本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

BessaR2Sのカメラで オールドゾナーを使ってみる。

1936年製のノンコートゾナー 50mm F:1.5のレンズを使ってみた。
散歩に持って行き 普通に使うなら 何の問題もない。
荏原神社1055-16
狛犬の鼻先まで約1.5m そこにピントを合わせたが、ほぼ合っている。
ネットには 微妙に異なるというが、具体例は示されていない。
フランジバックが違うというデータを載せたものもあるが、それではピンボケ写真。
メーカーのツアイスもニコンもこの件に関しノーコメント。

ユーザーが フランジバックが違うだの、
基準にした50mm標準レンズの実際の焦点距離が違っているとか、
距離リングの回転角が少し異なるといって、議論しているだけ。
定性的な議論は、本質をぼやかせ 時として誤謬につながる。
薀蓄を語るときは、心に留めて そうならないよう気を引き締めることが肝要だろう。

全日本クラシックカメラクラブの開示してくれた、標準レンズの変遷をまとめた報告書によると、
  www.ajcc.gr.jp/AJCC_Kenkyu_Report_2017_05_13.pdf
ライカは51.6mm コンタックスは52.3mmとなっていた。

S型ニコンのレンズはライカと同じという伝聞・風評がある。
フランジバックは同一とし、
S型は51.6mm、コンタックスは52.3mmと仮定し、計算すると、
1.5mの位置では、4cm後ピンとなった。(前ピンではない)
f:2.8の被写界深度をどの程度に見積もればいいかだが、
許容錯乱円径を フィルムのネガ上で1mm当たり60本の線が判別できる長さとすれば、
(昔の基準では白黒2つで1本としたので30本/mmに相当 ツアイスの基準だったと思う、今はデジタルの時代、基準はもっと厳しくなっている・・・・と思うが)
後ピンに対しての許容は4.0cmとなる。
もし、この仮定が真であれば
標準レンズ(50mm)をf:2.8以上で使うなら、実用上コンタックスとニコンS型互換性ありと思っていい。
実用上問題ないかのチェックは、やはりNikon SPの修理が終わってからになると思う。
荏原神社1055-17
古いコーティングなしのゾナーレンズ。
御歳82だが、新しく製造されたBessaR2Sカメラでも なんの問題もなく使えます。
しっかりとした写りだと思うのですが、如何でしょう?
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  1. 2018/02/23(金) 12:53:42|
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
散歩にカメラの生活もついに12年目に突入。10年も続ければ、何かを掴めると思ったが、デジタルカメラの渦に弾き飛ばされ、未だ写真の眼を掴めないでいる。
絶滅危惧種のフィルムカメラでは、無理なのかなぁと嘆息。
冷蔵庫に100フィート長巻フィルム4缶、保存してあるので、
あと一年は撮り続けられます。それからどうするか考えることにしました。

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