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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

Fomapan100 テスト撮影   大井町にて (Ⅳo)現像

Fomapan100用の現像液を検討した。
現像条件が決まったのは6種。
硬調現像液から軟調液まで順に並べると、
(Ⅱf)、(Ⅳ)、(Ⅳo)、(Ⅳz)、(Ⅰf)、(Ⅵf)
となる。
Retro80S、Retro400Sフイルムに開発した現像液を流用したが、
小文字の”f ”を付けたものは、Fomapan用に特化し、改良・調整したもの。

配合は独自の処方で、市販されたものとは異なる。
写真用原料を購入し調合しているので安価です。
一本当たりの薬品代は10円を切ると思う。
(専門は化学だった。市販の調整済み(お仕着せ)の現像薬を買う気にはなれない・・・・暇なので 実験し決めました。)
ネガ作りで一番高いのは、出来たネガを保管するためのネガシート。
これが高くなって一枚当たり10円以上する。(約2倍になった。フィルム代より高騰していないが・・・)

どの成分が現像特性の何に関係するか(実験で)確認しておけば、
フィルムの特性に合わせて微調整ができるので、
市販の現像液では出しにくいトーンに仕上げることは可能だが、
それが、独自の写真表現にまで直結するかは・・・・・・・自信ない。

早速テスト撮影をしてみた。
Fomapan100最初のテスト撮影1254-23
硬調な現像液を使用。
レタッチソフトでコントラストの調整をし、白黒の対比を高くすることもできるが、
そうすると暗い部分のディテールが失われる。(デジタルで撮ったHCB&Wのモノトーン写真に似てしまう)
それは小生の好みではない。
Fomapan100最初のテスト撮影1254-19
カメラは自動で露光をきめてくれるMinolta Hi-Matic F、 母が使ったコンパクトカメラを使用した。
まだピントまで自動で合わせてくれるカメラにはなっていない。
でも、小生の勘で決める(バラツキ 恣意性)より、露光の安定性・客観性はあるだろうと このカメラを選んだ。
Fomapan100最初のテスト撮影1254-15
逆光でも描写力はある。
Fomapan100最初のテスト撮影1254-7
夕方の空からのフラットな光。
硬調な現像液なので、ちょっとは メリハリある写真になった思う。
ネガを1350万画素で取り込み、中央近くの部分を切り出してみた。
Fomapan100最初のテスト撮影
銀粒子もかなり細かく目立たない。
Acrosや上海GP3より細かい気がする。
これなら半切まで引き伸ばしできるだろう。

年が明けたら、順次、他の現像液も試したい。
そうすれば、Fomapan100の使い方、判ってくると思う。

しばらくはFomapan100を使い「テスト撮影/テスト現像」三昧ということになりそう。
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  1. 2019/12/31(火) 08:39:47|
  2. フィルムの眼
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12月、初冬散歩。 碑文谷公園    上海GP3フィルムで撮ってみた。

品川の区界を超え目黒区を散策。
碑文谷公園で初冬の光を捕まえてみた。
碑文谷公園1253-12
碑文谷公園1253-22
碑文谷公園1253-18
「八つ手」は 今テーマにして撮っているもの。
見かけたら、デッサンするつもりで撮っている。
いづれは・・・ベストタイミングでと思うが、それがどのような状態かわからない。
分からないから、まず撮ってみる。
碑文谷公園1253-6
冬の空が広がっていた。
碑文谷公園1253-3
窓に映り込んだ空が面白いと撮影。
目視した空と、フィルムで捉えた空のトーンが異なっていた。
こうは撮れない。
上海GP3フィルム なかなかのもの。
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昨日、有楽町のビッグカメラへいった。
地下二階のフィルム売り場(小さくなってしまった)に行き、
富士フィルムが販売を開始したAcrosⅡフィルムを見た。
パッケージをよく読むと UK製だった。
やはりイギリス・イルフォード社のOEM生産品なのだろう。
一本1000円以上の値がついていた。
高くて手が出せない。

