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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

軟調現像液(Ⅵf)          Fomapan100

軟調現像液(Ⅵf)を使って現像した写真。
Fomapan(Ⅵf)1257-2
軟調現像でも白黒のコントラストは出る。
Fomapan(Ⅵf)1257-12
硬調現像液で現像し、焼き込めば、白い部分も、暗い部分も ディテールはなくなる。
この写真表現の方向性は1970年代から始まったと思う。
軟調でメリハリのないのも問題だが、
白黒の対比の美しさだと言って、硬調一辺倒になるのは・・・・納得できない。
いつまでProvokeされ「苛だって」いるのだろうか?
Fomapan(Ⅵf)1257-18
Fomapan(Ⅵf)1257-22
この辺りのトーンは軟調現像液で可能になる。

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  1. 2020/01/31(金) 15:24:52|
  2. フィルムの眼
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中庸現像液(Ⅰf)     Fomapan100


スタンダードとして開発した(Ⅰ)現像液を、Fomapan100用に少し組成を変え(Ⅰf)とした。
その(Ⅰf)で現像した写真。
Fomapan(Ⅰf)1260-5
少し露光をオーバー気味で撮影。それでも白飽和せず、暗い部分の潰れもない。
Fomapan(Ⅰf)1260-20
白く輝く猫じゃらしの穂を撮りたかったので、すこし露光オーバー気味にした。(ただし、それは気持ちの上のこと。Nikon Fには露光計が内蔵されていないので、確かめようはない。)
Fomapan(Ⅰf)1260-29
Fomapan(Ⅰf)1260-25 Ⅱ
露光はこれで良かったと思うが、
椿の葉の黒いヌメリ感、こんなトーンになるのだとちょっと驚いた。
Fomapan100 最初はあまり期待していなかったが、
意外にも使うのが面白いフィルムだと再認識している。
現像テストと試写で もうすぐ一缶使い切る。
早々にもう一缶(100フィート巻き) 手配しないと、という気になっている。(困ったものだ)
  1. 2020/01/29(水) 17:26:19|
  2. フィルムの眼
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硬調現像液(Ⅳo)     Fomapan100

硬調現像液は フィルムによりトーンの特性が変わるので 
それに合わせたくさんの種類がある。

硬調現像液で一番シンプルな配合は(Ⅳ)そのものだが、
Retro80Sで試すと、良いネガを作れる条件範囲が狭く使いにくい。
そこで改良を行い、最初に決まった配合をOriginalのつもりで、(Ⅳo)とした。
しかし、その後 Retro400Sや Ortho-25などのフィルムを試すうち、バリエーションは増えていく。
今 使用可能なバリエーションは(Ⅳ)、(Ⅳo)、(Ⅳa)、(Ⅳd)、(Ⅳz)の5種類。
フィルムに合わせ、トーンの違いによる表現の違いを考慮し、選ぶことにしている。
今回は (Ⅳo)現像。
Fomapan(Ⅳo)1254-5
夕方のフラットな光で撮影したが、
すっきりとしたコントラストのあるネガになった。
Fomapan(Ⅳo)1254-13
逆光気味だが、黒潰れも白飛びもないネガが得られた。
Fomapan(Ⅳo)1254-30
黒の締りはいいと思う。
Fomapan(Ⅳo)1254-32
白黒のコントラストがもっと出るかと思ったが、期待に反し、それほどでもない。
フィルム感度をISO:200に設定し、現像を押したほうがいいのでしょう。
次回Minolta Hi-Matic で撮るときが来たらフィルム感度をISO:200(あるいは400)にして試してみます。
  1. 2020/01/27(月) 18:05:39|
  2. フィルムの眼
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最強硬調現像液(Ⅱf)     Fomapan100

Fomapan100フィルムを使うため、
テストピースを作り 様々な現像液を使い 現像実験を行っていた。
行っていくと、色々なトーンのネガができてくる。
そうなると、現像実験そのものが面白くなる。
このフィルムに、こんな特性が隠されていた・・・・
そして徐々にそのフィルムの限界が分かってくる。
それを自分の手で解明し、分かるというのは楽しい。

若い時、化学を勉強し、それを専門にしてきた者の「さが」だろうか?
まだ Retroフィルムの限界は不明・・・だなぁ。
思わず、処方が決まっているRetro80Sまで現像実験(確認と、さらなる開発)の手を広げることになった。
2月も寒し、家に立てこもり 現像実験に精を出すことになりそう。

