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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

戸越の夏

今年の初めから コロナウイルスのことで、自粛生活をしている。
あと、どれほど続くのか?
コロナと共生する生活とは・・・何?
気の重くなることが多い。
少し遠くへ散歩といってもなかなか出向く決心がつかない。
暑い夏、ごく近くを、ごく短時間だけ散歩する。
戸越 夏(1)1303-13a
豊(ゆたか)図書館へ、本を借りに行ったとき、植え込みに植えられていたヒマワリを撮った、。
撮らないと、夏が来たことを忘れそう。
戸越 夏(1)1303-15
コロナ騒動で、戸越商店街では4,5店舗(もっと多いかも)が閉鎖、新たなテナントを募集していた。
コロナ騒動前に出店を決めていた店もあり、この店は、その少ない一軒かもしれない。
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安倍首相が、辞任を表明。
途端に内閣支持率が上昇したという。

首相は、一生懸命にやっていた・・・・のだろう。
病気を押して頑張ったのだ・・・エールを送ろう。「ありがとう」と。
それが日本人の感性。
不都合(不誠実)な悪い過去は水に流し、受け入れよう。
かなり情緒的な反応だと思う。(こういう人が多いのだろう。良くも悪くも、それが日本人)

文書の改ざんで自殺した官僚のことは忘れてしまう。
自分の取り巻きには優しく(モリカケ花見)、
政権に対立的な団体には冷たかったが、もう忘れてしまったのか?

寄り添うはずの拉致被害者には、言葉だけ。
やっている振りをするだけ。(それでもOKなの??)
沖縄の現状には、かなり冷たく突き放す。
コロナの拡大も、それを放置した東京の問題(新宿)と突き放しGo To キャンペーンから除外する。

能力のないものが、偶然、権力を手にすると、
自分の地位を守るため、
自分より将来人気がでそうなもの、
あるいは、能力が高く自分を押しのける恐れのある人物を、
遠ざけ、閑職へ追いやる。
自分の地位を脅かされないよう、
自分まわりには、イエスマン(お友達)を集め、派閥を作る。
それが会社経営(支配)の長期化へつながる。
これは、どの組織でもありがちな傾向。
優良企業でも、次期社長の選定を間違え、
能力のない社長になると、
自分の意に染まない優秀な人間を遠ざけ、
尻尾をふるものを、昇進させる。
過去の遺産があるので、最初は目立たないが、やがて、業績は長期に低迷していく。
(企業は安倍クンのアベノミックスで内部留保の資金は貯め込んでいる。
しかし、トップに能力がなければ、企業の活性化は望めない、日本企業は長期低迷している。)
歴史をみれば、独裁者が破堤していく過程もそれに似ている。

にわかに管氏が首相候補に挙がってきた。
彼のポリシーは何? それが見えない。

彼は、沖縄に優しかったか?
うちの百合子への当てこすりで GoToは除外か・・・
「それには当たらない」と(何も答えず)一言で会見を終わらせる手法は、信頼できるものだろうか?
もし、彼が首相になったら、安倍首相のように、将来対抗馬になる人間を閑職に追いやり、
気心の知れた者を集め、お仲間内閣を作るのだろうか?

安倍クンは 人を切り捨て、育てなかった。
残ったのは彼の眼に適ったお友達。
首相になってほしい人物が見当たらない。
コロナと戦うのは、だれ?
一兵卒の国民達に丸投げか?

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  1. 2020/08/31(月) 21:54:44|
  2. 読み解く写真、心に残る写真を・・・
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三ツ木通りを行く(2)     

劣化した赤外線フィルムでも、
劣化しているのは赤外部に、感光性を失ったボイドが出ているだけ。
可視光部の劣化は少ない。(ないわけではないけど)
フィルターを使わずスーパーパンクロフィルム(可視光から赤外光まで感光する)として使うなら、
黒くなるボイドの部分は目立たなくなる。
三ツ木通り1304-19
トーンの調子も独特。
スーパーパンクロフィルムと称するRollei Retro80Sとか400Sに似たトーンになる。
Tri-XやKentomere、Fomapan400、RPX400では 出せないトーンだと思う。
三ツ木通り1304-20
三ツ木通り1304-21 Ⅱ
店のドアーに、セルフポートレートが映っていた。
この写真のトーン、暗い部分も潰れず、明るいところも白飽和していない。
小生の狙っているトーンになっている。
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この頃、カメラもレンズもあまり気にしなくなった。
暑いので、小さく軽い(シャツの胸ポケットに入る)Canon Autoboy35を使うことが多くなった。
レンズの解像感はいい。ズームの範囲が、35mm-70mmというのも、使いやすい。
夏の暑い時期は、このカメラだろう。
しかし、使っていると、あまりの便利さ、簡便さに、不安になる。

被写体に当たる光を読んだり、ピントを合わせることをしなくても、
それでも撮れてしまう。
ここは シャッター速度を速くし、止めて写そう・・・
絞りを開けて、この部分をぼかそう・・・・
それはできない。カメラに任せるのみ。
このカメラだと、シャッターを押したときの達成感が希薄になる。
それも また経験が増えたと思えば、それでいい。
要は使い方。
馬鹿チョンカメラと呼ぶべきではないだろう。
カメラは そのときそのときの気分で 選べばいいと思う。