ようやくFomapan100の現像実験が終了。
データー(約100枚のテストピース)を、
正月休みに家に立てこもり、まとめ、現像条件を割り出すつもり。
来年はFormapan100の写真が増えると思う。

上海GP3フィルムの現像実験もするかなぁ・・・と思っている。
AcrosⅡフィルムは もう候補にも入らない。


  1. 2019/12/29(日) 18:23:49|
  2. 散歩
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上海GP3フィルムを使ってみた。

フィルムは いつでも欲しい時 入手できないと、ちょっと不安。
今フィルムは ネットで購入しているが、
上海GP3フィルムは、よく使うネットショップでも、あまり見かけない。
供給に不安はあるが、35mmフィルムを5本ほど買ったので、試し撮影をしてみた。
もし、100フィート缶が手に入るなら、有力な候補の一つになるのだが・・・
ISO:100のフィルム、母が使っていたCanonetに詰めて使ってみた。
12月散歩1253-2
キャノネットはシャッター速度優先のオート露光ができる。
シャッターを1/125秒に固定して使用した。
半押すると、針が適正露光の所で止まるようになっている。
最初のカットがこれ。
光の具合から(経験で)、f:8くらいの絞りでシャッターが切れると思ったが、
実際に切れたのはf:16近くになっていた。
一瞬 内蔵露光計の故障か?と思った。
オート露光を切ってマニュアルで撮ろうか・・・それとも露光計の感度ISO25に変えて・・・
と、ちょっと戸惑った。
ASA(昔の感度目盛り)セットレバーを確認したら、400になっていた。
なんだと、100にしてせっとし直して撮影。
シャッターはf:8とf:11の中間で切れた。
壊れていない、使える。
12月散歩1253-4
白黒の対比の美しさが好きな人なら、光は控えめにして、現像を押す(増感)のだろうが、
小生の好みは、光をたっぷり入れ、やや軟調な現像液で、暗い部分の潰れをなくすこと。
その点では、ローライブランドのRetro80S、400S、赤外400が 好み。
そうも言っていられないのが、昨今の白黒フィルム事情。
安く、供給が安定してるフィルムを120フィルムの常用にするつもりでいる。
その候補がチェコのFomapan100と400、それに中国の上海GP3だろう。

GP3の現像はD76あるいはD23(コダックの軟調現像液?)で20℃10分となっていた。
Acros100やNeopanSSは、D76現像液で20℃7分で現像する。
富士のフィルムより少し遅い。NeopanSSで10分現像したらISO:200くらいだろう。
(Ⅰ)現像液を使い、Acros100用のデータを使用し、Acros100と同じ条件で現像してみた。
ほぼ期待通りのトーンのネガになった!
画像を拡大し銀粒子の画像をチェック。
12月散歩ISO100等倍
ISO:100で撮影したものは、銀粒子の粒界は詰まっていて、Acros100に似ている。
12月散歩ISO400等倍
IOS:400で撮影したものは、暗い部分は潰れてしまったが、銀粒子の出方は、10年ほど前テストで撮影したNeopanSSにi似ている・・・というより、それよりいいかも。

最初 キャノネットにフィルムを詰めるとき、なんとなく 以前使ったような気持がしていた。
フィルムが硬い・・・・
現像してみたらAcros100の条件で、Acros100のようなネガ濃度に仕上がっていた。
現像結果は使いやすい、かなりいいフィルムでは!?
ベースのフィルム(硬さ)は富士フィルムのに似ている。

改めてパッケージを見る。
上海GP3とAcros100DSC04865
パトローネを入れるプラスチックの容器が、同じだった。
リサイクルマークから、寸法まで、同一の工場で作られたもの。
おそらく、日本の包装容器メーカー製だろう。

GP3・・・富士フィルムとの強い関係を感じさせる。
普通 現像するとパーフォレーション部に、
フィルムのロゴやコマ番号などが出てくるが、
GP3フィルムには、それがない。
そのようなフィルム、チェコのFomapan以外に小生は知らない。

