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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

異空間

見えていても、気づかないことがある。
心がそこにないと なにも見えない。
事物は通り過ぎていくだけ。
感覚の鋭い人はいる。
ある瞬間、眼前に異空間が出現していることを的確に捉えてしまう。
異空間1021-15a
そこから詩が生まれ、絵が描かれ、音楽が、そして数の世界(数学)が出てくる。
科学の天才は、それを数式にして示す。

感覚は、鈍いが、
何が大事かは、化学の研究でいやというほど思い知らされ、少しは学習した。
大切なものは目に見えない。
研究とは、見えている(現象の)背後に潜む大切なものを 知ろうとすることだった。

写真を撮るという行為も、突き詰めれば 同じことだろう。
被写体に潜むキャッチーな「なにもの」かを見抜かなかったら、
折角 誰もが認めるキャッチーな被写体に巡り合えたとしても、
撮った写真そのものがキャッチーになるわけではない。
被写体におんぶに抱っこの写真になるだけだ。
「何が撮りたかったのか?」 「ありきたりだなぁ」という感想しか出てこない。

「どう撮るか」に、心を集中させ、何者(もの)かを見ようとすることが、カメラアイなのだと思う。
反省している。
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  1. 2017/09/28(木) 10:12:21|
  2. ある場所、ある瞬間
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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