レンズも それほどの拘りはなくなっている。
レンズの違いが、写真表現の深い部分にまで影響するとは思えなくなっている。
(ライカのズミクロンでないと、こうは撮れない。キャノンの50mm、ニコンの50mmでは無理という写真あっただろうか?)
レンズにも、少しずつ癖(個性)はあるが、それもわずかなもの。
どれも優秀なレンズ。そのときの思い入れでレンズは選ぶだけ。
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8月も残りあとわずか。
今年はコロナに明け暮れている。
第二波のピークを探ろうと、グラフを作って追跡してきた。
テド・ウイルス8月27日ー 3
8月の初めあたりに第二波のピークがあったのだろう。
それ以降、感染者はゆっくりと減少してきた。
このグラフの役目は終わった。
テド・ウイルス8月27日ー 2
第二波は、23000人くらいで感染の壁と思ったが、減少(収束)の速度は、期待したほど速くなかった。
改めて、感染の壁を26000名とし、減少の速度(半減期)を伸ばし、カーブフィッチイングしてみた。
テド・ウイルス8月27日ー 1
毎日発表される東京都の感染者の数、日によって大きくばらつく。
ばらつきが大きいのは、人間側の検査態勢(組織)の問題。
統計の数字がばらつくと、状況がつかめず、どのように対処していいのか、判断ミスを起こしやすい。
これは、75年前、連合国と戦争した時の日本の軍隊の状況に似てはいまいか?
コロナとの戦争を指揮し、減少に向かわせたと自慢していた将軍は(本当?)は、健康を理由に戦線を離脱した。
残されたのは、お友達の参謀達。

その都のデータもこのばらつきよう。
うちの百合子も(やっている感をだすが・・・)大丈夫だろうか。
負けの負債は いずれ税金(年貢)という形で、一億総活躍の国民へ課される。
  1. 2020/08/29(土) 13:51:49|
  2. 散歩
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劣化した赤外線フィルムでスナップ写真

趣味で写真を撮っている。
赤外線フィルムが劣化したとはいえ、
だめだ、と捨てるわけにも行かない。
完璧は求めない。
これも フィルムの味と、楽しむべし。
スナップ写真を撮っている。
スナップ1301-2a
黒点が出てしまうが・・・これも・・・これでもいいと思おう。
スナップ1301-2b
スナップ1301-4a
スナップ1301-3a
R72の赤外線フィルターをつけて撮影している。
トーンの調子はかなり硬調になる。
スナップ1301-5a
波長の長い赤外光を使うので、レンズの解像感は劣るが、でもディテールはでる。
スナップ1301-15a
人の肌は赤外光を良く反射するのか、白く写るようだ。
レンズの解像度も落ちるので、これでポートレート撮ったらどうなるだろう?
肌の皺、シミは消え、白く写るようになるかなぁ・・・
光線の状態のいいところでポートレート撮ってみたいもの。
スナップ1301-31
バックは木々の生い茂るところ。
順光で木に太陽光線が当たる場所に立ってもらう。
日焼けが嫌といわれたら、幅広の帽子か、陰の位置に立ってもらい・・・ストロボ照射というところか。
そんな妄想をしている。
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去年 ブローニーの赤外400を10本購入し、冷蔵庫で保管中。
1本は去年使ってみた。
今年、日差しが強くなり、青空になったら、風景と植物を撮るつもりでいた。
期限が2022年5月の100フィート巻きフィルムはローダーに詰め、これも冷蔵庫で保存している。
(ローダーは3つ保有しています。)
蒸し暑い日本の気候では、赤外線フィルムの劣化は早いとみるべきだろう。
今回のことで 赤外線フィルムの取り扱い かなり気にしている。
冷蔵庫から取り出したら、直ちに使用し、現像するつもりでいる。
劣化した赤外線フィルム まだ10本分くらいローダーのなかにある。
テストをかね、使い切るつもりでいる。(いろいろテストしておきたいこともある。)

  1. 2020/08/28(金) 11:03:48|
  2. 散歩
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フィルター効果を確認

写真は見たものを そのままを記録する機器。
そこに嘘偽りはない・・・という前提で写真を見る。

モノトーン写真だと、色の情報がない分、想像できる部分が増える。
そして、トーンを変えると、見え方も違ってくる。
トーンを変えようと、フィルムを選び、フィルターを変えてみる。
写真を見たら、一度、心の中で反芻し、捉えたものを想像する。
嘘ではない、偽りでもないものを撮っている(はず)。
撮った人の立ち位置は?被写体と撮った人の関係は?
それを どのように切り取ろうとしたのか、撮影者の意図を想像する。
・・・これがモノトーン写真。
(撮った人の品性・品格まで、時として、その写真にでてしまう。具眼の人に見られたら・・・と思うと恐ろしい。)
どうでもいいと思う、くだらない写真もあれば、
すごい、と驚く素敵な写真に出会うこともある。
フィルター効果 無し 1302#5-3
来年が期限だった赤外線フィルムが劣化し黒点が出たので、
新しい赤外線フィルムを冷蔵庫から出し、同じような劣化を起こしていないかチェックした。
そのときフィルター効果がどうなるかテスト撮影してみた。
フィルター無しで撮影すると、スーパー・パンクロと称するRetro400Sと同じようなトーンになった。
地面の砂の白さが目立ち、その部分のディテールは出ていない。
フィルター効果 黄色フォイルター 1302#5-5
Yフィルター(黄)だと、地面の砂のディテールが出てくる。
フィルター効果 YGフィルター 1302#5-7
YGフィルターになると葉は明るくなる。
フィルター効果 赤2フィルター 1302#5-9
R2フィルター(橙色)になると、空のトーンが落ち、葉が白くなり始める。
フィルター効果 赤外フィルターR72 1302#5-11
赤外線フィルター(R72)だと、空は暗く落ち、木の葉の緑は白くなり、赤外線特有のトーンになる。
「ネガは楽譜、プリントは演奏。」(写真家 アンセル・アダムスの言葉)
これが小生の写真の原則になっている。

