昨日は、台風一過の晴れ。
久しぶりにカメラを持って池上本門寺まで散歩した。
オルソフィルムを硬調現像液で現像したら、
デジタルカメラのHCB&Wモードに似たトーンになるのではと期待していた。
そのときの一枚。

デジタルのHCB&Wモードの特徴は、白黒の対比の美しい大胆なトーンの縮減にある。
フィルムで行うとなると、なかなか難しいが、
デジタルではモード設定をするだけでいい。
メーカーのソフト開発者の技術力の確かさを感じる。
白黒の対比の美しを追求するのも写真表現だろう・・・・もっとトーンを縮減してもいい。
オルソフィルムではできるのではないかと期待・・・・更に硬調な現像液で 試してみるつもりでいる。
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デジタルで初めて可能になった撮影モードに、HRD画像がある。
NEX-3では連続3枚撮影し画像処理、自動でHDR写真をカメラ内で作成してくれる。
これなども、メーカー・ソフト開発者の技術の賜物だろう。
フィルムで似たことをしたかったら、トーンの幅の広いRetro80S、Retro400Sフィルムで撮影し、
軟調現像液で現像する・・・・それくらいの方法しか思い浮かばない。
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- 2017/10/31(火) 21:40:24|
- フィルムの眼
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Ortho25の100フィート長巻フィルムをついに開封。
テストピースをつくり、(Ⅶ)現像液で現像し、現像条件を求めた。
次に、フィルムを24枚撮りの長さに切って、パトローネに詰め、テスト撮影を行ってみた。

高感度フィルムになれてしまったので、ISO:25の低感度フィルム、使いづらい。
ちょっと暗くなったら、三脚なしでは撮影できないだろう。
しかし、銀粒子は大変細かいので、フィルムを約1400万画素取り込み(3200dpi)、
ピクセル当倍にしても滑らかで、銀粒子をほとんど感じない。

カラーチャートと比較すると、RedやMagentaの色は暗く写ていた(感光性がない)。
(Ⅶ)で現像した最初の印象だが、硬調なネガになったと思う。
これなら、現像液をもっと硬調な現像液に変えれば、
白黒の対比の美しいデジタルのHCB&Wモード風写真、
このフィルムなら作ることができるかも・・・
また、別の楽しみを発見。

これはネガのコンタクトプリント。
ORTHO 25 MADE IN GERMANY です。
コンタクトプリントのように取り込めば、白黒のコントラストがはっきりした写真になるのですが、
暗い部分を潰すのは・・・好みではないのでしょう。
一番右のコマをフィルムスキャナーでデジタル化しましたが、
ネガに銀塩の記録が残っている以上、すべて使ってプリントしたくなる。
レタッチソフトのトーンカーブを調整し、暗い部分のディテールを出すようにしました。
- 2017/10/27(金) 18:42:25|
- フィルムの眼
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10月は雨が多かった。
また今週末、台風が日本に接近、暴風雨になるらしい。
10月初め、三連休初日の土曜は、晴れていた。

天王洲アイルまで散歩したときの一枚。
デッキの階段には運河を眺めているカップルの姿が多かった。
穏やかな休日の午後です。
もう少し、フレーミング下に向け、上の空間を減らせば、「本を読む人」が引き立ったか・・・・
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珍しく一眼レフカメラを持ち出した。
このNikon F、もう50年以上使っている。
重いので、散歩にはあまり持ち出さないが、ここぞという写真を撮りたいとき、手にすることが多い。
ポートレートを撮りたいと思っているので、Nikon Fを手にして、練習しておこうという気があるのかも。
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11月中ごろ、小学生時代のクラス会がある。
46名のクラスだったが、今回は20名ほど集まるという。
二十歳の頃、このニコンFで撮ったクラス会のネガが出てきた。
フジのNeopan F,Neopan SSS,それにコダックのTri-Xで撮っていた。
当時Tri-Xは国産フィルムの倍以上の値段だった。
Neopan F も使っている。スナップよりポートレートを撮るつもりだったのだろう。
気合が入っていたと思う。
拙い写真でも、(個人的には)見ごたえはあった。
撮っておいてよかったと思う。
プリントし、渡そうかと 思案している。
それに、今回は 同じNikon FにTri-Xフィルムを詰めて 持っていこうか・・・・
- 2017/10/26(木) 12:17:04|
- ある場所、ある瞬間
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台風が過ぎ去ったあとの天気予報は 秋晴れの日が続くはずだったが、
昨日 夜半から天気は崩れ、本日も雨。
外に出られずにいる。
約一ヶ月前に撮った一枚。

