目黒川の方向から、けたたましいエンジン音が聞こえる。
足早に目黒川へ。
川面を覗くと、花筏の白い帯が見えた。

しかし、まだ花筏の時ではない。
眼を凝らしよく見ると、川面に浮かぶ桜の花びらは少ない。
白い帯は細かな泡だった。
あの轟音は水上バイクだった。
更に上流へ向かう。

雅叙苑まで来たら、意気揚々と川を下っていく水上バイクの群れに出会う。

上流には 白い偽花筏の帯が、長く続いていた。
地球を弄び(食べ)、自然を搾取するのが、経済活動。
もうすぐ観光船が来て、本物の花筏を蹴散らすだろう。
観光船に乗り、花見を楽しむ人と、観光船を運営する人の間にはwin-winの関係が成り立つ。
しかし、川沿いの遊歩道をぶらぶら歩き、
現れるかもと・・・花筏の出現を期待する人にとっては 悲しいこと。
声なき声は聞こえないことにし、
経済活動優先が、現代なのかなぁと思う。
コロナパンデミックで、世界の先進国は、金融政策を緩め、お金を市場に流している。
そのため、株価は上がり、高額なマンションや、資産価値の高い芸術作品、高級な装飾品が、売れているという。
資産を持てる者は、更に富み、持たざるののは、置いてけぼり。
また、経済格差は一段と広がったようだ。
「花筏」
日本人の愛した風流な言葉だけど、
現代では通じなくなっている。
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- 2021/03/31(水) 10:25:12|
- 桜
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コロナウイルスのパンデミックがなかったら、
おそらく桜を撮ろうとは思わなかった。
桜は飽きた、もう撮りようもないと 思っていたが、
コロナ感染の拡大で、
去年は 気ままに写真を撮るのが憚れた。
春になり、「開花の宣言」を聞くと、
いままで鬱積し、押さえつけられていたものが、爆発する。
もう撮らないだろうと思っていた目黒川の桜が・・・気になってしょうがなくなる。

目黒川沿いの桜並木は、殆どがソメイヨシノ。
東京に開花宣言が出された翌日、
目黒川を歩く。
しかし、ソメイヨシノの開花はまだ。
唯一このしだれ桜が咲いていただけだった。
昨日 大崎の桜並木を歩いたが、
桜は満開を過ぎ、花びらが散っていた。
遊覧船に蹴散らされても
上流には 運良く、残った花筏があるかもしれない・・・・と
今日午後、カメラを持って、その花筏を撮りに行くつもり。
- 2021/03/30(火) 11:09:27|
- 桜
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目黒川に架かる池上線、五反田駅。

3月24日時点では まだ5分咲きという程度だろう。
昨日のブログの最後のカットは、左手の橋桁の下から撮ったもの。
この写真は、中判カメラ、ツアイスのSuperIkontaを使用した。
手前の桜はボケるだろうが、
それ以外はピントがくるようf:11まで絞り、
距離目盛りのinf(無限)をf:11の位置にすると、
近距離のf:11は、約20フィートの位置まで被写界深度(ツアイスの考える)に入る。
鉄柵に肘をついてシャッターを切った。
がっちりとした三脚があれば・・・最小絞りのf:22まで絞り、1/5秒で撮影したと思う。
- 2021/03/29(月) 11:32:56|
- 桜
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池上線は五反田と蒲田の間をつなぐローカルな鉄道。
終点(起点)の五反田駅は、ビルの中層の高さに有る。
計画によれば、更に山の手線の上を越え、都内にまで延伸するつもりだったようだ。
しかし、戦前の政府は私鉄が都内に入ることを嫌い、計画はそこで頓挫している。
高架にしたため、一つ前の駅から、すでに高架駅になっている。

ここから五反田の駅まで そんなに離れていない。
五反田で乗り、この駅で降りる人は少ない。
また、この駅で乗車し、JR線の五反田駅に乗り換える人も少ないだろう。
戦前、目黒川の川風が強いときは、ここで折り返し運転になったこともあったという。


目黒川の上、池上線のプラットフォームを見上げる。
二段現像したので、トーンがちょっと怪しい。
- 2021/03/28(日) 15:17:53|
- 都会の景観 Tokyo
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東京は14日に開花宣言が出された。
15日早速、目黒川沿いを 歩き、
桜の開花が始まっているか、確かめてみた。
しかし、メインとなるソメイヨシノの開花はまだだった。
その様子(写真)は3月17日のブログに載せている。

