日本橋から有楽町の駅まで銀座を歩いた。
カメラは Canon autoboy、 スナップで撮るには最適簡単。
しかも、四つ切程度までならどうにか伸ばせる画質はあると思う。

ニコンやキャノンの高級レンズと比較し、
解像度がどうの、収差はどうの、ボケ味がどうの、・・・と重箱の隅を突っつくような粗さがしして、
カメラの優劣を声高に言っても、撮ってみたら、できた作品に大きな差は感じない。
1970年以降になれば、廉価なバカチョンと呼ばれたカメラでも それなりのレンズ性能はある。

高級な一眼レフは 確かに丈夫。
レンズを換えれば接写もできれば、望遠にも、ワイドな広角にもなる。
レンズ性能は良いに決まっている。
いざというときには 確実に動いてくれるという信頼性は高い。
万能カメラだ。
しかしその分、大きくて重い。

要は使い方だろう。

軽くて、小さく、写真を撮っていても、目立たない。
大きく目立つ一眼レフカメラで ファインダーを覗いていたら、
周囲の人は「あぁ、写真撮っているな」と気づいてしまうだろう。
まだ ピント精度は、今一のところが あるが、

月のうさぎが、判別できる程度の解像度はある。




35-70mmのズームで、絞りはf:4.2-7.8.と少々暗いレンズがついている。
カメラ任せで撮っているが、このショット、f:8/125秒程度で撮っているのでは?
暗い部分は完全に潰れている。
暗部重視だと f:3.5/60秒と判断、空の明るさを選べばf:8/125秒、小生なら中間のf:4/125秒を選んだと思う。
そして(本来なら軟調現像液で現像し)、空の調子を出すため、暗室で印画紙と格闘し空の部分を焼きこむ。
あるいはデジタル化し、レタッチソフトで作るなら、
トーンカーブを調整し明るい部分を暗く落とすようにする(空には、ザラッとした銀粒子がでやすくなる。)

Canon Autoboyの選んでくれた露光も なかなかいい。
こんな露光もあるのかと再認識。
暗い部分黒く潰れてもOK、こんな写真表現もありだろう。
Canon Autoboyに教えられ、少し露光を切り詰め、硬調現像液で 少し押したネガを作っていることが多くなった。
しばらく続けて どんな写真が撮れるか実験している。
・・・・実験をし、結果を確認して、更にどう撮るか考え、また実験を重ねる。
たとえ、画質はデジタルに及ばなくとも、フィルムはそれがあるから面白い。
スポンサーサイト
- 2018/07/31(火) 10:47:37|
- 都会の景観 Tokyo
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0