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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

夏の長い日

朝早く電話があった。
峰原坂1390-16
知らせを受けて、何も手をつけたくない気分になってしまった。
体を動かすが、気分は滅入る。
一週間で立ち直れるか、二週間掛かるか 分らない。
心の整理がつけば、どうにかなるものだと思う。

でも、それには時間が必要。
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  1. 2021/07/28(水) 12:05:28|
  2. 黒い花 怪しい花
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勝島運河にて

1994年か95年に母が購入したキャノンのコンパクトカメラCanon Autoboy Luna35をもって散歩した。
小さくて軽く、重さはわずか270g 35-70mmのズーレンズが付いている。
パトローネのDIXコードを読み取るので、
フィルムをセットすれば、自動で巻き取り、
シャッターを押しさえすれば、
失敗知ることなく写真を撮ることができる。
「Autoboy」という名称に恥じない機能を持っている。

現在のデジカメに備えられた技術は、
すでにこの頃 完成していたのかもしれない。
シャッターを切っていて一瞬デジカメかなと思ったくらい。
勝島運河1385-32
大井町から立合川緑道を通り、勝島運河へ。
勝島運河1385-34
10年くらい前、NHKの大河ドラマで「龍馬伝」が放映され、話題になった。
それ以降、町興しを考えたのか、立会川駅近くの児童公園に「坂本龍馬像」(銅像のような風合いだが・・・プラスチック製?)が置かれ、
運河近くには土佐藩の建設した砲台の姿が再現されている。(浜川砲台)
この絵もその頃描かれたものだろう。
果たして、当時、どれほどの人が立会川のこの地を訪れ、賑わいになったかは知らない。
今は、その祭りの熱狂を伝えるレガシー?のようなものかも・・・(記憶に残り、今も有効に機能していればレガシー)
勝島運河1385-35
勝島運河1385-40
勝島運河1385-42
勝島運河の遊歩道を、「花街道」と称し宣伝しているが、訪れる人はそれほど多くない。
勝島運河1385-43
地元の人が楽しめる程度に整備すればそれでいい。

過大な投資をして人を呼び込み、
集客による経済効果を狙っても、狙い通りになることは少ない。
特に、倒産の恐れのない団体が行う事業は、
希望的観測が加味され、バラ色になりやすい。
「レガシー、レガシー」と言い続ければ、負債がでても許されると思っているのだろう。
小生には、「くわばら、くわばら」としか聞こえないけど・・・
  1. 2021/07/26(月) 10:53:06|
  2. 勝島運河
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跡地にて

テレビはあまり見ないが、
オリンピック開会式を最後まで観てしまった。
暗澹たる思いがしてきた。
良かったのは、MISIAの国家独唱と聖火ランナーかなぁ。
国旗掲揚と天皇陛下の開会宣言、それに聖火の点灯があればそれでいいのでは?

いろいろな踊り、寸劇や伝統芸能、ジャズピアノ演奏、
マッピングの光の渦、花火など演出は沢山あったが、
それがどんなコンセプトで作られたものか統一感がなくバラバラ、
こんな見せ方したらキャッチーで、観る人は驚くだろういう、
上から目線の浅はかな演出だったと思う。(急に降板した演出家もいた。)
とってつけたようなナレーションが 
その意義、意味を伝えるが、その通りと頷けるものではない。

管総理の答弁、会見での説明と同質のものを感じた。
オリンピック組織委員会の体質そのものが
あの開会式に投射されている気がした。
ニコン工場跡1389-32
宴のあと、オリンピック組織委員会は解散する。
しかし、問題の多い組織委員会だった。
検証すべきだが・・・
ワクチンの接種が進み、
オリンピックに浮かれてくれれば、
追求はどうにか免れると、希望的観測をしているのだろう。
体質は安倍・管政権と似ている。
組織委員会は暫定組織、解散すれば内部資料は破棄、
個人情報保護を盾にすればどうにかなると。

この付け(財政的)は都民への税へ、
それで賄いきれないとなると、国民に税という形で、廻ってくる。

3.11は天災、1万8千人以上の死者・行方不明がでた。
コロナウイルスは これまですでに1万5千人以上の死者が出ている。

3.11 東日本大震災に対して、復興税を出すことに国民は納得できるが、
コロナウイルスの拡大は、後手後手の対応、人災の面が大きい。
オリンピック費用の負債に対し、国民の理解は得られるだろうか?
  1. 2021/07/24(土) 11:25:06|
  2. ある場所、ある瞬間
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大崎三丁目の樹

