本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

戸越の桜

また次の日、同じ公園へ行く。
違うのは、レンズとフィルム。
戸越の桜1067-30
この公園へ通うのも3日目になった。
桜は、7分から8分咲きというところだろう。
戸越の桜1067-27
Retro400SフィルムにR2(赤)あるいはR72(720nmカット)フィルターの組み合わせで撮影すると、
赤外線フィルムで撮ったような効果となり、植物は白く写ってしまう。
Ortho25フィルムとYA3(オレンジ)フィルターだと、
植物はコントラスト高く、諧調性も豊かに撮影できる。

写真表現に一番直結するのはフィルムだ。
レンズでもカメラでもないと思う。
フィルムを替えるとトーンの調子、粒状性、解像感を変えることできる。
そして、現像液の選択と現像方法を選ぶことにより、写真表現の幅は広がる。
レンズの違いはそれほど大きな影響を与えない。
ライカのエルマーでとろうが、コンタックスのテッサーで撮ろうが、
それが写真表現の深いところまで関係するとは考えにくい。
まして、それを操作するカメラの違いは、もっと小さなものになる。

ところが、写真好きは そのカメラに異常な関心を示してしまう。
ライカでなければカメラでない。
ニコンがいい、いやキャノンだ、オリンパスだ・・・・
レンズはツアイス、いやライカだ、・・・・、
○○は神のレンズと崇拝したり、あれは糞レンズと蔑んでみたり。
カメラやレンズの薀蓄を語りたくなる。
写真表現に直結するとしてもごくわずかなのに・・・思わず議論に花が咲いてしまう。
あたかも写真表現の中核にある問題と錯覚してしまうのだろう。
小生にもそんな傾向はある。
ばかばかしいと思いながら、レンズのちょっとした描写の違いに、思わず気を引いてしまう。
だめですねぇ。本質が見えていないのでしょう。
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  1. 2018/04/05(木) 09:51:41|
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
散歩にカメラの生活もついに12年目に突入。10年も続ければ、何かを掴めると思ったが、デジタルカメラの渦に弾き飛ばされ、未だ写真の眼を掴めないでいる。
絶滅危惧種のフィルムカメラでは、無理なのかなぁと嘆息。
冷蔵庫に100フィート長巻フィルム4缶、保存してあるので、
あと一年は撮り続けられます。それからどうするか考えることにしました。

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