古いカメラを何台か持っている。
電子素子・部品がカメラに入っていないので、
電子素子の劣化で、修理不能になるということは少ない。
しかし、純機械式カメラ、使わないで置いておくだけだと、
錆びたり、オイルが硬くなりシャッターが機能しなくなったりする。
定期的に使っていれば、そのような故障を防ぐことができる。
一年に一回は、古いカメラを持ち出し、フィルムを入れ撮影してみることにしている。
昨日の敬老の日、
妻に 銀座三越の買い物を頼まれた。
いい機会だからと、防湿棚から古いソ連邦時代のZorki-4カメラを取り出し、Retro400Sフィルムをいれて、向かった。
銀座4丁目の交差点に近づくと人だかりができていた。
TVなどで聞く声が響いていた。
銀座通りは休日の歩行者天国、
晴海通りと銀座通りの交差点に自民党総裁選の候補者、石破 茂氏の宣伝カーが止まっていた。

警官がでて交通整理をしていた。
私服だが眼光の鋭い人も混じっている。
おそらくSPだろう。

三越の入り口には、三越の警備員がでて通路の道を確保している。
もり・かけ問題を持たない石破氏、奥さんも宣伝カーに乗り手を振っていた。
安倍総裁にはできない演出だろう。
誠意をもって丁寧にご説明しますといいながら、
「もりかけ問題」では、納得できる説明を避けてきた安倍総裁に比べ、
石破氏の演説は、単純明快、論点をずらすことはない。
問題点を指摘すると、そのつど盛んに拍手、喝采が上がっていた。(さくらもいるのだろうけど)
話は上手い、掴みどころも心得ている。演説にしびれる人もいると思う。
共産党並みに演説はうまいと思いながら、ソ連邦時代に作られたZorki-4のシャッターを切っていた。
ただし、指摘した問題点をどう解決するかの対案は・・・・少々曖昧模糊、触れようとはしない。
同じ自民党、曖昧模糊にせざるをえないのだろう。
内輪の選挙、コップの中の嵐のようなもの、総裁選の結果も既に予想されている。
任期を巧妙に変えた、あるいは利用した指導者(権力者)が 3人いる。
中国の習 近平氏、ロシアのプーチン氏 それに日本の安倍氏。
民主主義は、独裁を嫌う、独裁につながりやすい任期の延長は原則禁止する。
今回の総裁選の結果は、来年の参議院選挙で、回答となってでてくるのだろう。
自民党にいい結果が出てくるかどうかは・・・・わからない。
(日本の民主主義のリトマス試験紙になるだろう)
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- 2018/09/18(火) 13:03:39|
- ある場所、ある瞬間
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