硬調な印画紙に焼き付けるか、軟調な印画紙に焼き付けるかで 印象は変わり、
暗室で格闘し、覆い焼き、焼き込みの技法を使って、トーンを整え「写真を作る」。
それは個人の特性(感じ方)であり、「写真表現」として許されてきた。
今 デジタルの時代になり、ネガフィルムをスキャンし、デジタルデーターに変換することができる。
変換されたデジタルデータは、厳密に言えば、ネガの銀塩映像と同じとはいえないが、
演奏するのに、いろいろな方法があってもいいと思う。
暗室で格闘する従来の方法がいいのか、デジタル化し、プリンターで出力するのがいいかは、表現者の自由。
ネガに記録された銀塩映像をデジタル化しても、
レタッチソフトで変形・変造(目をぱっちり、足を細くする。ほかの画像の一部を貼り付け合成など)しなければ、
すくなくとも、そこに嘘はないだろう。
それが守れるかは、個人の知性、良識のみ。

その境界(嘘、偽り)の判読が難しくなっている。
去年、世界の恵比寿の写真美術館で報道写真展をみたが、
受賞作(展示されていた作品)のうち 15%くらいにレタッチソフトで合成した跡があった。
トーンを調整したという限界を超え、トーンの変更、色情報をさらに盛って、写真にインパクトをつけたいということだろう。
良く見ると不自然さが出ていた。
(こんな風には撮れない・・・)報道写真といいながら・・・演出の目立った写真もあった。
デジタル写真になり多量の画像が町に溢れる。インターネットを行き交う。
少しでも、目立ちたいと画像が盛られていく。
それが常態化して麻痺してしまったのか・・・
写真を見る力が 衰えていくのかとも思う。
  1. 2020/08/27(木) 12:10:55|
  2. フィルムの眼
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夏の空

今年は コロナの夏、豪雨の夏だった。
秋になっても、まだ「コロナの秋」が続き、
「台風災害の秋」が待ち受けて居るのだろうか?

晴れたら撮ろうと、冷蔵庫に保管していた100フィート巻きのフィルムを、ローダーにセットした。
夏の強烈な光を感じたので撮ってみた。
大崎・夏空1296-20
現像してみたが、品質に問題はなかった。
これで今年の夏を撮ろうと思った。
しかし、それから雨がちの日が続く。
曇っているが、蒸し暑い。
自粛要請に、家に籠り勝ち。

一か月後、赤外線フィルムを詰め、撮ってみる。
ネガに未露光の点が多数発生する。

原因を探ったら、フィルムの劣化だった。
この蒸し暑さのせいだろうか、
まだ、使用期限内だったのだが・・・・
あまりいいことはない。
第二波収束予想2
立秋はとうに過ぎているが、まだ夏の暑さは続いている。
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども ・・・・」
微かだが収束の兆しを感じる。
このグラフのように推移してくれればと思う。

(専門家が予想し、警告する)秋以降くるという第三波は・・・
ぼんくらな小生の頭では、まだ想像すらできていない。
  1. 2020/08/25(火) 10:52:48|
  2. ある場所、ある瞬間
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林試の森にて

江戸時代 西洋絵画が出島を経由し日本にもたらされる。
それを見て日本の絵師は、驚いたのではないかと思う。
空間の表し方が それまでの日本の技法と異なっていた。
どのようしたら、このように空間を表現できるのかと、
西洋の遠近法を学び、それを取り入れるようとした。
幕末に近くなると、カメラがもたらされる。
そして、これが、見ているものを、
そのまま細部まで間違いなく記録する装置かと合点する。

Photo Graphを「写真」と日本語に翻訳した。
もちろん、光画と訳した人もいたが、
「写真」という言葉の方が、日本人には受けが良かった。

林試の森1302#2-15
写真は、3次元の空間を2次元の平面に記録する。
見たものをそのまま写しているかというと、そうでもない。
しかし、心の中で画像を認識し、そこに、なにが映っているか了解する。
その瞬間、写真は「記憶の鏡」となる。
林試の森1302#3-6a
でも白黒の写真は、みたものそのものの記録にはなっていない。
細部まで記録されているとしてもカラー情報を欠いている分、抽象的だ。
記憶の鏡となるためには、具体的なものがよりよいと、
カメラが発明されてた初期の時代から、すぐにカラー写真へ関心(開発)が進む。
20世紀初頭にはカロタイプのカラー写真(ポジだった?)が発明されている。
林試の森1302#3-2
フィルムの感光域も、より長波長への開発が進み、やがて赤外線フィルムも出てくる。
林試の森1302#3-4
赤外光を人間は見ることができない。
可視光をカットしたフィルターで撮影された赤外線写真は、
見たそのまま撮る(記録する)という概念から外れる。
見えなかったものを、見えるようにして、その奥に潜むものを見たいというのが人間のエトスなら、
これも写真。
林試の森1302#3-9
一度「写真」という言葉が日本人の心に定着すると、
今度は、その言葉に支配されてしまう。
写真という語感から、(真を実として正確に写し取る。)
真実を写すもの・・・と心の底では思ってしまう。

