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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

自然教育園の秋 (2)                Retro80S 二段現像

紅葉した葉は 音も立てず散る。
自然教育園の秋1528 #2-5 Ⅱ
降り積もった枯れ葉は空の光を反射し、散策の道を明るく照らす。
自然教育園の秋1528 #2-4 Ⅱ
「むくろじ」の紅葉が始まっていた。
-----------------------
あくまでも、ストレート・フォットです。
レタッチソフトを使い、フィルター・アプリケーションで「作った画像」ではない。

現像に、トーンコントロールが不安定な二段現像法を使用し、
トーンの一部分を反転させること狙って現像しただけ。
どの部分のトーンが反転するか、どんなネガになるか 予想するのは難しい。
(もう少し場数を踏めば、分るようになると思うけど・・・)
思いとおりの結果になることは殆どないが(殆どゴミ)、
一本のフィルムに2,3コマ、思いがけないトーンのコマを発見する。
写真は趣味、無駄を承知で二段現像を行っている。

フィルムには、デジタルにない能力が隠されている。
それを見つけ、最大限生かすのが、
フィルム写真を撮る者の責務(楽しさ)だと思っている。

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  1. 2022/11/30(水) 07:43:23|
  2. 黒い花 怪しい花
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自然教育園の秋 (1)                Retro80S 二段現像

秋を感じたくて白金の自然教育園を散策した。
自然教育園の秋1527 #1-28
ひょうたん池は鬱蒼と茂る林に囲まれている。
落ち葉が水面を覆っていた。
自然教育園の秋1527 #1-7
水生植物園には秋の柔らかな日差しが降り注いでいた。
自然教育園の秋1527 #1-6
何という植物か知らないが、
赤い小さな実をつけていた。

モノトーンでは 色鮮やかな紅葉を撮ることはできない。
でも、秋の気配を感じることはできると思う。
  1. 2022/11/29(火) 12:26:03|
  2. 黒い花 怪しい花
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山海雲寺                   Fomapan100 二液現像法 (BⅢ)

旧東海道品川宿 山海雲寺にて
山海雲寺1515 #2-6
もはや宿場町の面影はない(当たり前だけど)、下町の商店街という感じか。
現在の地目は南品川三丁目になる。
山海雲寺1515 #2-8
建物をシルエットにして雲をだそうとしたら、
二段ほど露光を絞るところだが、
暗部を黒潰させるのが嫌いなので、
たっぷりとした露光を加えた。
こういう場合にも、二液現像法は有効に働いてくれる。
山海雲寺1515 #2-10
(BⅢ)は 硬調な現像促進液で
コントラストは高くなるが、暗部は潰れていない。
エッジが立ち、二液現像法の特徴である精細感もある。
問題は、粒状性だろう。
山海雲寺1515 #2-9
Fomapn100フィルムでは、二液現像法、実用的に使えるようになった。
  1. 2022/11/27(日) 16:19:19|
  2. 品川宿
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おおばきぼうし(大葉擬宝珠)     白金・自然教育園にて

おおばきぼうしは、初夏のころ薄紫の花を咲かせる。
自然教育園を訪れる人は、
その艶姿を、スマホやデジカメで撮影する。
でも花が散ると、そばを通り過ぎていくだけ、
誰も撮ろうとしない。
おおばきぼうしDSC09735
確かに綺麗な花の姿を撮りたかったら、カラー画像だろう。

マクロレンズがまだ普及しない頃、
花の接写に挑戦したことがあったが、
撮影は難しかった。
三脚は必須、接写用延長リングをつけると、オート絞りは効かなくなる。
カラーフィルムの感度はASA100が最高感度、コダクロームⅡでASA25だったか?
接写倍率に応じ、露光の倍率を調整しなければならないなど、制約は大きい。
数回試したが、根気は続かなかった。
でも デジタルになり、接写撮影が容易になる。
この頃はスマホでも綺麗な花の接写ができるようになっている。

簡単にできるようになると、
夥しいほどの花の写真が撮影されるようになる。
しかし、いいと思う構図(狙い)は限られる。
いい写真を撮りたいという意欲が、先人の作品を真似た写真に傾いていく。

この「おおばきぼうし」を撮ろうとしても、
撮り方の選択肢は狭いように思う。
葉だけをカラーで撮ろうとする人は希だろう。
花が咲いたとしても、
数カット撮ったらもう選択肢はなくなる。

