レンズ番号から1937年製のF:1.5ゾナーレンズと思われる。
コーティングは施されていない。
当時、フィルムの感度はISO:25が高感度フィルムだったろうから、
この明るいゾナーはマストアイテムだったと思う。(コンタックスを買えるのは大金持ちか政府機関)

S-マウントカメラBessa-R2Sに取り付けてテスト撮影をした。

最短の0.9mにして、カメラを前後してピントを合わせて撮影。
ピントのチェックだったので、絞り開放f:1.5で使用した。
ISO:25のフィルムでも 1/1000秒の高速シャッターが切れた。
ピントは合っている。まぐれで ピントが合ったのかもしません。
BessaR2Sの距離計の精度はそれほど高くない。
f:2.8まで絞れば、被写界深度内にピントが入る程度だと思う。

ピントを合わせた幹の辺りにピントが来ているので、ピントは合っていると思う。

ピントをあわせた夏みかんにピントが来ている。
意外と使える・・・・


実際使ってみて 使えるか使えないか 確かめればいい。
結果は、意外と使えるが結論。
距離計の精度はあまり高くないので、まぐれで合ったのかもしれない。
ピントがあうか否かの検証は、いざというとき使うNikon SPで撮ってからにしたい。
ブログに載ったコンタックスマウントとニコンSマウントの薀蓄記事。
玉石混交、確かな記事はあるが、多くの記事に埋まって目立たない。
不確かなことを確かめることなく、薀蓄を語る記事がおおいなぁとおもった。
出典の明らかでない「都市伝説」風の話でも、沢山出ていれば真実になる?
こんな記事にだまされ反応する人も多いのだろう。
もし、「微妙にピントは合いません」を納得してしまったら、
Sマウントカメラにコンタックスレンズをつけてみようかとは思わない。
どの程度合わないかの実例、エビデンス(証拠)を載せている薀蓄ブログは見つからなかった。
定性的(合う合わない)な話より定量的(無視できるか否か)なチェックが実際では重要。
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- 2018/02/08(木) 15:30:22|
- オールドレンズの密かな楽しみ
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