人間の目では はっきりと捉え切れないものがあると・・・思う、あるいは思いたい。
それを捉えたとする心霊写真が出てきたり、(デジタル写真になってからはなくなったと思う。)
写真は「写心」だと言ってみたり、
この写真は(私の)心象風景を写したもの・・・と言いたくなる。

カメラは自然科学の発展を基礎に、技術開発によって生み出された科学機器。
科学技術の結晶。
しかし、まだ人の心の原理は解明されていない。
それが撮影できるか否かもわからない。
その原理が解明されない限り、
残念ながら、カメラに、心を写す機能を、組み込むことはできない。

カメラにできるのは、見たものを写真に撮る(記録する)こと。
それは、自分の「記憶の鏡」になるが、同時に、人に伝えたいことにもなる。
スマホで撮った画像を、すぐに友に送りたくなる。
研究用カメラは、銃弾が打ちこまれた瞬間を高速度撮影で捉えたり、
探査衛星に備えられたカメラは、遠い小惑星の表面を撮影し、地上にその画像を送る。
用途により必要な機能は決まり、用途によりカメラは作られている。
その機能の限界まで利用するのが、写真を撮ることだと思う。

カメラがあまりにも発展し、誰もがきれいな写真を撮れるようになる。
個人的な独自の写真表現となると・・・なかなか難しい。
みたいもの、知りたいもの、記録しておきたいもの、
それをカメラで捉えようとするのだが、
写っているものは、あくまでも現実のコピーに過ぎない。

誰が撮っても大同小異じゃないかと思うが、
しかし、じっとその写真を見ていると、
撮る人の志(こころざし)の高さ、知性、熱意(腹に一物があるか)が 見えてくることがある。
撮ったつもりが、結局、撮る人が被写体に試されている。

写真はやっかいにして面白いと思う。

  1. 2020/08/22(土) 12:19:28|
  2. フィルムの眼
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三ツ木通りをゆく

司馬遼太郎の著作に「街道をゆく」というシリーズがある。
イマジネーションをそそるネーミング。
さすが小説家だと思う。

中原街道から区役所通りを結ぶ細長い通りがある。
歴史のある通りとは思えないが・・・
それをまねて、散歩コースの名にしている。
かつては小川が流れていたが、今、川は下水道となり、道路の下にある。
その長い道路の約2/3は戸越銀座通り、残りは三ツ木通りになっている。

第一波のコロナ騒ぎの時は、
その状況を記録しようと・・・デジタルカメラを抱え、戸越銀座通りをスナップしていた。
殆ど無意味な撮影であったと反省している。
三ツ木通りを歩く1300-11
コロナの世界的な感染拡大で、海外との飛行機の減便が続いている。
空には 関心を寄せていなかった。
しかし、そのときすでに、都内の上空を飛ぶ新航空路の試験運用が、始まっていた。
こちらを撮っておけばよかったかも・・・・と反省する。
上空を飛ぶ飛行機が見慣れたものになれば、
それを記録しようという気にならないだろう。
記録すべきは、その初期段階。
三ツ木通りを歩く1300-25
今年の夏、各地で局地的な大雨が降り、甚大な洪水被害があった。
ゲリラ的な洪水被害の頻度は高くなっている。
60年ほど前、小川が暗渠となる時、大きな排水溝(下水)が掘られ、
それ以降、戸越銀座と三ツ木の通りが、冠水する被害は殆どなかったが、
近年の傾向を捉え、もう一本さらに地下に排水溝を作る計画が進んでいる。
西品川公園はその拠点となる場所で、
ここから(シールド工法で)掘り進み、中原街道近くまで排水溝を掘る計画になっている。
三ツ木通りを歩く1300-24
2,3年のうちに完成してもらいたいものだと思う。
三ツ木通りを歩く1300-28
区役所通りにぶつかる。
ここが三ツ木通りの起点。
大崎を経由し埼玉と湘南を結ぶ、湘南ラインの電車が走っていた。
右の角地にガソリンスタンドがあったが、営業を止め、今は更地になっていた。
去年は営業していたような記憶が残る。(果たして、写真に記録してあったか・・・定かでない)
知らないうちに、徐々に、三ツ木の通りも変化していく。
写真は記憶の鏡なのだろう・・・・

昔 撮った写真を見ていると、
そのとき、どんな思いでシャッターを切ったのか、
どんなことを注意して、現像したのか、
個人的な思いが、記憶の底から浮かび上がってくる。
写真は、ごく個人的な、その人のための記録に過ぎないが、
それが原点なのだろう。
撮影者の個人的な思い出が減り(なくなり)、
一般化すれば、万人に受け入れられる報道写真 あるいは商業(広告)写真となるが、
何が写っているかが関心の中心で、誰が撮ったかは、それほどの関心事にはならない。
(絵画なら画家の名が、小説なら著者の名が心に残るのに・・・・)

