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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

Stand Development with D-76 静置現像 テスト3回目  勝島運河の春

従来の現像タンクだと、リールを横に寝かせて現像することになる。
すると パーフォレーション部分から 未反応現像液の降下、上昇?
あるいは 縦方向に Brイオンの降下があり、フィルムの銀画像面を通過していく。
現像が不均一になり、現像むらができやすい。
それを防止できないかと 自製した現像タンクに、
ステンレス・リールを縦に入れ 静止現像を試みた。

フィルムは長巻を切り24コマ分を巻いたが、
実際の撮影では25コマ撮影できていた。
LPLのステンレス・リールにフィルムを巻き、
D76、10mlを水で薄め350mlにし、タンクに仕込んだ。
少し斜めに傾け、底をたたき、フィルムに気泡の付着がないようにしてから放置、
あとは一切、手に触れないでいた。
室温17℃~22℃で18時間放置して現像を完了。
あとは通常の処理を行なう。

短い25コマ分のフィルムだったので、
36枚撮りフィルムに換算すると15mlのD76現像液を使用したことになる。
1173 密着プリント
ネガの濃度は申し分ない。
現像むらは、細かく見ると、
コマの周辺部に少し見受けられるが・・・・実用上 それほどの問題になるとは思えない。
密着2

でも、完全になくすためには・・・・現像タンクの構造を考える(改良)必要はあると思う。
密着1

むしろこの現像法の弱点?長所かもしれないが、
黒と白の境目でエッジが(少し)立ったように現像されることである。
未反応の現像液が、進行の進む場所へ拡散したため、エッジとなって銀画像を作ったと判断した。
それがトーンの画像の調子を変化させている。豊かなトーン?とは呼べない気がしている。

勝島運河の春1173-7
今までのトーンとは異なっている。
勝島運河の春1173-17
このトーンにも ちょっと戸惑っています。

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  1. 2019/03/14(木) 22:19:07|
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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