オルソフィルムのデータシートを調べたが、メーカーから感度特性のチャートは公開されていなかった。
簡単な記述だが、分光感度は 380~610nm にあるという。
手持ちの赤フィルター(R2)の分光特性は570nm以下で光を100%カット、
600nmで50%、650nm以上でほぼ100%光を通す。
このフィルターを付けて撮影すると、
570nm~610nmのごく狭い光の窓で世界を観察することになる。
やってみるかという気になった。
知的好奇心・・・自然科学を若いうちに学んだおかげだろう。
馬鹿馬鹿しいかもしれないが・・・・興味津津。どう撮れるか?

いい写真を撮るコツは、「いいなと思ったら、ぱっと撮る。」
「写したいものにグッと近づくんだ」「直感で撮らなければ。」というが、
小生の写真は どうもそうではないらしい。
Try&Error 右へいったり左に行ったり、試行錯誤しながら撮影している。
むしろ「直感で撮らなければ。」という言葉に胡散臭さを感じてしまう。
いいなと思ってさっとカメラを向け撮った写真、
ピントも絞りもシャッタ速度もカメラにお任せでは、
手柄はカメラのメカで、「直感で撮りました」というカメラマンの側にはないだろうと思ってしまう。
カメラ任せにできず、
勝手に変な条件を持ち込みむから、
未だに小生、いい写真が撮れないのかもしれない。
-------------------------------
夕方 陽の沈む方向にレンズを向け撮影。
カメラの露光指示は 2絞りオーバーの警告を出していたが、
そんな警告は無視。
それでもまだ露光不足だろう。
もう2絞りほど絞りを開けてもいいと思う。
白黒のコントラストの高い写真になるとは予想していたが、
逆光の空が、これほど暗く落ちて撮れたこと経験したことがない。
面白い!
もう少し 条件(撮影条件)を詰めてみようという気になっている。
スポンサーサイト
- 2017/12/26(火) 12:24:48|
- フィルムの眼
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0