開花宣言から9日経過した3月23日、
TVのニュースでは、満開を迎えた目黒川の様子を伝えていた。
映像を見ると、中目黒から池尻大橋の間の、川幅の狭くなった遊歩道。
目黒川上流の桜は開花が早い。
花見のスポットとして有名だが、
満開の頃は、身動きが取れないほど混雑し、一方通行の花見になる。
そこには、行く気になれない。
翌日、もう一度、目黒区の区民センターまで足を延ばしてみた。
しかし、まだ5分咲き程度だった。
記録にと一枚撮影。
カメラはSuperIkonta。
ブローニーフィルムで8カット、6cm×9cmのネガで撮れるカメラを使用した。
フィルムは 2年ほど前、製造が終了するといわれ急遽購入し、冷蔵庫に保管しているAcros100を使った。

雅叙園の建物の上空を羽田に向かう小型の飛行機が通過していた。
画像(ネガ)では米粒程度だが、
等倍に拡大すると、くっきりと飛行機の形が読み取れた。(約6000万画素でPCに取り込んでいる)
このフィルム、確かに秀逸。
(Fomapan100より粒状性は一段いいと思う。
去年10月12日のブログに、
同じカメラでFomapan100で撮影した画像を載せている。参照のこと)
銀粒子が細かく、粒子のエッジが目立たず滑らかで綺麗な写真になる。
現像液に(Ⅲd)を使ったが、
おそらくフジのミクロファインで現像したら・・・粒子が目立たないくらいに消えてしまうのでは?
良いフィルムだと思うが・・・・
優等生すぎて、個性的とは言いがたい。
ネガのトーンを変化させて使うのが好きな者には面白みに欠ける。(フィルムの価格が高いのも・・・手が伸びない理由)
長時間露光で使おうかなぁと思っている。
- 2021/03/27(土) 11:10:04|
- 桜
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今は殆ど見かけないと思うが、
中学校の修学旅行(60年以上前だろう)で、京都に行くと、
バスの所まで、木製の浅い箱を首から提げた物売りが来て、
絵はがきを売っていた。
どんな所へ行き、どんな風景を見たのか、
土産に、絵はがきを購入する。
需要は高かった。
映像の世紀。
Rage to see
写真が発明され、
映画ができ、見ることの飽くなき爆発が起きる。
見たがるし、そして欲しがる。
プロなら、人が欲しがる映像を撮る、あるいは作る。
そして、撮影の依頼者は、意向に応じてくれるプロを選ぶ。
それが映像ビジネスの原点。
独りよがりな写真では、
誰も手を伸ばしその写真を買ってはくれない。
趣味で写真を撮る者に、依頼者はいない。
自分の子供の成長を撮影するにしても、それは無償の行為。
奥さんに頼まれ、撮ったところで、そこに金銭の授受は生じない。
純粋に撮ることだけ。
人に気に入られる写真を撮ることが、
動機にはなっていない。
林試の森で見た樹。
葉がまだ出てこないので、何の木か、よく分からない。
面白い形だと思って・・・自分の興味に従って撮ったまで。


なんだこの樹は、天に向かって不平でも言っているのか?
そんな勝手な想像をして遊んでいるだけ。
誰の眼を気にして、写真を撮る?
クライアント(依頼者)は自分だ。
グロテスクなもの、怪しいものだって、
撮りたければ撮ればいい。
- 2021/03/26(金) 08:34:12|
- 読み解く写真、心に残る写真を・・・
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この頃は、花屋の店頭に御榊は並べられなくなった。
仕方なく、家と道路の狭い場所に御榊の樹を植え、
それを切って束を作り、春秋の彼岸には持っていくようにしている。
春分の日の朝、枝を切り、御榊を作り、
白山のお寺に、お墓参りした。
翌朝、家の周りを掃除していた妻が、
地面に小さな花がたくさん落ちていることに気づく。
小さな花が、御榊の樹に咲いているという。
あれを撮ってみたら?という。
小さい花だし、もし撮るとしたら接写撮影。
フィルムカメラで撮るとしたら・・・・
Nikon Fに Micro-Nikkor 50mmをつけて、
でも、等倍以上の接写撮影しないと、
ちゃんとした写真にならないだろうと、
考え込んでしまった。
等倍近くになると、
被写界深度は狭くなるし、
ちょっとした風の揺らぎで、花は震え、ピントは合わなくなる。
手持ち撮影は難しい。
あの場所(道路側)に三脚を置いて撮影するのは・・難しい。
枝を切って、室内で撮影することになるなぁ・・・と言ったら。
この頃は皆スマホで簡単に撮っているでしょう。
そんな大げさな撮影でなくてもできるでしょう?と訝しげな眼を向ける。
デジカメならどうにかなるかとSony NEX-5のデジカメに、
マウントアダプターをつけて、
Micro-Nikkor 55mmレンズを付けて撮ってみた。

