Ortho25フィルムを軟調現像液(Ⅴ)で現像した。

光のダイナミックレンジはそれほど広くないフィルムだと思う。
(赤色に感度がないので)硬調な画像になりやすいが、
軟調現像液で現像するとかなり柔らかなトーンになる。

焼け跡時代から続く大井町の飲み屋街。
感度の低いフィルムなので暗いところで使うのが難しいが、
足のあるレトロなフィルム、暗部も潰れていない。

階段の上に掲げられたポスターも黒潰れせず微かに写っている。
白黒のはっきりとしたコントラストの高いモノトーンとは間逆だが、こんな写真もあってもいいのでは?

トーンの調子も素直、白飽和もなく、黒潰れもない。昔は こんなトーンの写真が多かったように思う。
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- 2017/11/24(金) 19:26:09|
- フィルムの眼
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