この日も空には厚い雲が覆っていた。
午後三時だというのに駅に続くビルの回廊は暗い。
ビルの灯に照らされた歩道が美しい。
ISO:100で撮影、f:2で1/15秒。
手持ち撮影では2回に1回は手振れして、使えないネガになる。
オールドレンズのなせる業、手振れしているが目立たない。
白は白飽和せず、暗い部分も黒く潰さない、
諧調(トーン)が豊かで、銀塩粒子の目立たないネガを作る。
50年ほど前、銀塩写真を撮りだした頃求めたネガだった。
いまも、やはり、こんなトーンが好みになっている。
眠い写真になりがち。
白黒のメリハリの利いた写真にならないこと、充分承知しています。
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Retro80S用の微粒子現像液(Ⅶ)の組成が決まったころの現像。
コダックのD-76現像液より ほんの少し軟調に仕上がると思う。
超微粒子現像液というより、
粒子と粒子の間が不明瞭、滑らかなネガになる。
D-76の組成では被り防止用にKBr(ブロムカリ)を添加していたが、
高感度フィルムでない限り、今のフィルムは被りは少ない。
(Ⅶ)現像液、やや軟調に仕上がるので、被り防止剤は添加していない。
自分で 現像液を調整している人以外、役にたつ情報ではありませんが・・・
- 2017/10/25(水) 13:55:21|
- ある場所、ある瞬間
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昨日、雨の中 衆議院選の投票へいく。
途中 ヤツデの葉を見る。
空からの淡い光に水滴が光っているように思えた。
これ(水滴)を撮ったら面白いだろうと、ポケットに入れてきたデジカメを取り出した。
雨の中、傘をさしてまでして写真を撮る、なんと酔狂なことか・・・・
妻は あきれた顔して待っていてくれた。

水滴に注目するばかりで、ヤツデの葉にまで意識が行っていなかった。
実際撮ってみると、湿気を含んだ
ヤツデの葉が”あやしく”光っていた。
生と死であるまいが、うなだれて地に落ちたヤツデの裏面は黒く沈んでいた。
撮ったとき、枯れたヤツデの葉は、見えていなかった。
意識できないと、眼前にあっても見えない。
見えないから、大事なものまで 失うのだろう。

同じヤツデの前を今日も歩く。
台風一過、明るい陽が射していた。
葉の葉脈が透けて撮れるかと期待してデジカメのシャッターを押したが駄目だった。
同じ被写体でも、いろいろな姿を持っている。
場所と瞬間が合致したベストな一瞬というのがあるのだろう。
それを発見する眼がないから、無駄と思うが、どんどんシャッターを切ってしまう。
数打ちゃ、当たるさ・・・・宝くじのようなもの。他力本願、カメラ任せ。
- 2017/10/23(月) 22:29:07|
- ある場所、ある瞬間
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横位置で撮っていたカット。

ハロウィーンが近づいている。
平和坂商店街にて・・・・地元の人しかこの名前、使わないでしょう。
ローカルな目立たなくなった商店街です。


東急・大井町線 右が下神明、大井町駅方面。左は戸越公園駅、自由が丘方面。


左の方向に下神明駅がある。新幹線とは、立体交差しています。
HCB&Wモード たしかに使い勝手はいいが、この簡便さに嵌ったら、
写真を撮るということに積極的な動機、こころざし、保てなくなるかも。
意欲が、デジタルカメラに吸い取られていく気がする。
麻薬的、なんにでも反応し、シャッターボタンを押していた。
撮影枚数は、フィルムの何倍にも・・・・覚醒剤の作用に似ていないか?
「綺麗に撮れるだろう、キャッチーだろう」「君は、ボタンを押しさえすればいいんだ」
そんな、悪魔的なささやきが聞こえてきませんか?
- 2017/10/22(日) 17:24:56|
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衆院選の投票日、本日も朝から雨。
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二日前、午後雨が上がったとき近所を散歩して 撮影した、西品川の町の様子。
デジタルカメラは、いろいろな情報を記録してくれている。
タイムスタンプによれば、最初のショットは16:09、最後のショットが16:50なので、約一時間の散歩だったことがわかる。
絞りやシャッター速度、感度(ISO)もデーターに入っているので、メモ帳にそのつど書き留めておく必要もない。
確かに便利です。
約一時間の散歩で90コマの撮影をしていた。普段この辺りを散歩したら12コマも撮らない。
懐に優しいからかなぁ・・・・沢山、ボタンを押していた。
デジタル写真で手間がかかるのは、撮った写真を選別することだろう。
フィルムだと身構えてしまうのか、縦位置で撮ることが多い。
今回のデジタルでは横位置が圧倒的に多かった。
撮ろうとする意識が違うとフレーミングも違ってしまうようだ。
縦位置のカットだけを 選んでみた。