デジカメの良い所は、
フィルムがなくなることを気にしないで、シャッターを切れること。
液晶画面の中で花は揺れるが、(三脚を使わず、手持ち撮影、それに風が枝を揺らす。)
ピントが合ったと思ったらシャッターを切る。
その繰り返し、15カットほどシャッターを切り、
今度は 液晶画面で、撮った写真を確認する。
ピントが合った写真を発見し、
妻が満足しそうな画像になっていたら、それで撮影は終了。
ものの数分で、撮影は終わった。
確かに、フィルム撮影とは雲泥の差。
花の径は5mmほど、最短25cm付近まで近づいている。(レンズの先端から花までは10cmくらい)
倍率は1:2ほどだろう。 1:1の等倍にはなっていない。
これは、白山のお寺を お参りしたあと、
付近を散歩。 白山神社で撮影した「ムクノキ」

文京区の保護樹木となっているが、上の部分は切断され、
不気味な姿になっている。
背後に桜の大木がある。
ここときはまだ開花の直前。
満開の桜になったら、すごい対比になるなぁ・・・と思った。

根の部分の存在感もすごいものがある。
この二つの写真も一緒に見せたが、
御榊の花の写真が、一番評価が高かった。(というより論外、評価の対象にならない・・・素通り)
白黒写真は、確かに自己満足にどっぷりつかり、
勝手な思い込みに過ぎないかも。
グロテスクなもの、怪しいものより、
綺麗で、夢を感じる、楽しい写真のほうがいい。
確かに、写真を見て、評価するなら、そういうものになるだろうと思う。
- 2021/03/25(木) 16:19:13|
- 樹、草、花
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都会に自然はない。
全ては意図し作られた自然だ。
下水道は整備され、野生動物は排除、
そのなかで人間が住むのに最適なコロニーが発達していく。
公園が整備され、花や木を植える。
それでも春は訪れ、新緑が映える。

桜の花が開花したという情報を知れば、
花見に心が揺さぶられる。
コロナウイルスは 中国雲南省の山奥の
それまでは人との接触が少ない所に住むコウモリが宿していたウイルスが起源ではないかという。
人間の開発が、コウモリの生息域をへらし、
行き場を失ったコウモリは、
人間の住むコロニーに接触する。
一度感染が始まれば、人間は単一コロニーの中に住む。
急速に拡大しパンデミックになるのは、それこそ自然の原理。
自然の原理を、忖度なしに(権力者にへつらうことなく)、明らかにするのがサイエンス。
トランプ元大統領は、それを軽視、儲かることを優先させた。
サイエンスの何たるかを理解できて居なかった。
日本の首相はどうなのだろうか?と疑問に思ってしまう。
Go toキャンペーンによって感染が拡大したというエビデンスがないと断言。
自分に都合良いデータのみを取り上げ、不都合な事実は無視する。
しかし、これは「サイエンス」の理念には合致しない。
エビデンスという科学(サイエンス)用語を借りた言い逃れだろう。
フランス革命で「サイエンス」という理念が確立した。
サイエンスはデモクラシーの娘のようなもの。
科学(サイエンス)を読みとるリテラシーのない人が、
デモクラシーを守れるのだろうか??
- 2021/03/24(水) 09:59:10|
- ある場所、ある瞬間
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夕方 近くの公園を散歩していると、
太陽が雲に隠れ、
ボーと幾筋かの光芒が空を走っていた。
どう撮れる(記録できる)かと、カメラを向ける。

光芒部分のトーンを出すためには、明るい部分に露光を合わせるのがいい。
露光計の適正露光はf:5.6~8/250秒を示していた。
もし、地上の風景も構図上(そのディテールが)重要なら・・・
露光計の指示に従ったほうが良いだろうが、
地上の木々の枝はシルエットになってもOKと、f:11/250秒を選ぶ。
しかし、もっと露光を減らし、f:11/500秒のほうが良かったかも。
フィルムのテスト中だったので、
持ち合わせていた、R72フィルターをつけて、比較の撮影もしてみた。

逆光に赤外線写真用フィルターを使う?
空が暗く落ちる効果など期待できないのに、とも思ったが、
やらないで結論をつける訳にはいかないと、一カット撮ってみた。
黒い光芒?
明るい光芒に挟まれ、
その部分が暗く記録されただけなのか・・・
空に黒い光芒が走っていた。
-----------------------------------
光芒を 「光」という漢字に惑わされ、
明るいイメージを持ってしまうが、
光と影は対をなす。
普通に撮ろうが、R72フィルターをつけて撮ろうが、
明るく白い光芒の裏には、対をなして暗く黒い光芒もある。
まず、よく見ること、そして観察し考えること。
こうに違いないという思い込みは、
知性がないと公言するようなもの。
戒めるべき。
- 2021/03/23(火) 15:04:01|
- ある場所、ある瞬間
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写真好きなら
水面に美しい映り込みがあれば、
撮ってしまう。
地上の風景と、水面に映る風景の対比(虚実)がポイントとなる。
しかし、白黒のモノトーンとなると、
なかなかそこには眼が行かない。
むしろ水面に映る文様に眼が行き、
現実の地上の風景は喪失する。

