背景は、品川駅東側のJR敷地に整備されたインターシティーのビル群。
江戸時代、この辺りは砂浜だった。
黒船の来航で危機感を感じた幕府は、
江戸の守りとして、お台場を建設する。
(天王洲アイルは第四番お台場)
明治になると埋め立てが更に進み、
鉄道が通り、運河ができ、漁師町に整備されていく。
この橋は、大正時代の末期に作られたもの。

昭和30年(1955)頃の秋、ここから乗り合い船に乗り、ハゼ釣りに出た覚えがある。
沖に出ると、お台場がいくつもあり、そのお台場に上り、釣りをしている人もたくさんいた。
その当時、屋形船はなかったと思う。

昭和40年代になると、埋め立ても進み、
ハゼも釣れなくなり、秋の乗合船は・・・話題にならなくなっていた。
今は、まだ、乗合の釣り船もあるが、多くは屋形船観光が主になっている。
このコロナの影響で、経営は大変だと思うが、
それでも、屋形船の乗り場の建物は、年々綺麗になっていく。
午後3時ごろだが、係留されている屋形船の数は少ない。
経営が上手なのだろう。
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- 2021/08/31(火) 09:23:39|
- 品川宿
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暑い日だった。
ウイルスはドラキュラのようなもの。
明るい太陽の光線を浴びたら、消失するだろうと、
太陽が天頂に来るころ、散歩を始めた。
しばらく長い散歩を控えていたので、運動不足。
目黒川を下り、河口にある海上公園から、
天王洲、御殿山、そして大崎駅を抜けるかなり長めの散歩コースを歩いた。

2,3年前まで生コンの会社があったが、
今は整地され一部が駐車場になっていた。
しばらく来ないと、景観は変わる。
力士の壁画が消され、一時は何も描かれていなかったが、
いまは、マンドリンを弾く女性の像に代わっている。

運河の護岸には数隻の船が係留され、会議やパーティーで使えるようになっている。
一艘は、会員制のクラブかもしれない・・・
予約客を待つ白人系の女性が、入り口で待機していた。
後方に見えるカップルが、その予約客らしい。

三角屋根のみえるビアレストランは、Since 1997とあるが・・・
品川駅東口の再開発が始まったのは1997年か98年。
1997年ごろなら、東口のJR敷地内は建物や引き込線が撤去され、更地になり、
ボーリング調査、敷地の基盤を強くするためのくい打ちが始まったころだろう。
その当時、倉庫の建物はあっただろうが、ビアホールになっていたか?記憶にない。
でも、2000年のはじめ頃、ここでビールを飲んだ記憶はある。
(中はがらんと、すいていた。記憶が交錯するので・・・はっきりしないがピルスナータイプのビールだったと思う)

お盆明けの木曜の昼下がり、
暑いし、コロナ感染の恐れもある。
家でじっとしている人が多いのだろう。
人影はまばらだった。
- 2021/08/30(月) 11:14:47|
- 都会の景観 Tokyo
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大崎三丁目が特殊な場所というわけではない。
五反田あるいは大崎へ抜ける散歩コースに入っているだけ。

ごく普通の住宅地を抜けていく。
大きなバナナの樹(?)があり、大きな実を発見すると、カメラを構え、何度か撮影したこともある。

昨日も、この前を通り過ぎたが、
葉はすでになく、綺麗に刈り取られていた。
茎が数本残されていたので、
来年になればまた、同じように葉が広がり、道路に影を落とす。
その時は、これとは違ったトーンの写真になるよう、
工夫するのが、このバナナに対する礼儀というものだろう。

傑作は未だない、
これどう?撮れるだろうとドキドキしながらシャッターを切る。
あるいは、次のショットこそ傑作だとシャッターを切る・・・そう思わないと、
カメラのシャッターを切れるものではない。
- 2021/08/29(日) 14:53:28|
- ある場所、ある瞬間
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近くの戸越公園で試写(テスト撮影)した。