フィルムの製造設備は旧ソ連邦の国から来て、
製造が始まり(中国では映画フィルムの需要は高い)
文化大革命後、改革開放で諸外国に門戸を開いた時代になってから、
富士フィルムとの提携で、フィルムレシピがもたらされたのかも。

一旦生産を止めたフィルム、
AcrosⅡフィルムと名前は変えたが、フジフィルムの同じ工場で作っているとは 思えない。
イルフォードなどの(この会社が一番 可能性が高いと思っていた)会社にレシピを開示し、
OEMで製造委託していると 思っていたが・・・・分からなくなった。・・・・中国製かも。
どうであれフィルムが手に入れば(安定的に)いい。
それにGP3 いいフィルムだと思う。

  1. 2019/12/27(金) 19:05:30|
  2. フィルムの眼
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林試の森にて         ND400フィルターを使う

写真が発明された当初は、感光剤の感度が低く、
人物のポートレート撮影では、カメラを三脚に付け、
顔が動かないよう後ろの添え木で固定したという。
フィルムの感度が上がると、カメラを三脚に固定しなければという呪縛から逃れ、
手持ちで自由に写真を操ることができるようになる。
それとともに、カメラを三脚に固定し、長時間露光かけて撮影するスタイルは、廃れていった。

忘れられていた技法、
長時間露光の効果を意識的に取り入れたのは・・・アメリカのWynn Bullokではなかったか。
Wynn Bullokは、時間の経過、被写体と光の関係を意識していた。
実在(被写体)と存在の関係を突き詰める答えの一つが、
長時間露光の写真となったように感じる。
1960年代から70年代初め、長時間露光で、幻想的な風景写真を何枚か撮っている。

長らくライカ判カメラを使っていたので、機動性を生かし、三脚は極力使わないようにしていたが、
中判カメラの魅力に気づくと・・・・その良さを発揮させるため三脚を使うようになっていた。
Wynn Bullokの写真を意識して(真似て)いることは確か、
勝島運河で、杭についた貝殻をマミヤプレスで接写撮影したこともある。
ツアイスのSuper Ikontaを手にし、
今まであまり試さなかった昼間の長時間撮影に挑戦してみた。
林試の森1252-12
紅葉が風に揺れていた。
もう少し シャッター速度 速くしてもいいかも。
1秒?
林試の森1252-13
遊歩道を数名の学生が通り過ぎた行ったが、
その姿を記録することはできなかった。
一方、じっとベンチに座っていた人は、ちゃんと写っていた。
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時間の経過、存在と運動、を意識化できた人が、
日中長時間露光の技法を取り入れ作品を作っていく。

マイケル・ケンナは長時間露光で捉えた美しい写真を、
アレクシィ・チタレンコ?(Alexey Titarenko)は、
The city as Nobel で群衆が示す(不気味だけど)迫力ある姿を、みごとに捉えてみせた。
単に幻想的で美しい写真を撮り、人の関心を買おうとしたわけではないだろう。
こう(長時間露光)しないと、求めたものが表現できないとする意志(コンセプト)を、その作品に感じる。
(だから いい作品だなぁと思う。)

今となっては、長時間露光は、写真の技法の一つになっている。
渦を巻いて動く枯葉や、滝の水を表現するため、
スローシャッターを切るのは ごく当たり前のテクニックになってきた。

ちょっと気の利いた、キャッチーな写真が撮りたい。
ただそれだけの動機だとしたら・・・寂しい気がする。
美しいが金太郎飴のような写真に なってはいまいか?
そんな反省をしながら、長時間露光に挑戦してみたい。
  1. 2019/12/24(火) 13:13:35|
  2. 写真の技法
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洗足池      Acrosフィルム 長時間露光

富士フィルムのモノクロフィルム、 Acros100 いいフィルムだと思う。
洗足池にて1252-11
長時間露光でも60秒以内なら、現像で相反則不軌の補正を行わなくてもいいとデーターシートには記載されていた。
試しに使ってみたが、確かに相反則不軌は認められない。
すごいフィルムだと思う。
去年販売は停止したが、今年の11月AcrosⅡフィルムとなって復活した。
しかし、期待したほど価格は安くない。