地上のビルの姿は、
川面の微かな波に歪み、その正体を失う。
撮影しているときは、単なる揺らぎを見ていた。
どんな文様になるだろうか?
そんな軽い気持ちでシャッターを切っていた。
できたネガには、何者か?と疑う、不気味さを感じる画像(虚)が記録されていた。
そうは思っても、
一呼吸のあと、画像を見直していると、
「暗い部分に、もっと深みのある黒があってもいいなぁ」と思ってしまう。

R72フィルターをつけて撮影した写真のほうが、黒の締まりはいい。
フィルムを換える、
現像液を換える、
フィルターを換えるなど・・・
そんな些細なことを、気にして撮るのが
フィルム写真で遊ぶ理由。
勿論 そんなこと 気にせず、遊ぶのも有りです。
レンズに凝るとか、カメラに凝るとか・・・
- 2021/03/22(月) 09:22:40|
- 映し出された世界
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目黒川の開花の状況を知ろうと、
大崎駅近くを散歩した。
白い花をつけた桜があった。
同時に緑の若葉も出ていたので、
山桜の種類だろう。白く艶やかな感じがした。

Rollei赤外400フィルムをテスト中なので、
全て赤外の写真を撮っていた。
帰宅し、早速現像、どんな写りになっているかチェックした。
赤外写真だ、
きっと今まで出せなかったびっくりするトーンのネガができると、期待したが、
結果は逆、なんとも締まりのない写真になっていた。
これなら、Fomapan100フィルムを使い、フィルター無しで撮影し、
中庸の現像液を使い、
トーンの豊かなネガを作った方が、白い桜の花が浮き出るだろう。

翌日、同じカメラに、Fomapan100を詰め、
同じ場所、同じ構図で撮影した。
現像は、D-76より ちょっと硬調気味にでる(Ⅲo)を使用した。
同じ被写体でも、
フィルムとフィルターと現像液を換えると、
ネガのトーンは大きく変化する。
Try&Errorを楽しむのがフィルムを使う理由だが・・・楽しむ人が少なくなってきているのが残念。
写真に何を求めているのか?
カメラ(PhoneCameraも)は、
情報伝達の道具だから、
速報性は重要だが、
写真そのものを撮る楽しさが、なくなってきている。
誰もが綺麗な写真を、すぐに撮り、その情報を共有できる。
その利便性に感覚は麻痺してはいないか?
結果を、すぐに求めすぎるのも問題だと思っている。
ぶらぶら横道に逸れ、ああでもない、こうでもないと、
遊んでいたほうが、楽しい。
そのうち、何かが見えてくるのだろう。
- 2021/03/21(日) 12:22:09|
- 桜
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道沿いの花壇に
春を告げる、
淡い赤紫の花キャベツが、
陽光を浴びていた。
近寄って、一枚カメラに収める。

オーバー気味の露光を選び、
陽射しの当たらない所を黒潰させたくないので、
軟調な現像液で現像した後、全体のコントラストを上げるため硬調な現像液に切り替えた。
二段目をすこし押しすぎたのだろう、
花キャベツが輝いていた。
花キャベツ電球?
うれしい誤算。
こういうトーンの写真 撮るのは初めて。
- 2021/03/20(土) 09:38:43|
- 黒い花 怪しい花
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赤外線カットフィルター(R72)を使い、
Rollei赤外400のフィルムを使うと、
感光域が赤外部のみとなるため狭い。
ネガは硬調なトーンになりやすい。
軟調現像液(Ⅵ)や中庸な(Ⅰ)系の現像液の現像データーは取ったが、
中庸(Ⅲ)や、硬調(Ⅳ)系の現像液のデータは取っていない。
硬調な現像液を使うことも、考えるべきかもしれない。
こんなトーンのネガもできた。

