本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

PAM-Britarレンズを デジタルカメラで使ってみた。

PAM-Britar 105mm レンズをSony NEX-3につけて使ってみた。

場所は 五反田TOC(卸売りセンター)の屋上。時刻は3時過ぎ。
晴れていたので富士山を見ることができるかと思ったが駄目だった。
北東の方角、東京タワーを撮影。
DSC04377 原画
カメラが自動でJPG画像に変換してくれる。
充分な画質だと思う。
約1400万画素。
70年近く前のオールドレンズだが、小生の審美眼が低レベルなのか、これで充分満足。
写真の質(できばえ)は良くなくとも、画質(クオリティー)は満足している。
当倍 1
東京タワーの部分と右下の広告を拡大、ピクセル当倍にして確認したが・・・・
薀蓄好きの人の評価では、解像度は足りず、像が流れ「□レンズだ。こんなレンズどうして使うのか」とお叱りを受けるかも。
DSC04381 D-レンジオプチマイザー処理
ネガは楽譜、プリントは演奏。
だとしたら、デジタルカメラでネガに対応するのは0101の数字の羅列のデータの塊だろう。
それを、カメラの画像処理ソフトが、プリンターやモニター画面に出せるよう変換してくれる。
(自動演奏のようなものか)

RAWデータは 素材の画像データ。
現像ソフトを使うことが演奏に対応するのだろう。
ソニーのRAW現像ソフトを利用し、現像してみた。
逆光の撮影、明暗差は大きい。
RAW現像ソフトの「D-レンジオプチマイザー」をいじって画像を作ってみた。
これなら フィルムで撮ったほうが いい写真が撮れそう。
DSC04383 RAW 色温度 トーンカーブ調整
フィルム用の105mmレンズなので、NEX-3で使うと150mmレンズを扱うことになる。
カラスが空を横切っていく、ノーファインダー(液晶画面で確認することなく)で、続けざま3枚、シャッターボタンを押す。
一枚に カラスの姿が捉えられていた。(ピントは 無限に設定してあった)
デジタルだから撮ってみようという気になる。
フィルムだと、勿体なくて躊躇する。
駄目なら消せばいいとシャッターを押せるのは、いいなぁと思う。

RAW現像ソフトの色温度を3000°Kまで下げ、トーンカーブを調整して、現像した。
夕方の青空が広がっていたが、これほど深いブルーではなかった。
実際の空の色は、東京タワーを写した写真の空の色が そのときの印象に近い。
空を、「このブルー」に調整したことが・・・・デジタル写真の「演奏」に当たるのだろうとおもうが・・・・なにか割り切れない。

東京タワーのJPG画像を元に、PSE(フォトショップエレメント7)のレタッチソフトで画像を作ってみた。
PSEのソフトは エプソンのプリンター(PX-5600) あるいはフィルムスキャナー(F-3200)に同梱してあったもの。
6年以上前のソフトで、機能は制限されたものだろう。
それでも画像変換のフィルターは沢山用意してあった。
いろいろな音色の楽器を、レバー一つで選べる電子オルガンに似ている。
DSC04377 木炭画
木炭画を選び変換した。
DSC04377 イラスト風
イラスト風に加工。
DSC04377 点描画風
更にコントラストを加工すると、点描画風になる。
DSC04377 水彩画
水彩画というフィルターで画像変換したのだが・・・これ水彩画とは思えなかった。
DSC04377 粗いパステル画
粗いパステルフィルターを使って変換。
DSC04377 エッジ・ポスタリゼーション
エッジ・ポスタリゼーションというフィルターを使って変換。
DSC04377 画像処理
エッジを輝くように変換した。

目立ちたいからと過激な動画を撮るYouTuberが話題になっているが、
レタッチ・ソフトで 画像を加工するのも・・・・似た感覚がありやなしや?

内容なんてどのみちたいした差にはならない、
レタッチソフトを使って画像をキャッチーに作る。
それで、何が悪い? 悪くありません。
レタッチソフトを使った画像加工の流れは 止まらない。
何でもありが写真、それを制限したら、写真表現は死ぬだろうから。
でも、なんとなく後味が悪い。(流れについていけなくなった老人です。)
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  1. 2018/01/28(日) 14:27:38|
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
散歩にカメラの生活もついに12年目に突入。10年も続ければ、何かを掴めると思ったが、デジタルカメラの渦に弾き飛ばされ、未だ写真の眼を掴めないでいる。
絶滅危惧種のフィルムカメラでは、無理なのかなぁと嘆息。
冷蔵庫に100フィート長巻フィルム4缶、保存してあるので、
あと一年は撮り続けられます。それからどうするか考えることにしました。

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