このカメラの最初のモデルは戦前に作られたものだが、
基本は最初からしっかりとしたものだったと思う。
切れのいい、105mmのテッサーレンズがついている。
後のモデルでつけられた距離計も流石と唸らせる仕組み、
簡素で確実な精密機器だと思う。
レンズ側の蛇腹の抑えが、板金を折って固定するようになっているのが、唯一の欠点。
抑え枠を、ネジなどで固定できるようにしてあれば、
蛇腹の交換も簡単にでき、保守しやすいのカメラになっただろう。(いつまでも補修できる)
ブローニーフィルムを使用した写真の解像感はすごくいい。
ネガを3200dpiで取り込むと、約7千万画素の画像になる。
35mmフィルムと比較するなら約5倍の大きさになる。
少々トリミングしても、35mmフィルムより精細な画像になる。

上の段の滝を横位置でトリミングしてみた。
35mmフィルムだと3200 dpiで取り込んでも約1300万画程度なので、
トリミングしても 35mmフィルムより解像度は上。

下の段の滝をトリミングしてみた。

無駄な部分を切り捨て、縦位置にして画像を整えてみた。
撮影ポイントが動き回れない場所なら、中判のカメラで全体を撮っておき、
後で、必要な部分をトリミングで切り取る、そんな撮影法も有りだと思う。
- 2021/08/28(土) 21:26:58|
- レンズの眼、カメラの眼
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2年ほど前 ジャンク品のSuperIkontaを手に入れた。
レンズに曇りが有り、蛇腹にはピンホールが開いていて、
そのままでは使える状態ではなかった。
すでに一台の中古SuperIkontaを持っていたので、
もしそれが故障したら、部品でも取ろうと考えて購入したものだった。
コロナの自粛がなければ、このジャンク品に手をつけることはなかっただろう。
暇なもので・・・手持ち無沙汰から、修理を始めてしまった。
レンズを分解し、掃除したら、きれいなレンズになった。傷も殆どなし。
シャッターも、それなりに機能していた。
黒い紙(画用紙?)一枚30円で購入し、
妻から丈夫で薄い和紙をもらい、貼り合わせした。
和紙の面には、100円ショップで買った黒のアクリル系絵の具を塗り、遮光性を高めた。
蛇腹を折ったが、
作図に必要な計算は、簡単な三角関数程度、
暇なのでTry&Errorで作ればいいと思い、蛇腹の型は自作して作った。
早速 フィルムを詰め、テスト撮影したが、
レンズ面側の蛇腹の押さえが緩かったので、そこから光が漏れてしまった。
そこで、レンズ面の蛇腹の押さえネジをしっかり締め、2回目の試写を行った。

シャッターはシンクロ・コンパ-、MとXの接点切り替えが付いているので、
X接点にすれば、ストロボが全速度同調する。(M級のバルブ もう販売していない)
これが大きなアドバンテージ、フォーカル・プレーンシャッタだと1/125秒が最高速だろう。
日中シンクロでストロボが使えるのがうれしい。
ISO:100でGN:28のストロボをつけ、日中シンクロ撮影をしてみた。
「ひまわり」をファインダーの真中にして撮影したつもりだが、
パララックスの関係で、下の部分を狙った形になった。
フレーミングには、慣れが必要だろう。
光漏れは、ほぼなくなったが、まだ少し天の部分の左右に少し残っていた。
撮影に支障を来すほどではないが・・・気になるところである。
調べると、蛇腹のフィルム面の抑えに少し隙間のある部分を見つけた。
この部分に遮光テープを貼り修理した。
もう一回、テスト撮影が必要だろう。
しかし直ったとして、このカメラ使うだろうか?
すでに使える状態のSuperIkontaを持っているのに・・・
- 2021/08/27(金) 14:45:36|
- ひまわり
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コロナ対策は徹底している。
三密を避け、人通りの少ない真っ昼間、
マスクを着用し、
立正大学脇の峰原坂を歩いていた。