白飽和も黒潰れもしていないと思う。
エッジがでて、建物の輪郭がくっきりでる。
樹の幹の文様が強調されていた。
新緑の葉が、白く輝いて記録できていた。
ちょっとシュールな写真だが、
レタッチソフトのアート・フィルターを使って作ったわけではない。
ネガに記録できた銀画像のトーンは、
フィルムに何を使用したか、
どんなフィルターをレンズにつけて撮影したか、
露光の与え方(オーバー、アンダー)、
現像液の選定と、その現像液の使い方、
で変わる。
その選択肢は、
撮影者に委ねられるべきものと考えている。
それが 良い選択だったか否かは
デジタル写真と同じ土俵(プリント)で評価されるべきだろう。
デジタルのほうが良いものはデジタルで撮ればいい。
(それが殆どだろうけど)
- 2021/03/19(金) 10:47:00|
- フィルムの眼
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3月14日 東京は、
靖国神社の標本木に
数輪の花が咲き、
開花宣言があった。
この日、池上線に乗り、池上駅で下車、
池上梅園へ向かった。
途中、本門寺を参拝した。

布地は赤外光を反射して、白飽和しやすい。
人物が写り込むと、トーンを整えるのが難しくなる。
右に並んだコーンの色は赤だった。
白く写るのは当然だろう。

順光で撮影すると、空は暗く落ち、木々の緑は白く写る。

池上会館屋上の庭園から神奈川県方向を見る。
太陽の光は半逆光、空はまぶしい。
現像し、
ネガ画像をパソコンに取り込み、
確認して驚いた。
目視では、まぶしすぎて雲と見分けがつかなかった富士山を捉えていた。
遠くの山は丹沢山系、
高いビル群は、武蔵小杉の街だろう。

順光に近い方向を狙ったので、空は暗く落ちている。
五重塔の左に見えるビルは、新宿の都庁ビルらしい。
武蔵小杉の街は、多摩川の対岸にあり、
池上からだと、新宿よりずっと近い距離にある。

レンジファインダーカメラの限界近くまで近づいて、
クローズアップ写真。(0.9mから1mが限界)
池上の桜は、開花には至っていない。

赤い椿の花を撮ったつもりだが、緑の葉も白く写り、見分けがつきにくくなる。
これも赤外線効果。
距離補正しながら撮っているので、どのコマも、それほどピントは外していないと思う。
- 2021/03/18(木) 12:11:25|
- 散歩
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14日 桜の開花宣言があった。
例年になく早い。
目黒川沿いの桜並木の開花状況を知りたくて、散歩に出た。

蕾は膨らんではきたが、
開花はまだだった。

目黒区民センター前の広い歩道橋に上がり、
桜の開花状況を確認した。
赤外線写真を撮ったので、
桜並木は白く霞んで写っているが、
開花しているわけではない。
どういう要因が働いているのか不明だが、
目黒川の桜の開花は、上流から進む。
中目黒方向を見ても、開花は確認できなかった。
今回は偵察だ。
この程度でと、帰宅した。
--------------------------
中目黒から更に上流、池尻大橋までの遊歩道は、
川幅が狭くなり、両側から桜が川面を覆い、
花見スポットとして、有名になっている。
(ここ10年くらいで急に有名になった。)
そちらでは、開花が始まっているかも・・・
- 2021/03/17(水) 10:21:22|
- 桜
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冷蔵庫にRollei赤外400のブローニーフィルムが9本残っていた。
一昨年の秋、購入品したものだった。
しかし、コロナウイルスの騒ぎで、
中判カメラを持って、外に出て行く雰囲気ではない。
結局 撮りそびれていた。
フィルムの期限は今年の夏だが・・・冷蔵庫に入れて保管していたので、もう少し期限は延ばせると思う。
35mmフィルム、100フィート缶もあるが、そちらの期限は2024年まである。
長巻は、ローダーにいれ、冷蔵庫で保管している。
ローダーを取りだし、パトローネに詰めた。
現像実験に明け暮れていたら、春になっていた。
例年、池上の梅園へ行く。
今年は、まだだ。
カメラを持って、梅園へ向かった。

梅の季節は とうに過ぎていた。
梅の花のない梅林では・・・撮しようもないが、
しかし、人影はまばら、
ベンチに座ってぼんやりするのも、いいもの。

入り口近くに かろうじてまだ梅の花を残している樹があった。
空を見上げるようにして撮影。
わずかに残った梅の花では、わびしいだけだ。
梅は花より枝を撮る(見る)もの。

老梅の幹を撮ってみた。
ブローニーフィルム、
今年中には 使い切ろうと思うが、
何を狙うか 決めかねている。
- 2021/03/16(火) 15:23:35|
- 樹、草、花
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この数年、この季節、
中央公園(品川区)の木蓮を撮影している。
現像液の実験も終了。
早速、白木蓮を撮影し、その画像を見比べてみた。

Fomapan100フィルムを使用した。
晴れていたので、空の調子を落としたくて、オレンジ色のフィルター(YA2)を使用した。
現像は軟調現像液を使用、白飽和も黒潰れも感じない豊かなトーンのネガができた。