価格の点から、使用する120フィルムは、チェコのFomapan100にすることにした。
今 現像液の調整・改良を行っている。
今年中にはFormapan100に特化した現像液と現像条件それに現像法の目処が立つ。
そしたら、ブローニーフィルムは、順次 Fomapan100に替えていくつもり。

Acrosフィルム、まだ4箱、20本分のフィルムは残っている。
残りの20本で、このフィルムの現像特性とトーンを もっと調べておこうと思っている。
いずれどうしてもAcrosでという時がくるかもしれないから。

  1. 2019/12/22(日) 12:37:00|
  2. 水辺の光景
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初冬  東京  紅葉         フジのカメラ Cardia と コダックのフィルム

母の使っていたカメラに、カラーフィルムを詰めて撮影してみた。
露光からピント合わせ、フィルムを巻くことから、巻き戻すまですべて自動で、カメラ任せ。
あとはDPE店にパトローネを渡し、現像してもらうだけ。
初冬の紅葉1251-37
30年くらい前のカメラだが、今でもちゃんと動く。
ピント、露光とも問題ない。
すすきの穂に当たった光の滲み具合いいなぁと思う。
初冬の紅葉1251-35
デジタルカメラほどの高精細感はない。
でも、光に奥行きがあるような気がする。
デジタルは高精細、高解像度だが、光が平坦になり、のっぺらぼうになる気がしている。
例えば、建物の壁を撮影すると、目地などが直線でくっきり出るが、壁の色調は平坦になり、綺麗過ぎる。
フィルムで撮ると、目地はくっきりとせず微妙に揺れる。
壁には汚れのような濃淡がでて、のっぺらとした綺麗さにはならない。
それが眼に優しく、ほっとして・・・いいなぁと思ってしまう。
初冬の紅葉1251-45
一枚一枚の葉の色が違っているように思う。
デジタルだと、隣り合った一枚一枚の色彩、似通っているのでは?と感じている。
そのため、綺麗な色彩だが、奥行きがなくのっぺらぼう・・・という印象を受ける。
この空気感、紅葉の色の深み、デジタルでもでるだろうか?

これは小生の勝手な思い込みかもしれませんが、
確かめたくて、FC2ブログ、写真ランキング 上位100位までの方で、
紅葉の写真を撮っている人のブログを拝見、そんな感想を持ちました。
馴れの問題なのかなぁ・・・・
デジタルにはデジタルの美しさがあるのだろう。

  1. 2019/12/19(木) 16:34:19|
  2. 都会の景観 Tokyo
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母の使ったカメラで

戦前 母の兄が 地方都市で写真館を開いていた。
その関係か母は写真好き。
娘時代から、カメラを持ち撮影していたという。
義父(小生の祖父)も写真好きだったので、
気は合ったみたい。

夫婦でよく旅行に行ったが
写真を撮ったのは母。
そのカメラが残されていた。
母の使ったカメラDSC04819
マミヤ6のあとCanonetを使っている。
かなり高かったようだが、ものすごく売れた機種らしい。
母もレンズの良さを自慢していた。
その後、ハンドバックにも入れて持ち運べるからと
Minolta-Himaticに替える。

子供たちが大きくなり、夫婦で旅行する機会がふえると、
日付まで入るカメラに替えていた。
晩年はデジタルカメラを手にし、淡々と使っていた。
淡々と好きに撮る、それがカメラを趣味とするものの極意かもしれない。

小生、その域にまでは達していない。
120フィルムで遊びたくて、安価なフィルムを探した。
目的に合いそうなフィルムは、チェコのFomapan100と中国の上海GP3.
ネットで調べ、購入した。
フィルム入手DSC04816
ついでに 「たまにはカラーを撮ってもいいなぁ」と(安かったので)、コッダックのカラーネガフィルムも購入した。
母の使った「フジフィルムのカルディアにコダックのフィルムを入れて、撮ってみた。
撮ってみて、意外といけるなぁと思った。
デジタルカラーより、色が深い感じがする。
海上公園1251-19
フジのレンズがいいのか?
コダックのフイルムがいいのか?
この空気感、デジタルでもでるだろうか?
  1. 2019/12/18(水) 12:51:55|
  2. ある場所、ある瞬間
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五反田にて