でも モノトーンのフィルムなら、
工夫次第で 撮り方は様々。
さらなる高みがあるのではと、同じ被写体をくどいように撮る。

二液(浴)現像を見直して、小生風の現像法を作った。
Fomapan100、Retro400S、Retro80S の3種のフィルムの現像条件を作った。
11月中旬からは、Retro80Sフィルムを使用したテスト撮影、テスト現像を行っている。
一ヶ月も経たないうちに、100フィート缶、一缶を使い切ってしまった。
あとには、失敗のネガの束が残っていた。
いまそのネガを整理し、評価中。
おおばきぼうし1531-11
二液現像 (Afx)-(BⅠ)で現像した。(Afx)は現像成分を含む液でpHは弱酸性にしているので、現像能力はほぼ休眠状態。
4分間浸積させ、現像薬を乳剤に染みこませる。その後 現像成分を含まない促進液、この場合(BⅠ)に交換し、現像を行う。
(BⅠ)は、今回作った促進液では一番アルカリ度が低い。
軟調現像を狙っている。
エッジが少し立ち、D-76より少し硬調なトーンになる。
普通に使うなら、市販の現像液に似たトーンになり、かつ精細感も高いので、ベストな促進液だと思う。
おおばきぼうし1525 #2-9
(Ⅱbf)は 一番アルカリ度の高い部類の促進液。Fomapan100では(Ⅱnf)が使えたが、フィルムとの相性が悪く、
(Ⅱkf)でも駄目だった。
改良を重ね、結局(Ⅱbf)となった。
アルカリ度は(Ⅱnf)>(Ⅱkf)>(Ⅱbf) とはいえ、どれもアルカリ度は高い。
硬調なトーンで白黒のコントラストは付く。
同時にエッジ効果もあり精細感は高い。
おおばきぼうし1526 #2-10
白黒のコントラストをつけるだけなら(トーンも豊です)、Retro80S用には、(Ⅱzf)、(Ⅱof)の現像液がある。
今回は二液現像法から派生した、二段現像で 高コントラスト現像を行ってみた。
(Ⅰ)現像液(やや軟調)で7割くらい現像してから、(Ⅱf)現像液(硬調)に交換し現像を完成させた。
エッジ効果はないけど、白黒のコントラストは一番高いと思う。
おおばきぼうし1528 #2 -20
二段現像を行ったので、一番難しい(Ⅰ)+(Ⅱ)のトーンコントロール現像を行ってみた。
被写体に当たる光線の量・質、
露光の過不足、
(Ⅰ)と(Ⅱ)の切り替えのタイミング、
(Ⅱ)液の処理時間などにより、
トーンが狂ったように変化する。
未だ、この現像法の適用範囲がよく分っていない。
(Ⅱ)の現像を押しすぎたようだ。
おおばきぼうし1528 #2 -26
(Ⅱ)を短くしたが、(Ⅰ)現像が不足だったようだ。
おおばきぼうし1530 #2 -6
ストロボを焚き、
多めに露光し、(Ⅱ)現像時間を少し短くしたネガが今回のベストだった。

フィルムの面白さは、
同じ被写体でも、工夫次第で、いろいろ撮影できることにある。
フィルムを選ぶ自由がある。
そのフィルムを見て、何を撮ろうか考える。
イメージを決め、使う現像液を想定する。

そのイメージに従い、光を探し、被写体を探し、フレーミングし シャッターを切る。
撮り終わったらカメラからフィルムを取り出す。
二つの原液を選び、決められた割合で水希釈する。(想定した現像液の調整)
現像データから、現像時間を決め、現像する。
希釈現像しているので、現像液は一回限りで廃棄する。
現像・定着・水洗・乾燥し、ネガを得る。
スキャナーで取り込み、画像をチェックする。
今回はテスト撮影だったので、ネガのLow値とUp値も読み取り データに加えた。
画像の評価の一端として、データーをエクセルで集計し、統計解析を行っている。

フィルム写真は、
画像を得るには手間が掛かる。
たとえ駄目な写真でも、
そのネガの一部に、面白いトーンがないかと探したり、
駄目なトーンになったヒントが隠さていまいかと、丁寧にネガを見る。
すると、作品を作っている(その準備)という感覚になれる。
次回は こうしてみようという気になれる。
それが楽しい。