西品川は決して人通りのすくない陰気な場所ではありません。
海に近く、京浜工業地帯の西の端に位置し、昔は、小さな零細の工場などもありました。
そこへ通う工場労働者の町でもあり、今は下町の住宅街、少々老人の目立つ町になりましたが、
まだ、少し活気は残っています。
撮った写真が少し暗いトーンになったとしても、それはHCB&Wモードで撮影したから、小生の「心象」では決してありません。
- 2017/10/22(日) 08:27:26|
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大型の台風が近づいているという。
朝起きると小雨が降っていた。
午後には曇りの予報が出ている。
午後散歩できたらいいのだが・・・・。
18日の散歩。
白金・自然教育園で撮影したもの。

自然教育園についたころ、陽は厚い雲で遮られていた。
下草は、空の明かりでほのかに照らされていた。
ISOの設定は自動にしてある。フィルムではできない機能。
おかげで、何のストレスも感じず撮影することができた。
デジタルのすごいところ。


できないわけではないが・・・・フィルムだと出しにくいトーン。

暗すぎる、三脚持参するところだろう。



このカット、レタッチソフトは一切使ってない。カメラが捉えたままでも トーンは完璧だろう。

トーンカーブを調整し、空を暗く落としたら、蜘蛛の糸が浮き出てきた。

これは遊び。



デジタルも、フィルムの銘柄の一つと考えれば、かなり個性的なフィルムだろう。
しかし、画像はハードディスクなどに保存された1010の数字データにすぎず、
ネガフィルムを手にとって「あ、撮ったな」という実感を持つのとは違う。
それが気に食わないのか・・・・
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キャッチーな写真撮りたかったらデジタルだろうと思いながら、どうも デジタルは好きになれない。
今回、自然教育園の中にいたのは1時間程度だが、
あっという間に、120コマの写真を撮っていた。
これは駄目というカットは3カットくらい。
フィルムでは手こずる撮影条件だったが、白黒のコントラストの美しい写真が撮れていた。
しかし、それはデジタルのおかげだろうと、PCの画面をみながら考えてしまった。
小生 古いのか、(理屈より感情でおもっているのかなぁ。)
キャッチーな写真が撮れても、
機械任せでは、シャッターを押した人の役目はなに?と疑問を感じてしまう。
オートメ工場の従業員のようではないか。
人間のスキルは吹き飛んだ。何に誇りを持てばいい?
デジタルカメラによる人間疎外がおきていると感じるが、
綺麗に撮れてしまう麻薬的魅力に感覚が麻痺しているようだ。
コンピューターゲームで育った人がデジタルカメラを使っている。
ボタン操作に疑問は感じない。
ボタンを押して、正しく機能しなかったら機械は壊れている。
機能が不満なら、性能のいい製品に買い換えればいい。
綺麗に撮れないなら、カメラのせいにすればいい。
感情も、思考も、知識も、簡略化、標準化し、スマホの画面に見入るのみ。
自分の頭で考えること、真偽を確かめることを省略しだした。
あなた任せにしていると、自分が疎外されているのに、気づかない。
まして、「疎外したこと、疎外されたもの」へ思いが広がることはないのだろう。
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明日は 衆議院選挙 投票日。
さて どうなるか?
国益ファーストの与党側に、国民ファーストの野党側、
口では もっともなことをいうが 内容(争点)は薄い。
「巧言令色鮮し仁」のお方ばかりか・・・・
顔の見える(自分の信念をもった)議員が少なくなっている。
東京3区、選びたい候補者がいないこの不幸をどうしたらいいのだろう?
考えるな、でしゃばるな、党の/ボスの(カメラメーカーの)決めた方針に従い、
衆院本会議で一票投じれば(シャッターを押せば)それでいい。
あなた任せが 今の社会の底流に流れている。
デジタルカメラが流行る理由だろう。
- 2017/10/21(土) 08:08:03|
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起きると東京はまだ雨が残っていた。
午後になれば、雨は上がるようだ。
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戸越から五反田へ
HCB&Wモードで撮影。
レタッチソフトの濃度調整バー、コントラストバー、トーンカーブの
3つの機能を使って写真を作っています。
切り貼り等の合成は一切行っていません。


ガード下に描かれた絵。
白黒のメリハリが美しく撮れたのでびっくり。
濃度調整バーを少し調整しただけで済みました。


トーンカーブを多用し、空を暗く落としています。
フィルムで撮るとなると、このトーンを出すの大変でしょう。
出せるとは思うけど・・・・銀粒子のざらつきが目につくかも。
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去年の夏、同じ場所で向日葵を撮っていたことを思い出した。