富士フィルムが白黒フィルムAcros100を復活させたという。
一年ほど前、製造販売が終了した。
そのとき120フィルム(ブローニー判)を5本入り15箱、135フィルム 
36枚撮り3本 まとめ買いしていた。
今冷蔵庫に残っているのは 120フィルム4箱、135フィルム2本となった。

復活したAcrocⅡには期待していたが、意外と高い。
外国のメーカーと同じ価格帯・・・・
これでは、使えない。
それならフィルムの特性を良く知ったRetro系フィルムのほうが使いやすい。
おそらく製造はアグファのフィルム、Rolleiのブランドで発売されている。
Retro80S, Retro400S, 赤外400Sとフィルムのバラエティーは豊富で、目的に応じ 感度、感光領域も選べる。
AcrosⅡ、もっと安くないと、使う気になれない。

当面は、120フィルムでの使用を考えていた。
そこで、一番安価な120フィルムを探した。
チェコのFormapanが入手できるなかで 一番安価だった。
このフィルムを使うことを計画、
早速 135フィルム 100フィート長巻 一缶と 120(ブローニー) 10本を購入した。
今 長巻缶から切り出して、露光テストサンプルを作り、現像液の最適化を行っている。
来年から、実際の撮影に使用していくつもり。

残っているうち は、Acros100フィルム 使い続けます。
五反田1248-8
Acros100フィルム、確かに いいフィルムだと思う。
現像液を替えても、あまりトーンに変化はない。
それだけ失敗することは少ない。
暗部の潰れも意外と少ない、銀粒子も細かくざらつきを感じさせない。
いいこと尽くめだが 欠点は優等生的で面白さに欠けること。
写真撮っていて、面白いとは思えない。
(冷蔵庫にあるだけ使ったら、それ以降は使わないので、少々辛辣です。
本当の欠点は高いことです。AcrosⅡ、安かったら高評価を付けていたでしょう。)
  1. 2019/12/17(火) 11:14:48|
  2. ある場所、ある瞬間
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秋を感じたくて     日比谷公園

気候の変動は意識するが、
「季節の移り変わり」に気づく感覚が鈍くなっている。
どうしたものかと思う。
それを感じたくて、日比谷公園を散策した。
日比谷公園の秋1250-7
日比谷公園の秋1250-6
まだ、秋の気配は残っていた。
子供連れの夫婦、テニスに興じる中年男性達。
和やかで楽しい秋がそこにあった。

こんな世界が続いて欲しいもの。
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米誌タイムズが「今年の人」に16歳の環境活動家
グレタ・トゥーンベリさんを選んだという。
彼女は、マドリードで開催された国連の会議「COP25」に出席している。 
そこで行った演説は、内容はやや抑えぎみだったが、なかなかのもの。
一方、その会議には日本の環境大臣も出席していた。
演説していたが、内容はありきたり、訴える力はみすぼらしいものだった。
さも対策を取っているようなふりをする(と・・・・グレタさんの警告・非難そのもののような発言をしていた。)
NGO団体から「化石賞」を授与された人には、未来は語れないだろう。
彼の限界を見てしまった思いがする。

グレタ・トゥーンベリさんのことを悪く評価し、貶める評論をする人もいるが、
普通でないことが、
未来を予見した指標にもなることを 
心に留めておくべきだろう。

一つの集団が、同じ考えに染まり、
異を唱える人に非国民のレッテルを貼り 集団から排除した結果は、悲劇的結末迎える。
それを 歴史として学んできたはず。
多様性こそ、集団が生き延びる道。
異なるものも受け入れ、対話し、考え、共存する。
それが、人間の知性だと思う。
グレタ・トゥーンベリさんの警告、
精神障害児の戯言とおとしめづ、
真剣に考えてみるべきだろう。