デジタルカメラの場合は、
その手間の掛かる部分を、
すべてメーカーの技術者が代行し、
カメラの中にその仕組みを入れている。
シャッターを押せば、なにがしかの画像が記録できている。
デジタルカメラで撮影するということは、
メーカーの優秀な技術者の掌の上で、
あたえられた規則のもと、
撮影を楽しんでいるようなものだろう。

自然のなかに独り放り出されるより、
ガイド付き、ツアーがいいということだろう。



  1. 2022/11/25(金) 15:37:49|
  2. フィルムの眼
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そこに光を(2)

白金・自然教育園で撮影
そこに光を1529 #1-36
光は鬱蒼と茂る高い樹に遮られひょうたん池はほの暗い。
水面の輝きを捉えようと、杭に肘を乗せ、低速のシャッターを切る。
二段現像で光を強調させてみた。

渋谷川は(Afx)-(Ⅱbf)の二液(浴)現像、
立合川は(Ⅰ)+(Ⅱf)の二段硬調現像、
ひょうたん池はエッジがでてトーンの一部が逆転する(Ⅰ)+(Ⅱ)の二段現像で行ってみた。
「光あれ」を撮影するなら、どんな場所で撮影したらいいのか?
迷っている。


  1. 2022/11/21(月) 12:02:26|
  2. ある場所、ある瞬間
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そこに光を

大自然の風景には遠く及ばない。
そこに光を1526 #2-21 Ⅱ
嘗ては農業用水として使われたが、
都市化が進むと下水が流れ、暗渠となる。
ようやく汚水処理場が整備された。

枯れた立合川を見るのは初めて。
光を追うと、この場所しかなかった。
風光明媚とは云えないが、
Wynn Bullock写真へのオマージュとして撮影した。

もう少し光が欲しかった、
大きなフォーマットのフィルムで撮りたかった、
アオリの効くカメラで撮影したかった。
もっと締った黒を出したかった・・・・

やはりWynn Bullockはすごい。
  1. 2022/11/19(土) 21:52:30|
  2. ある場所、ある瞬間
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天王洲アイルにて

午後2時過ぎまで晴れていたが、
徐々に雲が出て、3時を過ぎると曇り空になっていた。
天王洲アイル1524 #2-13
まだ オフィスの閉まる時刻ではない。
広場に人影はなかった。
天王洲アイル1524 #2-11
秋の到来を告げる枯れ葉が一枚、テーブに落ちていた。
天王洲アイル1524 #2-16
近くには高層マンションも増えてきた。
この時間が午後の散歩タイムかもしれない。
天王洲アイル1524 #2-15
現像は二液(浴)現像法で行い、現像促進液に(BⅢ)を使用した。
(BⅢ)は、硬調な促進液になる。

曇天の午後の光は辺りを柔らかく包む。
光のダイナミックレンズは意外に狭い。
現像すると、写真のトーンは木炭画のようになった。
光の具合と、促進液の選定でも、様々なトーンのネガになっていく。
それを選ぶのは、撮影者の小生のはずだが、
まだ現像結果を予想できないでいる。
フィルムの迷路に嵌まってしまった。



  1. 2022/11/17(木) 16:53:57|
  2. 都会の景観 Tokyo
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渋谷を彷徨う

19世紀の後半、南アフリカのキンバリーでダイアモンドが見つかったという。
すると、一攫千金を夢見た人が群がり地を堀り、今は巨大な穴が開いているという。
人間の欲望は限りがない。快適さと富を求め、地球を食む。
遠い不確かな不安より、目先よければそれでいい。
自由な経済活動という美名のもと、その陰に隠れた欲望が跋扈する。

