本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

レンジファインダー・カメラで望遠レンズを使うということ

いまや、フィルムカメラを使う人はまれ。
一眼レフに比べ機能も落ちるレンジファインダー・カメラはなおさらだ。
前世紀の遺物となっている。

デジタル全盛の時代、レンジファインダーにこだわり、ピントの差だの使えるかどうかなど、
大方の人にとって どうでもいいこと。関係ない。
以下は、老人のたわごと、寝言のようなもの。
興味ないかたは スキップしてください。
次回のブログあたりからは カメラ偏重、オールドレンズ偏重の記事は載せないようにします。
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望遠レンズは苦手という意識を払拭させようと、
Kievカメラ(コンタックスマウント)にコンタックスマウントの望遠レンズをつけて練習を始めた。

すると時期を同じくし、Nikon SPが故障する。
修理に出したが、手元にないとなると、
途端にSマウントレンズが気になり、
BessaR2Sのカメラでコンタックスマウントのレンズ使えないものかとテストしたくなってしまった。
Jupiter-11.jpg
興味がどんどん目先で変わり、ちょっと前のことを忘れてしまう。
これが老人ボケの始まりなのでしょう。
Jupiter-11 135mm F:4 をつけてファインダーを覗き距離をあわせる。
無限遠にピントはあると思ってシャッターをきったが少しピンボケだった。
望遠レンズ1056-19
なぜピンボケ?
Sマウントカメラとコンタックスカメラに差がある?無限遠では合ったはずだが・・・・
ピント実験
そこで カメラを三脚に固定し、350m程度離れた電柱を無限遠として再度ピントチェックを行なった。
(東京23区、区分地図に物差しをあて直線距離を割り出した。1:10,500 300mは28mmとなっていた)
平らな透明プラスチック(厚み0.4mm)にトレーシングペーパーを貼り、
トレーシングペーパーをフィルムの乳剤面と見立て、10倍のルーペでピントをチェックした。
無限遠では Sマウントレンズもコンタックスマウントのレンズも ピントは一致。
カメラを交換しても ピントは一致したので、
コンタックスⅡ、Ⅱa、KievⅡ、KievⅣと S型Nikon、BessaR2Sのフランジバックは実用上同じとみなしていい。
やはり 合っている。
しかもHelios-103 53mm F:1.8のレンズは、BessaR2Sと相性がよく、
1mの近距離から開放絞りでもピントが合っていた。
むしろS-Nokton 50mmF:1.5の 相性が一番悪い。狐につままれた感じ、風評はどうだったろう?
ネットで調べると、「合わないから使わないのが賢明」とか、「微妙に異なる」というブログをよく見るが・・・。
BessaR2SKiev.jpg
BessaR2Sの距離精度はそれほど高くない。基線長は物差しで計ったが、40mm以下 37mmくらいだろう。
ファインダーの倍率は0.7ということで、有効基線長はわずか26mm程度。
一方、コンタックス(Kiev)は90mmくらいはある。
ファインダー倍率も同じようなので、有効基線長は63mmくらいはありそう。
BessaR2Sは S-Nokton 50mm F:1.5を使うため作ったものではないことは明らか。
小生も 購入して装着したのはNikon SP。
BessaR2Sで使おうとは思わなかった。
有効基線長はわずか26mm程度のファインダーで 135mm F:4のレンズを使うこと自体が 判断ミスだったのだろう。
ピンボケになるはず。
Kievのファインダーで確認したら距離は60mくらいだった。
望遠レンズ1057-34
Bessaの姉妹機 L-マウントのBessaRにPAM-BRitar 105mm F:4.5を付け、ファインダーであわせず、200フィート付近にレンズのメモリをあわせて撮影した。ピントは合っていると思う(被写界深度内で)。
望遠レンズ1056-18
これは 無限遠にしてとってしまった前作。
ピンボケにはなったが、絵画的な写真になって、これはこれでよいと思う。
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以下は今回の計算結果。
ライカとコンタックスのピント位置の違いと、50mmレンズの被写界深度の計算結果を示します。
デジタルでも重要だと思うのですが・・・・デジタルで撮っている人、気にしている人少ないようです。
カメラがピントをあわせ、絞り、シャッターを最適な被写界深度になるよう自動で調整してくれているから、
意識しないのでしょうね。
面倒な・・・と思ったら 見ないことに。
焦点深度計算
ライカマウントとS型ニコンのフランジバックが同一として コンタックスレンズを使った場合のピントについて計算した結果。
基準の焦点距離をライカ、ニコン 51.6mm コンタックス 52.3mmとしたが、どうなんでしょう?
フランジバックは同一とみなしていいが、この基準焦点距離 本当かなぁと疑っています。
計算上のズレの計算値から 標準レンズでは f:5.6以上に絞れば使えることになります。
(実際のピントのずれはもっと少ないので、テッサーなら気にせず使えそう。
インターネットに載っているライカとコンタックスの焦点距離の差 もっと小さいのでは?)
さぁどうなのでしょう。
Nikon SPの修理が終わり戻ってきたらチェックしてみます。


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Author:Alchemyst Sasaki
散歩にカメラの生活もついに12年目に突入。10年も続ければ、何かを掴めると思ったが、デジタルカメラの渦に弾き飛ばされ、未だ写真の眼を掴めないでいる。
絶滅危惧種のフィルムカメラでは、無理なのかなぁと嘆息。
冷蔵庫に100フィート長巻フィルム4缶、保存してあるので、
あと一年は撮り続けられます。それからどうするか考えることにしました。

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