  1. 2019/12/13(金) 17:51:52|
  2. 散歩
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白金・自然教育園にて          八つ手

2週間ほど早く気づけばよかった。
八つ手1247-7 Ⅱ
植物であれ動物であれ、「今この時だ」と思える期間は短い。
桜と同じだろう。
ただ、桜ほど注目されないだけ。
同じ構図、同じ露光で別のフィルムマガジンにも撮影した。
そのフィルムは ソラリゼーション現像してみるつもりでいる。
今年中には残りを撮影し、現像するつもり。
どんなトーンの「八つ手」になるか、楽しみにしている。

  1. 2019/12/11(水) 14:35:57|
  2. 八つ手
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荏原の龍?               Zeiss Super Ikonta Opton-Tessar 105mm F:3.5

尖った八つ手を撮りたいと思っている。

幼児の頃、八つ手の木の下で遊び、木を揺らしたら 花粉でも落ちてきたのか、
全身に発疹ができたという。
それを 面白そうに語る親がいた。

どう考えても へんな形の葉っぱ、
日向より日陰に植えられていることが多い。
きれいな花が咲くわけでもない。
写真に撮っても、なるほどと見入るような写真にはならない。
だからこそ、「怪しい植物」の候補になりえる。
不気味な、尖った八つ手を撮って見たいと思っている。
ヤツデ1250-4 Ⅱ
品川区二葉町4丁目は昔、上蛇窪と呼ばれていた。
そこに天祖神社がある。
土地の主(神)は蛇なのかの知れない。
社の入り口に蛇の作り物が飾られているが、
蛇というより漫画チックな龍になっている。
社、(龍?)蛇なのでしょう、八つ手、と三つ揃うと妙にシュールである。
記録に一枚撮影。

この天祖神社の近くには、上神明小学校がある。
一方、東急大井町線の下神明駅の近くには、
嘗て大間窪小学校(二葉町2丁目)があった。(今は統廃合でなくなっている)
近くには天祖神社があり、その一帯は蛇窪とよばれていたという。
二葉町一帯は窪地が多く、窪地には蛇が生息していたのだろう。
役所の都合により、小学校や土地の名は変わっていくが、
神社は頑固に保守的、その土地の記憶をとどめていく。

変わらないものがあってもいいと思う。
  1. 2019/12/07(土) 12:30:10|
  2. 八つ手
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荏原神社の龍                カメラの眼、レンズの眼、フィルムの眼

同じ被写体を2つのカメラで撮り比べ。
撮り方、カメラ、フィルムが違うので、できた画像のトーンは違ったものになる。
その違いの一番大きなファクターは 何だろうと思う。
龍1240-8 Ⅱ
コンパクト・カメラ Canon Autoboy Luna35で撮影した。
フィルムは Retro80S ISO:100で使用。軟調現像液(Ⅵ)で現像した。
露光とピント合わせはカメラが自動で設定するので、
どこにピント合わせたか、絞りはいくつか、シャッター速度はどれほどか、
は一切不明。露光が足りないと自動的にストロボが焚かれる設定になっていたが、
ストロボの発光はなかった。
龍1239-1
中判のフィルム・カメラ ツアイスのSuper Ikonta Opton-Tessar 105mm F:3.5で撮影。
使ったフィルムは Acros-100  ISO:100のフィルム スタンダードで使っている中庸現像液(Ⅰ)で現像。
ピントは龍の首に合わせ、小さなストロボ GN(ガイドナンバー:11)を焚いた。(カタログでは、GN:16のストロボだが、古いものなので光量は約半分に低下してる)。
龍の首まで8フィートなので f:4の絞りを選び、空の明るさに合わせるためシャッター速度は1/500秒とした。

