自然教育園を散歩して、ふと見た蜘蛛の姿に惹きつけられていた。蜘蛛は綺麗な昆虫ではない。むしろ恐ろしげで、呪術的なものを感じる。何を感じたのか・・・写真を撮っていた。
帰宅後、早速、フィルムを現像した。プリントすると、自然教育園で感じた「それ」が失せている。なぜだろう?
再度、自然教育園を散歩する。マクロレンズで接写するのではなく、蜘蛛のネットとの関係がポイントだろう。そのためには、標準レンズから少し長めのレンズがいいだろうと、35-70mmのズームレンズを使用してみた。

ストロボを焚いてみた。バックの明るさを考慮し、シャッター速度は遅くした。蜘蛛の糸が出てきたが・・・蜘蛛のネットの輝きが足りない。もっと蜘蛛が浮かび上がる撮影法ないかなぁ?

YGフィルターを使用。蜘蛛は明るく出たが、蜘蛛の糸は出てこない。もっとバックは暗いほうがいいようだ。

これでは 蜘蛛に感じた呪術性は失せている。

逆光で捉えたのがよさそうだ。蜘蛛のネットを白く輝かせるタイミングはいつなのだろう? そのとき暗いバックから蜘蛛を浮かび上がらせる撮影法は・・・?
最初に感じた「それ」を求め、これがあのときの「それ」だといえる写真を1枚でも撮りたい。
もう一度チャレンジするつもりです。蜘蛛の写真、意外と難しい。
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- 2013/10/03(木) 09:59:54|
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