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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

夕方の林試の森公園にて

ベンチ1006-27
東京は雨の日が続いている。
外出できず、毎日、ソフトフォーカスまがい(風)のフィルター開発で撮影した写真をチェックしている。
しかし、コントラストの低い光の滲む写真ばかり見ているといささかうんざり、飽きがきていた。

この画像をクリックして見たとき、意外と新鮮に思えた。
フレーミングに特別凝ったことはしていない。
使い古された(いつもの)、当たり前の構図で切り取った、と記憶してる。
主役はベンチに座る二人。
そこには穏やかな空間が広がっていた。
これ以上近づいて撮ることは憚れる。
公園の、この瞬間の雰囲気を記録すべきだと・・・・感じていたのだろう。
ピントは中景の樹に合わせていた。
柔らかな光が空から降り、明るくなった瞬間を待ってシャッターを切った。
f:4ならベンチは少しout of focusになる・・・。

-------------------------------------
コントラストの低い、ノスタルジックな写真は、ちょっとあればいいということだろう。
ピクトリア・フォトの時代は既に過ぎ去っている。
何枚かの写真を見ているとき、
その中に一枚、昔の記憶のようなノスタルジックな写真が混ざっていれば、
眼をひき、写真全体のスパイス役になる。
ノスタルジックな写真を作るのは、写真表現の一つ、全部ではない。
上手に使うべきということだろう。
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  1. 2017/08/17(木) 12:58:23|
  2. ある場所、ある瞬間
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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