一昨日と違い曇り空、時たま日差しが届くが、それほど強くない。
フィルムはRetro赤外400Sを使っている。
それにあわせR72フィルターを持って出たが、あまり使う機会がなかった。

向日葵に陽はさしていたが、背景の空は白い雲が覆っていた。
R72フィルターを使っても、空は暗く落ちない。
それでも向日葵は白くなり赤外線効果はでている。
トーンは面白い。

P-フィルター②の効果だろう。
レンズの解像度は、それほど損なわれていないと思う。
輪郭に滲みがあり、昔懐かしい写真風テーストがある。

高解像度写真に慣れた眼には少々物足りないかもしれないが・・・・

あと30cm背が高かったら、陽のあたる葉を中心にフレーミングできたのですが・・・・
P-フィルター② 滲み方/ボケ味がいい。
Helios-103レンズは星型にボケるはずだが、玉ボケになっていた。
P-フィルター②、解像度の低下はあまり感じないが、全体にコントラストは低下している。
もう少し、効果の弱いフィルターを調整し、試してみる予定。
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100フィートの長巻を切て使用しているので、
今回のテスト撮影では、短くカットして、マガジンやパトローネに詰めて使用した。
テスト撮り終わったら帰宅しすぐに現像。
現像液は、自分で配合し使っているので、現像にかかる薬品代は20円もかかっていないだろう。
一番かかるのはフィルム代だが、長巻だと市販のパトローネ詰めに比べ40%~60%くらい費用をカットできる。
現像が終わったたらネガを、
フィルムスキャナー(Epson F-3200)でPCに取り込み、画像をデジタル化する。
画像はHDに保存する。同時に、ネガはシートに番号、年月日を記入し、書庫に保存。
HD画像は借りの姿、ネガで保存する方が確実だろう。
将来、重いカメラを持って散歩できなくなったら、暗室を整備し、印画紙に焼き付けるつもり。
気に入った画像はプリンター(Epson PX-5600)で印刷し、アルバムに入れる。
デジタルほど簡便ではないが、
それでも、翌日、ブログにアップできる速さはある。
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- 2017/07/30(日) 12:04:22|
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セロファンやビニール袋でフィルターを作ってみたが、柔らかいので、均一に張るのが難しい。
効果もまだらになったり、せっかくのレンズの解像度を損なったりした。
そこで、もう少し硬い透明フィルム(板)を探し、フィルターを作ってみた。
輪郭が滲むように撮れたらいいのだが・・・・

P-フィルター :薄いプラスチックフィルムを加工して作ったもの。(今回は4つ作成)
今回使ったフィルターの露光倍率は×3程度、一絞り半ほど露光を増やす必要があった。
照り返しの窓枠の部分が滲んだようになればとフレーミングしたが、
これでは、ほとんどNDフィルターと変わりない。

更に R72フィルターをつけて撮影。
クレーンの鉄骨が白く輝いた?(滲んだ?)か・・・・
ちょっと希望的過ぎますね、それはなさそう。
実はこのクレーン 燈色と白色のツートンカラーに塗り分けられていました。
R72フィルターで撮ったため、燈色と白色同じトーンになってしまいました。、
条件を変えて作ったP-フィルターは まだ3つ残っている。
今日は、暑くなっても午後散歩。
次の候補をつかってテストを行うつもりです。
毎日元気に「散歩にカメラ」
- 2017/07/29(土) 12:26:13|
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南大井の町を、東海道線の線路伝いに大井町まで散歩した。

白いTシャツだろうか?
記憶は明快、赤いTシャツです。
記憶の覚束なくなった老人でも、撮るとき気にしたことはちゃんと覚えている。
暇なので(外は暑いし)連日、TVを見ている。
TVの画面には、記録がないと突っぱね、記憶にありませんと答弁する人の姿が・・・・
信用できませんねぇ。不信感が増幅している。暑苦しい、見苦しい。


赤外線フィルムにR72フィルターの組み合わせで撮影。
パンクロフィルムでは出せない、不思議なトーンのネガを得た。
一つのことでも、見方を変えれば、違って見える。
どう解釈するかで、結論は違う。
事柄の表面をなで、印象で判断するか、
深く読み取り、その底にある問題点を、浮かび上がらせるか、
知性、見識、判断力が問われている。