フィルムはSuperPan200に換えて撮影。
Fomapan100と同じ軟調現像液で現像したあと、
硬調な現像液(Ⅱ)で二段現像し、花のディテールを際立たせようとした。
撮影日は曇りの天気、
SuperPan200フィルムはFomapan100より硬調なネガになるので、フィルターは使用していない。
エッジが出るのではないかと期待したが、白い花びらにエッジが立つことはなかった。

薄曇りだが、太陽の光線は届いている。
このフィルムも二段現像したが、
一段目に中庸な現像液(Ⅰf)を使用し、
そして、二段目を少し押し気味に現像した。
白い花びら、幹、背景のマンションに、エッジの立ったネガを得た。
フィルムでエッジの立った写真を作るのは なかなか難しい。
しかし、デジタル写真なら、
レタッチソフトで簡単にエッジの立った写真を作ることができる。
何年か前、
レタッチ・ソフト(フォットショップエレメント:エプソンのスキャナに同梱されていた)
を使いフィルターソフトで遊んだことがある。
フィルターを選択し、操作する。
すると画像は劇的に変化、
こうやったら、こうなるのかと面白がり、
一時期 確かに遊べたが、
どんな画像でも、エッジを立てた写真が作れてしまう。
それが分かると、飽きてしまった。
フィルム写真のドキドキ感がない。
フィルムの場合は、殆どが失敗、思い通りにはならない。
だから現像が上がり、画像を確認し、
撮れていたと分かったとき、「やったぞ」という喜びになる。
- 2021/03/14(日) 21:14:57|
- 白木蓮
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コロナの影響で、外出を控えていたので、
自宅に籠もっている時間が長くなる。
もてあそんだ時間は 現像実験して遊んでいた。
Fomapan100フィルムの再検討が終了したあと、
勢いに乗り、SuperPan200フィルムの現像条件を探した。
ようやく終了。
テスト撮影を始めている。

SuperPan200は、赤外部にも感光性があるので、
赤外線写真用のフィルターをつければ、
赤外線写真を撮ることができる。
720nmカットのフィルターをつけて撮影すると、
以前使ったことのあるイルフォードのSFX200赤外線フィルムに似る。
桜の幹を撮ってみたが、被写体としては、緑の葉がないと、赤外効果は実感できない。
赤外部の光のみで撮影することになるので、コントラストは、高くなる。

桜の幹の文様に注目し、撮影。
軟調な現像液と硬調な現像液を切り替えて使う二段現像法で現像した。
エッジが出るのではないかと期待して、
切り替えのタイミングと硬調現像液の現像時間を決めたが、
それらしきエッジは出なかった。幹の文様はそれなりに面白く出ている。
戦前、二液現像法として知られていた手法があった。
(昭和の初め刊行されたアルス写真全書に記載されている。)
しかし、戦後フィルムの性能は良くなり、乳剤層は薄くなったので、
現在のフィルムでは、殆ど効果は発揮できない。
この方法に注目し、作ったのが二段現像法。
軟調な現像液で一段目を行い、暗部潰さないよう上げておき、
現像液を切り替え、
硬調な現像液でハーフトーンから白い部分を伸ばし、
全体の調子を整える現像法。
一段目の切り替えのタイミングと、
二段目の現像を押すか、控えるかで、ネガのトーンは変化する。
この二段現像法が有効に働くのはRetro系のフィルム。
いままで経験したことのないようなトーンになる。

これは非現実なトーンになった。
そのさじ加減が、(今のところ)難しい。
あと何回か、テストを繰り返せば、使う方向性が、分かってくると思う。
画像にエッジをつけたり、画像を処理し、非現実なトーンに変換すること、
デジタル時代になり、レタッチソフトの進歩で、簡単にできるようになる。
明るい暗室で、現像する・・・というが、
メーカーの優秀なプログラマーが作ったソフト(ルール)で処理すれば、
キャッチーな画像になるということだろう。(それ現像だろうか?)
決められたルール(レタッチ・ソフト)で遊ぶか、
ルールを作って(現像液を調整して)遊ぶかだが、
その選択肢はもう段々少なくなってきた。
デジタル写真は、ルールで遊ぶことが基本。
それは写真の終焉を意味していないだろうか?
- 2021/03/13(土) 15:02:41|
- フィルムの眼
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Fomapan100フィルムを使ってみようと思い立ったのは、一昨年の暮れの頃。
(このフィルムが入手可能な100フィート長巻で、一番安価だった。)
その頃は、まだコロナ感染が、始まっていなかった。
約一ヶ月かけ、現像液の検討と、現像条件を詰めた。
年が明けた、去年の1月、
ダイアモンド・プリンセス号の感染が報じられたが、
まだ、対岸の火事かと思っていた。
しかし、3月になると、現実の脅威となっていく。
「散歩にカメラ」の機会は徐々に減り、
範囲も、自宅から徒歩で済む所に限定されていく。
行き場がなくなると・・・小人閑居、不善を為す。
そうなっては駄目だろうと・・・フィルムで遊ぶ機会が増えていく。
このフィルムを、トコトン使い切るぞ。
そのためには・・・更なる現像実験は必要だろうと、
思い出したように、現像実験を再開した。
テスト・ピースを使った現像実験を重ねれば、
それだけ、フィルムの特性と現像液の関係もよく分かるようになるのだが・・・
実際使ったら、どんなネガを作れるのか、どんな写真が撮れるのか、
確かめの撮影は、まだ終了していない。
一昨年暮れ、すでに、Fomapan100用の軟調現像液(Ⅵf)の組成と現像条件は決まっていたが、
しかし、未だ一回も使っていなかった。
これが初めての実践。