芳水小学校の裏道沿い、
大崎幼稚園近くの民家に植えられた樹がある。
なんと言うこともない樹だが、心に惹かれるものがある。
大崎の樹1378-35
二三年前にも撮ったことがあるなぁと思いながら、
シャッターを切っていた。
一番硬調な現像液(Ⅱzf1)現像液で処理した。
幹のディテールがでた、きれいなトーンのネガができていた。
大崎の樹1383-5
約2週間後、同じ道を散歩していた。
今回はフィルムが違っている。
二匹目のドジョウを狙うならと YA2フィルターをつけて撮影。
更に硬調なトーンになるようフェニドン系硬調現像液P(Ⅳa)で現像してみた。
ISO:100のフィルムなので、絞りを開けざるを得ない。
f:8あたりまで絞れたら、幹のコントラストが、もっとくっきりとでたかもしれない。
大崎の樹1390-21
それから約1ヶ月後、同じ道を歩いた。
このときのフィルムは赤外線フィルム、
フィルターは720nm以下の光をカットするR72フィルターをつけていた。
現像は一番軟調に仕上がる(Ⅵsx)現像液を使用した。
葉は白く写り、樹の幹のトーンもでている。
今までにないトーンになった。
これも有りだろう。

さて、次に この前を通り過ぎるとき・・・・
どう撮れば良いのだろう?
まだ、別の撮り方ありそうな気がする。
それを考え、どう撮れるか予想している時が楽しい。
別に失敗してもかまわない。
そしたらまたどうしようかと、考えるだけ。
趣味ですから・・・

  1. 2021/07/22(木) 12:23:49|
  2. 樹、草、花 
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下神明

東急大井町線の下神明駅は高架にある。
高架線の下には細い道が続く。
下神明にて1379-38
線路は東西に延び、
北に面する細道に太陽の光が入るのは、朝夕のころ
下神明にて1379-36
下神明にて1379-35
この道を歩くのは、ここの住民だけだろう。
下神明にて1379-34
あとはカメラを首からぶら下げた、
物好きな小生くらいか・・・

都会の繁華街の裏道(裏側)を、
ローキートーンで撮した写真が流行ったことがあった。
そのときは、広角レンズを使い、横位置でフレーミングし、
増感現像で、白黒のコントラストを上げる。
銀粒子のザラッとした粒状感を出すのが、
お約束だったような気がする。

もう40年以上前のことだが・・・・
当時は、
社会に対する告発、記録と捉えて撮ったのか、
自分の心象と捉えて撮ったのか、
いまになるとよく分らない。
  1. 2021/07/21(水) 07:22:17|
  2. 読み解く写真、心に残る写真を・・・
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Rollei Retro80Sフィルムで赤外線写真を

Retro80Sフィルムの感光域は340nmの紫外部から立ち上がり、赤外線部の770nm辺りで消失する。
紫外光はカメラのレンズがほぼカットする。
Retro80Sは可視光域から眼に見えない赤外部までの感光域を使っていることになる。

そこで720nmで可視光を半分カットできるフィルターをつけると、
可視光の大部分をカットでき、
感光領域はほぼ680nm~770nmに収まる。
感光域の面積は 全体の1/16程度だろう。
このことは、絞りにして4絞りほど感度は低下することを意味する。
Retro80SをISO:100で使用した場合、ISO:6の低感度フィルムになる。
しかし、赤外線は肉眼で見えないので、4絞り開けるのは単なる目安に過ぎない。
3絞りでOKの場合も、5絞りあるいはそれ以上露光を増やさねばならない場合もある。
ただし、露光計が内蔵されているBessaR(コシナ製)を使用し、
赤外400Sフィルムで撮影したときの印象では、
内蔵露光計はほぼ適正な露光を選んでいた。
内蔵露光計の付いたカメラ(中古でも、今はそれが主流だろう)なら、
露光で悩むことはないかもしれない。
Retro80Sで赤外線写真1389-11 Ⅱ
Nikon Fで撮影。
R72フィルターをつけているので、ファインダーを覗いても真っ暗。
片目を閉じ、30秒くらいファンダーのなかを凝視していると、ようやく像が浮かんでくる。
構図を決めて、シャッターを切る。
ファインダーを覗いての距離合わせは、無理。
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一眼レフカメラを、三脚に固定し、
まず、フィルターなしで、構図とピントを合わせ、
R72フィルターを装着してから、
レンズの距離をRマークに合わせ(赤外線撮影用の補正マークは、Nikon Fのレンズには付いている)、
シャッターを切る。
それが、おそらくフィルム式一眼レフカメラを使用した場合の撮影法だろう。
----------------------
ネットで赤外線写真と打ち込んで検索したら、
デジタルカメラで撮った赤外線写真しか見つからなかった。
デジタルの赤外線写真 高いクオリティだと思う。
いまはすでに赤外線写真もデジタルカメラの時代に入っていた。
おそらく デジタルなら液晶画面で、
その効果を確かめながら 撮ることができるのだろう。