人影は少ない。
すれ違う人も希、
マスクを外しても大丈夫だろうと、
あとで気づくが、それを忘れてしまう。
撮ることに没頭しているか、
暑さで頭がボーとなっていたかだろう。
- 2021/08/25(水) 12:02:38|
- 樹、草、花
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東京のコロナ感染の増加は続いている。
そろそろピークかと思いたいが、それは願望でしかない。
コロナの感染は大都市圏から地方へと、
拡大しているというデーターになっていた。
日本全体がおかしくなっているようだ。
「自助、共助、公助」というが、
自制と自粛ばかり求められ、
共助、公助の動きは鈍い。
(小生は)聞き分けの良い国民なので、自粛は徹底している。
電車に乗り、都心へ行くこともなくなっている。
写真を撮りたいなら、
感染の拡大が叫ばれている昨今は、
太陽の日差しが暑い時間帯に散歩に出る。
目黑川河口にある東品川海上公園まで、散歩してみた。

太陽は容赦なく地上を照らし、暑い。
途中、すれ違う人も希、
みな家でじっとしているのだろう。
「空中庭園」に人影はなかった。

ただ、太陽の恵みを受け、植物は輝いていた。

人間は貪欲、富を求めて地球を喰む。
地をほっくり返し、金や宝石を集め、石炭、石油を消費する。
人間の都合を優先し、森を切って、農地や住宅地に利用する。
ついには、コロナウイルスの生息域に入り込み、Covid-19に遭遇した。

この時間帯、きれいに刈り込まれたBall Parkに人影はなかった。
人間が居なかったら、Ball Parkに雑草が繁茂し、
やがて、木が生え、武蔵野の林に戻るだろう。
そしたら、のどかな自然に戻っているかもしれない。
そんな想像をしてみていた。
- 2021/08/23(月) 11:45:46|
- 散歩
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コロナの感染は拡大している。
そこへ豪雨災害が続く。
なんとも言えない閉塞感を感じる。

仕事で関係した人は沢山いたが、
そのままの友人関係を保持できている人は、数名に留まる。
利害関係が絡むと、人間は慎重にならざるを得ない。
仕事を離れれば、徐々に交際範囲が狭まり、知る人は少なくなる。

7月の下旬、従姉妹の訃報があった。
小さい頃より遊んでもらったりして、
思い出の深い人だったが、
地方に住んでいるので、出て行けない。

その後も親戚の訃報が続く。
甥がコロナに感染したと電話で聞いたが・・・・どうすることもできない。
自宅療養ということになっていると電話で聞くのみ。
今日、朝刊を読んでいた妻が、驚きの声をあげた。
新聞は、ある歌人の訃報を伝えていた。
この方も小生の忘れられない思い出の深い人。
どんどん思い出の深い人が亡くなっていく。
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コロナの影響で、
散歩するのも、人混みを避け、暑い日中を選んでいた。
平安末期、
宮廷は無力。
有効な手立てがなく右往左往するのみ。
加持祈祷で天変地異、疫病を抑えようとした。
栄華を誇った平氏一門の長達も、
コレラで壊滅状態となり、
鎌倉幕府の武士社会に変わっていく。
方丈記の世界が現代に蘇ったのか?
政府は無策、
安心安全、国民の生命を守るという お題目を唱えるだけ。
一年以上前から必要だと言われていた対策を、
今頃になり、始めるという。
現代版の方丈記を書く作家が、現れないものか・・・
その作品は、日本の宝(レガシー)として残ると思う。
- 2021/08/18(水) 11:42:50|
- 読み解く写真、心に残る写真を・・・
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大崎駅前にできたビジネス街に、その樹はあった。

見た瞬間、心に突き刺さった。

でも、それが何かよく分らなかった。
天を仰ぎ見る人の姿を想像していたのか?

