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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

戸越公園  飛来した鴨 

夕刻、戸越公園を散歩。
月が出ていた。
戸越公園1156-33
秋が深まると渡り鳥がやってくる。
池の際に立つと、鳥が寄ってくる。
餌を投げ入れてたと思うらしい。
戸越公園1156-32
戸越公園1156-38
ひとしきり、あたりを泳ぎ回るが、また別の人影を見つけると、そちらへ泳いでいく。
毎年やってくるので、何回か撮影している。
時期になると咲く桜のようなものか?
180mmや135mmの望遠で大きく切り取ったこともある。
50mmで近づいたり、夜の公園に三脚を持ち込み、広角レンズで長時間露光したこともあった。
今回は たまたまのスナップショット。
ノンコートの古いゾナーレンズで撮っていた。
フィルムは、硬調な現像液(Ⅳo)を使用した。
暗い部分のディテールは残らないだろうと思っていたが、
ネガを見ると意外に残っている。

3日後、再び戸越公園を散策。
日はほとんど落ちていた。
夕闇の中、鴨が寄ってくる。
戸越公園1157-12
鉄柵の上にカメラを乗せ、スローシャッターを切る。
戸越公園1157-13
レンズはキエフ製Jupiter-3、50mm F:1.5ゾナーのクーロンレンズ。
戦後なのでレンズはコーティング処理が施されている。
暗い部分の銀塩濃度を上げ、トーンの縮減をしようと、
(Ⅳo)現像を途中で止め(Ⅱ〕現像液に切り替えて、二段現像を行なってみた。

中庸な現像液(Ⅰ)や軟調現像液(Ⅲ)あるいは(A)で現像し、途中で硬調現像液(Ⅱ)に換えると、
薄い現像部分の進行が早まり、トーンの縮減、コントラストの調整ができるのだが、
この組み合わせは、意外なことに、薄い銀塩濃度の部分、それほど濃度アップにはつながらず、
光の当たった部分は しっかりと銀濃度は高くなっていた。
今までにないトーンのネガを得た。(現像のメカニズムを考えヒントになる。面白い!!)

カメラの眼ではない、「フィルムの眼」だろう。
もすこし、この組み合わせの現像、行なってみるつもり。
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使用したカメラとレンズです。
ゾナーレンズDSC02695




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  1. 2018/12/07(金) 11:21:01|
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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