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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

白山から上野まで(1) お彼岸の入り    (Ⅵ)現像液 希釈 放置現像    

例年、春と秋のお彼岸には 白山のお寺に、妻とお墓参りにいく。
お墓参りのあと、近くで昼食をとり、そこで別れ、
小生はカメラをぶら下げ散歩する。
晴れて気持ちのいい天気だったので、白山から谷中を通り、上野まで散歩した。

使ったカメラはBessaR2S コシナの作ったニコンSマウントの機械式カメラ。
レンズはSC-Skopar 35mm F:2.5。
日本で作られた最後のフィルムカメラかも知れません。
フィルムはRollei Retro80S ISO:100で使用。Rolleiとはいいますが フィルムはアグファ製でしょう。
ちょっと長い散歩、沢山シャッターを押すだろうと、
フィルムを、パトローネに少し沢山巻いたので、結局45枚撮りになってしまった。
ベルト式リールでは巻ききれず、数コマ分 はみ出してしまったが、
撹拌操作のない放置(静置)現像を行なったので、はみ出してもOKでした。
放置現像結果
今回は現像液をD76から、独自配合の軟調現像液(Ⅵ)に替えてみた。
(Ⅵ)7.5mlを水で薄め500mlに希釈して使用した。
部屋の温度は18℃(夜中、暖房を切る)日中は22℃、液温は平均18℃くらいか、16時間放置して終了。
あとは通常の定着、水洗、乾燥してネガを得た。
適正に現像できているかチェックするため、
あらかじめ、コダックのテストチャートを撮影しておいた。
露光は セコニックの入射光式露出計で測定し、決定。
適正露光でUp濃度231、+2絞り250、-2絞り161 だった。
ネガ濃度の最適な範囲はUp210~230
写真のトーンに破堤を感じさせないで紙にプリントできる範囲は180~240、
2絞り狂うと やはり範囲には入らない。それでもどうにか誤魔化してプリントできるでしょう。
Low濃度が 長時間現像にも関わらず低い値なのはいい。被りはほとんど無視できる。
白山から上野まで1176-107
淡いもも色の花が咲いていた、梅かと思ったが、杏の花とのこと。
f:11で1/250秒の露光を選んだが、屋根の影の部分 黒く潰れるだろうと予想していた。
意外と粘って、デイエールが少し残ってくれた。軟調現像液(Ⅵ)の効果かも。
白山から上野まで1176-113
レトロな電話ボックス。
背景の光の当たるビルの壁と電話ボックス、トーンを同時に収めるのは難しいところ。
軟調現像液だったので、白飽和は防げている。
その分、眠ったい、パッとしない写真になる。
背景を気にせず、もっと焼きこんだほうがいいのかも・・・
デジタルの白黒のコントラストの美しい写真を見慣れた人から見たら、
なんだと馬鹿にされそうなトーンです。
白山から上野まで1176-115
白木蓮の花です。
暗い部分のトーンを潰したくないのでオーバー気味の露光をしています。 おそらく一絞りオーバーでしょう。
白山から上野まで1176-118
写真雑誌に載る白黒写真、印刷インクの関係か、黒い部分はほとんで黒く潰れている。
そういう写真を見慣れているからだろうけど・・・・
黒潰れもなく、白飽和もない写真・・・・おとなしすぎてパッとしないなぁ。
白山から上野まで1176-121
どういう訳か 縦位置で撮ることが多い。
コンポラ風には撮れない。
------------------------------
D76だと トーンの調子がなんとなく薄っぺらく感じたが、
(Ⅵ)液、トーンの調子は 悪くない。
何処が違っているのか まだよくわからない。
試行錯誤して作った現像液、
好みの問題か?贔屓目で見たいからかなぁ。
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  1. 2019/03/21(木) 11:09:32|
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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