前を通る毎に、シャッターを切るようにしていた。
集まったネガを調べていると、
こんな写真もあった。
誰かがそこに埋め込まれている気もする。
今日は76年前、先の大戦に負けた日だった。
「終戦」という(自然に終わったような)誰も責任を負わないような名で呼びたくはない。
戦争は、人と人の関わった人災。
この日は日本にとっては、戦(いくさ)に負けた日。
米国では、8月の第3月曜日を対日戦争のVJデイ(勝利の日)としていたが、
正式には、1945年9月2日(米国時間だと思う)、ミズーリ号上で降伏文書に調印した日を(VJ Day)としている。(戦に勝った日)
なお、中国は9月3日を対日戦勝記念日としている。(時差の関係だろう)
- 2021/08/15(日) 11:06:39|
- 読み解く写真、心に残る写真を・・・
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台風9号と10号に挟まれ、
天候は不順、
オリンピックゲームの一部を中止、
あるいは変更か、というニュースが流れていた。
その心配はどうにか外れ、
8月8日、東京は晴れ、オリンピックの終了日を迎えた。
暑い。
外出の自粛が叫ばれていたので、
終日、家に籠もり、
テレビ生活となる。
閉会式に関しては、良いと評価する人も、駄目と評価する人もいる。
賛否はあるけど、
その評価はもう少し、時が経ったとき、
事実を集め、冷静に判断すべきものだと思う。
オリンピックゲームの興奮も覚めやらぬ人に、
「どうですか?」と質問したら、
肯定的な答えをが返ってくるのは当然のことだろう。
小生には、少なくとも、胸を張り、
感動的な閉会式だったと言う気にはなれない。
翌日 カメラを持って、近所を散歩した。

台風の余波で、強風が吹き荒れている。
その空を、大きなヘリコプターが二機、轟音を上げ飛んでいた。
オリンピックは終了しているのに何故?
事件があると、上空をヘリコプターが飛ぶことがある。
でも、それはもっと小型のヘリコプターだ。
外国の要人が羽田から帰国するための警護だろうか?

76年前の8月8日は、ソ連が日本に宣戦を布告し、
翌8月9日、旧満州へソ連軍が進行を始めた日でもある。
この日はまた、長崎に原爆が投下された日でもある。
戦争末期の苦しい時期だった。
この時期とオリンピックの閉会式が重なる。
TV番組は、オリンピック関係の話題で、多くの時間が割かれていた。
オリンピック期間、戦争に関する扱いも小さくなり、
コロナ感染も小さな扱いになっていた。
一時の夢が醒め、現実に戻ると、事態はむしろ悪い方向へ進んでいた。
嫌なことには、触れたくない。
楽しいことを記憶に留めておきたい。
夢なら醒めないで欲しい。
このオリンピックの意義は、
「コロナに打つ勝った証」として記憶遺産(レガシー)?だろうか。
復興五輪ではないことは確か。
この枯れた樹も、
やがて新しい苗木の交換され、
ここにあったという記憶もなくなるのだろう。
誰も気には、とめやしない。
しかし、この樹には、忘れ去ってはいけないアイコンが隠されていると思う。
心に刺さる「何か」を感じている。
- 2021/08/13(金) 13:16:39|
- ある場所、ある瞬間
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期限が今年切れる赤外線フィルムを持っている。
フィルムローダーごと冷蔵庫のいれて保存しているが、
(来年でもOKだと思うが・・・)
早く使い切らなければという変なプレッシャーがある。

レンジファインダーカメラでは一番望遠の135mmレンズを使って撮った。
Nikonの135mm F:3.5レンズも持っているが、
Jupiter-11 135mm F:4の方が軽く、少し鏡胴は短い。
手持ちで撮るならJupiter-11のほうがいい。
KievⅡ用のレンズだが、ContaxⅠ、Ⅱ用のクーロンレンズ。
フランジバックが少し異なるとか、距離計の回転角度が少し違うので、
S型ニコンでは、ピントは合わないなど、まことしやかに言われているので、
使うことに躊躇する人は多いだろう。
確かめたが、そんなことはなかった。
コンタックスのレンズでも、問題なく使えている。
(ネット社会になったけど、こんなことで良いのでしょうか?
なにがフェークニュースか確かめもせず、米国の大統領選挙では、
Stop the Steal運動が 湧き上がっていた。)
飛行機と月を一つの画面に納められないものか・・・と思った。