Retro系フィルムでは現像範囲がピンポイントになり使いにくい(Ⅱ)現像液だが、
Fomapan100フィルムは実用レベルの条件で現像ができた。
Fomapan(Ⅱf)現像1256-9
曇り空からの光のみ。薄暗くフラットな光なのでコントラストは立ちにくい。
硬調現像液なので メリハリが効いたネガになった。
Fomapan100(Ⅱf)1256-3 Ⅱ
八つ手の葉の筋がくっきりとでた。
Fomapan(Ⅱf)現像1256-32
Fomapan(Ⅱf)現像1256-13
もっと全体を焼きこむか、トーンカーブでコントラストをつけ、暗部を黒く潰すと・・・・
デジタルカメラのハイコントラスト白黒写真になる。
ネガの暗い部分にも銀粒子の画像は残っているのに 
それを潰すのは、小生の性分でしたくない。
--------------------------------------------
Retro系フィルムの現像液は6つのカテゴリーで開発した。
(Ⅰ)中庸現像液、コダックのD-76を意識したが、それより少し軟調な現像液になった。(Retro系フィルムはすこし硬調なのか?)
(Ⅱ)硬調現像液 硬調すぎてRetro系フィルムでは 使うのに細心の注意が必要。条件出しが難しい。
(Ⅲ)超微粒子現像液
(Ⅳ)硬調現像液 Retro系で使える。様々なバリエーションがある。
(Ⅴ)リサイクル現像液 現像液は捨てず、毎回補充液を少量加えて再使用する。(Tri-Xで使っていた(A)現像は この方法 組成は若干異なる)
(Ⅵ)軟調現像液

希釈現像法に替えたので現在(Ⅴ)の現像液は使っていない。
また超微粒子現像液(Ⅲ)も 使用していない。
(今のフィルム 銀粒子細かく、滑らかな画像になる・・・・超微粒子現像液を欲しがったのは、昭和40年代のこと)






  1. 2020/01/25(土) 12:11:48|
  2. フィルムの眼
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ネガは作曲 プリントは演奏        Fomapan100 (Ⅰf)現像

Fomapan100の現状条件を調べているときテスト撮影したネガから 写真を選んでみた。
演奏1260-24 (Ⅱ)
建物の壁のタイル地に当たった光のヌメリ感がいいと思う。
しかし、これでは インパクトに欠ける。
演奏1260-24 (Ⅰ)
(モノトーン写真は 少し暗くするとカッコいい)
全体を少し焼きこみ、コントラストを付けてみる。
こんなトーンが好きな人もいるだろうが、
(これまでも沢山 こんな写真がある。)ありきたりかなぁ・・・
演奏1260-24
もうすこし、焼きこみを減らし、コントラストを弱くした。
白飛びを抑え、黒潰れもないように調整する。
うまい演奏(プリント)ではないが、このあたりが小生の好み。

Fomapan100 悪くない。
使えるフィルムです。

  1. 2020/01/22(水) 14:25:36|
  2. レンズの眼、カメラの眼
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大崎ガーデンタワー        Retro80S (Ⅳo)現像

大崎ガーデンタワーのガラス窓に夕焼け雲が反射していた。
大崎ガーデンシティ1255-19
その雲の輝きを撮りたくて撮影。
硬調現像液で現像してみたが、もう少し白黒の対比が強くてもいい。
大崎ガーデンシティ1255-18
むしろ 歩道への照返しの輝きのほうが 綺麗に記録されていた。
大崎ガーデンシティ1255-23
このトーンはすこしシュール感がでたと思う。

  1. 2020/01/19(日) 12:28:06|
  2. フィルムの眼
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Fomapan100         中庸現像液(Ⅰf)を試す。 これで現像液テスト終了。

Fomapan100を使用するため、
硬調現像液から軟調液まで、6種の現像液をチェックした。

現像液は、Retro系フィルムのため開発したものなので、
Fomapan100フィルムに合わせるため微調整している。
微調節したものには(Xf)と"f"の文字を入れ区別した。
硬調から軟調まで順序に並べると、
(Ⅱf)>(Ⅳ)>(Ⅳf)>(Ⅳo)>(Ⅰf)>(Ⅵf)
(Ⅳ)は(Ⅱf)と(Ⅳf)の中間の硬調現像液なので、
今回はテスト撮影フィルムの現像には使用しなかった。
代りに、D-76で放置現像と、
(Ⅰf)現像液で ソラリゼーション現像を試した。

