月を追って大井町まできたが、ビルに隠れて見えなくなっている。
これで終わりと、建設中のタワーマンションを3カットほど撮影し、帰宅した。

50mmのレンズ(古くは標準レンズと呼ばれていた)ではこれが限界、広角レンズで撮りたいところである。
赤フィルター(R60)を付けていたので、空は夜のように暗く(都会の夜です)落ちている。
しかし、クレーンの台車の裏側の暗い部分、黒潰れせず、ディテールは出ている。外壁の白飛びもない。
数日後、写真用紙がなくなったので、大井町の山田電気へいく。
そのついでに、あのタワーマンションを広角レンズで撮ってみようと思った。
NEX-3に広角16mm(フルサイズ換算24mm)をつけ、モードはHCBW(ハイコントラスト白黒)に設定した。

デジカメなので、何回シャッターを押してもコストに響かない。
撮るたびに液晶画面で確認する。
空が明るく写り、フィルムで撮ったようにはならない。
やはりHCBWモードでも駄目、デジタルカメラでも赤フィルターを付けるべきか・・・・
と 思っていたら、念願のショットがでる。
クレーンが空に溶け込みそうだったので、レタッチソフトでコントラストを上げた。
白飛びはないが、暗い部分は フィルムで撮ったものより潰れている。
でも すごいものだなぁと思う。

大半のカットは、空が明るく写ったもの。台車の暗い部分、黒潰れはしていない。
偶然取れた空が暗く落ちたカットと 撮影データの違いをしらべたら 露光が違っているだけだった。
感度IOS=200、絞りf:6.3も同じだが シャッター速度は1/640秒と1/250秒の差がある。
一絞り半くらい少なく露光すれば空は暗く落ちる・・・・当たり前じゃないかと気づく。
フィルムカメラを使っているときは、
多めに露光したほうがいいか、少なめに露光したらいいか、
出来上がりの写真を想像し決めるのに・・・・デジタルカメラを持った瞬間、
撮影モードを決めたら 全てデジタルカメラに丸投げしてしまう。
あとは宜しくと、パチパチとったら、液晶画面で写り具合をチェックし、それで終わり。
この罠に まんまと引っかかってしまった。

レッタチソフトの明るさバーをスライドし、全体を暗くしていく、そしてクレーンが空に溶け込まないよう、少しコントラストを強くする。
同じトーンのマンションが写っていた。
最初から一絞りから一絞り半、アンダーにカメラを設定しておけばよかった。
デジタルには なんでこんなに簡単に綺麗に撮れてしまうのだという驚きと、
撮ったあとの味気なさ、つまらなさがつきまとう。
でも 写真は結果が全て。
やはりデジタルなのでしょう。
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ランキングは不要と ランキング参加のチェックをはずしたら、
このブログを 探すのは難しくなるようだ。
ヤフーのサイトから、「赤外線フィルム写真 画像」と打ち込んで検索したら、
出てきた画像の写真に一枚も、このブログで公開した小生の赤外線写真がヒットしてこなかった。
ほかのキーワードを入れてみたが、小生のブログはヒットしない。
ようやく 「alchemistsasaki 写真 ブログ」のキーワードで、このブログにたどりつけたのは5件ほど。
まだ、少数でもフィルムで写真撮っている人もいるだろう。
小生の拙いブログでも 何かの参考になればいいと思っている。
googleやyahooから検索できないとしたら、ブログに公開する意味は失われる。
写真のランキングが 励みになる人は 関心事だろうが、
小生は歳をとりすぎた、もう、どうでもいい(ある意味馬鹿にしている、具眼の師の眼ではないと思っている)
でも 検索が限られるのは インターネットの意味が失われる。
ランキングにチェックを入れました。
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- 2019/02/10(日) 11:42:15|
- フィルムの眼
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