3月になると白木蓮の花が咲く。
それが 小生にとっての春の始まり。
1月の末 中央公園を歩いたとき まだ白木蓮は蕾の状態、しかし大分膨らんできた。


夜空をバックに ボーっと浮き上がっている。
面白い。
どうにか写しとめられないかと思い、
家から三脚を持ち出し、夜間の長時間露光をしてみた。
もう少し待てば、蕾が更に大きくなり、キャッチーになる。
数日後 再び 夜空の白木蓮を撮影する。


使うフィルムを替えていた。
低感度フィルムなので銀粒子は小さく目立たない。
大きく引き伸ばしても十分な画質がある。
コントラストが高く、白木蓮の花が一層くっきりする。
フィルムによって 粒状性とトーンの違いはある。
ごくわずかだが・・・・

数日後 またフィルムを替え 撮影してみた。

粒状性は申し分ない。
しかし 白黒のコントラストが少し弱い。
諧調性の高いフィルムを作りたいので、
現像液はフィルムにあわせて開発した独自処方で使っている。
Tri-Xは (A)現像液 希釈現像液ですが、やや軟調、D-76の希釈現像より粒状性は良くなると評価しています。
Ortho-25は 硬調なフィルムなので 軟調現像液(V)改 を使用。それでもかなり硬調な(小生にとっては)トーンになる。
Retro80Sは 中庸な現像液(Ⅶ)を使用。それでもD-76より少し軟調に仕上がるでしょう。
フィルムにより 白木蓮すこし違った調子になりますが・・・・PCのモニターでは判別が難しいかも。
Ortho25は少し使いにくいので、Retro80Sを使い、もう少し硬調に仕上がる現像液(Ⅳ)シリーズから選んで現像するのがいいかも。
もうすぐ3月、今夜にも もう一度 大きく膨らんだ白木蓮を撮りにいこうかと 考えている。
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- 2018/02/28(水) 08:47:59|
- 白木蓮
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