Canon Autoboy ストロボの設定をいじれば、強制発光もできたはず。その設定でも撮ってみるべきだったなぁと思う。
大きなフォーマットのいいところは、精細な描写力とトーンの豊富さにあるが、
六つ切り程度なら、ネガの大きさの違いは あまり目立たない。
ブログで見る程度なら 全く関係なくなる。
カメラやレンズより、フィルムと現像液の違いのほうが大きいと思う。

デジタル・カメラなら、レンズや撮るためのメカより、
撮像素子とカメラに内蔵された画像エンジンが
写真のできばえを決めているということだろう。
100年以上前、
コダックは「あなたは シャッターを押すだけ、あとは全て・・・・にお任せ」と ボックスカメラを販売する。
しかし、50枚撮っても 露光不足、露光過度で、プリントにまで進めるのは数カットだったという。

それが、今 ついに達成できたということだろう。

あなたは、押すだけ。
それ以外、カメラにタッチできない。
あなたがするのは、
ただ、カメラから吐き出される綺麗な多量の画像から一枚を選別するだけ。
なかにはその選別に惑い、同じ被写体の同じようなフレーミング画像を何枚もブログに貼り付ける人もいる。
なにがいいのか、見る人に判断してもらいたいのだろうか?

結局 本当に写真を撮っていたのは、
カメラメーカーの技術開発者ということにならないのだろうか?
  1. 2019/12/05(木) 19:05:44|
  2. フィルムの眼
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北品川 旧品川宿近くを散歩        Canon Autoboy Luna35 / Retro80S film

コンパクト・フィルムカメラ、Canon Autoboy Luna35を手に 北品川あたりを散歩したとき撮影したもの。
昭和初期に建てられた棟割風長屋だと思う。
北品川1240-32
去年来たときは まだ人の住んでいる気配があったが、
いまは、それを感じない。
この横丁も早晩 取り壊され、タワーマンションになるのかも・・・
北品川1240-30 Ⅱ
北品川1240-31
これは 戦後、昭和30年頃に建てられたものでしょう。
北品川1240-3
品川再開発の余波が この地区にも及び、
高層ビルが運河(船泊り)近くまで押し寄せていた。
--------------------------------
カメラは同じでも、フィルムを替え、違った現像液で現像すると 画像のトーンは変化する。
一つ前のブログでは Seagull-100のフィルムを使い、(Ⅰ)現像液で現像した。
今回のブログでは Retro80Sのフィルムを使い、現像は(Ⅵ)現像液で行なったもの。
画質の変化は、カメラを変えて撮るより はるかに大きい。
コンパクトカメラで撮ろうが、高級ブランドのライカで撮ろうが、ニコンで撮ろうが、
フィルムと現像液が同じなら、それほど大きな違いにはならないと思う。

昭和30年代、財力のない写真好きは、いいレンズを一つだけ買い、
安価な国産カメラにつけて 使っている人が多かった。
カメラは違うが、レンズはライカ(高級カメラ)と同等品、それに同じフィルム、 
撮った写真に差などできるはずもないと・・・・自分に言い聞かせていた。
それが、金力に乏しいカメラ愛好家の正しい選択だった。

デジタルカメラでは どうなっているのでしょう?
レンズ、画像素子、画像エンジンの出来が違うので、
やはり高価な高級デジカメでないと、いい写真は撮れない・・・?
(時代は更に進み、今はPhone-Camera時代だという気がする・・・・その後にはAI-Cameraが控えている)
-----------------------------
現像液を自分独自の配合で使う人は少ないだろう。
市販の現像液から選んで購入し、説明書に従って現像するのが普通。
そこから、伝説が生まれる。なにか特別な成分が少し入っているのだろうと・・・
X-TOLがいい、D76だ、ロジナールがいいと。
もともと、化学を勉強し、化学系会社で研究開発をしていたので、
そんな精神は持ち合わせていない。

会社を卒業し、自由の身になって 遊ぶ時間はある。
自分で各成分の効果を確かめ、現像条件によりどう変わるか、
実験で確かめ現像液の組成を決めていった。
できれば 研究所にあった機器分析が使えたらなぁとは 思うが、
それでも、どうにか実用に耐える現像処方と現像法はできた。
これも 趣味の範囲でしょう。遊ぶには最適です。