Retro400Sフィルム用現像液処方のテスト撮影だったと思う。
フィルムを(Ⅰ)現像液で現像している。コダックの伝説的な現像液D-76より少し軟調だが、
Retro400Sの諧調性を生かすなら、この現像液のほうがいい。
Gフィルターをつけて撮影、明るい空も白飽和させず、暗い葉の茂みも潰さないように現像できていた。
レンジファインダーカメラなので90cmまでしか近づけない。
これはレンジファインダーの弱点です。
同じように撮っても、設定の仕方(HCB&W)でできた(作った)画像は異なる。
面白いものだと思う。
これまでフィルムで向日葵を撮るのに、
赤外線フィルムを使ってみたり、ソラリゼーション現像してみたり、ストロボを当てて撮影したことがあったが、
硬調な現像液でHCB&W風にネガを現像したことはなかった。
(Ⅳo)あるいは(Ⅳa)現像液、あるいは(Ⅰ)+(Ⅱ)の二段現像してみるのも面白いかも知れない。
来年 Tryしてみよう・・・・意欲が残っていたら。
- 2017/10/20(金) 10:42:56|
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晴れたのは昨日だけだった。
朝起きると、青空。
妻はたまった洗濯物をしていた。
昼ごはんをたべ、午後家を出たときは、雲が広がっていたが、まだ日差しはあった。
HCB&Wモードで遊んでいたので、その勢いからSony NEX-3を持ち出していた。
これまでも、HCB&Wモードで撮ったことはあるが、
今回は、HCB&Wモードの限界を確かめようと、注意して撮影した。

白黒のコントラストをつけるといっても、白飽和した部分が多いと、薄っぺらい写真になる。
白い部分にもディテールは残す。森山大道風を狙い、トーンカーブを少し調整。

街撮りをする人の狙う被写体。レタッチソフトの濃度バーで全体を少し暗くし、コントラストバーでコントラストを上げてみた。
自転車の白いフレームをもっと白くしたかったが・・・・トーンカーブで調整すべきだったかも知れません。

レタッチソフトの濃度バーで少し全体を暗くし、
コントラストバーを調整し、コントラストを上げてみた。
これは、これでいいと思う。
なんとなく 森山大道風。

レタッチ・ソフトのトーンカーブを 少しきつめに調整。
空を暗く落としました。
このごろ このようなトーンのモノクローム写真を見ることがある。
フィルムで撮るとなるとかなりの習熟が必要。
しかしデジタルなら、ちょっとコツを捕まえたら、すぐできてしまう。
これも森山大道風と思われているトーンの調子です。
まねは嫌だが、デジタル、使うためには練習はします。
本日も朝から雨。
昨日の散歩は、戸越から五反田、そして白金の自然教育園まで、約2時間の散歩。
フィルムの場合、おそらく20カットも撮ればそれで終わり。
今回は珍しくデジタル、絞り、シャッター、ピントは全てカメラにお任せ、
しかも、何枚撮ろうが、懐に響かない。
帰ってきたら250カットも撮っていた。
デジタルで手間がかかるのは、それからの画像の選別。
PCの前で悪戦苦闘することになった。
雨なので、今日は外に出ず、
五反田で撮ったもの、自然教育園で撮ったものの選別で 一日が終わるでしょう。
老人の手慰みには いいかも。
- 2017/10/19(木) 10:17:21|
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東京は、ようやく晴れた。
昼ごはんを食べたら、カメラを持って 近くを散歩する予定でいる。
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秋の長雨で家に閉じこもり、HCB&Wモードで遊んだ最後の被写体。
今年 中国で購入した20元の帽子。

光を当てたら すっきりとした写真になった。

光と帽子の対話。

ハリーポッターに出てくる、寄宿舎を選別する魔法の帽子のような風格がある。

ちょっと森山大道風。
しゃれたレストランで、
テーブルにのった水差し、ワイングラスなど撮ったら
キャッチーな写真になるかも。
もう少し長めのレンズでもっと背景をぼかしたほうがいいかなぁ。
もっとも、今日は 午後の散歩で、レストランに立寄る予定はありません。
- 2017/10/18(水) 07:48:24|
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晴れて 洗濯ができると妻は喜んでいたが、
東京はまだ小雨。
午後にでも陽がでるのだろうか?
昨日 撮った写真の続き。




これをフィルムで撮ろうとしたら、手こずるだろうなぁと思う。
一回で 上手く取れる自信はない。
まず撮って現像し、その結果をみてどうするか考えて、再度トライすることになるだろう。
それに、硬調なネガ現像すると、銀粒子のざらつきが出やすくなる。
そのあたりも、かなり難しい。
デジタルだと その場で確認できるので、
駄目なら「光と陰」のフレーミングを変え、
あとはカメラ頼みでシャッターを切ればいい。
すぐに 最善のフレーミングは決まる。
それに粒子のざらつきもなく画質はいい。
フィルムではここまで写せない。
白黒の明暗差のあるインパクトある写真を撮りたかったら、
デジタル・モノトーンでしょう。
フィルムにはハードルが少し高い。
- 2017/10/17(火) 08:31:36|
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秋の長雨。
寒くなってきた。
カメラをぶら下げ、外に出る意欲はなくなっている。
ふと気づくと、裸電球がついている。家の中で裸電球はここだけ。
強烈な光がある。
"Light and Shadow" 光と陰。
どう写るかテストしてみようという気になった。
小人ですから、閑居するとあまり良いこと考えません。




