Sony NEX-3(ミラーレス・デジカメ)で椿の花を撮ってみた。
使用したレンズは、旧ソ連時代のInduster-50 50mm F:3.5.
その一枚を使い、
PSE(Photo Shop Element)レタッチソフトで どのくらい写真を作れるか、試してみた。
使用したレタッチソフトは、Adobe Photoshop Elements 7.0
エプソンのフィルムスキャナーかプリンターに同梱してあったもので、
今となっては古いソフト、
機能も現在ほど高機能ではないが、それでも画像変換のフィルターは沢山用意されている。

LライカーNEX用マウントアダプターを使っているので、絞り優先モード、ISO感度はカメラに任せの自動とし、ピントは手動で合わせている。カメラはシャッター速度を1/30秒に設定してくれた。手振れの恐れはあったが、そのままカメラの指示に従い手持ちで撮影。
撮影後、撮影データを確認、ISO:1600に設定すれば、もう少し絞り(被写界深度)、シャッター速度を速くできたことに気づく。(f:5.6/125秒)
花の接写をしている人で、三脚にデジタルカメラをつけて撮影している人、ほとんど見ません。
やはりスナップ感覚で 花の接写ができるようになったということでしょう。
メーカー指定のズームレンズなら、マクロもできるし、手振れ低減装置も内蔵されているので、
気にしないのでしょう。
花の接写なら、設定はマニュアルにして、三脚を持参して撮影するのが基本だ・・・などと思うのは、時代錯誤ですね。(ISO:200 f:11/4秒)

写真家、森山大道の この頃の写真を見ると、
デジタルカメラになってから、エッジの効いたシャープな写真が増えている。
勿論 氏の撮る写真は白黒(モノトーン)に変換されたもの。
PSE Ver.6でもすでに エッジ、エッジ光彩などのフィルターが用意されていたので それを使ってみた。
ボタンをクリックするだけ、あっという間にキャッチーな写真に変換。

これは、エッジ・ポスタリゼーションというフィルターをかけたもの。
ポスター化するとは 色とトーンの諧調を整理し少なくすることでしょう。
広告(印刷)向けのフィルターでしょうか?

ソラリゼーションというフィルターがあったので使ってみました。
カラーのソラリゼーション? どういう変換を想定して作られたフィルターか・・・・よくわからない。
それでも、今まで見たことない写真になったので、面白い。

エッジ強調フィルターで処理した後、
画像を、PSEの カラー→色相・彩度をクリックし、赤、緑、ブルーの彩度の明度を消し、パートカラーにしてみた。
一枚の画像データをレタッチソフトを使用すれば、簡単に、様々な調子の画像に変換できました。
切り貼り、変形も簡単にできそうです。
これも写真でしょう。
これを認めないと、写真は枯れて 発展の余地はなくなる。
あとは 個人の好み、明るい暗室で現像することに楽しみを見出すのもいいことだと思う。
デジタルで撮影しても、カメラ任せの画像で満足。
それよりテーマとする被写体を しっかり撮るほうが優先すべきだと思うか、
「明るい暗室で」画像を現像し、自分の意図した画像に近づけたいと思うか、
それは、人に拠るのでしょうね。
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- 2018/04/30(月) 12:49:14|
- 樹、草、花
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