しかし、フィルムだと、赤外線効果を、その場で確かめようもない。
デジタルと比較したら、不利なことは確か。

手に入る赤外線フィルムとなると、選択肢は少ない。
Rollei赤外400か、イルフォルドのSFX-200フィルムだけになった。(他にもあった??)

でも、スーパーパンクロと称する、
アグファ系フィルム、Rollei Retro80S, 400S,それにSuperPan200の3種は入手可能。
特にSuperPan200はイルフォールドのSFX-200の写りに似ている印象がある。
まだ、工夫すれば これらフィルムでも赤外写真を撮ることができるが・・・・

赤外線フィルムの管理、焦点補正、実効ISO感度の低下など、撮影条件はかなり窮屈になる。
現像の問題もあり、この分野から撤退する人は多い。 
老兵は消え去るのみ・・・・かなぁ。




  1. 2021/07/19(月) 13:42:42|
  2. フィルムの眼
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きれいは汚い、汚いはきれい

綺麗な写真を撮りたい、
美しいモノを 更に美しく、
誰も撮ったことないような美しい写真が撮りたい。
それは誰もが抱く思い。
スマホでは不十分、
やはり本格的なデジタルカメラがいいと、
高価なデジカメへ手が伸びる。
メーカーは 購買心をそそる新製品を出していく。

メーカーが自慢する最新デジカメを使うと、
綺麗な写真を簡単に撮れてしまう。
どうだすごいだろうと自慢したい写真が撮れても、
心境は微妙だろう。
しばらく使ったら飽きてしまう人が多いのでは?
スマホで十分だし・・・・

綺麗にしか撮れないカメラは欠陥商品ではないか?

撮った駄目写真の山を前に、途方にくれながら、
これはという写真を発見した時の感動の方が楽しい。
Canon Autoboy
暑くなってきた。
金属製の古いカメラは重い。
もっと軽いカメラはないものかと、棚を探した。
母が使っていたコンパクトカメラを見つける。
フィルムを詰め、散歩に出る。
綺麗は汚い、汚いは綺麗1385-25
気にとめるような被写体ではない。
むしろ眼を背けたくなる。
不潔で汚い川面だが、肉眼では見えない(感じない)何かがある。
思わず、6カット!!もシャッターを切っていた。
現像は硬調な現像液を使用した。
フィルムと現像液の眼を通すと、
コントラストは上がり、くっきりとした渦が見えてくる。

汚いはきれい?

  1. 2021/07/17(土) 10:56:29|
  2. 水辺の光景
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鉢植え・・・(2)

前回の植物は、立正大学の職員用通用門に置かれていた鉢植え。
葉1388-43
この鉢植えは、
三ツ木小学校の裏通りにある民家の玄関先に置かれていた。
同じ種類の植物だと思う。

光線の状態は、全く異なる。
空の柔らかな光が届いていた。
カメラにはFomapan100フィルムが入っていた。
YA2フィルター(オレンジ)フィルターをつけて撮影、
一番硬調な(Ⅱof)現像液で処理した。

同じ植物とは思えない画像になるが、
異形の植物であることに変わりはない。

本当は美しい植物なのに、
性根の曲がった老人が撮るので、
折角の植物も、異形の植物になってしまうのか?