ハイコントラスト白黒モードにカメラを設定、液晶画面を見て構図を定めたら、シャッターを押すだけ。
絞り、シャッター速度、ISO感度設定、ピントあわせなど、
自分で考え設定していたパラメーター全てを、カメラ任せにできる。
確かに すごい。それで写真が撮れてしまう。
レタッチソフトを使って
「写真を作らなければ」 単に、ボタンを押しただけになってしまう。
写真を撮りましたなど・・・・ちょっと言いづらい。
撮ったということを示すためレタッチソフトで写真を作ってみました。
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たまに こんな遊びするのもいいけど、
すぐ厭きてしまう気がする。
どう撮れるの確認。
小人閑居、不善の手慰みでしょう。
- 2017/10/16(月) 19:10:20|
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フィルムの時代、森山大道風写真を
「作る」のは大変なことだった。
暗室で悪戦苦闘を覚悟しないとできないだろうと、戦う前に戦意喪失「無理」と後ずさり。
手を出せなかった。
いまでも、黒光りするアメ車の写真や、花ビラの写真、
キャベツの写真などは、とても作れるものでないと 思っている。
デジタルの時代になり、優秀なレタッチソフトが利用できるようになる。
白黒の対比の美しい写真を、簡単に作れるようになってきた。
今年 撮った写真をから4枚選び、
森山大道風トーンになるよう
レタッチソフトを使って作ってみた。




テーストは似せても、対象を切り取る「眼」は 真似ることできない。
似ているが、訴えるものがない。
ここに超えがたい壁がある。
当然のことだと思う。
じっと見ていると、撮影者の卑しい魂胆が見え隠れしてくる。
撮影者の立ち位置が見えてきてしまう。
写真とは 恐ろしいところがある。
時として、撮影者自身も写しこまれてしまう。
こころざし、腹に一物あるか否かが境目。
ないものが、受け狙いして、安易にレタッチソフトを動かしたら、
キャッチーな写真を作れるかもしれないが、
すぐに鍍金ははがれてしまうということだろう。
- 2017/10/15(日) 15:40:34|
- 写真の技法
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10月12日のブログ 「光と陰 写真は・・・・作る。」では、
レタッチソフトの濃度調整バーと、トーンカーブを調整し、
白黒のコントラストの強い写真を作ってみたが、
普段は トーンカーブを極端に強調した使い方をしない。
トーンカーブを多用するほど、
銀塩ネガに記録された諧調性が損なわれていくから。
明るいところは白とびしないよう、
暗いところは黒く潰れず、そのディテールが残るよう最小限の調整にとどめている。
そのため、時として 眠い写真になってしまう。
以下は、
10月12日のブログ 「光と陰 写真は・・・・作る。」に使った原画の写真。
こんなトーンの写真が 小生の好みなんだろう。




この映像をもとに、レタッチソフトで画像の濃度(明るさ)、トーンを調整して
作った。
それでも、暗い部分 黒く潰せなかった。明るい部分、白とびさせなかった。これは小生の感性なので致し方ない。
森山大道風の白黒の対比の美しい写真を
作るとしたら、
ISO:400の高感度フィルム Tri-XやRPX400、Retro400Sなどで撮影、
硬調現像液で現像、硬い印画紙(4号、あるいは5号)を使用し、諧調性をそぎ落とし、
覆い焼き、焼きこみのテクニックを駆使し、暗室で長時間格闘して、
作ることになるだろう。
しかし暗室で格闘し、その技術を習得する手間を考えたら二の足を踏む。
デジタルカメラには、白黒の対比の美しい、HCB&Wモードがついている機種は多い。
それに、優秀なレタッチソフトができたおかげで、レタッチソフトに習熟すれば(そんなに時間はかからない)
白黒の対比の美しい
キャッチーな写真を作ることができる。
フィルムの時代は、かなり上級者のテクニック。
暗室で格闘するだけの気力がないと近づけない。
気力があっても難しいかもしれない。
森山大道風をまねようとは思わなかった。
しかしデジタル技術の進歩があって、
白黒の対比の美しい画像を作れるようになった。
それで「いや、多くはフィルムで撮っているのです」と言いたがるのだろう。
- 2017/10/14(土) 11:39:34|
- 写真の技法
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衆院選に突入した日、
戸越銀座商店街を歩いていると、自民党の候補者が歩いてくる。
「希望の党」に鞍替えした松原仁の姿は公示前、大井町の駅前で撮っている。
公平を期すためには、撮っておこうと、カメラを構える。

