Ortho25の100フィート長巻フィルムをついに開封。
テストピースをつくり、(Ⅶ)現像液で現像し、現像条件を求めた。
次に、フィルムを24枚撮りの長さに切って、パトローネに詰め、テスト撮影を行ってみた。

高感度フィルムになれてしまったので、ISO:25の低感度フィルム、使いづらい。
ちょっと暗くなったら、三脚なしでは撮影できないだろう。
しかし、銀粒子は大変細かいので、フィルムを約1400万画素取り込み(3200dpi)、
ピクセル当倍にしても滑らかで、銀粒子をほとんど感じない。

カラーチャートと比較すると、RedやMagentaの色は暗く写ていた(感光性がない)。
(Ⅶ)で現像した最初の印象だが、硬調なネガになったと思う。
これなら、現像液をもっと硬調な現像液に変えれば、
白黒の対比の美しいデジタルのHCB&Wモード風写真、
このフィルムなら作ることができるかも・・・
また、別の楽しみを発見。

これはネガのコンタクトプリント。
ORTHO 25 MADE IN GERMANY です。
コンタクトプリントのように取り込めば、白黒のコントラストがはっきりした写真になるのですが、
暗い部分を潰すのは・・・好みではないのでしょう。
一番右のコマをフィルムスキャナーでデジタル化しましたが、
ネガに銀塩の記録が残っている以上、すべて使ってプリントしたくなる。
レタッチソフトのトーンカーブを調整し、暗い部分のディテールを出すようにしました。
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- 2017/10/27(金) 18:42:25|
- フィルムの眼
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