変なモノを発見すると、ああでもない、こうでもないと、
しつこく撮り続ける・・・そんな遊びが好きなんだろうなぁと思う。
困ったものだ。
  1. 2021/07/14(水) 17:53:32|
  2. 黒い花 怪しい花
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鉢植え

見慣れた植物のようにも思えるが・・・・
どんな植物か分らない。
葉1381-33
日本原産の植物ではないだろう。

花や植物を撮ろうとして、散歩しているわけではない。
気づかず通り過ぎてしまうことが多いけど、
しかし、よく見ると何か変だなぁと思う植物が、都会に植えられている。





  1. 2021/07/13(火) 11:22:23|
  2. 黒い花 怪しい花
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葉に包まれて

4月の終わり頃、
この家の前を通り過ぎたとき
キャッチーさを感じて撮影した写真。
平塚一丁目1372-39
夏の西日を避けるため、
蔓性の植物を植え、葉に包まれる家がある。
一方、住む人がいなくなり放置され、
蔓が家を飲み込んでしまった家もある。
平塚一丁目1382-11
この家は、前者。 
夏の暑い西日を避けるため植えられたものと思う。

家に人の気配を感じるのは、
暗い葉に覆われた家より、
明るい葉に覆われている方だろう。
フィルムを赤外線フィルムに替えて撮影してみた。

カメラとフィルムは変えたが、
変わらなかったのは、撮影者とレンズ。
そのときの記憶を頼りに構図を決めて撮影した。
-------------------------------------
地図を確認したところ、
葉に包まれた家の前の道路が、一丁目と三丁目の境でした。
家は一丁目にあります。訂正します。



  1. 2021/07/12(月) 11:37:49|
  2. 黒い花 怪しい花
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日曜の中央公園

緊急事態宣言の延長、延長が続き、気分は疲弊。
わずかばかりの息抜きを求め、
6月初旬の日曜、
品川区の中央公園には、
人出が戻っていた。
中央公園1379-28
中央公園1379-29
中央公園1379-30
中央公園1379-32 Ⅱ
それでも、集まった人は、マスクを着用している。
それなりの防衛体制は守っていた。
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コロナとの戦争を強いられるなら、
戦う体制を作らなければならない。
しかし、日本の戦い方は・・・懲りないのか、歴史から学ばないのか、昔と同じことを繰り返しているのでは?
既視感がある。

ワクチン接種は最前線で戦う医療従事者(兵に弾丸)から始まる。(これはセオリー通り)
しかし、それが完了しないうちに、備蓄の乏しいワクチン(弾丸)を全国にばらまき、高齢者への接種を始める。
まだワクチン(弾丸)の配布を受けていない医療従事者が、
そのワクチン(弾丸)を高齢者に配る役を強いられるという考えづらい作戦にでる。
首相(将軍)としては国民に「やっている感」を示したかったのだろうけど、見え透いていた。

ネットを検索していたら、こんなデータを見つけた。
コロナワクチン接種回数

首相(将軍)は、一日百万回の号令を掛ける。
大臣達(参謀)は、自衛隊を使った大規模接種をはじめる。
しかし、自衛隊の大規模接種といっても、
「大規模」という言葉に惑わされてはいけない。
ほんの二三万が限界。
全国的な「大規模接種」が始まった訳ではない。

そこで大臣達(参謀)は、その範囲を広げるため、
企業や団体へ、職域接種を要請する。
都道府県も、大規模接種会場を作り、それに協力する。
4月の下旬より、接種回数は加速していく。
6月になると、一日100万回の接種は達成できるようになった。
しかし、大規模接種会場で使用するモデルナ製ワクチン(弾丸)の供給は減る。

供給が減ることは、5月の連休前に大臣(参謀)は知っていたという。
知っていても 作戦を続行しようとする意味・意志はなんだろう?
将軍(首相)への忖度? 

作戦の進行は緩やかなもの、
ワクチンの供給(弾丸の補給)に問題ないと予想した参謀は、
そのまま作戦を続行。
兵士に十分な食料と武器を与えず強行したガダルカナル戦か?

7月になるとワクチン(弾丸)不足で 一日100万回を達成できなくなる。
戦前の軍隊は、陸軍と海軍の仲が悪く、共同戦線がうまく機能しなかったという。
今の政府も、縦割りで 
ワクチン(弾丸)の確保、
輸送・配布、
装填・作戦行動の三部門を一つにまとめられない。
連携がとれていない印象がある。

国民への発信力のない将軍(首相)
バラバラな参謀(大臣)
真面目・厳格に仕事をこなそうとする医療関係者(兵隊)

ブラックジョークだが、
最強の兵隊と、無能な参謀、・・・・
それが第二次世界大戦での日本軍隊の評価だろう。

もうすぐオリンピック。
盛り上がりません。
  1. 2021/07/11(日) 08:19:08|
  2. ある場所、ある瞬間
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「枯樹」 (3)