瓜田に履を納れず、「李下に冠を正さず」
と、この人は言ったが、
十数回もゴルフや会食していたら、
瓜田に何回も足を踏み入れ、何回も冠を正していたことになる。
丁寧に説明するとは言ってはいたが、
巧言令色鮮し仁のお方、果たして「責任を果たす。」ことできたか?
広報板の責任者は 田中たけし氏。
今回の都議会議員選挙で、見事に落選。
品川の選挙区で自民党の都議はゼロになりました。
- 2017/07/27(木) 10:02:30|
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7月18日の記事で使ったプラスチック袋を利用し、
もっと効果を出そうと工夫し フィルターを作ってみた。
「過ぎたるは、なお及ばざるが如し」というが、
過剰になりすぎて、及ばざるところか、
ピンボケ風、あるいは手振れしすぎの駄目写真になってしまった。
無駄にしたフィルム・・・少し惜しい気がする。
しかし、こんな失敗は、沢山ある。
失敗から学ぶべき。(デジタルでやれば、無駄しないのにと言われそう)
ようやく 解決の糸口が見つかった・・・と、ポジティブに考えている。


居木橋の交差点。山手通りが目黒川を渡るところ。
手前に3台ほど自転車が置かれていた。
一台のバイクが通り過ぎていったのだが、ぼんやりと黒い影になっている。

コンクリート製の恐竜が数体おかれている。
ピンボケ風だが、妙な遠近感が出ている。

アレ・ボケ・ブレの時代の写真に似ている。
それを意識して撮ったわけではありません。
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次回作るフィルターは、きっと上手くいく。
- 2017/07/25(火) 18:55:07|
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デジタルカメラは、凄いなぁと思う。
フィルムの時代には、かなりのスキルを持った人でないと撮れないような、
綺麗な/感動的な写真を撮影することが可能になっている。
それも金をかけさえすれば・・・の話だが。
冷房の効いた近くの図書館で、カメラ雑誌をぱらぱらめくりながら、そんな気になっていた。
昔は限られたプロしか撮れなかった鳥の生態を捉えた写真、
鋭い眼球にピントを効かせ飛ぶ鳥の姿を捉えた写真が紙面を飾っていた。
今は、アマでもここまで撮れるのかと思う。
このアイテムを購入し、このように使えば、このように綺麗に撮影できますということだろう。
ここまで撮れてしまうと、プロも大変な時代になったと思う。
綺麗な/感動的な(昔のプロのような)写真を撮りたいとは思うけど、
大枚をはたき、高価な最新のデジタルカメラを購入して、
綺麗に撮れたからと自慢していいものか?それで面白いか?と自問する。
古い機械式フィルムカメラを見ると、どうしても捨てる気にはなれない。
愛着はあるし、そこから外れたっていいではないかと思う。
まぁ、潤沢なお金を持っているわけでもないし・・・
乏しい資源(カメラ)でも、工夫して撮るほうが、面白い。
綺麗に撮れなくとも、よく撮れていますねと 褒められなくても、
誰の真似でない(真似したくない)オリジナルな写真を撮りたいものだと思う。
パラフィン紙でフィルターを作り、どんな効果があるのか、試し撮りしている。

ぼんやりとして、とても綺麗な写真とはいえない。
昔の、それも写真が発明された頃のテーストがする。

何を撮っているかよくわからない。不気味な感じがする。

木漏れ日のようだが、綺麗な写真ではない。

パラフィン紙のフィルターにR78のフィルターを合わせて使用した。
これでは何を撮ったか、捉えた写真か まったく判らないだろう。
でも・・・・ストレート・フォトです。
まだやりようはあるのではないか。
もう少し突き詰めれば、新しい写真表現ができるのでは?
まだへこたれず、検討してみるつもりである。
- 2017/07/22(土) 20:37:02|
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古いレンズは全て手作り。
大きなガラスの塊から、職人は、一番よい部分を削りだし、
磨き、一枚のレンズに仕上げていく。
職人は、レンズの特性を見ながら、一枚一枚組み合わせ、カメラのレンズを組み立てていく。
手作業で行っていたので、同じ名前のレンズであっても、当たりはずれがある。
よく写るレンズを手に入れたらラッキーというものだろう。
工業製品というより、職人(マイスター)による工芸品に近いと思う。
だから、当時の給与水準からすると、レンズは高価なものだった。
その高価だったレンズが、中古品として 手に届く価格になっている。
十数年前、50mmのレンズを中心に、買い求めていた。
あるブログを見ていたら、ライカM2にSummarのレンズを付けて撮影している人がいた。
まだ30台後半の人だろう。若いけど、非常に上手い。撮影データは一切掲載されていない。
フィルムも何を使っているか不明。(おそらく フジフィルムのAcros100だろう)
Summarのレンズこんなによかったか?
小生も、Summar 50mm F:2のレンズをつけて撮影してみた。