軟調な現像液なので、明暗差の大きな被写体向きだろうと思っている。
拡大すれば、道を行く女性の表情までトーンは豊かに記録できていることが分かる。
黒潰れ、白飛びは殆ど感じない。
この状態の光を、硬調な現像液で現像したら、白飛び、黒潰れすると思う。
ただし、白黒の効いたすっきりとした写真になるかも。

桜の太い幹のディテールを出したいため、少し露光を多めに加えた。
この程度なら、明るい空もギリギリ・セーフ、白飽和しないだろうと・・・思ったが、
手前の白く枯れた笹の葉は・・・意外、白飽和? 意識していなかった。

(Ⅵf)現像は、明暗差の大きな光線向き。
白飛びを抑え、黒潰れのない豊かなトーンが記録できる。
Fomapan100 なかなか、使い勝手のいいフィルムだと 感じるようになってきた。

白い看板や白のマスクの目立つ所では、なかなかの描写力だと思う。
白と黒の境界で、ちょっとエッジが立っているようにも感じた。
- 2021/03/12(金) 11:44:35|
- フィルムの眼
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大森駅は台地の際にあり、そこから下ると東京湾の砂浜が続いていた。
古代の日本人は、貝を取り、貝殻を住居近くに捨てていた。
明治時代になると、新橋から横浜まで鉄道が敷かれ、
その列車に乗ったモース博士は、
車窓から大森台地の斜面に夥しい貝殻の層を発見したという。
博士の発見した場所の特定は、今となると難しい。
至る所に貝殻の層があるという。
大森駅は品川区との区界近くにある。
大森駅近くに大森貝塚を示す碑(いしぶみ)があるが、
ビルの間の小道を入った中にあるらしい。
そこから数百メートル(300メートル?)くらい離れた品川区にも、
大森貝塚を示す公園がある。

大森貝塚が、大田区にあるか、品川区にあるかなど、古代の日本人には関係ない話。
現代の人にとっても、たいした話ではない。

重要なのは、この地形が、住みやすい場所だったということだろう。
この城南地域で、遺跡が発見されるのは、
海あるいは川が望める台地の際に多い。
50年ほど前、小学校時代の級友の家近くで、
家を建て替えるとき弥生時代の遺跡がでて、
話題になったことがあった。
その場所もやはり台地の際(大崎台地)だった。
古代の人にとって住みやすい所だったのだろう。
(台地の際なので、伏流水の小さな泉があったのだろう。飲み水にも困らなかったと思う。)

(Ⅰaf)現像液は、D-76より少し軟調に仕上がる。
樹の幹のディテール潰れることなく、また白飛びもかなり防いで現像できた。

エッジが立つのか?? 鮮明に撮れている。

硬調な現像液を使っていたら・・・もっとコントラストが上がり 面白いトーンになったかも。

Fomapan100フィルム、いろいろなトーンを見せてくれる。
それだけに、光を読み、フレーミングし、適切な現像液を選ぶことが重要だろう。
もう少し習熟しないと、フィルムに遊ばれてしまう。
人の決めたルールで遊ぶか、
独自のルールを作って/発見して遊ぶか、
面白いのは作って/発見して遊ぶ方だと思っている。
- 2021/03/11(木) 09:57:18|
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JRの大井駅や蒲田駅なら、降りたり、乗ったりすることもあるが、
その中間にある大森駅では、その経験はない。

池上通りに面した北口、昔は山王口と呼ばれていた記憶が残る。
JRの駅の出入り口に見えないが、階段を下ると改札口がある(らしい)。
線路は斜面を下った所を走っている。
エッジが出る現像法なのか、
デジタル・モノトーンのような調子になった。
こんなトーンも、いいと思う。(デジタルのトーンも真似したい。)