フィルムをRetro400SからFomapan100に替えてみた。
Fomapan100はトーンが中庸な使い易すいフィルム。
Retro系の硬調なハーフトーンに合わせるため、
YA2フィルターをつけて撮影、
硬調に仕上がるフェニドン系現像液P(Ⅳa)で現像した。
枯樹Ⅲ1383-15
Retro400Sとは材質感が少し違う。
女性の肌か?・・・と錯覚を覚える。
枯樹Ⅲ1383-12
何か叫んでいるようにも見える。
見てはいけないものを 見てしまったのではないか?
  1. 2021/07/09(金) 07:48:33|
  2. 黒い花 怪しい花
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「枯樹」 (2)

もう少し近づきアップで「枯樹」を撮ってみたい。
ここは、一眼レフ・・・Nikon Fの出番だろう。
30cmまで近づける35mmレンズをつけた。
枯樹Ⅱ1380-4 Ⅱ
フィルムは前回と同じRetro400S、
現像は自家調合した(Ⅰfx)を使用した。
D76よりすこし軟調な現像液で、暗部の調子を(Ⅰf)より出してくれる。
枯樹Ⅱ1380-7
Retro400Sはトーンの幅が広いが、ハーフトーンの部分が硬調(立っている)になるので、
軟調な現像液の方が、トーンを合わせやすい。
枯樹Ⅱ1380-8
硬調な現像液を使うと、ハーフトーンが少なくなり、
白黒の対比の美しい写真になる。
デジタルカメラならHCB&W(ハイコントラスト白黒モード)に設定したような写真になる。

D-76などの市販現像液だと、うまくできたり、トーンが破堤したりと、
結果が一定にならず使いにくいフィルムという印象を受けてしまうかもしれない。
でも、個性的な良いフィルムだと思う。
----------------------------------
現像液を(Ⅰfx)に替えて見たが、まだ納得できない。
「もの」としてのディテールや材質感はでたが・・・何かが失われている。(捉え切れていない)
最初に見たときの異様感は何だったのか?
もうすこし、追求してみようという気になっている。
  1. 2021/07/08(木) 07:12:12|
  2. 黒い花 怪しい花
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枯樹

その樹を見た瞬間、異様さを感じた。
立ち枯れた木を見たことはある。
しかし、これは違う。
枯れ木とも、古木とも表現しきれない何かがある。
「枯樹」という言葉(熟語)はないが、そんな言葉が脳裏をよぎる。
枯樹1379-16 Ⅱ
シャッターを切っていた。
-------------------------------------
家に帰り、フィルムを現像する。
ネガをフィルムスキャナで取り込み、画像を確認する。
違うなぁ・・・・こういう捉え方では、この「枯樹」を撮ったことにならないだろう。

現像ノートを調べると、
(Ⅰf)現像液で処理したと書いてあった。
暗部の調子を出すつもりで、
(Ⅰfx)現像液を使うはずだったが、
やったつもりが、勘違い。
このごろ、こんな失敗が増えている。
頭の柔軟性がかなり落ちている。

老人は頑固、過去の経験に固執しがち、
そして、若者に説教したがる。
今時の若者は(俺の若いときは・・・と自慢話)
そうはなりたくないと思うけど・・・・老いですかね。

  1. 2021/07/07(水) 11:15:29|
  2. 黒い花 怪しい花
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ある曇りの日

「ある晴れた日」というタイトルで 過去二回 同じ被写体を撮影している。
一回目は 赤外線フィルムを使用し、R72フィルターをつけて撮影。自家配合の中庸な現像液(Ⅰf)で現像した。
二回目は Fomapan100フィルムにYA2フィルターをつけて撮影し、硬調現像液(Ⅳo)を使った。
撮影はいずれも午前中、太陽の光は順光だった。
今回は、午後遅く、曇り空、逆光の条件だが、照らすのは雲からの柔らかい光のみ。
能舞台1384-5
フィルムはFomapan100 フィルターは使っていない。
現像は一番硬調に仕上がる自家配合のP(Ⅱf)現像液を使った。
今は殆ど市販されていないフェニドン系硬調現像液。
白飛びも、黒潰も防ぐが 白黒の対比を強調できる硬調な現像液だが・・・
やはり、順光で撮影した方が 良かったかも。
四度目の挑戦する?

