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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

再度 Mamiya Pressを収得

マミヤプレスが発売されたのは1960年というから、ほぼ60年経つ。
その後、何度か改良されたが、基本の構造は変わっていない。
初代機からカメラ後部は蛇腹式になっていて、アオリが使える構造になっていた。
そのご、蛇腹をなくしたタイプと、蛇腹を残したタイプのカメラに分かれていく。
最後のプレス機は1971年発売のマミヤプレス・ユニバーサルで、これは蛇腹なしのタイプ。
1989年までは販売されていたようだ。(マミヤプレスの歴史は約30年間 意外と長い。)
小生の欲しいのは蛇腹のあるタイプ。マミヤプレス・スパー23というカメラ。(1967年発売開始)
レンズやフィルムホルダーには互換性があるので、ほぼどのカメラにもつけて撮影ができる。

最初に手に入れたマミヤプレス・スパー23のセット(フィルムホルダー、100mmレンズ、ピントグラスつき)では、
長期間、棚に飾られ、使用されずにいたのでシャッターのグリース(油)が硬くなり、
シャッターが切れなくなる不具合がでてしまった。
動作確認を店の人と行い、返品をした。代金は全額戻る。
ヤオ・フクやメルカリのようなインターネット取引では、古いジャンク扱いの返品は難しいし、できても手間がかかる。
中古品を選ぶなら、やはり中古のカメラを扱う店で選ぶのが、安全だろう。

一週間後 再び、新宿の中古市場へ。
同じタイプのセットが飾られていた。
前回より少し(三千円ほど)高いが、まだ想定した予算内。
シャッターをチェックしたが、どうやら快調に動いている。
マミヤのカメラは、創った人の「思想」がはっきりしていて、
構造は簡単、壊れるところは少ない。
使い手の利便性を考え、セーフフリー(簡単便利)にすれば、
構造は複雑化し、それだけ故障のリスクは高く、かつ値段も上がる。
道具は原理に従いシンプルなほうがいい。
「道具を使いこなすのは、貴方しだい」、とマミヤ・プレスは言っているようだ。
写真の原点のようなカメラだ。
「貴方はシャッターを押すだけ、あとはコダックが」・・・とは正反対の考え、でしょう。

面白い、
撮影のリスクは 撮影者が取るからOKと、すぐに購入していた。

これは 帰ってきてすぐにテスト撮影した一枚。
MamiyaPress2Test1127-8.jpg
アオリを使用しピントを合わせた。
手前のスリッパはカメラから1mくらい、ペリエのダンボール箱が3m、一番奥の壁で7m、
レンズの焦点距離は100mmだが、パンフォーカスになっている。
ピクセル当倍1127-8
7mの位置にある椅子の部分を切り出してみた。
ピントはちゃんと来ている。

35mmのフィルムカメラで撮影したばあい、35mmの広角レンズを使うと、
1mから7mまでパンフォーカスにするには、
焦点を1.5mに合わせ、f:22まで絞る必要がある。

6×9の大きなフォーマット(実寸サイズは5.5cm×8.5cm)、ネガを3200dpiでデジタル化すると約7000万画素になる。
圧倒的な解像度、ものの存在感を感じる。
アオリの使える大きなフォーマットのカメラが 写真の原点だったのかなぁ・・・・
画像の緻密さ、すごさに 感動している。
全紙に伸ばしてもOKだろう。
-------------------------------
35mmフィルムは、100フィートの長巻を切って使用しているので、1本当たりで考えると、
外国のフィルムのほうが、35mmパトローネ入りAcros100より若干安い。
しかし、ブローニーフィルムだと、長巻フィルムはない(嘗てはあったけど)。
国産のアクロス100が圧倒的に安い。
使うのは初めてだが、年金暮らしの身、ランニング・コストには厳しい。
今回は 安価に容易に手にできる富士のアクロス100を使用した。
富士は白黒フィルムの生産をストップ、今は在庫分を売るだけいう。
今年10月には、販売も終了するという。
なんということだ・・・と思いながら、今、アクロス100の120フィルム どのように確保するか 考えている。

国産フィルムが手に入らなくなっても、外国製のフィルムなら手に入る。
(ちょっと高いが・・・)どうにかなるさ。
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  1. 2018/09/07(金) 11:26:20|
  2. レンズの眼、カメラの眼
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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