秋の澄んだ光が公園の芝生に射していた。


明るいの秋の日を捉えたはずの写真に陰鬱なトーンが加わっていた。
思わずこれは小生の「心象風景」ですと嘯きたいものだが、
そんなことはありません。
単なる現像テクニック、
二段現像でトーンが縮減、たまたまこうなっただけ。
(Ⅰ)現像液で現像していれば、
秋の澄んだ日の光が、やさしく芝生に射しているトーンの豊かな写真になったと思う。
心の中を覗き見る原理はまだ発見されていない。
その原理が解明されれば、写せるカメラの開発が始まり、
やがて「心象風景」を写すカメラも発明されるだろう。
その原理も解明されていないのに、
心象風景を撮りましたという写真に、
いつも胡散臭さを感じている。
心象風景、できるものなら撮りたいとは思うが、
少なくとも、これは小生の心象写真ではありません。
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- 2018/11/27(火) 09:34:24|
- ある場所、ある瞬間
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