  1. 2020/08/20(木) 14:29:38|
  2. 散歩
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トーンも変わる

湿式写真の時代なら、
感光機材を自製したのだろうが、
今となっては殆ど不可能。
再び、感光体を自製する時代に戻ることはない。
乾式の銀塩写真から電子素子のデジタル写真へ、時代は変化。
この流れも必然だろう。
進歩するに従い、写真を撮ることが容易になる。
それに反比例して、撮ることの楽しさは減っていく。

フィルムで撮影するのが面白いといっても、
市販されている中から、
高いけど好みのフィルム、
手に入れやすいフィルム、
より安価なフィルムを、
その都度選択するだけだ。
そのたびに トーンがことなり、画像の鮮鋭度が違ってくる。
赤外線フィルムは特殊なフィルムだった。
日持ちしないので、冷蔵庫に保管している。
それでも、劣化しやすい。
有効期間だと思っていたが、劣化していた。
トーンは変わる1302#6-5
しかし、これも「味」だよなと思う。
荒れ・ボケ・ブレの時代のテーストがでている。
現像をオーバーにして暗いネガを作る。
それを(トーンの)硬い印画紙に焼き付ける。
なかなか、うまくはいかないが、
荒れた粒子の写真を作って喜んでいた時代があった。
劣化した赤外線フィルムのトーンは、その雰囲気を醸し出してくれる。
もともとR72という赤外線フィルターで可視光をカットしている。
硬調なトーンのネガになりやすい。
それを防止したくて、軟調で微粒子タイプの(Ⅴm)現像液を開発したが、
その現像液を用いても・・・硬調なトーンになる。
トーンは変わる1302#6-13
ザッラとした(荒れた)ネガになった。
当時との違いは、葉のトーンが明るいこと。
このようなトーンの写真、
1970年代の荒れボケブレの時代にはなかったと思う。
(大型ストロボを照射し、明る出した写真はあったかも・・・)

趣味で写真を撮っている。
人さまに見せて、どうだすごいだろう・・・とうぬぼれる気はない。
淡々と、楽しみにカメラで遊んでいるだけ。
赤外線フィルム、劣化したからと、そのまま捨てるわけにも行かない。
楽しんで使ってみるつもりでいる。
これも、フィルム写真の楽しみ方の一つ。
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雑誌で読んだのか、新聞だったのか、
戦後、進駐したGHQが、占領政策を策定するため、
日本の統計数字を集めたが、どうにも整合性がなく、
「どうして 統計数字がばらつき 読めないのか?」と
問いただすと、
日本の責任者(おそらく吉田首相だったのでは?)が、
にやりとわらって?(これは 小生の記憶 間違いかも)
「それが日本が負けた原因だ。」と答えた逸話があった。

正確な統計数字は、政策を策定するための基礎だが、
「東京の最新の感染状況」のサイトに載ったコロナウイルスの情報は、
データーがばらつき、判断に苦しんでいる。
組織の作り方に問題があるのか、機能的でないことは確か。
コロナとの戦争でも、劣勢に立たされている。
コロナとの共存が叫ばれているが、無条件降伏でないことを祈る。

局地戦に目が行き、そこに固執すると、戦争の全体像が見えなくなる。
感染者を、最初から大きく俯瞰して見てみる。
すると局地戦のばらつきは目立たなくなり、平準化する。
収束予想2 8月17日
対数近似ラインよりさらに下降している。
すでに収束の方向に向かっている可能性が出てきた。
希望的だが、収束予想ラインを計算してみた。
パラメーターの与え方で、計算結果は 違ったものになる。
また、一週間後にも 再計算してみるつもりでいる。
収束予想 1 8月18日
日本政府も東京都も いまのところ目新しい措置を行っていない。
ただ静観しているように思える。
とすれば、このラインに近い傾向で、収束に向かいそう。
9月末でも新規感染者30名程度はでる。
一桁の数字になるのは10月の終わり頃になるかもしれない。
感染症の専門家は、秋冬にも また感染の波が来ると警戒を呼びかけている。
第三波が待っているようだ。

勇敢な兵士がいれば、局地戦には勝てる。(世界に冠たるクラスター班がいる。)
しかし、有能な参謀がいないと、戦線では負ける。
そして、全体を俯瞰できる将軍がいないと、戦争には負ける。
日本の将軍は誰?
参謀の方たちは誰なのか?
見えてこない。



  1. 2020/08/18(火) 13:55:19|
  2. 散歩
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献花

1868年 徳川幕府は倒れる。
倒幕に論功のあった者達が中心になり立憲君主の政府ができる。
それから僅か77年後、日本は米国を中心とする連合国との戦に敗れ、
立憲君主制は倒れ、立憲民主制の時代となる。
戦争の責任を取り、軍の責任者は処罰を受け、
上級の政府高官は公職を追放されたが、
政府の行政機関の大幅な機構改革はなされず、(なされたとしても)
上司の命を絶対とする 真面目で、実直な下級官吏は残った。
国破れても、官僚機構は生き残る。
それが、今の日本の政府のあり方かもしれない。

上司から指示されたら、実直に実行する。
それは国民を欺くことになると・・・苦悩する役人がいた。
上司の命に従い公文書を改竄してしまい・・・悩み、そして自殺した役人が出た。
献花1302#6-9

