本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

秋、薄(すすき)を追って、撮影 (2012年秋)

秋をかんじるものは何だろうと?散歩中考えた。
大崎のThinkParkを通り、大崎駅に向かう途中で、薄(すすき)が生えていたのに気づき、そうだ、10月になったら、この薄を撮ったら面白いと、記憶に留めていました。8月終わりのころの話である。
薄を追って補-1
これが その薄(すすき)。穂が開いて、光を浴びたら白く輝くすすきが撮れると期待していました。
ところが、9月の末になると、雑草と判断されたのか、綺麗に刈り取られていた。代々木公園を歩いてみたが、やはり すすきの姿はない。なんということでしょう、管理された公園に、すすきはふさわしくないようです。
「撮影するなら、線路の土手ぐらいか、線路沿いを歩き探してみよう」と思っていたところ、意外にも、近くの戸越公園に、管理され綺麗に植えられたすすきを発見。今年は、この薄(すすき)と定め撮影してみました。
薄を追って補-2
これが、戸越公園のすすきです。幼稚園児が遊んでいました。目の綺麗な、日本の女の子がこちらを見たので、思わず1枚 撮影してしまいました。個人情報が声だか叫ばれる世になり、アップでの写真は問題ですが、この程度の点景ならば許されるでしょう。(と期待/判断しています。)
薄(すすき)443-1
コシナ製SC-Skopar 21mm F:4 いい切れ味です。古いS型ニコン、コンタックス、キエフを使う小生には うれしいレンズです。(この3つのカメラ実は同じマウントです。S型ニコンは、フランジバックあるいはヘリコイドの回転角が微妙に異なり、ピントが少し狂うとなっています。しかし、被写界深度の深い広角レンズ、あるいは、標準レンズでもf:5.6以上に絞れば、問題なく使えるとのことです。)
オールドレンズで、太陽を入れたら、ゴースト、フレアーが盛大にでて、写真になりません。さすが現代のレンズ、コーティング、レンズの構成(光学計算)が良くなったのですね。
薄(すすき)447-2
同じすすきです。これはLマウントのオールドレンズ Summarit 50mm F:1.5を使用しています。カメラはこれもディープな、一式カメラ(Lマウント・カメラです)。2000年ごろでしょうか、安原氏(おそらく京セラを飛び出た技術者、元ヤシカ?の技術者、ヤシカは京セラに吸収されましたから、そう想像しますが、確証はありません。)が作った、世界一小さなカメラ会社製です。
薄(すすき)447-3
これは 立て位置で撮影、R60フィルタをつけて撮影しているので、薄は白く輝き、空は落ち、コントラストをつけることができました。秋の空の雰囲気が出たと思います。R60フィルターを使用せず、1~2段くらい露光を下げて(絞って)、少し押し気味に現像しても雰囲気ある写真が撮れたかも・・・
薄(すすき)447-4
これは、逆光気味に撮影してみました。青鷺だと思うのですが、白鷺になっていますね。絞っているので、パンフォーカス気味です。フードをつけてハレ切りしています。
薄(すすき)451-5
前日、同じ場所、時間もほぼ同じ時 Jupiter-3で撮影していました。フィルター無しでも、逆光に輝くすすきの穂を捉えることができています。
Jupiter-3は、戦前のコンタックスⅡのゾナー 50mm F:1.5そのものです。1950年製ですが、おそらく硝子は、ドイツのものでしょう。戦後ソ連が、ドレスデンにあったコンタックスⅡの工場をキエフに移築し製造したのがKievⅡ、レンズも同様な運命をたどりました。
薄(すすき)446-6
ここからは 洗足駅まで足を延ばし薄を撮影しました。天気は曇り空でしたが、荒涼とした風景に、すすきが映え、強調している写真になったと 思いました。
薄(すすき)444-7
洗足池から石川台までは1駅、一駅散歩です。線路際には、刈り取られないすすきが群生しています。薄を撮影するなら、洗足池/石川台間は、撮影スポットの多いところです。特に電車と絡めると、池上線沿線ではベストスポットでしょう。石川台駅に下る坂から撮影しました。
薄を追って補-3
これは、洗足池駅に近いところで撮影。
薄(すすき)450-8
最後のショットは、場所を変え山手線、恵比寿駅近くの線路際。珍しく、135mmレンズで狙って見ました。後ろに下がれないので、これが目一杯の撮影。105mmレンズで狙うべきでした。山の手線も、線路際ならばススキを見ることができます。
薄(すすき)を単独で撮影することの難しさがよく分かりました。華やいだところがない薄なので、それ以外の要素を入れないと、インパクトありませんね。 
今年(2013年)の薄は、デジタルカラーで撮影ということになるのでしょうか・・・・・
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Author:Alchemyst Sasaki
散歩にカメラの生活もついに12年目に突入。10年も続ければ、何かを掴めると思ったが、デジタルカメラの渦に弾き飛ばされ、未だ写真の眼を掴めないでいる。
絶滅危惧種のフィルムカメラでは、無理なのかなぁと嘆息。
冷蔵庫に100フィート長巻フィルム4缶、保存してあるので、
あと一年は撮り続けられます。それからどうするか考えることにしました。

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