幾重にもエスカレーターが繋がり、地下へと下っていく。
その先に何があるのか、恐ろしくなって降りることはできなかった。
渋谷彷徨(2)1519 #3-4
ネアンデルタール人は、安全な場所を求め、洞窟を発見し、そこに住んだ。
人間(ホモサピエンス)は、自分に合わせ洞窟を作ることを選ぶ。
ネアンデルタール人がこの地上に闊歩していた期間は、僅かに60万年~80万年だろう。
環境に順応し、また次の種へと変化していくのが進化の歴史。
ホモサピエンス(我々人類)が生まれてまだ7万から8万年程度だという。
我々人類の将来は明るいものだろうか?
ホモサピエンスが、
生存の最適条件を選ぶ知恵を持ち合わせていたらいいのだが、
選んだのが欲望の最高条件だったら、
利点が欠点となり、
やがて肥大化した欲望が一瞬にしてはじけ、
カタストロフィー(相転換)が起きると感じる。
それが、100年後か、1000年後か、1万年後か分らないが・・・・近いのではないかという予感がしている。
渋谷彷徨(2)1519 #3-2
人にとって居心地よい空間が広がっていた。
渋谷彷徨(2)1519 #3-6
歩道橋も整備され、快適になったが、知った場所がなくなっている。方向感覚を失い彷徨ってしまう。
渋谷彷徨(2)1519 #3-8
ようやくモアイ像のところにでる。
改札口へ行こうとしたが、
駅に通じる入り口は閉ざされていた。
ハチ公口へ迂回する。
渋谷彷徨(2)1519 #3-12
ガード下には、
記憶に残る渋谷の香りが微かにしていた。
  1. 2022/11/15(火) 18:49:49|
  2. 都会の景観 Tokyo
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渋谷の町を彷徨う

工事の止むことはない。
渋谷彷徨1521 #2-3
渋谷彷徨1521 #2-6 Ⅱ
エスニック料理の店も増えている。
渋谷彷徨1521 #2-10
アメリカ風の落書き(graffiti)も見かけるようになった。
渋谷彷徨1521 #2-5
渋谷彷徨1521 #2-11
看板の文字は横文字のほうが幅を利かせている。
受け入れて咀嚼し、
穏やかに国際都市へ変貌していく度量が日本人にあればいいと思う。
  1. 2022/11/13(日) 17:29:21|
  2. 都会の景観 Tokyo
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アブストラクト

渋谷は常にどこかで工事をしている。
勝手知った場所に、見知らぬ通路が開いていた。
足は誘われるているように、その通路へ。
アブストラクト1521 #1-5
駅前の筈だが、ここはどこ?
迷路を彷徨うことになってしまった。
  1. 2022/11/11(金) 09:41:53|
  2. ???
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光あれ

ウィン・バロックの作品に
「そこに光あれ」(Let There Be Light, 1954年)という作品がある。
題名をつけたのは誰か?
ウィン・バロック氏本人だったか?定かではない。(調べきれなかった)
あるいは画廊のほうでつけたのかもしれない。
コーコラン・ギャラリー(ワシントンDC)で展示され、
6万5千のアンケートから、最も好きな写真に選ばれている。
これは「天地創造をモチーフに撮ったものか」と観客に聞かれても、
ウィン・バロックは 微笑むだけで、答えなかったという。
でも鑑賞者は、その眼で作品を見、感動したのだと思う。

この世界を創造したのは神だったという。
天と地をまず作ったが、暗黒で見極めがつかない。
神が「光あれ」と言うと、光があったという。
明るい昼と、暗い夜が出現する。

キリスト教が、日常の生活の規範に入っている米国では、
ごく当たり前の受け取り方で、高い評価を受けるが、
キリスト信仰をもたない大多数の日本人の眼でみたら、どうなのだろう?
いい瞬間を捉えた美しい風景写真の一つとしか見ないかもしれない。
光あれ1520 #1-19 Ⅱ
人の手によって改修された渋谷川を撮ってみた。
Wynn Bullockの作品とは比べようもないが・・・・
人工的な改修結果はやはり不自然だろう。
綺麗ではないし、神秘性も感じない。
光あれ1520 #1-18
Wynn Bullockは米国人だが、
有望な声楽家で、(大統領の前でも歌ったという)
戦前、フランスに渡り音楽活動をしていたが限界を感じていたらしい。
その頃から写真を撮っていた。
シュールリアリズムの影響を受け、
ストレートフォットより、もっと技巧的な
ソラリゼーション写真をつくったりしている。
研究熱心で、光をどう捉えるか、レンズの眼、フィルムの眼、現像法を工夫している。
米国に帰国してからは、
アンセルアダムス、エドワード・ウエストンと親交し、ストレートフォットへと進む。
アンセルアダムスとの写真談義で、
写真を始めた年齢が高すぎ、氏と同じレベルに達するのは無理と判断し、
違った道を開拓する。
でも氏の写真のトーンは素晴らしい。
懐の深い人物だと思う。
  1. 2022/11/08(火) 12:15:15|
  2. ある場所、ある瞬間
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樹塊                  五反田・安楽寺にて