最後のテストは(Ⅰf)現像液。
(Ⅰ)現像は 中庸な現像液を目指し配合を決めている。
D-76に似た現像特性を持っているが、それより少し硬調現像かもしれません。

テストサンプルの撮影も、最後だと思うと、特別な思い。
ここは、Nikon  Fで撮影だろうと、久しぶりに ニコンF(初代)を外に持ち出す。
(Ⅰf)Fomapan1260-12
50年以上前に購入したカメラだが、今も現役で使っている。
1990年代の高級一眼レフ(フィルム)カメラ(最後期)と比べても、遜色ない画質だと思う。
(Ⅰf)Fomapan 等倍 1
約1400万画素で取り込んだ画像の一部を取り出したが、欠点はないだろう。
それに この現像液で現像すると、Fomapan100の粒状感が、かなり抑えられていた。
富士のNeopanSSより粒状が目立たない。
Acros100と比べても遜色ないのでは・・・?
Acros100より、現像液の違いによるトーン変化は大きい。
写真表現の幅を考えると、こちらのフィルムの使いやすいと思う。
(Ⅰf)Fomapan1260-15
(Ⅰf)Fomapan1260-16
(Ⅰf)Fomapan1260-17
写真表現の幅(トーン・コントロールできる幅)は、現像液を選べばAcros100より広い。
使えるフィルムです。


  1. 2020/01/16(木) 17:36:42|
  2. フィルムの眼
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そうだ放置現像法がある!!        Fomapan100 をD76現像液で

去年の今頃、できるはずと放置現像法の条件を探していた。
一つには、You Tubeで静置現像(Stand Development)の紹介ビデオを見たことにある。

実際に行っている現像操作は 
1時間から2時間で現像を終了させるが、
その間一回か二回、現像液を攪拌するものだった。
現像むらがなく 簡単に 経済的にできると得意げに話していたが、・・・・違和感を覚えた。
そこに科学的なエビデンスは何もない。
ただ それがいいからというだけなら、
通販の画面に小さく表示させ「これは個人の感想です」のたぐいと同じだろう。
攪拌するなんて、これは静置とは呼べない。
現像成分(キノン類)と銀イオン粒子を
固液拡散律速状態で反応させるのがStand Developmentなら
理にかなった(攪拌不要の)現像法になるだろう。
それが可能か試すだけと その条件(概略だが)を明らかにした。
(方法は、Chemistなら だれでも 気づくと思うが・・・)

大学の研究所、あるいは企業の研究所の分析機器を使えれば、(物質収支を取る・・・化学反応理解の基本だろう)
現像主剤(キノン類)の最低必要量を正確に定量できるが、
実際のテストピースを使い、簡単な実験でも、概略の量は推定/判明する。

その実験のため去年使用したD76の現像液が残っていた。
約10か月前に調整したもの。
放置現像用タンク
D76がまだ使えるものか試してみた。
使用した静置現像タンク(実際は放置現像タンクとよぶべき)と
テスト用の小さなタンクは、去年使ったもの。(捨てずにとってあった)
D76 10ヶ月後 Fomapan100 放置現像 
去年実施したデータでは50倍から100倍希釈で 良い結果を得ていたが、
既に10か月経過している、劣化があるかもと、
セルにテストピースをいれD76を25倍希釈して、テスト現像した。
結果は現像オーバーだった。
ほとんど現像能力は低下していない。
そこで実際の現像では40倍希釈して現像した。
放置現像1259-13
フィルムをリールに巻き、タンクに入れたら、40倍希釈したD76現像液330ml入れ、
そのまま20時間部屋の中で放置した。
途中攪拌操作は一切していない。(タンクの構造上、攪拌できません。)
それでも 現像は無事終了 ネガの濃度は[83-225] すこし濃いめのネガになった。(50倍が正解かも)
放置現像1259-18
このカット すごくシャープ。
コンパクトカメラMinolta Hi-Matic Fと思えない解像感がある。
等倍で一部を取り出してみた。
放置現像 拡大1
放置現像 拡大 2
拡散律速状態で現像が進行したので、エッジができシャープ感がでたのだろうと思う。
まるで 高級なレンズで撮影したような感じになった。
放置現像1259-19
放置現像1259-26
放置現像 時間に縛られない人向きの 経済的ないい現像法だと思う。
いい所もあれば 副作用もある。
Fomapan100で行うには、まだ 改良すべき点あるけど・・・・
現段階では、Retro80Sフィルムで(Ⅵ)現像液を希釈して使う放置現像は実用レベルになっている。
今年は、この現像法で Rertro80Sを現像してみようかと考えている。
軟調(Ⅵ)と中庸(Ⅰ)現像はOKだが硬調現像液はどうかなぁ・・・チェックしてみるか。
また雑用が増えそう。
  1. 2020/01/14(火) 18:39:11|
  2. フィルムの眼
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減力処理         Fomapan 100    ソラリゼーションネガ