使用したズマールレンズは 1936年製 まだコーティングのない時代のレンズです。
前玉に柔らかな硝子を使ったため、擦りガラス状態になったレンズが多いという。
(これは、伝聞で確証はありません)
幸い小生の手に入れたレンズには、眼で見て判るような欠陥(擦り)はありません。
絞りは 凝ったつくりで、編み籠のような形状になっていて、絞りの形は六角。
絞り値に従い、最良の位置に絞りが来るよう調整しているらしい。
木漏れ日の形が六角形になっているのがわかる。
角が立たず、エッジが目立たず、眼に優しい。

ボケの感じも悪くはないが、時として二線ボケが出てしまうことがある。
右上のぼけた樹の枝に見られるが、集まっているので目立たない。
柵など一本一本 独立したものが 背景にあるときは、注意しないと目立つときがある。
もっとも 気にしなければ それでいい。
デジタル写真で慣れ親しんだ人の眼からすると、むしろ好ましく、面白いと感じるかも。

ピントの合ったところは きわめてシャープ。
しかし、焦点をはずすと、急激に像は崩れる。
同時代のツアイスのSonnar 50mm F:2と比べると、被写界深度の深さが、見かけ上浅くなる。
Summar f:4.5で撮影したものと、Sonnar f:2.8で撮影したものが、同じようなテーストの写真になった。
ピントの合ったところの先鋭度は、甲乙つけがたい。
二線ぼけが出なければ、Summarのほうが柔らかなぼけかたになる。

ポートレート向きのレンズかも・・・・
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ブログにみたSummar のレンズ。
小生のもつレンズより、写りはよさそう。
「当たり」のレンズでしょう。
ブログの主、フィルムが高くなっても、
ずっとライカM2とSummarの組み合わせで写真を 撮り続けると思う。
そのくらい写りがいいと思う。 このレンズ、手放せないだろうなぁ。
- 2017/07/20(木) 15:05:15|
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スーパーで湿った食品を購入すると、薄い透明なプラスチック袋に入れてくれる。
妻は料理のとき、切りくずを入れ捨てていた。
欲しいというと、そんなゴミ袋どうするの?という眼をしている。
遊び・・・と言って袋を貰い、フィルターにして、使ってみた。

ピントが合っているような、いないような・・・・

それに、トーンの調子も少し変。

滲んでるようなトーン。
傘の影は明瞭だけど、傘を差す女性にピントはきていない。
横断歩道に立つ傘を差した女性ほうがくっきりしている。
しかし、その横に立つ白いマスクの女性はぼんやりと滲んでいる。
ピントの合った場所が、まだらになっている。
変なフィルターを作ってしまったものだ・・・・

ポートレートを撮ろうと、今その準備段階。
ソフトフォーカス・フィルターを作りたいとテストしているのですが、うまくいきません。
カメラは、Kiev Ⅳa を使った。
このカメラにはホットシューがついていて、
1/25秒以下のシャッター速度で、ストロボが使える。(確認済み)
ポートレート撮るなら、フラッシュが必要だろうという擦り込みが・・・小生にあるようです。
コンタックスⅡのカメラは戦前の設計なので、フラッシュの使用は想定していない。
当然のことながら、KievⅡにもホットシューはない。
傷だらけのゾナーを使うことも考えている。
そこでホットシューがついたKievⅣ型が、使えるカメラとなる。
戦後 西ドイツで作られたContaxⅡaには、ホットシューがついているが、
特殊な端子で、専用のケーブルが必要。
希少性が高く、そのケーブル、中古市場になかなか出てこない。
出てきてもかなり値が張る。手が出ません。
フィルムはRetro80Sにした。勿論ポートレート撮影の準備。
ISO:25のRPX25フィルム 探せば100フィートの長巻があるかも知れない。
候補の一つ。
RolleiブランドにISO:25のオルソクロムフィルムもある。
これも面白いかも・・・ただし、長巻はないようだ。
フィルムは、フィルターは、レンズは、現像液は・・・・実際の撮影まで関門はまだまだある・・・・遠いなぁ。
。
- 2017/07/18(火) 12:05:26|
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百円ショップで買ったセロファン折り紙の残りがあった。
これでフィルターを作ったらどう写るだろう?
ただそれだけの理由で、早速作って試していた。
だんだん動機が子供じみてくる。
金はないけど、暇はある。