7月20日は青空だった。
月齢を調べると10.1日、月の出は15時頃。
2時間後の午後5時頃、高度は15~17°で 西の空には同じ高度に太陽がある。
このときが狙い目だろうと、近くの公園へ行く。
月は、確かに出ていたが、東南の方向。
羽田に向かう飛行機を見ていると、立会川の方向を目指していたので、
進行方向は東だった。
ここでは無理。
二つを同時に135mmの狭い画角に収めるとしたら、
撮影ポイントは、品川区役所前の中央公園あたりになるのだろう。
趣味ですから、慌てる必要なし。
Try&Error またいつの日か、狙ってみるつもりでいる。
- 2021/08/12(木) 12:11:45|
- ある場所、ある瞬間
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この樹を見たとき、心の底でざわつくものがあった。
「何だろう?」
それを確かめたくなり、シャッターを切っていた。
6月半ばのことである。
それから2ヶ月ほど、
この前を通ると、またフレーミングし、シャッターを切ってしまう。

火事で焼け、幹が剥がれ、
樹の肌があらわになった訳ではないだろう。
でも連想が飛ぶ。
一瞬の閃光のあと、黒い雨が降ったという。
あの日も暑かったのだろう。
日傘を持って外出するようなご時世ではなかった。
現像し、ネガを取り出す。
灯りにかざし、その画像を確認する。
ジャンクカメラを修理しテスト撮影中だったが、
ネガ画像を見ながら、なにか暗示的なものを感じていた。
これはテスト撮影にとどまっていない。
予期せぬものが写っていたと思う。
そう、撮った日は広島の原爆記念日だった。
これが撮りたかったのかもしれない。
見えているようで、見えていない。
大事なものをスルーしていた。
昨日は東京オリンピックの閉会式だった。
オリンピックの興奮は、まだ残っている。
今日は長崎の原爆記念日だったが、
マスコミの扱いは少ない。
期間中、
日本選手の活躍にTVの前で一喜一憂していたが、
管首相に忖度することなく、
コロナの感染爆発は進行していた。
オリンピックは「ハレ」の日のお祭り騒ぎ、
コロナ感染の現実が変わるわけではない。
一場の夢が醒めたとき、
このときのオリンピックとパンデミックを、
歴史はどう評価するだろう。
- 2021/08/09(月) 10:11:14|
- ある場所、ある瞬間
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父は2人兄妹、母は6人で、3姉妹3兄弟だった。
親の世代の人はもう誰もいない。
その子の世代、
小生には「きょうだい」と「いとこ」を合わせると、17人親戚がいた。
小生の世代も、ぽつり、ぽつりと、消えていく。
しかしここにきて、立て続けにその訃報が届く。
コロナ感染でないのが、唯一ほっとした点。
遂に、小生の代も・・・そろそろ終わりを迎える頃となったのだろう。
しばらく何も手に付かない状態でが続き、
静かにしていると、憂鬱な考えに傾く。
テレビをつけると、オリンピックのゲームを 放送していた。
そんな状態で、ボーとしていた。
なにかしていないと、心は沈む。
今年の初め頃、ヤイフクで落札したジャンクカメラ、
SuperIkontaのカメラを取りだし、修理を始める。
2日程前に、ようやく修理を終えた。

気が紛れ、散歩する意欲が出てきた。

先日の葬儀にも ここに来ている。
あの日も暑かった。

ネガには、四隅から光漏れがあった。
フレーミングして確認したはずの上の部分が写っていない。
天の部分が狭くちょん切れている。
ネガのコマの大きさを実測すると55mm×81mmだった。
SuperIkontaカメラの枠の実測値は55mm×85mmだったので、
天地の幅はOKだが、左右が少し短い。
蛇腹の襞が少し邪魔しているのだろう。
自転車の前輪にピントを合わせて撮影。

等倍に拡大してみたが、ピントはきっちりと合っていた。
四隅のひかり漏れは、
おそらく、レンズ側の押え板(金属製)の固定リングが、甘かったためだろう。
少し浮いた感じなので、固定リングを更に一回転ほど強く回した。
これで、光漏れはなくなると思うが・・・
フレーミング用のファインダー、
どのように調整したら良いのだろうか?
また、考えることができた。
気晴らしにはいいと思う。
- 2021/08/07(土) 11:34:59|
- 散歩
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