本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

お堀を歩く   オールドレンズの密かな楽しみ

皇居(千代田城)のお堀伝いに歩いたとき撮影したカット。
お堀1053-21
曇り空。時刻は午後3時を過ぎていた。樹の姿をシルエットで抜こうと露光を選んだ。
1939年製の古いゾナーレンズだが、ツアイスの古いゾナーレンズでは後期タイプに分類されるらしい。
戦前の製造だがすでにTコートされている。
最小絞りはf:11になっている。初期のゾナー 50mm F:1.5の最小絞りはf:8だという。
製造は1932年ごろか?Contax Ⅰ(通称:ブラコン)に付いたようだが、
未だ最小絞りf:8のゾナー見たこともない。
もしそんなゾナーを中古店の棚で発見したら・・・・どうするだろう?
小生の掌に移動することになるだろうか?

このゾナーを最小のf:11まで絞って使用すると、時として四隅が黒く欠けてしまう。
絞るとイメージサークルが小さくなり、f:16以上絞ることは駄目とツアイスの技術者は判断したのだろう。
最後期の50mm F:1.5ゾナーでは、最小絞りはf:22になる。
硝材の進歩、設計法の改良が それを実現したと思う。
お堀1053-16
空を意識して露光を選ぶなら f:11/500秒。部屋の中を意識するなら露光はf:2.8/500秒。
中間の露光を選び撮影。
軟調な(A)現像液で現像。
白とびもさせず暗い部分も潰れない豊かなトーンのネガを作るのが、写真を始めた頃の流行だった。
いまは どうなのだろう?
お堀1053-18
逆光だが、光が滲むことない。
薀蓄を傾ける人からみたら「××レンズ」だろうが、小生は満足している。
お堀1053-22a
お堀の氷が輝いていた。
逆光を恐れるオールドレンズではない。
一枚撮影した。
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  1. 2018/02/04(日) 18:43:23|
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Author:Alchemyst Sasaki
散歩にカメラの生活もついに12年目に突入。10年も続ければ、何かを掴めると思ったが、デジタルカメラの渦に弾き飛ばされ、未だ写真の眼を掴めないでいる。
絶滅危惧種のフィルムカメラでは、無理なのかなぁと嘆息。
冷蔵庫に100フィート長巻フィルム4缶、保存してあるので、
あと一年は撮り続けられます。それからどうするか考えることにしました。

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