現像の途中で現像タンクを開けネガを光に晒す。
やってはいけないミスだが、
そこからソラリゼーション現像の技法が開発された。
途中光を当てるので、ネガ全体が被った状態になる。
ネガの濃度が高すぎると、焼き付けるとき苦労する。
フィルムスキャナーで取り込むときも、設定に手間がかかる。
トーンは崩れ、暗い部分に、ハーフトーンの雲のようなものが出やすくなる。

ネガ濃度が高すぎ場合、減力処理することにより、改善できる場合がある。
あまり この救済法 使わないのだが、今回は2つのスリップ(12コマ分)で減力処理してみた。
フィルムの現像は 常に一発勝負、
減力処理も同様、失敗したからと言って元には戻せない。
そこが、デジタルのRAW現像とは大きな違いだ。
(駄目なら何度も繰り返しできるデジタルのRAW現像を、現像と呼べるだろうか?
移ろいゆく一瞬の光をとどめるのが(Photo Graphy )写真だろう。
RWA現像というが、単なる画像処理をしているだけ・・・と思えてしまう。
これは演奏、作曲ではないと思う。)
1258-3 減力処理
ソラリゼーション現像では 暗い部分はハーフトーンで覆われ、あまり綺麗とは思えないが、
減力処理したネガからは、その部分が消え、コントラストの立った画像になる。
1258-4 減力処理
池上線 戸越銀座駅。
ソラリゼーション効果が残り、エッジが立った画像になる。
Minolta Hi-matic Fのレンズ、テッサータイプだが、
やはり大衆向けカメラについたレンズ、高級なカメラのレンズと比較すると見劣りはする。
しかし、この写真を見た瞬間、ライカのズミクロンで撮ったのでは?と思えるような高解像感があった。
ネガを約1400万画素で取り込んでいるが、それを等倍に拡大し観察してみた。
ピクセル 1
拡大し見てみれば、解像度が高いレンズという訳ではないことに気づく。
プラットホームの番号「9」の数字がくっきりと見える。
これが、高解像感を生んでいる。
これは・・・・デジタルカメラで撮ったものに似ているとおもう。
銀塩フィルムでは、通常こうは撮れない。
ピクセル 2
ソラリゼーション-減力処理したネガ、線路の砂利の質感が よく出ていると思う。
エッジ効果が生みだしたものだと思う。
安いレンズでも、エッジ効果をつければシャープに見える。
それが正解だろう。
おそらくデジタルカメラの高解像感、
この辺りの画像処理の巧みさにあると思う。
1258-28.jpg
これは これで良いのかなぁとは思ったが、減力処理してみた。
1258-28 減力処理後
石仏の材質感が、出てくる。
1258-31 減力処理後
ハーフトーンで覆われて、植物の部分 のっぺらぼうになっていたが、
減力処理することで、暗部のディテールが浮き上がってくる。
ようやくソラリゼーション特有のトーンになった。

減力処理、一発勝負でリスキーだけど、
趣味の遊びです、台無しの結果になっても、誰も困らない。
面白いと思ったら、即実行あるのみ。

減力処理の方法は、古い写真の本に やり方が載っています。
それを参考にすれば、操作そのものは難しくない。
小生は、菊池真一教授著、写真化学(共立全書)を参考にしています。
古い本で絶版となっていますが、神田の古本街へいけば見つかるでしょう。
他にも 解説書は沢山あると思う。
  1. 2020/01/12(日) 12:11:47|
  2. フィルムの眼
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近所を歩く          Fomapan100 ソラリゼーション現像をしてみる