写真を撮るのだって、
腹に一物、こころざし(志)を持った人の写真は すごい。
まして政治家なら、なお更必要だろう。
しかし、この人に志を感じない。
父親のネームバリューで これまでは戦ってきた選挙。
自民党、衆議院議員として、国会で何をしてきたのか、よくわからない。
威勢のいいことを言っていたが、志、腹に一物あっての 発言とは思えなかった。
まぁ、記念だからとシャッターを切る。
あっと、思った瞬間、後ろに、「片山 さつき」の姿が・・・・

こちらのほうが絵になる。
距離を合わせる暇はない。慌てて、フレーミングし、シャッターを切った。
すると次の瞬間、シャッターを切った小生の姿を認め、笑顔で握手を求めてくる。
さすが、機転の利く政治家、この人は、腹に一物をかかえていると思う。
当落線上、危うい人へ、党の看板が応援という図式だろう。
しかし、石原の御曹司、ひろたかを衆議院議員に認めるか否かは小生の自由裁量。
握手はしたけど、投票するとは限りません。
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大義なき解散総選挙、
争点が不明瞭。
「もりかけ」で追求されるのが嫌だったのかと勘ぐってしまう。
狂った方向へ日本が進んでいかないことを祈るのみ。
東京3区は立候補の顔ぶれが 旧態然としたもの。
今までの実績を見たら、期待はできない。
妻は、「一票を投じたい人が いないねぇと・・・」と嘆いていた。
小生も同感、政治を託したい候補者がいないのは、いい状況ではない。
- 2017/10/13(金) 12:39:32|
- ある場所、ある瞬間
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見たまま、感じたまま写真を撮る。
できたらいいが、
未だ、感じたように撮れたことも、見たように撮れたこともなかった。
カメラの眼は、人間の眼と違うものを見ているらしいと気づく。
写真にしたらこうなる・・・・カメラの眼を予想してシャッターを切る。
あるいは、これ撮ったらカメラはどう撮ってくれるか、興味津々でシャッターを切る。
最初から見たまま撮れると思っていない。
感じたように撮れたことはない。
そこで、
昔なら暗室で格闘し、印画紙に映像を焼き付けた。
いまなら、レタッチソフトで画像を調整する。
しかし、感じたように画像を作れるわけでもない。
ローキーにしてみたり、ハイキーにしてみたり。
印画紙の号数を替え、コントラストを強めたり、弱めたり、
覆い焼き、焼きこみのテクニックを駆使して写真を仕上げていく。
感じたように写真を作るといっても様々、
アレ、ブレ、ボケの写真を作って、「これが 俺の感じた、この場の風景(心象)」といきがってみたり、
色温度を調整し、肌を青白く調整する。
しわ、あるいはそばかすを取り除く。
撮られた女性は、綺麗に写っていることに喜ぶ。
写真の表現には そんな面(作る)もあるだろう。
レタッチソフトの濃度調整バーと、トーンカーブを調整し、
白黒のコントラストの強い写真を
作ってみた。




フィルムを硬調な(Ⅳo)か(Ⅳa)現像液で現像するのが正統な方法だと思うが、
(Ⅶ)現像液で作ったノーマルなネガからでも、
レタッチソフトを使えば 白黒のコントラストの強い写真を調整することができる。
安易だと思うが、ひとつの流れだろう。
こうして調整した写真、小生の感じた「心象」か といえば、そうではありません。
単に 面白そうだから・・・どこまで可能か知りたかったから、
作ったまでです。
白黒の明暗差の大きな写真を撮る人がいる。
インパクトがあり、確かにキャッチーだ。
暗室で格闘し作ったなら、それなりの評価はできる。大変な努力だろうと推察する。
しかし、レタッチソフトだと「自分」で作ったというより、レタッチソフトに頼ったという後ろめたさが残る。
安易だよなぁと・・・評価されがち。
コメントを読むと、フィルムが好きで、多くはフィルムで撮ってますとは 言うが・・・・
多くはデジタル写真だろう。(おそらく全て)
デジタルで撮っおきながら、
フィルムですと(嘘)言うのは 目立ちたいだけことだろう。
堂々と デジタルで撮りましたと宣言すればいいのに、残念だ。
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感じたようには撮れない。
デジタルで撮ろうが、フィルムで撮ろうが、
予想していた以上のものが写っていたとき、
その場に漂っていた「精神」を捉えたことができたと 小躍りする。
それが 小生にとっての「写真」なのだろう。
美しく裏切られたいのかなぁ。
- 2017/10/12(木) 08:30:37|
- 写真の技法
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背景の暗幕と、写真撮影用の照明器具を購入して撮影した最初のショット。
購入した照明器具と、ストロボ2台をシンクロさせ撮影している。