戦後75年、あと2年で、明治の治世の期間に並ぶが、
今度の敵は、新型コロナウイルス。
歴史の皮肉か・・・と思う。
日本政府は、後手後手の対応。
大本営発表でもあるまいが、
どうにかうまくやっているという素振りを見せる。
「世界に冠たるクラスター班!」
そんなことを得意げに語る政府高官もいた。
国のあり方を変えなければ、いけない時期に達したのかも。

早坂隆さんの「世界の日本人ジョーク集」を読んでいたら、
日本軍のイメージが載せられていた。
第二次世界大戦のイメージが強いらしい。

「世界最強の軍隊とは、
アメリカ人の将軍、
ドイツ人の参謀、
日本人の兵

では、世界最弱の軍隊とは、
中国人の将軍、
日本人の参謀、
イタリア人の兵」

ジョーク集を読みながら、
専門者会議のメンバー、
厚労省の大臣、
コロナ対応大臣の顔を思い浮かべる。

最弱な参謀と、最強の兵、それが日本の組織の在り方かも・・・そうだよなぁと妙に納得した。
(外国の方、日本人の特性をよく見ている)
  1. 2020/08/15(土) 11:56:32|
  2. 樹、草、花 
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暑い、でも結論が出るまでは、テスト撮影は続けるさ。

暑い。
コロナに感染したら、老人は危険。
家でおとなしくと、妻には言われるが、
気になったら、手を止めるわけにいかない。

じっとしていたら汗が出るだけ、なんとも侘しい。
それに 何せ 暇だし・・・・

昼間 短く切った赤外線フィルムを パトローネに詰め、撮影。
帰ってきたら現像し、黒い点がネガにできるか、原因を・・・突き止めようとしていた。
簡単なことだった。
フィルムの劣化、それが結論。
ポートレート1302#4-15a
Rollei赤外400は、2018年8月9日に購入している。
それから冷蔵庫に入れ保管していた。
品質の保証は2022年5月ということになっている。
一ヶ月ほど前、冷蔵庫から取り出し、ディロールに詰めて使っていた。
その時 使ったが問題はなかった。
この一ヶ月で、黒い点が出るようになる。
現像液を疑い、
問題のなかった現像液に戻して試したが、やはり黒い点は出る。
赤外線カットのフィルターを付けず 使ってみると 黒点は発生せず、
普通のパンクロフィルムのように使えた。
パンクロとして評価すると、トーンは独特、
拡大し粒子の状態を観察すると、・・・灰色の、黒点になりそうなものも見つかる。
赤外部に感光性をもつ銀塩粒子の一部が不活性化しているようだ。
なんということもない 嫌な結論に達した。
これでは赤外線フィルムとして使用できない。
残りの部分は、スーパーパンクロフィルムとして・・・・使わざるをえない。
それも赤外部の劣化を考えたら、短時間に消費する必要があるだろう。
まだ15本分くらいローダーに残っている。
不都合な結論だった。(受け入れます。)
------------------------------------
日本を世界を 嫌な思いにさせているテドウイルス、
どうにかならないものか・・・
第二波の壁は
第一波の時、東京は累計感染者の数が5000名程度で 壁になっていた。
しかし、今回は その壁(二倍値の壁)が まだ見えてこない。2万なのか5万なのか、10万以上なのか・・・
第二波感染ピークを探す
移動平均の感染者数ラインと感染者指数ラインを読めば、
7月25日頃 東京は感染者のピークを迎えたと判断できるのだが・・・
ちょっと待つと、再び感染者は急増する。
グラフを読むと、今度は 8月7日ごろピークと判定できるが・・・・
本当だろうか?
感染者の数がかなり変動している。

それは、人間の都合により休みの日は、検査の数が減り、
また、報告の集計システムの非効率化で、1,2日のタイムラグがあることに起因している。
都の発表する感染データは、状況を正確に表しているわけではない。
8月7,8日頃に感染のピークがあったと思いたいが・・・
もう少し待つべきだろう。
少なくともお盆が終わる来週後半にならないと、判断できないと思う。

・・・・・しかし、政府は無策だなぁ・・・と思う。
やったふりばかりの弁明に終始。
何の具体的な対策も出さない。
民間のアイデアと、地方自治体に丸投げしておけば、どうにかなる・・・
あとは 国民の協力だけと、責任がないようなそぶりすら見せている。

取り残された老人は 
この疫病が頭の上を、
過ぎ去るのを祈るのみ。
  1. 2020/08/12(水) 19:06:23|
  2. 読み解く写真、心に残る写真を・・・
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予期せぬこと、何だろうと思うことがあるから・・・

