花の咲いている期間はほんのわずか。
あっという間に萎み散ってしまう。
いい瞬間を カメラに記録しておきたいと、
同じ場所、同じ白木蓮を撮っているが、まだまだ、もっと撮りようはある・・・・と思ってしまう。
毎日 カメラを抱え、いそいそと中央公園へ行く
厭きないのかねぇ・・・・(と おそらく妻は呟いている。)

いえ、まだ厭いていません。
同じ白木蓮。でもトーンの調子を変えれば、違った白木蓮が見えてくる。

二浴現像法というのが有名だが、小生の方法は二段現像法。
二浴現像法は 80年以上前に開発された方法で、今も信奉者は多いようだ。
ネットで調べると、シュテックラー式2浴現像法として紹介されている。
ブログには、なぜいいかのメカニズムの説明はなされているが、
そのエビデンス(証拠)は示されていない。(現像主剤:メトールの乳剤層への分配係数くらい載っていればいいのだが・・・)
講釈師 見たことのように嘘を言い・・・・
当時のフィルム(乾板)の乳剤層は厚かったので
「二浴現像法」で説明されたように現像は進行するかもしれないが、
現在のフィルムの乳剤層は薄くなっている。
試したが ほとんど効果はなかった。
単に軟調現像液で現像したのと結果に変わりはなかった。
今も使っている人は多いのだろうか?

二液現像法は、「二浴現像法」の発展形。
軟調現像液と硬調現像液の二つの現像液を使い、
最初に軟調で現像し、途中で、硬調現像液に替え ネガのトーンを整える現像法。
取り替えるタイミングと、硬調現像液でどれだけ現像を押すかで、ネガのトーンは変化する。
思い描くようなネガを得るためには、経験が必要になるが、
失敗しても意外性があり面白い。
上手くいけば なお楽しい。
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- 2018/03/13(火) 10:34:28|
- 白木蓮
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