(Ⅰf)現像液のテストをするつもりで現像を始めたが、途中で気が変わり、ソラリゼーション現像に切り替えた。

現像の途中で、現像タンクからフィルムを取り出し、ネガを観察。
現像が、順調に進んでいることを確認し、
もう一度現像タンクに戻し、所定の時間、現像した。
少し 濃いネガになるのは致し方ない。
でもソラリゼーションのトーンは出ていた。
Fomapanソラリゼーション1258-3
記載ミスです。
これは戸越銀座商店街で撮影したもの。
Fomapanソラリゼーション1258-6
ソラリゼーション特有のトーンだろう。
異空間から車が出現したようなシュール感がある。
Fomapanソラリゼーション1258-13
軟調現像した写真とは、異質なトーンになる。
Fomapanソラリゼーション1258-15
日陰にあるマンホールが、浮かび上がってくる。
エッジが立ち、クッキリと・・・・マンホールが自己主張しているのか?と思ってしまう。
これも、ソラリゼーションの効果。
------------------------
ソラリゼーション現像 それほど難しいものではない。
少しの手間がかかるが、
ソラリゼーションできる現像範囲を作成するだけ。
ただし、そのために現像実験を行っておく必要がある。
理系の人間なら、どんな実験をすればいいかはすぐわかるだろう。
ソラリゼーション範囲で現像しても、
どんな効果が出るかは、現像してみなければ わからない。
大半は なんだぁという結果に落胆するが、
でも時にすごい画像が現れる。
そこが楽しい。

  1. 2020/01/10(金) 12:34:09|
  2. フィルムの眼
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近所を散歩        Fomapan100 軟調現像液で現像してみる

一番軟調な現像液(Ⅵf)で現像してみた。
Fomapan軟調現像1257-4
東西に延びた商店街なので、昼間 光が射すことは少ない。
家と家の間の太陽が壁を照らしていた。
光の当たった所と射さない所の明暗差は大きい。
当たった部分を撮るならf:8あるいはf:11で1/125秒の露光だろう。
陰の部分を撮るならf:2.8かf:4で1/125秒の露光を選ぶ。
間をとってf:5.6/125秒で撮影した。
陰の部分 少し黒潰れしたかも。
陽の当たった明るい部分、覆い焼きし、焼きこんだら調子は出ると思う。

全体のコントラストを上げて、
黒と白を強調したほうが、見栄えのいい、今の時代のモノトーン写真だろうが・・・・
小生は敢えて、白とびせず、黒潰れのないようなトーンに固執する気持ちが強い。
何故なんでしょうねぇ・・・自分でもよくわからない。 
Fomapan軟調現像1257-8
空を白飛びさせず、暗い部分までディテールがでるフィルムか、試しで撮ったもの。
普通の撮影では、滅多に選ばない光の状態と方向。
Fomapan軟調現像1257-13
ゴーストは出たが、コントラストはしっかりしている。
もう少し全体を焼きこんでもいいかも。
これなら使えるフィルムです。
Fomapan軟調現像1257-11
午後3時過ぎの光が、正面の家に当たり、微かにレンガの道に差していた。
肉眼では気づくか気づかない程度だが、フィルムは克明に記録していた。
これが「フィルムの眼」かなぁ。
---------------------------
古い機械式カメラには 露出計は付いていない。
単独で使う入射光式の露出計を持っているが、
散歩に持ち出すことはない。
露光を決めるのは、自分だという思いがある。
代りにメモ帳を携帯する。
そして、絞とシャッターなどを記録することにしている。
そうすると、無意識にも覚えるのだろう、露光を間違えることが少なくなる。
勿論、今でも 時たま 間違えてしまうことはあるが、それがまた楽しいという心境。

人間は機械ではないし、ましてデジカメでもないだろう。

  1. 2020/01/07(火) 14:00:36|
  2. フィルムの眼
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品川神社          Fomapan-100フィルム 硬調現像液で現像してみる。

新年参拝の様子でもスナップできないかと品川神社へ行く。
品川神社1256-21
手にしたPhone-Cameraで仲間と一緒に自撮りしたり、
参列の様子を撮影している人が多く見受けられた。
品川神社1256-20
デジタルカメラを首から下げている人がめっきり減っている。
この情景はPhone-Cameraで捉えるのが最適、
白黒フィルムカメラで撮るようなものではないなぁ・・・と思い知らされる。 
品川神社1256-28
参列から離れ、人の行かない場所へ移動し、シャッターを切っていた。
品川神社1256-23
品川神社1256-29
硬調現像液(Ⅱf)を試すには、いい被写体があったから。

