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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

光と陰  写真を作る・・・としても これが小生の好みのトーン。

10月12日のブログ 「光と陰   写真は・・・・作る。」では、
レタッチソフトの濃度調整バーと、トーンカーブを調整し、
白黒のコントラストの強い写真を作ってみたが、
普段は トーンカーブを極端に強調した使い方をしない。

トーンカーブを多用するほど、
銀塩ネガに記録された諧調性が損なわれていくから。
明るいところは白とびしないよう、
暗いところは黒く潰れず、そのディテールが残るよう最小限の調整にとどめている。
そのため、時として 眠い写真になってしまう。
以下は、
10月12日のブログ 「光と陰   写真は・・・・作る。」に使った原画の写真。
こんなトーンの写真が 小生の好みなんだろう。
Normal1020-20.jpg
Normal1020-8.jpg
Normal1020-10.jpg
Normal1020-29.jpg
この映像をもとに、レタッチソフトで画像の濃度(明るさ)、トーンを調整して作った
それでも、暗い部分 黒く潰せなかった。明るい部分、白とびさせなかった。これは小生の感性なので致し方ない。

森山大道風の白黒の対比の美しい写真を作るとしたら、
ISO:400の高感度フィルム Tri-XやRPX400、Retro400Sなどで撮影、
硬調現像液で現像、硬い印画紙(4号、あるいは5号)を使用し、諧調性をそぎ落とし、
覆い焼き、焼きこみのテクニックを駆使し、暗室で長時間格闘して、作ることになるだろう。
しかし暗室で格闘し、その技術を習得する手間を考えたら二の足を踏む。

デジタルカメラには、白黒の対比の美しい、HCB&Wモードがついている機種は多い。
それに、優秀なレタッチソフトができたおかげで、レタッチソフトに習熟すれば(そんなに時間はかからない)
白黒の対比の美しいキャッチーな写真を作ることができる。

フィルムの時代は、かなり上級者のテクニック。
暗室で格闘するだけの気力がないと近づけない。
気力があっても難しいかもしれない。
森山大道風をまねようとは思わなかった。

しかしデジタル技術の進歩があって、
白黒の対比の美しい画像を作れるようになった。

それで「いや、多くはフィルムで撮っているのです」と言いたがるのだろう。

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  1. 2017/10/14(土) 11:39:34|
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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