数日前の夜 友達に会いに夜の銀座へでた。
友達も一緒なので、もたもたしていたら問題だ。
何事もなかったようにすばやく銀座の夜景を撮るならデジタルだろうと、
手振れ防止のズームレンズつきSONY NEX-5をもってでた。

記録方式はJPGのfineにして撮った。
撮影モードは カメラにお任せのPモード、ISO感度オート。
撮ったままのストレート画像です。
画像をPCのモニターで確認してびっくり。
これ写真に思えます?
デジタルの画像は綺麗だけど、「ゆらぎ」がない。
建設現場の塀は均質で滑らか、建物の線は ゆるぎなく真っ直ぐ、街灯はまるで絵に描いたよう。
アメリカのコミック誌に載る漫画のような感じに仕上がっている。
ちょっと非現実感がある。
撮素子に記録された0101の画像データを、カメラ内のコンピューターは計算し、画像に変換する。
どのようにノイズ処理するか、エッジを立てるか、色を割り振るか・・・・
その処理プログラムを作ったのはソニーの技術者(あるいはソニーの外注先)、その人(メーカー)の好みがでてくると思う。
これに満足したら、メーカー指導(主導)で撮っているだけになってしまう。
やはり、デジタルはレタッチソフトを使って画像を調整することが、
撮る側に残された選択の自由(自分らしさをだす)なのだろう。
・・・・しかしなんとなく 居心地が悪い。(撮影者側の裁量、こんなことしか残っていないのか・・・)

以下は、PhotoShopElement(PSE)に用意されているフィルター(沢山ある)から選び、画像処理をしてみました。
別に撮った画像を切り貼りして加工を加えたり、写っているものを消すような処理は一切行なっていません。
それでも使いよう、現実感のなかに非現実感を簡単に滑り込ませることができます。

カメラが自動で3枚 露光を変化させ撮影し、カメラ内で画像処理してできたHDR画像を さらにPSEのフィルターで処理した画像です。(写真はなんでもありにしないと写真表現は枯渇すると思うけど・・・・これ写真と呼んでいい?かなぁ。)


これもHDR+PSE フィルター処理しています。

カメラを腰の位置で固定、液晶画面を傾け、フレーミングを確認、シャッターを押すだけ。
明るさに応じISO感度を自動設定、鮮明に写るよう絞りとシャッター速度をカメラが決めてくれる。
操作に手間がかかるものを扱うほど、ボケ防止になると信じているので
露光計なしのフィルムカメラを勤めて使うようにしているが、
老眼になったのでピント合わせに苦労しています。
ピントを自動で合わせてくれる・・・・これは便利ですね。
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- 2018/02/13(火) 10:42:34|
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