モデルは、踊りの練習で撮影させていただいた人。
テストで撮りたいといったら、
黄色い服を自分で作り撮影に臨んでくれた。
白黒のフィルムでも撮ったが、
黄色い服の印象が強烈だったので、デジタルカメラでも撮影。
カラーのほうが正解だった。
約1400万画素の画像。
拡大すると毛穴まで詳細に判明する。
50万画素程度に縮減するから(荒らは見えない)と、このブログに載せる許可を頂いた。
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妻の「遺影」を撮るのが 最初の目的だった。
カラーで撮るか、白黒フィルムで撮るか どちらがいいと 妻に聞いたが、
妻は白黒を希望した。
現像液(Ⅶ)を開発し、また、オルソフィルムも手に入れ 準備はほぼ整ったが、
妻の健康状態が 今一よくない。
なかなか撮影というわけにはいかないが、
今月中には 撮影したいと思っている。
(撮っても、このブログに載せるわけにはいきませんが・・・)
午後、医者の意見(診断)を受けに、医者の下へ同行する予定でいる。
- 2017/10/10(火) 11:40:01|
- 人物 ポートレート 踊り
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大井町を散歩していた。
駅前で、
民進党に見切りをつけ「緑の党」に鞍替えしていた松原仁の姿を見た。

マスコミのクルーに取り囲まれ取材をうけていた。
民進党を離れた言い訳していたが、いかがなものか?

其の以(な)す所を視、其の由る所を観、其の安んずる所を察すれば、人焉んぞ廋(かく)さんや。
実際の行動と、言動を見ていくと、いったいこの人がどんな人物か わかってくる。
わが国の首相は、「巧言令色少なし仁」 のお方。
「もりかけ」問題を、丁寧に説明するといいながら、
臨時国会の冒頭で国会を解散してしまう。
「信なくば立たず」とのたまっていたが、
誰の「信」を得て首相の任についているか不明。
「ゆりこ」旋風に揺れた一年だった。
この人の言動はどうだったか?
行動力のある有能な人間を利用するが、
ことが成就したら、その人を切り捨てる。
そんな 傾向が見えてきた。
会派設立に尽力して、力を発揮した人物は、
いずれ 自分の立場を脅かす者になる可能性が高い。
自分で考え、自分で行動する人間は危険人物。
取り巻きができたら、
自分の意に従う人で周りを固め、
会派内で対抗馬になる人を排除しようとする傾向が見えてきた。
独裁者独特の 行動パターンを見せている。
「希望の党」の議員になっても、欲しいのは議会での松原仁の一票。
「ゆりこ」の意に沿わない行動、言動を行ったら、干されてくことになるだろう。
松原仁に以前感じた「オーラ」を感じなくなっている。
これでは、そこいらにいる くたびれた中年男性ではないか?
ちょっと心配している。
その横を 石原宏高の街宣車(まだ、公示前、選挙カーではありません)が名前を連呼しながら通り過ぎていった。
- 2017/10/08(日) 11:35:22|
- ある場所、ある瞬間
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これからプロをめざす人だろうか、
壁に映る仲間(数名)の影を、撮影した写真を、見ることがあった。
協力してキャッチーな場面を演出していた。
面白いと 思ったが、
彼らの演出に乗せられてしまったか・・・・という気持ちにもなる。
ちょっと作為が強すぎ。
しかし、そのような同好の仲間がいることに羨ましさを感じた。
小生には そんな仲間はいない。
通り過ぎていく人影を追うだけ。

一瞬、歩道橋に光が射す。
こんな切り取り方もあるものだと・・・・シャッターを切っていた。
数分後、太陽は雲に隠れていた。
この写真に、なにか新しい視点があるだろうか?
ありきたりの 切り取り方かもしれない。
演出写真のほうが、マシかも。
- 2017/10/06(金) 14:51:22|
- ある場所、ある瞬間
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まだ、白黒のフィルムが全盛で、カラーでの撮影が少なかったときの話だが、
写真雑誌に「超微粒子現像法」の紹介記事が載っていた。
大きく伸ばしても、銀塩粒子のぶつぶつを出さず、滑らかな写真に焼き付けるため、
いかにネガを微粒子に現像するかのテクニックを紹介したものであった。
しかし、乳剤の改良が進み、フィルムの粒状性はよくなったので、
それほど話題になることはなくなった。
Retro80Sフィルムの銀粒子は充分細かいが、
更に粒界を目立たなく、滑らかにできないかと、
(Ⅰ)現像液を元に、改良してみた。
化学を学び、企業の技術者として働いた者として、
技術の限界に挑むのは当然のことだろうと、自分自身を鼓舞してみた。
(たいしたことでは、ないのですが)

