本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

Sマウントカメラ BessaR2Sに C-Nikkor 85mm F:2をつけて撮影してみる

S型ニコンの交換レンズで 85mm F:2と 135mm F3.5の製造本数は少ないように思える。
多くはコンタックス用、ときどきライカ・スクリューマウント(通称Lマウント)を
中古カメラ店の棚やインターネットのオークションに見る。
135mm F:3.5は一度 ヤオフクに出展されているのを見たことがある。
大概は鏡胴の距離リングに'C'の刻印が彫られている。
これはコンタックスマウント用。(Sマウント用は何も彫られていないと思う。実物を手にしたことないので)
終戦後まもなくの頃、使われていた高級カメラは ライカかContaxⅡだった。
カメラ本体に関しニコンは新参者、それほどS型カメラが使われていたわけではない。
国内販売より輸出が稼ぎの主体なので、ライカマウントやコンタックスマウントのレンズを作り、
売っていたと思う。
残念ながら Sマウント用の望遠レンズは持っていない。
f:8なりに絞ればNikon SPでも使えたが、絞り開放で使ったことはない。
85mm、135mmのレンズはKievにつけて使うことが多い。
Sマウントカメラでも使えるものか、もし不都合があるのならどの程度か、試してみた。
(Nikon SPを修理に出してから、急にこの望遠レンズのことが気になりだした。)
林試の森1056-24
二本の木の幹にピントを合わせる。絞りをf:5.6とした。
幹に はっきりとピントは来ている。
林試の森1056-28
後姿にピントを合わせた。絞りをf:2まであけたが、ピントは来ている。
林試の森1056-27
最短の1m近く、2カット撮ったうち1カットはドンぴしゃりとピントが合う。
もう一つのカットは少しピンが甘いが、近くに同じ花があれば、「合った」と言えなくもない。
林試の森1056-35
この描写力、Nikkor 85mm F:2 いいレンズだと思う。
BessaR2Sで使ってみたが、それほどの不都合は感じなかった。
少し絞りを絞れば実用上問題ないと思う。
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Nikon Sのレンズとコンタックスのレンズ 微妙にピントがずれるという話が ネットに流れている。
そんな話を無批判に信じていいものか?
だれだれが言っているから そうなんだというのではなく、
ちゃんとした根拠を明示した情報をネットに流すべきだろう。

ネットを検索していたら
こんなデータを発見。
http://www.max.hi-ho.ne.jp/jimmayes/LENS_DATA.html
それによると S型ニコンのフランジバックは 31.95mm コンタックスは 31.75mmとなっていた。
0.20mmもフランジバックが違っていたら、全てピンボケ写真になるはず。
ニコンS用のS-Nokton 50mm F:1.5をコンタックスマウントのKievで使用しても、ほぼピントは来ていた。
微妙に異なるといえなくもないが、0.2mmも違っていたら、S-Nokton 全てピンボケになったはず。
このデータは違うだろう。このブログを書いた人の名誉を守るなら、記載ミスということでしょう。
この数字が独り歩きしたら、コンタックスとSニコンのレンズ 
それぞれのカメラでしか「使えない」と判断してしまうだろう。
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C-Nikkor 85mm F:2のレンズ、Kievにつけて撮影すると、
全ての距離でf:2の被写界深度内でピントは合います。(当たり前のことですが、確認済み)
しかし SマウントのNikon SPにつけ ピントテストをしたことは まだありません。
修理が終わり手元に帰ってきたら テストするつもりです。
そうすれば フランジバックの件やピント合否の件 もう少しはっきりするでしょう。

でも、メーカーがフランジバックの長さや、基準にした標準レンズの焦点距離を公開してくれたら、
それで 終わる話なのですが・・・・
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  1. 2018/02/19(月) 12:35:22|
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Author:Alchemyst Sasaki
散歩にカメラの生活もついに12年目に突入。10年も続ければ、何かを掴めると思ったが、デジタルカメラの渦に弾き飛ばされ、未だ写真の眼を掴めないでいる。
絶滅危惧種のフィルムカメラでは、無理なのかなぁと嘆息。
冷蔵庫に100フィート長巻フィルム4缶、保存してあるので、
あと一年は撮り続けられます。それからどうするか考えることにしました。

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