中庸な現像液(Ⅰ)で現像。
露光が合えば、黒潰れ・白飛びもない諧調性(トーン)の豊かなネガになる。

しかし、ネガの諧調性が豊かだからといって、いい写真になるわけではない。
そこが難しいところ。
暗い部分は黒く潰し、白黒の対比の美しい写真(HCB&W)がこの頃の流行(はやり)。
デジタルでそれが簡単になる。

フィルムでもHCB&Wモードに似た諧調の写真を撮ることできるが、
デジタルには ちょっとかなわない。
達成するためには、自分でフィルムを現像し、
現像液の特性に習熟していないと難しいと思う。

(Ⅰ)現像液 組成はD76と異なるが、それに似た現像特性があり、汎用現像液として使っている。

インパクトあるトーンの写真ではないが、
黒潰れ・白飛びもない諧調性(トーン)で、
勝島運河の夕暮れを捉えてみました。
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- 2018/11/20(火) 10:05:40|
- 勝島運河
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