テストて撮影した一枚。
大井町駅の京浜東北線を撮影。
開発した微粒子現像液(Ⅶ)使って現像。
ネガを、3200dpiでデジタル化しました。約1300万画素(ピクセル)の写真になっています。
ブログに載せる程度なら(40万画素程度に縮減してある)、(Ⅰ)現像液との差は出ないでしょう。

一部を切り取り、ピクセル当倍にしてチェック。
デジタルだと、壁の部分、のっぺりとなり不自然な綺麗さになり勝ち。
銀塩フィルムだと銀塩粒子の揺らぎがあり、材質感がでて自然な感じがする。

歩く人の表情まで、銀塩粒子のざらつきを感じさせず綺麗に捉えていた。
銀塩粒子の細かなRPX25やオルソ25フィルムを使えば、
更に細かで滑らかなネガをつくることできるかも。
、
- 2017/10/03(火) 09:26:09|
- 写真の技法
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このごろ 外出はあまりしていない。
外出しないので、あまり写真も撮っていない。
体よく言えば 準備中。
妻が、今のうち(体の動くうち)に、一枚写真を撮っておきたいという。
老いさらばえる少し前、今のうちに「遺影」になるポートレートを撮っておきたいという。
数年前、母は91歳で亡くなっている。
母の遺影は 亡くなる数年前、小生がスナップで撮ったものを、
半切の大きさにプリントして使った。
白黒フィルムで撮ったものだが、意外に親戚からも好評だった。
それほど大きくなくていいからと頼まれ、
2L版で数枚 焼き回しして(実際はプリントして)渡している。
妻はそれを見ている。
自分も撮って欲しいという。
どこかの貸しスタジオでも探して、撮ることも考えたが、一日借りると 1万円くらいかかる。
妻を連れ出し、貸しスタジオに出向くのも、億劫。
上手く取れなかった(妻からクレームがくるのが怖い)ら、また、借りなければならない。
9月、暑さが和らいだので、息子の荷物が散乱していた部屋を整理して、
ポートレートの撮影ができるようにした。
追加でかかった費用は、
撮影用照明スタンド 7,101円
3m×10mの黒幕 3,599円
合計 1万700円ですんだ。
息子の荷物を整理し、部屋の掃除をする費用は、小生の肉体労働なので・・・・カウントされないだろう。
久しぶりに体を動かし、気分転換(気持ちのいい汗?)になったと思いたい。
この労働に一週間かかった。(若者なら半日仕事)

購入した照明2台を使ってまずテスト撮影。
スタンドつきで2セット、電球(蛍光灯)も2セット分、入っていた。7101円は安いかも。
添付してあった白い布(ディフューザー)をかぶせると、
光量は半分に減ったが、光の感じは柔らかくなり、陰が出にくい。
ポートレート向きの光だろう。
色温度は5200°K~5400°Kらしい。
これなら、RAWで撮影し、色温度を合わせないでもOK。JPGで撮影できる。

ストロボは持っていたので、それをそのまま利用。
3灯までのシンクロ撮影ができる。
光に反応するスレーブユニットも持っているが、確実に機能するか信用できないことがあり、
今回は使わない。確実にシンクロするケーブル接続で使用した。

ガイドナンバーの違うストロボを4台持っているので、ストロボを使用したほうが光の自由は大きい。
しかし鋭くて、ポートレート向きではない。
アンブレラ付のスタンドを買い増すか・・・・ちょっと迷っている。
(おそらく買わない。光の当て方を工夫すれば どうにかなるだろう。)
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準備はできたので、早速 ポートレート(遺影)を撮影しようとしたが、
9月中ごろ、妻は娘と二人で京都を旅行、帰ってきてから 風邪を発症。体調優れずと・・・撮影は延期になっている。
撮影できたとしても、このブログに載せるわけにもいきません。
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でも、妻の写真です。ここは頑張らねばと・・・・
肌を滑らかに撮りたいと、昔、流行った超微粒子現像を考え、
現像液(Ⅰ)を元に改良していました。
テストピースを使った開発にほぼめどが立ち、液の組成をチェックしたら、
(Ⅰ)にはない成分が入り込んでいた。
そこで 今回開発した超微粒子現像液は新しい番号(Ⅶ)としました。
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また ローライ オルソフィルムの長巻(100フィート)一缶を手に入れ、いま冷蔵庫に保管中。
このフィルムを使ったポートレート撮影も考えています。
撮影に先立ち、現像液の選定と、現像条件も つかんでおかなければならないので、
実際の撮影は 少し少なくなるでしょう。
まぁ、やることがあるだけ 幸せか。
- 2017/10/02(月) 16:01:31|
- その他
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