(Ⅰ)現像液は中庸な現像液、D-76とほぼ同じようなトーンに仕上がるが、より少し硬調現像かも。
(Ⅱ)はかなり強烈な硬調現像液、いまのところあまり出番はないが、もう少し配合の最適化が必要と思っている。
(Ⅲ)軟調(超)微粒子現像を狙ったが、今のところ使った実績なし。おそらく使うことないでしょう。
(Ⅳ)硬調現像液、フィルムごとに最適化を試みたので、少しずつ成分量を変えた液ができた。(Ⅳx) X=null,o,a,b,f,zの5種あり。
(Ⅵ)は軟調な現像液、もっと軟調な現像液も作れるが、Retro系フィルムでは これで十分と判断。
(Ⅶ) (Ⅰ)の超微粒子現像タイプ これも使った実績はない。
このごろのフィルム 銀粒子が小さく、粒界も滑らかで目立たなくなった。
超微粒子現像液を必要としたのは、昭和30年代までだろう。
超微粒子現像液を積極的に使う必要は感じていないが、
どうやら富士フィルムのミクロファイン現像液 今も市販されているようです。
ありがたがって使っている人、まだいるのだろうなぁ。
小生は とっくの昔、使用をやめましたが、
棚を探したら、昔使った、
小さな缶入りのミクロファイン・・・50年くらい前のものだが多量に出てきました。
パンドールやスーパープロブドールの袋入りも出てきました。
捨てるに捨てられない。
きっちりと密閉されてた現像液(粉末)なので 
今でも水に溶かせば使えるでしょうが、
さてどうしたものか??
  1. 2019/12/03(火) 17:15:57|
  2. 品川宿
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大崎から品川まで一駅散歩      Canon Autoboy Luna35 35-70mm 1:4.2-7.8

大きく重たい中判カメラの画質に魅せられ、これがフィルム写真だよなぁ、いいなぁと・・・使ってみるが、
その反動で、軽くて小さなカメラに手も手が伸びてしまう。
コンパクトカメラは、亡くなった母が使用していたもの。
まだ使える状態にあるカメラは4台ほどある。(デジカメを入れると5台)

そのなかの一台にフィルムを入れ、
大崎駅から品川駅まで一駅散歩をしてみた。
大崎から品川 一駅散歩1241-29
大崎駅 夢桟橋から地上へ降りるエスカレーターで撮影。
むかしのTVコマーシャル、
エメロンシャンプーの宣伝を思い出しながら、シャッターを切ってしまった。
振り向くことはなかったけど。
大崎から品川 一駅散歩1241-31
目黒川を渡り、御殿山へ登っていく。
まだこのあたりは北品川、坂を上りきると、港区になる。
大崎から品川 一駅散歩1241-32
そのまま台地の道を直進し、
高輪警察と高輪消防署の前を通過、
泉岳寺を目指し進む。
大崎から品川 一駅散歩1241-34
高輪中学を過ぎたところから、右に折れ、細い坂道をくねくねと曲がり、
泉岳寺に至る。
大崎から品川 一駅散歩1241-35
大崎から品川 一駅散歩1241-37
大崎から品川 一駅散歩1241-38
泉岳寺を参拝。
第一京浜国道にでると、そこは田町と品川の中間地点、新駅の建設が続いていた。
国道沿いを歩き、品川駅に至る。
大崎から品川 一駅散歩1241-39
大崎から品川までの一駅散歩でした。
Canon Autoboy Luna35 ズームレンズ(暗いレンズだけど)もついていて、使いやすい。
普通に使うならこれで充分、画質も4つ切程度なら 伸ばしてもOKだろう。
高級な一眼レフを使っても、たいした写真が撮れるわけでもない。
カメラも化粧品のようなもの、ブランドイメージが所有の動機になっているのかなぁ。
  1. 2019/12/01(日) 12:13:50|
  2. 散歩
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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