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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

超微粒子現像

まだ、白黒のフィルムが全盛で、カラーでの撮影が少なかったときの話だが、
写真雑誌に「超微粒子現像法」の紹介記事が載っていた。
大きく伸ばしても、銀塩粒子のぶつぶつを出さず、滑らかな写真に焼き付けるため、
いかにネガを微粒子に現像するかのテクニックを紹介したものであった。
しかし、乳剤の改良が進み、フィルムの粒状性はよくなったので、
それほど話題になることはなくなった。

Retro80Sフィルムの銀粒子は充分細かいが、
更に粒界を目立たなく、滑らかにできないかと、
(Ⅰ)現像液を元に、改良してみた。
化学を学び、企業の技術者として働いた者として、
技術の限界に挑むのは当然のことだろうと、自分自身を鼓舞してみた。
(たいしたことでは、ないのですが)

大井町1021-39
テストて撮影した一枚。
大井町駅の京浜東北線を撮影。
開発した微粒子現像液(Ⅶ)使って現像。
ネガを、3200dpiでデジタル化しました。約1300万画素(ピクセル)の写真になっています。
ブログに載せる程度なら(40万画素程度に縮減してある)、(Ⅰ)現像液との差は出ないでしょう。
部分ー1
一部を切り取り、ピクセル当倍にしてチェック。
デジタルだと、壁の部分、のっぺりとなり不自然な綺麗さになり勝ち。
銀塩フィルムだと銀塩粒子の揺らぎがあり、材質感がでて自然な感じがする。
部分-2
歩く人の表情まで、銀塩粒子のざらつきを感じさせず綺麗に捉えていた。

銀塩粒子の細かなRPX25やオルソ25フィルムを使えば、
更に細かで滑らかなネガをつくることできるかも。





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  1. 2017/10/03(火) 09:26:09|
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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