今年もこんなことしているのかなぁと思う。

進歩はないが、
楽しい遊びであることは確か。
  1. 2020/01/05(日) 12:08:26|
  2. フィルムの眼
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撮り初め   ・・・・Fomapan100フィルムで  

硬調(Ⅳo)現像では、Retro80Sのような階調の高いネガにならなかったので、
更に硬調な(Ⅱf)現像液で 現像したらどうなるか確かめたくなって、テスト撮影した。
1月3日品川神社1256-18
現像は今年2回目になるが、撮影は最初のものとなる。
結果は、Rtro80Sと(Ⅳo)現像液の組み合わせに似た(トーン)階調になったと思う。
Fomapan100のテスト撮影は、このあと、
軟調現像液(Ⅵf)、中庸現像液(Ⅰf)用と続き、
更に、ソラリゼーション現像も行ってみるつもり。
化学的ソラリゼーションも可能だが、その条件を突き止めるためには、
もう一本の35mm(36枚撮り)でテストピースを作り、条件を突き止める必要がある。
そこまでするかなぁ・・・という気分になっている。(かなり大変そう)
(現在の心境ですが、おそらく、条件を見出すため・・・実験することになるでしょう。遅かれ早かれ)
  1. 2020/01/04(土) 20:48:55|
  2. フィルムの眼
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レンズの眼、カメラの眼、フィルムの眼・・・・

古いけど、いいカメラを持っている。
それに合う、いいレンズも手に入れた。
いろいろな種類のフィルムも 冷蔵庫に入れて持っている。
フィルムの現像特性もかなり掴んできた。
小生にないのは 写真を撮るセンス。
これが 一番重要な点。
そこが欠落しているが、
写真を撮るセンスはなくとも、
写真で遊ぶ術は知っている。
(拙い演奏でも)それでいいかと 思っている。

年末 Fomapan100のテスト撮影したものを、硬調現像液(Ⅳo)で現像した。
Fomapan(Ⅳo)1254-3
Fomapan(Ⅳo)1254-24
カメラに入っていた未現像のRetro80Sがあったので、1月2日の日、「現像初め」だと同じ(Ⅳo)現像液で現像してみた。
Retro80S(Ⅳo)1255-8
Retro80S(Ⅳo)1255-16
現像液が同じでも、フィルムが違えば、現像結果(トーン)は異なる。
同じフィルムでも、現像液を替えれば、違ったトーンのネガができる。


ネガは楽譜(作曲)、プリントは演奏 などと言っていた時代は終焉した。
フィルムの眼は もうなくなってしまった。
ごく一部の愛好家が それを楽しんでいるだけ。

残っているのは、カメラの眼とレンズの眼だが、
しかし、キャノンでもニコンでもソニーでも、
デジタルに不慣れな小生の眼から見たら、
全て綺麗に撮れ、質的な差を感じない。
Phone-Cameraでさえ よく撮れる。
カメラの眼、レンズの眼でどう演奏できるのか・・・
そんな演奏を楽しむ時代も終焉しているのかも。


  1. 2020/01/03(金) 19:11:12|
  2. レンズの眼、カメラの眼
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セルフィー

カメラを持って散歩の生活に嵌って12年も経つ。
その間、撮った写真の本数は約1200本になる。
年間100本は多いが、昔の写真愛好家なら100本以上の人はざらにいた。
まぁよく撮ったねと褒められるが、作品は貶されるようなものだろう。
セルフポートレート1254-17 Ⅱ
1960年代のアマチュア写真家、うまかったなぁと思う。

ファインダーを覗き、姿が入らないように工夫したが、
撮影する姿がネガに入ってしまった。
「こそこそと 物陰に隠れて写真かよ」、と貶されるだろう。

一眼レフで撮影したら 自分の姿を避けて撮れただろう。
レンジファインダーでもパララックス補正機能の付いたカメラなら避けられたと思う。
その機能のないカメラで撮ってみて、初めて 自分の撮影スタイルを確認した思い。
確かに、品格・品性を感じる恰好ではない。
卑しい老人の姿が そこに写ってしまった思いがある。
  1. 2020/01/01(水) 23:54:22|
  2. 読み解く写真、心に残る写真を・・・
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プロフィール

Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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