台風が過ぎ去ったあとの天気予報は 秋晴れの日が続くはずだったが、
昨日 夜半から天気は崩れ、本日も雨。
外に出られずにいる。
約一ヶ月前に撮った一枚。

この日も空には厚い雲が覆っていた。
午後三時だというのに駅に続くビルの回廊は暗い。
ビルの灯に照らされた歩道が美しい。
ISO:100で撮影、f:2で1/15秒。
手持ち撮影では2回に1回は手振れして、使えないネガになる。
オールドレンズのなせる業、手振れしているが目立たない。
白は白飽和せず、暗い部分も黒く潰さない、
諧調(トーン)が豊かで、銀塩粒子の目立たないネガを作る。
50年ほど前、銀塩写真を撮りだした頃求めたネガだった。
いまも、やはり、こんなトーンが好みになっている。
眠い写真になりがち。
白黒のメリハリの利いた写真にならないこと、充分承知しています。
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Retro80S用の微粒子現像液(Ⅶ)の組成が決まったころの現像。
コダックのD-76現像液より ほんの少し軟調に仕上がると思う。
超微粒子現像液というより、
粒子と粒子の間が不明瞭、滑らかなネガになる。
D-76の組成では被り防止用にKBr(ブロムカリ)を添加していたが、
高感度フィルムでない限り、今のフィルムは被りは少ない。
(Ⅶ)現像液、やや軟調に仕上がるので、被り防止剤は添加していない。
自分で 現像液を調整している人以外、役にたつ情報ではありませんが・・・
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- 2017/10/25(水) 13:55:21|
- ある場所、ある瞬間
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