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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

お堀の樹

3月の下旬 皇居のお堀伝いを歩いていた。
遠目にも、その堂々とした姿が くっきりと見える。
近づき、足を止め 撮影。
樹1065-30
おそらく楠でしょう。
撮影位置は限られる。
後ろに下がると、邪魔な柵がフレームに入る。
お堀の土手の中に入るわけにはいかない。
35mmくらいの広角レンズで撮影したほうがよかったかも。
-----------------------------
豊かなトーンのネガになるよう やや軟調の現像液で現像している。
今は あまり流行らないトーンだが、
1960年台の写真には このような豊かなトーン(白飽和も黒潰れもない)の写真が多かった。
伸ばしても銀粒子がでないような低感度フィルムを使い、豊かなトーンでまとめる。
そして重要なのは、隅々まで精細に写っていること。
そのため、風景撮影では、三脚を使うのが常識のようだった。
そこで風景撮影に挫折。
風景写真は撮らなくなったが、そのときの感覚(豊かなトーン)は まだ持っている。
たまに こんなトーンの写真を撮りたくなる。
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  1. 2018/04/20(金) 10:38:01|
  2. 樹、草、花 
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もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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