失敗をわすれ、同じことの繰り返し、
老人性痴呆症?だろうか、
性懲りもなく、同じ被写体を撮影している。
  1. 2021/07/06(火) 14:23:24|
  2. ある場所、ある瞬間
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鮫洲神社

モノトーンの写真は、光の階調性を重視するので、逆光狙いになることが多い。
鮫洲神社1342-7
いい光が差していると思うと、まず一枚撮ってみる。
暗部を潰さないよう、一絞り以上たっぷりと露光した。
鮫洲神社1342-6
念のため、構図を変えてもう一枚。
これも少し絞りを開けている。
現像は中庸なPQ現像液(自家配合)を使用した。
鮫洲神社1342-9
社と池を撮るつもりでフレーミングしていたら、爆音が聞こえてきた。
フレーイングを上に向け、空を白飽和させたくないと二絞り絞った。
鮫洲神社1342-10
京急線の鮫洲駅が神社の後ろにある。
反逆光の、明暗差の大きな構図だが
黒潰れはあるが目立たない。
白飽和しているが、
それも目立たない程度に抑えることができた。
Fomapan100フィルム 使い勝手の良いフィルムだと思う。
  1. 2021/07/04(日) 06:17:58|
  2. ある場所、ある瞬間
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文庫の杜にて

望遠レンズはあまり使わない。
東京オリンピックの翌年だったと思うが、
憧れのNikon Fを購入した。
そのとき揃えたのが、Auto-Nikkor 35mm F:2.8と、Auto-Nikkor 105mm F:2.5の交換レンズ。
35mmのレンズは、スナップ、風景の撮影で使うことが多く、
105mmは人物写真でよく使用している。

二、三年経ってからAuto-Nikkor 200mm F:4を手に入れたが、
このレンズは、小生の手に余った。
スポーツとか、鳥、鉄道などに特化して撮ることはない。
旅行に持っていっても鞄の底に入れたままになることが多かった。
数年後には、手放していた。(唯一 手放したレンズです。)
望遠レンズには苦手意識がある。
文庫の杜1378-10
レンジファインダーカメラは、135mmレンズが望遠レンズの限界。
散歩に持ち出すならJupiter-11 135mm F:4(コンタックス用 ゾナー135mm F:4と同じ)を使う。
Nikkorレンズは135mm F:3.5と 少し明るいレンズだが、重く、少し大きい。
三脚につけて撮影するなら、Nikkorを使うが、散歩となるとJupiter-11を選んでしまう。
文庫の杜1378-13
都会の公園だが、望遠レンズで切り取ると、
緑豊かな地方の(あるいは外国のローカルな)飛行場近くで撮影したように撮れる。
  1. 2021/07/03(土) 07:12:18|
  2. ある場所、ある瞬間
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戸越にて


羽田に向かう飛行機が飛んでいた。
戸越1376-15
月と建物の間に飛行機を入れたいと思うが・・・
超望遠レンズでも使わない限り、そんな構図は無理だろう。

月が高く登った頃、地上には光が届かなくなっている。
おそらく、飛行機の機体にも光が当たらず、
薄ぼんやりした機体と電灯の点灯を撮ることになる。

以前 アマチュアクラブの写真展で、
満月の空の元、白鳥の群が飛んでいく写真を見たことがある。
かなりの望遠レンズでないと、月と白鳥の大きさの対比が合わない。
群れの白鳥の羽まで、綺麗に止まっている。
シャッター速度はかなり速い。
白鳥と月 被写界深度に入るだろうか?
地上近くを飛ぶ白鳥に、
太陽の光は当たっているだろうか?
色々な疑問が沸く。

「よく撮れましたねえ。」
「こう撮れますかねぇ」と感想を述べたが、
白鳥を撮らせたら日本一の人が撮っていますという。
とくとくとその写真の説明をしてくれたが、
一言も「合成」という言葉は出てこなかった。
ストレート・フォトだという。

暗い空をバックに、
純白の白鳥の飛び、上空には月が輝く。
絵画なら描ける世界だが・・・

デジタルなら、画像のシャープ化(先鋭化)、焼き込み/覆い焼きの技法で、
そんな写真に調整できるのかなぁ?
小生には、合成写真としか見えなかったが・・・・
こういう写真にすごさ(キャッチーさ)を感じる人が多いのだろう。



  1. 2021/07/02(金) 07:13:05|
  2. ある場所、ある瞬間
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品川区役所前

JR東日本の大井工場を大きく入れて、
遠くのビル群に掛かる白雲を入れる構図で、撮ろうとしていたら、
背後から爆音が聞こえてきた。
区役所1373-16
結局待って、こんな写真になってしまった。
  1. 2021/07/01(木) 16:49:50|
  2. ある場所、ある瞬間
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プロフィール

Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
未だフィルムカメラの沼から抜け出せない。
もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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