黄セロファンでは効果不足と、Y2(イエローフィルター)も付けたが、あまり効果はない。

このアジサイの花、ちょっとトーン違って写った。
面白い。

黄セロファンフィルターに特別な効果があるような気がしてきた。

このようには、なかなか撮れない・・・・と思う。
最新のデジカメなら簡単でしょうか?
それともくだらないと、歯牙にもかけないかなぁ。
- 2017/07/16(日) 22:13:13|
- レンズの眼、カメラの眼
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人に会う約束をしていたので、JR水道橋駅で降りた。
外出するときは、必ずカメラを肩からぶら下げ、
散歩にカメラの生活が続いている。

駅をでて、橋の上で早速スナップ。

後楽園遊園地(東京ドーム)へ向かう。
階段を上ると広場になっていて、テーブルと椅子が置かれた場所があった。
ここで撮ったスナップ写真は、すでに7月10日の記事「何処でもない場所へ」に使用している。
霧の発生する遊び場では子供が駆けずり回っている。
この光景で撮影したスナップ写真は、6月28日の記事「子供の情景」で使用した。
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知人に会い、ランチを御馳走し、代わりに本を受け取る。
別れ際、気づかれないよう知人を盗み撮り。
その時の写真は、7月12日のブログ「スナップ的ポートレート」に使っていた。
JR水道橋駅に戻り、中央線伝いに坂を登り、お茶の水駅をめざす。
今日は一駅散歩。

坂を上りきり、左に少し折れると、都水道博物館にぶつかる。
階段を登り本郷水道公園へでた。

人影はまばら。静かな公園である。
都会の真ん中とは思えない写真が撮れた。
公園をでると、すぐに順天堂大学と順天堂病院、その隣は東京医科歯科大学の付属病院がある。
ここまでくると、お茶の水の駅前、橋の手すりから、神田川を見る。
撮影した写真は、6月29日のブログ「温帯雨林」に使用した。
「散歩にカメラ」と言ったところで、
実体は、ブラブラ歩き、眼に付いたものを撮る、ただそれだけ。
根性、こころざし、腹に一物があって写真を撮っているわけではない。
三途の川へ行くまでの暇つぶし、それが小生の「お散歩カメラ」でしょう。
- 2017/07/14(金) 12:31:24|
- 散歩
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欲しかった本と交換に「ランチ」をご馳走した。

昼食後、お茶の水方面をぶらぶら散歩して、帰宅するからと告げる。
散歩に出ると、いつもカメラを持っていることは知っている。
街の風景をパチパチ撮影していても、気に留めていない。
それをいいことに、帰り際、一瞬を捉え、一枚撮影していた。
一種の盗撮。
後日、この写真、プリントして渡したら、びっくりしていた。
上手に撮れていると喜んでいた。
しかし、何処で、いつ撮ったのか、判らなかったという。
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この写真、スナップなら許せるが、
ポートレートを撮るなら、直したいところは2箇所ある。
そこを指摘して、撮れたらと思う。
ポートレート写真撮ること、頼んでみようかと思っている。
ありきたりのポートレートは撮りたくないが・・・・
OKなら、
フィルムは、ISO:80のRetro80Sか ISO:25の RPX25を使うことになると思う。
- 2017/07/12(水) 11:49:23|
- 人物 ポートレート 踊り
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夏の午後、後楽園遊園地へ入る。

陽は容赦なく天頂から射しこむ。
暑い。
こんな時間帯に歩く人はいない。

木陰のベンチに憩うひとは、訝しげな眼で、一人の女性を見つめていた。

秘密の迷宮に入り込んだか?

緑のトンネルを抜けると、違う世界が広がっていた。
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そんなことありません。
赤外線フィルムにR72フィルターの組み合わせで撮影しました。
人間には見えない赤外線の世界での出来事です。
- 2017/07/10(月) 17:43:05|
- 都会の景観 Tokyo
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築地を散歩した。

オリンピックの時に、ここはオリンピック関連の駐車場になると言う。
その後、築地ブランドを守る市場?ショッピングセンター?をつくるとか。
そのようなことを都知事は、議会選挙の前に述べていた。
この景色も、オリンピックまでに様変わりする。

