自製した薄曇プラスチック・フィルター③の効果を、35mmレンズで試し撮りしてみた。
使ったフィルムは Retro赤外400S 写真の撮影データにRetro80Sと記しましたが、間違えです。訂正します。

時々 雲の切れ間から日が射すが、このときは曇っていた。
空からのやや逆光気味の柔らかな光線の状態。
JR大井町のプラットフォーム上の道から撮影した。
左を走るのは東海道線、止まっている電車は、京浜東北線です。
昔懐かしいぼんやりと不鮮明な写真になってしまった。

まだ準備中。そこへ女性が一人、中の様子を伺う。
電灯は点灯しているので、もうすぐ開店。
電球が明るく滲んでいる。このフィルターの効果でしょう。

明かるい空からの光に画面全体が滲み、コントラストが下がっている。
レンズは 最新のコーティングがなされたコシナ製 SC-Skopar 35,mm F:2.5、
フィルターをつけなければ、コントラストの効いた明瞭・明快な写真になったと思う。
コントラストは下がったが、解像度はそれなりにあり、背景の文字を読み取ることはできる。
その辺りが、安価なオールドレンズとの違い。解像度そのものはかなり高い。
でも なんだかレトロ調の写真になった。

逆光で撮影。強い空の光を受け、ボーと霞む。
もし、フィルター無しで撮影したら、
優秀なSkoparレンズです、からっとした空気感が出てしまったでしょう。
P-フィルター③の効果。
日本の夏の蒸し暑さを表現できた、と言いたい所ですが・・・・
今一かなぁ。
スポンサーサイト
- 2017/08/13(日) 10:47:24|
- レンズの眼、カメラの眼
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0