雨の季節が終わり、青空の季節になったら使おうと、
冷蔵庫のなかに赤外線フィルムの長巻(100フィート)を保存していた。

赤外線フィルムは変質しやすい。
フィルムの期限は今年一杯で切れる。
冷蔵庫から取り出し、ディロールにセットし、マガジンに詰めて、使ってみた。
赤外フィルム1296-11
ISO:400の高感度フィルムRetro400Sでも使っている軟調な(Ⅵ)現像液を使用した。
問題なく使える。
高感度フィルム特有の、ザッラとした粒子が出るのが嫌だった。
コロナの影響で自粛生活、暇はある。
昔使っていたフジフィルムのミクロファイン現像液のようなものはできないかと、
廃版になっていた(Ⅴ)現像液を改良してみた。
Retro400Sフィルムで試したところ、かなり微粒子になり、ザラッとした風合いは減った。
TRI-X用に開発した(A)現像液に似ているが、配合的にはミクロファインに近づいたので、
現像液は(Ⅴm)とした。
赤外フィルム1301-28
その現像液を試したところ・・・・
一面に黒い粒が出てしまう。
赤外フィルム比較
比較のため等倍に拡大してチェックした。
白い雲の部分、銀粒子同士の粒界はかなり滑らかになり
ザッラとした感じではなくなったが、黒い粒が画面を汚す。

赤外400Sフィルムの現像、
(Ⅵ)現像液では問題がなかった。
(Ⅴm)現像液では、黒い点が出る。
(黒点部は、特異的に、その場所で現像が進行していないことを示していると仮定している。)
①粒界を埋めるため添加した薬剤と赤外線フィルム特性を与える薬剤の相性が合わない。
②フィルムの物理的・表面特性(親和性)と現像液の特性が合わない。
③冷蔵庫から出し室温で一ヶ月、急速に赤外線フィルムが劣化した。(その部分の感光性劣化)
何故 こうなったのか 現像したネガを見ながら あれこれと考えている。

(Ⅴm)の開発 今のところ失敗。
Retro400Sでは問題なく使えるので、
赤外400S 特有の問題だと思う。
でも、失敗こそ面白い。仮説を立てる。その仮説に基づき実験する。
駄目なら 何故?とまた考える。
また仮説を立ててみる。その繰り返し。
また 当分 楽しめそう。

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テド・ウイルスも 不明なところ沢山。
死者推移8月7日
第二波の死亡者の少ないことは驚異的。
定性的にはいろいろな説が出ているが、定量的なデーター(エビデンス)のない話ばかり。
どんなメカニズムを考えたらいいのか・・・?
感染状況8月7日
7日ごとに山がでるのは、東京都の集計の問題(人間)、コロナのせいではありません。
6月の上旬、ピークらしきものを発見したので、すぐに感染は収まるかと思ったが、
すぐに判断ミスに気づく。
そこで 爆発曲線のラインと 拡大曲線のラインを引き、経過を観察する。
未だ感染爆発?
第一波の感染をチェックし気づいたのだが、
この感染の様相は、細かく分けると4つのステージになる。
①爆発的な感染時期 この時 感染者の数は指数関数で近似できる。(Y=A*e^α*T)
②爆発が収まると 毎日一定数の感染者がでる 化学の反応速度では零次反応になる時期。(Y=A*T+B ここで A=0)
③その後 指数関数的な増加を示す拡大期 (Y=A*Ln(T)+B) 「指数関数と対数関数は、逆関数の関係にある。)
④最後は収束に向かう。この時は化学反応の一時反応(半減期)で近似できた。(Y=A*e^-α*T) ①の係数がマイナスになる)
③④の様子は現像飽和の式ともよく一致した。
①~④まで統一して記述できる式ができたらいいのだが・・・・残念ながら数学的な理解力は、
大学2年の教養課程で修了。それも50年以上前のこと。高校の数学すら ようやっとというレベル。
無理です。
でも、化学反応と考え、コロナを観てみたい。(専門が実験化学だったもので・・・)
閑ですから・・・罹りたくないから。

7月30日までのデーターで もう一度予想ラインを引き直してみた。
累計感染者予想8月7日
累計感染者で見ると 第二波はまだステージ① 感染爆発中。
12日~14日で二倍の感染速度です。
バラツキが大きい毎日の感染者数では、判断に迷うが、
感染者指数と二倍日数の動きを見ると、
微妙なところに差しかかっていることを示している。
もうすぐ ステージ② そしてステージ③に進むのでは・・・と希望的観測をしながら
毎日データーをプロットしています。
  1. 2020/08/08(土) 15:38:41|
  2. フィルムの眼
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我々は何処にいるのか?

散歩に出る。
いつもと同じ散歩だと言い聞かせても、何故か気分は晴れない。
自粛する気持ちが、抑圧されている気分に変化している。
何ショットか シャッターを押すが、面白くない。
歩き回るだけ歩き、疲れると、すぐに帰宅する。

しょうがないので 読書にいそしもう・・・と思い、
書庫を探す。

昔読んだ方丈記があった。
平安末期の大火、竜巻、飢饉、大地震、パンデミック・・・・
京の都の出来事を記録した覚書が、
今となっては文学作品になっている。

読み進めると、平安末期の京の都の様子が・・・見えてくる。
しかし、惨事の有り様は克明に記録されていても、
時の権力者の対応は、一切記述されていない。
歴史からみたら平氏の勃興と滅亡、
鎌倉幕府の成立という激変の時代。
そのことに、方丈記は一切触れず、事実を淡々と伝えている。

平安末期にあった福原遷都はGo to のキャンペーン?だったのだろうか。
ただ眺めるだけの無策が、貧富の格差を際立たせ、
人心の荒廃が広がっていくことを・・・諦めに近い形で記述されていた。
現実を見たまま記録できるはずの写真でも・・・こうは記録できないなぁと思う。
また、ため息をついてしまう。