あまりの暗さにR72フィルターをはずして撮影しました。


話題の場所、魚河岸。
もう少し足を運んで撮っておくのもいいと思った。
起承転結を意識して4枚選んでみました。
- 2017/07/07(金) 08:08:15|
- 都会の景観 Tokyo
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湯島聖堂に入る。
梅雨空の柔らかな光に包まれているが、弱すぎる。
手持ち撮影では選択肢は少ない。三脚が必要だろう。




赤外線で見たらどう取れるかテスト撮影中なので、R72フィルターを付けて撮影したが、
フィルターをはずして比較撮影もしておけばよかったと反省している。
このごろ、一つ行うと、もう一つやるべきことを忘れている。
傍らに余裕がなくなっている。
歳をとるとは、こういうことだろうか?
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起承転結を意識して、写真を選んでみました。
- 2017/07/05(水) 10:46:56|
- 都会の景観 Tokyo
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山岳写真などの風景を、
可視光カットフィルターを使い赤外線フィルムで撮ることは、行われてきた。
空が暗く落ち、山の稜線はくっきりと出る。
木々の葉は白く輝き、普段眼にする光景とは違った世界が撮れる。
その特殊な赤外写真を、街のスナップで撮ったらどうなるのか?
試している。

普通のパンクロフィルムで撮ったほうがいいように思う。
わざわざ可視光カットフィルターを使用し、苦労して撮るほどのものでもない。

これは、赤外線写真の効果が出ている。

これも 赤外線写真向きの被写体ではないだろう。

順光で植物の葉(緑)のある被写体の撮影向き・・・・当たり前の結論になる。

距離をあわせたら、一度ファインダーから眼を離し、
レンズの鏡胴を回して距離補正をする。
そして改めてファインダーを覗き、シャッターを切る。
これが、赤外線写真の基本的な撮影法。
スナップ写真には少々不便。
瞬間のスナップ写真では、目測で距離を読み、距離リングを設定しておく。
ファインダーを覗きフレーミングしたら、シャッターを切っていた。

三脚に固定し、風景を撮るなら、ゆっくり操作しても問題ないが、スナップではそうも行かない。
広角レンズを使い、パンフォーカスで使用するのがいいのだろう。
意外なことに暗部が黒く潰れない。かなり粘ってくれる。
昔の銀含量の多いフィルムのようなトーンの写真になる。
今のパンクロフィルムではこのトーン出すの難しいと思う。
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可視光をカットするフィルターを付けている。
ほとんど黒い硝子。でも赤外光は透す。
露光倍率は 3絞りから6絞り開けて撮らないと、調子のよいネガにはならない。
どの場合3絞り分開けるか、あるいは6絞り分開けるかは、光線の状態よって異なる。
まだ、よくわかっていないが、徐々に判断がつくようになってきた。
赤外光まで感度の有る露光計を使い、受光部に同じ可視光カットフィルターを付ければ、
露光の失敗はなくなるのだろうが、そこまでは、行っていない。
失敗も楽しいと・・・思っているから。
- 2017/07/03(月) 13:44:54|
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微かに人の動く気配はするが、病室の中には外の喧騒は届かない。
ふと、外を見ると、黒い雲が流れている。
何かあったな・・・・火事のようだ。

カメラを構え、一枚撮影。
アクシデントだ。
消防車のサイレンは、ここまで届かない。
地上を歩いている人も、この事件/アクシデントに気づかないだろう。
おそらく、ビルにいても、外を眺めていないと気づかない。
知っているのは、現場近くにいる人だけ。
ことの重大さに気づいた人が、
声高に叫んでも、声は届かない場合がある。
そのまま何事もなかったように、日常が過ぎていく。
二日ほど前に国会は閉会した。
あの論戦・騒ぎを思い浮かべていた、
燎原の火となるか、関心を引かずこのまま鎮火してしまうのか・・・・
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インターネットの記事から、
「6月20日午後4時10分ごろ、東京都江東区の東京メトロ・東陽町駅近くの倉庫で火災が発生した。朝日新聞デジタルなどが報じた。 産経ニュースによると、この火事で4階建ての倉庫5000平方メートルが焼け、22歳の男性が軽傷を負った。 東陽町で解体中の明治物流センターで火災が発生 現在もなお延焼中でケガ人も出てる模様」
記事で知っても、またかと思い、数日も経てばAccidentの記憶は薄れ、
そして一ヵ月も過ぎると、大多数の人の心から、この記憶は消えていく。
忘れること、時に必要なこともあるだろう。
しかし、それを悪用されたら怖い。
- 2017/07/01(土) 08:01:17|
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