曲がりくねった幹があった。
樹によっては曲がりくねることある。
それほど驚くようなものでもないだろう。

樹肌は何の変哲も無いように思えたが、
形(フォルム)が面白いと近づいてシャッターを切る。
現像して驚いてしまった。
樹魂1518 #1-6
黒光りする物体が写っていた。
どれが上辺か分らず、何回か画像を回転させる。
これが正解らしい。

どこにでもある樹に思えたが、こんな樹だったか?
人の眼では見えないものが、フィルムには見えていたのだろう。
ただただ驚いている。

スモモの仲間で「はたんきょう(巴旦杏)」という名の樹だと、書いてあった。


  1. 2022/11/06(日) 14:32:18|
  2. ???
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二液現像法テスト Retro80S

二液(二浴)現像法テストは、
Fomapan100から始まり、
Retro400Sの現像条件を探し、
Retro80Sフィルムの検討に入った。
ようやく終わりが見え始めた。
(Afx)-(BⅢ)の二液で現像した。
Sonic1516 #2-5
「SEGA」のロゴの入ったナンバープレートがついていた。
ゲーム会社がこのビジネス棟に入っているのだろう。
ゲームと軽んじてはいけない。
玩具屋が作る小さな子へのゲームから、
大人のエンターテインメント、
更にE-Sportへと発展、一つの産業になっていた。
時代の移り変わりは激しい。
たかがゲーム、されどゲーム。
次の発展が期待されている、バーチャル・リアリティーが控えている。

たかがAIだろう。
バーチャル・リアリティーに嵌まってしまったら、
現実との乖離をどう乗り越えるのか?
そうは思いながらも、小生にはちょっと取り残されてしまったかなぁという気持ちもある。
  1. 2022/11/05(土) 11:45:03|
  2. フィルムの眼
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品川寺(ほんせんじ)にて             Fomapan100 二液現像 (BⅢ)

久しぶりに旧東海道品川宿を歩く。
京急青物横丁駅近くの品川寺を訪れる。
品川寺1515 #2-15
台座の上には、江戸六地蔵の一つが安置されている。
品川寺1515 #2-13
品川寺1515 #2-17
今までも、何回か撮ってはいるが、これだというショットはない。
難しい被写体だと思う。
品川寺1515 #2-18
旧東海道の道に面しているが、境内にまで入ってくる人は希。
品川寺1515 #2-19
品川寺1515 #2-21
静かだし 誰に気兼ねすることも無く、写真の撮影ができる。
光を探せば、フォトジェニックな被写体も出てくる。

現像は二液現像で行った。
現像成分液(Afx)をフィルムに染みこませる時間は 24℃で4分。
現像促進液は(BⅢ)を使用。
(BⅢ)液に交換し、24℃で10分現像した。
なお現像中に攪拌は行っていない。
普通の現像からしたら非常識な現像操作だと思う。
でも現像結果にムラはでなかった。(ムラは出るはずだが、少なすぎて分らないというのが実情)
ただし、攪拌したほうがいいかもしれないので、(コントラストがアップするかも)
次のテスト現像では攪拌した実験を行う予定でいる。
  1. 2022/11/02(水) 17:10:19|
  2. 品川宿
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海上公園の蓮                  Retro400S -(Ⅱnf)

蓮は どこで撮っても蓮。
これが「蓮」という写真は難しい。
目黒川 河口にある「天空の庭」の蓮池にて撮影した。
海上公園の蓮1506 #2-6
花の季節はとうに過ぎたが、まだススキの季節になっていない。
海上公園の蓮1506 #2-8
蓮は難しい、よく観察し、ここはという狙い目をはっきり意識しないと、ありきたりの構図になる。
葉を透過する光を狙うなら、午前中だろう。
花の抜け殻を狙うなら、アップで狙うのがいいかもしれない。(マクロレンズと一眼レフが必要)
あるいは、抜け殻がリズミカルに並ぶ場所を探すか・・・
そんなことを撮影しながら思うけど、すぐに忘れてしまう。
おなじことの繰り返し。
もの忘れだけは、良くなったと思う。

  1. 2022/11/01(火) 23:03:30|
  2. 樹、草、花 
  3. | トラックバック:0
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プロフィール

Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
未だフィルムカメラの沼から抜け出せない。
もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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