4,50年前、
「リッチでないのに
リッチな世界などわかりません。
ハッピーでないのに
ハッピーな世界などえがけません。」
と自殺してしまった天才的CMディレクターがいた。
彼の心にあった暗い思いとは何だったのか?
今でも衝撃的なニュースとしてはっきりと覚えている。
映像(写真)は、人を欺く道具になり得る。

(写真に真実を)伝えられる(力)あまりないのに、
自分の心を伝えられる(自己表現)、と豪語するのは・・・いささか気が引けてしまう。
キャプション文字の誘導がなかったら、そんな大したものではないと、通り過ぎてしまう。
写真は記録だと胸を張っても、不確かなもの。
見方を変えたら、いかようにも解釈できる 不確かさを持つ。
立会川河口1299-2
立会川河口1299-4
「いかにも」というキャプションで誘導すれば、・・・なるほどと納得し、写真に見入てしまう。
写真は、その程度のものかも。

「知らず、生まれ死ぬる人、何方よりきたり、何方へか去る。」
方丈記の最初の段にあった言葉に行き当たる。

同じころ読んだ、ペルシャの大学者にして詩人オマル・ハイアームの、
詩集ルバイヤートに呼応する。

もともと無理やりつれ出された世界なんだ、
生きてなやみのほか得るところ何があったか?
今は、何のために来り住みそして去るのやら
わかりもしないで、しぶしぶ世を去るのだ!

鴨長明は仏教的無常観で著し、
ハイアームは絶望的無神論者?(快楽論者)で詠う。
昔は ハイアームに惹かれたが、鴨長明もいいなぁと思うようになった。
もう一度、日本の中世の本 読み直してみようかという気になっている。
時間はたっぷりある。
問題は、理解力が低下したことと、
寿命の残りが少なくなっているだけだ。

方丈記を読みながら、今のパンデミックを うつらうつらと 考えている。
------------------------------
何処にいる  累計 1
累計の感染者でみれば、まだ指数関数的、感染爆発の状態にいる。
何処にいる 新規 1
新規感染者で追うと、対数近似の感染拡大の中にいるとも解釈できる。
今、我々は何処にいるのか?
爆発か、拡大か・・・・?
未だ、その判断はつきかねている。
爆発であれ、拡大であれ、事態がいいところにないのは明白。
今のところ、事態を好転させるための方針は示されず、
新たな対策もとられていない。
方丈記に記された状況によく似ている。
民の犠牲で惨事が収束するのを待つのみかなぁ・・・


  1. 2020/08/04(火) 20:53:04|
  2. 映し出された世界
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西品川の空 2

前回のブログと、
同じカメラ 同じレンズだが、 
三ツ木の空1296-21 Ⅱ
フィルムを変え フィルターをつけて撮影した。
窓に映る雲の輝きが、現実に思えてしまう。
三ツ木の空1296-14  Ⅱ
三ツ木通りから、大崎のビジネス街を仰ぎ見る。
微かな飛行機の音が、徐々に大きくなる。
三ツ木の空1296-15
ジェット機が現れ、
三ツ木の空1296-17
あっと言う間に通り過ぎていった。

古いカメラと古いレンズ。
シャッターを押せばそれで終わりというわけには行かない。
ちゃんと撮影するためには、気を遣う必要がある。
良くしようとすれば、工夫する余地は、たくさん残されている。
デジタルの方が、質の高い写真が撮れるとしても、
工夫の余地が大きいほど楽しい。

そのうち自動車は自動運転になる。
目的地をいうと、音声認識の人工知能が聞き分け、
最適のルートを探し、
自動運転車は、自動で運んでくれるようになる。
その間に、読書や同乗者との会話、あるいはネットにはいって仕事したりすることができる。
経済効率は上がるだろう。

しかし、自動車を運転する楽しさはなくなる。
目的地へ向かうまでの楽しさも味わえない。
結果が全てだから。
デジタルカメラも そんな傾向になっていくように思える。
今はもう、Phone-Cameraで十分というのがデジタルカメラのトレンドではないだろうか??
-----------------------------------
感染者推移1
「それには当たらない。」と話の腰を折り、
「真摯に受け止め、判断する。」と述べるだけ。
専門者会議は隠れ蓑か、隠れた盾?
「専門家の意見を伺って判断する。」というが、何ら有効で、具体的な対案も示さない。
やった感を演出し、アリバイ作りだとしたら悪質だ。
人間はその甘い言葉に一縷の望みを抱いて、待ってはみるが、
コロナに待ちはない。
人間に忖度なく、コロナは伝染する。

このグラフを見ていると、政府の無策が見えてしょうがない。
第二波感染状況8月1日
このまま 無策でいたら、
8月2日(明日)には500名、8月15日には1000名の新規感染者が東京に出るレベルに達する。
もう一刻の猶予もないのに、国会は閉じたまま。

政府は、「想定外の」・・・と弁明し、責任の所在をうやむやにする手もあるが・・・
感染すると 白い目で見られがちな日本の同調意識。
「それ(感染すること、感染した人)は自己責任だろう。」と見て見ぬふり、
責任の所在を(お友達内閣から)遠ざける工夫はいろいろしているようだ。

欲しいのはリーダーシップなのだけど。
  1. 2020/08/01(土) 21:08:16|
  2. 都会の景観 Tokyo
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もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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