一度 何も考えず(とはいえ難しいが・・・)
息を吸うように「いいな」とおもったらシャッターを押す、
そんな撮影をしてみようと思った。
フィルムで行なうには・・・・ちょっと問題、経済的な理由と、フィルムの交換(36コマごと)のわずらわしさがある。
何枚でも取れるデジカメにした。
デジカメは、流行りだしたときから使っている。

最初に手にしたのはKodakのDC210 100万画素 1998年ごろから使い始めた。
フィルムメーカのデジカメだけあって、発色は非常に綺麗だった。
L判ならフィルムを超え、2L判でフィルム同等の画質だった。
2002年ごろまで使っていた。
専用バッテリーでなく、単3乾電池4本で動くので、現在でもつかえると思う。
次に手にしたのが、キャノンのIXY200a 200万画素、2006年ごろまで使用していた。
小さくポケットにいれて持ち歩いた。
専用のリチウムイオンバッテリーだが、調べると充電してもすぐに撮影できなくなる。
バッテリーは製造中止となって新品は手に入らなかった。
ニコンのCoolpix P1は2007頃から使い始めた。
散歩にカメラを持ち出した頃、
デジタルカラーにするか、白黒フィルムにするか迷ったとき検討で使った覚えがある。
いいカメラだと思ったけど、結局は古い機械式カメラを選んでいた。
沢山撮ったわけではないので・・・・まだバッテリーは生きていた。
2011年からはSony NEX-3を使用している。
理由は単純、マウントアダプターを使えば、古いレンズでもつかるから。
電気製品なので電子部品の劣化でそのうち修理不能となるだろうが、
壊れるまでずっと使い続けるつもりです。
IXYが一番小さく 息を吸うように撮るならこれだと思っていたが、バッテリー問題で駄目、
選んだのは ニコンのCoolPix。
小さく手のひらに収まる。軽く、玩具のよう、カメラカメラしていないのがいい。
6月1日 昼 西品川から大井町まで約1時間半ほど散歩。
興味を惹いたものを かまわず撮る。息を吸うかのようにシャッターを押していた。
ちら見することはあるが、液晶画面はほとんど見ない。
画角は普段使っているフィルムカメラだと35mmくらい。
ノーファインダーであっても、大体 どの範囲が入るか想像はつく。
広角レンズだし、撮りたいと思ったものは入るだろう・・・・そんな読みだった。
1.5時間の散歩で撮った写真は170コマ、普段の散歩の10倍以上の枚数を撮っていた。
いま その写真を整理中。分類してみると 自分が何に興味をもち シャッターを押しているのかが わかってくる。
息を吸うように撮る・・・ストレスフリーで写真をとる。意外と楽しかった。



地面すれすれ、液晶画面は固定。
バリアングルになっていないので確認はできない、カメラを近づけ、あとはカメラ任せ。
でも、ばっちり撮れている! Nikon Fで撮るとしたら・・・・どうしたろうと考えてしまった。

普段なら 露出どうしようか悩むところ、カメラ任せは ストレスフリー。


こんなところにも興味を持ったとは・・・・普段は撮ろうと思わない。小さな驚き。


電線、電柱をとる。
よくあるフレーミング。
モノトーン変換したら、誰かの「まね」。


レンズの径が小さいので金網の間に差し込んで撮影。

Pモードのカメラ任せで撮ったが、綺麗に取れるものですねぇ。
フィルムでは縦位置が多いのだが、
デジタルでは、縦位置と横位置でフレーミングしている比率がほぼ同じになっていることに気づく。
息を吸うようにリラックスして撮るようになれば横位置が増える・・・・
フィルムカメラで撮ってもそうなれば、肩から力が抜け、いい写真が撮れるようになっているのかなぁ?
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- 2018/06/04(月) 08:56:28|
- 読み解く写真、心に残る写真を・・・
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