斜面を下ると、昔の蒲田や大井町の飲み屋街の雰囲気が残っていた。


JR蒲田と京急の蒲田駅の間には、
こんな雰囲気の飲み屋が、雑然と軒を連ねていた。
(ちょっと危険、でもそれが魅力、安く呑めたし・・・)
今は再開発され、
殆ど往時の猥雑な雰囲気は残っていない。
ここには 少し残っていた。
(大井町にも・・・まだ少し残った所がある。蒲田も探せばあるのかも。)
- 2021/03/09(火) 12:35:56|
- 散歩
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大森駅は池上通りにある。
近くには、神社・仏閣が密集していた。

池上通りは、池上の本門寺へ向かう道で、
地形的には、大森台地の斜面に作られている。
更に台地を下れば、旧東海道の道が、並行して走り、更にその下には、大森の砂浜が広がっていた。

神社・仏閣は、海を望む方向に建てられていた。

駅前通りは、傾斜の緩やかな部分をならしてつくられたもの、
天祖神社は、台地を登った所に建てられていた。

江戸の街の周辺(今は東京都になっているが)に天祖神社は多い。
この神社も、江戸時代のお伊勢参りが契機となり建立されたものという。
大田区・御嶽山の天祖神社と由来は同じだった。
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Fomapan100フィルム、(Ⅰaf)現像液で現像すると、エッジが少し立つのか、
非常にシャープな画像に見える。
オールドレンズが、生き返ったような気がしている。
- 2021/03/05(金) 11:50:58|
- 読み解く写真、心に残る写真を・・・
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大森の天祖神社へ行こうと、家をでる。

ニコン工場の近く、地番は西大井。
以前は小野学園という中高一貫の女子校だったが、
校名が変更され、男女共学の学園になる。
品川区内の私立の女子校が 男女共学校へ変わっていくのは、時代の流れかもしれない。
下神明にあった青蘭学院(商業高校ではなかったか?)、20年以上前、男女共学の中高一貫の青陵学園となった。
上神明(二葉町)の中延学園も、20年くらい前、校名を朋優学院(高校)にし、男女共学となる。

大井7丁目と山王1丁目が、品川区と大田区の区界になっていた。

区界の道を進む。

道は、どうやら、品川区と大田区の台地の間を縫うように進んでいる。

嘗ては小さな川が流れていたのだろう。
池上通りにぶつかる。
大森駅は、もうすぐ。
天祖神社は、駅前にあるはず。
- 2021/03/04(木) 11:05:04|
- 散歩
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SuperPan200フイルムの現像条件を検討中。
その中で、硬調現像液(Ⅳ)を調整し、
ようやくSuperPan200用の現像液(Ⅳz)を決定した。
(一つ前のブログの現像液は、中庸な現像液(Ⅰfz)を使用。)
早速、テスト撮影。

R72フィルターをつけて撮影した。
いわゆる赤外線写真。
赤外線写真の効果をはっきり見せるなら、
太陽の光を背に受けて、
青空と湖(水面)、樹木の緑の葉を入れた構図で撮るのが定番。
散歩コースには、そのような絶景は少ない。
またそんな構図、定番過ぎて・・・撮る気持ちも失せる。(ルールに従って遊ぶのは嫌だ。)
やや逆光気味の光を選んだ。(赤外線効果は薄まる)

硬調な現像液を使用したので、
只でさえ硬調になる赤外線写真、すごいコントラストがついてしまった。
春の日差しはまぶしい。
早咲きの桜が、もうすぐ満開を迎える。

古いツアイスのレンズには、赤外撮影用の距離補正マークがない。
レンジファインダーカメラ Nikon S用のレンズには 50mmの標準レンズ以外は、補正マークがついている。
(Nikonの交換レンズ、28mm F:3.5、85mm F:2, 135mm F:3.5で確認。)
勿論、フィルム時代のNikon F用レンズには 全て距離補正マークがついている。
ただし、赤外線フィルターをレンズにつけてNikon Fのファインダーを覗くと、
一瞬真っ暗になってしまう。
構図を確認するためには、片目を閉じ、
目が明るさに慣れるまでしばらく待つことになる。
赤外写真はレンジファインダーカメラ向きです。
ツアイスとしては、レンズごと、使う赤外線フィルターの特性(波長カット値)ごとにより、
補正する距離マークが違うので、使う人がテストし、補正量を求めよ・・・ということらしい。
ツアイスのゾナーレンズの補正量は、テストピースを実際作り、数年前求めていた。
全て、距離補正して 撮っています。
- 2021/03/01(月) 12:21:38|
- フィルムの眼
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