感度など気にして、フィルムを変えて 試していました。 それから数年、デジタル化が進行し、市販されているフィルムの種類が少なくなってきました。寂しい限りです。
鳥 2007年10月5日、恵比寿、目黒川近く 
2007年撮影ですから、カメラをぶら下げ、散歩を始めた頃の写真です。目黒川から、恵比寿の駅へ抜けようと坂を登って行くとき、見上げると鳥が(おそらく鴉でしょう)が飛んでいったので、思わず撮影しました。富士のNeopan1600を使っています。当時は、写真撮影を再開したばかり。(Tri-X 以外で、)どんなフィルムが使えるか、フィルムの特性はどんなものか、模索中でした。Neopan1600 100フィート缶 1缶購入し試しましが、ISO1600は魅力ですが、粒状性を小生の許容限界内に抑えることができず、常用での使用を断念しました。
雲のトーン、奥行きがあり、立体感を感じますが、ざらとした粒子がでているのが、小生の好みではありません。
鳥 2007年8月6日 五反田
これは、富士のNeopanSSフィルムで撮影しています。昔からあるフィルムですね。40年以上前には使っていましたが、100フィートの長巻を切って使うようになってからは、Tri-Xが 常用フィルムになってしまいました。解像度からいうと、当然ですが Tri-X より高解像度です。しかし、大きく伸ばすと、粒子が、ざらとした砂のような感じになります。Tri-Xは 粒子が大きいのですが、タイルのようになり、画像が滑らかな感じです。
感度もNeopanSSの4倍です。撮影の範囲が広がり、Tri-Xは 小生の常用フィルムになりました。
鳥 2008年7月28日 T-MAX100 BessaR2S 五反田、目黒川 Film89
目黒川に電線が渡っていて、鳩の溜まり場になっています。面白いので、時々、カメラを向けます。
2010年頃、大崎の高層ビジネスビルの屋上付近に、隼とおぼしき猛禽類が巣を作ったことがあります。そのとき ここの鳩の数は減りましたが、このごろは再び数が戻って来たようです。(2013年現在)弱肉強食の世界、しかし、子供を育てる環境ではないと、隼 引越ししたのでしょう。自然の摂理、バランスが働いたのか?
フィルムは T-MAX100 解像度は、NeopanSSのほうが若干高いように感じます。しかし、粒状性は明らかにT-MAX100でしょう。コダックは当時Plus-Xのフィルムも販売していましたが・・・どういう棲み分けか?
Plus-Xは 伝統のある有名なフィルムで、使った感じはNeopanSSに似ていると思います。コダックはT-MAX100とT-MAX400を 旧来のPlus-X、Tri-Xの 置き換えにしたいと計画したのでしょうか?確かに、Plus-Xは 生産中止となっています。超微粒子フィルムのPanatomic-Xもなくなりましたね。
鳥 2009年 Tri-X
Tri-X フィルムを使って撮影しています。4つ切りまでなら、粒子をださず、滑らかな引き伸ばしができます。半切までなら、実用上OKでしょう。Tri-Xは 歴史に残るフィルムだと思っています。T-MAX400は、おそらくTri-Xより更に粒状性が改良された良いフィルムだろうと、想像していますが・・・・それを知るのが嫌で、まだ、T-MAX400一度も使ったことありません。Tri-X 100フィート缶の販売は続けて欲しいと願っています。
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
散歩にカメラの生活もついに12年目に突入。10年も続ければ、何かを掴めると思ったが、デジタルカメラの渦に弾き飛ばされ、未だ写真の眼を掴めないでいる。
絶滅危惧種のフィルムカメラでは、無理なのかなぁと嘆息。
冷蔵庫に100フィート長巻フィルム4缶、保存してあるので、
あと一年は撮り続けられます。それからどうするか考えることにしました。

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