本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

硬調現像 軟調現像

Ortho25フィルム なかなか個性的なフィルム。
赤(R2)のフィルターだと ほとんど感光性がなくなっている。

そこでオレンジ・フィルターを購入し、テスト撮影をしてみた。
YA-3フィルターは、530nmより短い波長の光りを通さない。
560nmで50%、600nmより長い波長はほぼ100%透過する。
オルソ25フィルムの感光域を考えると530~610nmの光の窓から外を見ることになる。
紫や青は暗く、緑、黄は明るく、マゼンタ、赤は暗く見えるはず。

説明書によれば、二絞りほど露光を増やし撮影するとなっているが、
説明の前提はパンクロフィルム、オルソタイプでは もっと露光を増やす必要があるだろう。
テスト撮影に先立ち、フィルターなしでテストチャートを撮影、通常の現像をしてみた。
結果は、オルソ25フィルムの場合3~4絞りほど開ける必要があった。
長巻フィルムをカットし10コマ程度長さにし、マガジンに詰めて五反田のTOCの屋上へ行った。
二水準の露光をした。
三絞り分 露光を増やすのを基準に考え、
①基準露光より一絞り分露光不足で露光。硬調現像液で二倍増感現像する。(現像時間を50%延長する)
②基準露光より更に二絞り分増やし、軟調現像液で減感現像する。(実際には、現像時間を30%少なくした。半分にすべきだったけど・・・)
YA3 軟調現像-2 Ⅱa
YA3硬調現像-7a
空の暗さを合わせるため、トーンカーブを調整しています。

写真は引き算。
①の条件のほうがすっきりしている。

でも記録されている以上、暗い部分のディテールを潰す気になれない。
たっぷり光を当て、軟調現像した②の写真を選んでしまう。
この辺りが 小生の弱点なんだろう。
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  1. 2017/12/31(日) 18:37:00|
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Author:Alchemyst Sasaki
散歩にカメラの生活もついに12年目に突入。10年も続ければ、何かを掴めると思ったが、デジタルカメラの渦に弾き飛ばされ、未だ写真の眼を掴めないでいる。
絶滅危惧種のフィルムカメラでは、無理なのかなぁと嘆息。
冷蔵庫に100フィート長巻フィルム4缶、保存してあるので、
あと一年は撮り続けられます。それからどうするか考えることにしました。

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