フィルムカメラを使う宿命、現像は一発勝負、二度三度はない。
だから、慎重にならざるをえない。
撮影後 どのように現像をするか決めて撮影する。
増感で、あるいは減感で、軟調に、硬調に、トーンを豊富に、HC&B風に、ソラリゼーションで現像するなど
あらかじめその効果を計算(期待)して撮影している。
年末から今年の初めにかけて撮影したフィルムをようやく現像した。
現像するまで日が経っていたので、
どう現像するつもりで撮影していたのか、覚えていない。
撮影メモにも、何の記述もない。
Retro400 フィルムで撮影していた。
すこしトーンを縮減するつもりで (Ⅰ)+(Ⅱ)の二段現像を行なってみた。
・・・・ボケて注意力散漫、最初の想定より(Ⅱ)の現像を少し押し気味に(+50%)してしまった。
一部 ソラリゼーション風(そのものではない)効果がでた。

今年最初のショットは マミヤプレスで撮ったものと思っていたが、KievⅡで撮ったものが最初のショット(おとりぞめ)でした。
妻に誘われ、銀座松坂屋で開催されている「現代書道20人展」を観にいったとき撮影したもの。
ようやく右膝の痛みも消え、歩けるようになったが、歩く速度が遅くなり、妻についていくのがやっと。
妻はどんどん先をいく、シャッターを押す時間がとれない。
いつもは カメラを持つ小生のほうが先を歩き、妻の来るのを待ったほどなのだが・・・・


レンズは戦前のツアイス ノンコートゾナー 50mm F:1.5という明るいレンズ。
逆光で撮影したので、しっかりとゴーストが出ています。
でもコントラストの低下は少ない。
82年前に製造されたレンズ(レンズナンバーから1936年製と推定)だが、いまでも実用に耐えるいいレンズだと思う。
今年も 古いカメラ、古いレンズで 撮影を楽しむつもり。
このごろ 段々と デジタルカメラを 手にしたいという気が少なくなってきている。
必要なら手にするが・・・・ここはデジタルで撮影だろうという機会(気持ち)が減っている。
どうしてかねぇ?
カメラに遊ばれるだけ、遊んだ感じがしない。そんな所かなぁ。
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- 2019/01/13(日) 10:40:41|
- 都会の景観 Tokyo
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