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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

横浜にて   好みのトーン、体質的トーンで 

CP+で横浜を訪れたとき撮影したもの。
画像は、PCディスプレイの性能によって だいぶ違う。
高価なほうがダイナミックレンジが深く 精細で綺麗。
小生のディスプレイは10年以上前購入したディスクトップPCのものを流用している。
100万画素程度のもの。
PC本体は壊れたので、(安かったので)レノボ製にした。
同じ画像を、娘のノートパソコンで見たら、ダイナミックレンジが深く、黒の締りが良く高精細。
ビックリした。
やはり、良いディスプレーがいいなぁと思う。
もっとも写真は手に取れる「もの」が最終形だろう。
小生はエプソンのPX-5600プリンターで、紙(クリスピア)にプリントしたもので、写真を見ている。
未だ、ディスプレーを買い替えようという気にはならないでいる。
横浜951-45
明るい所から暗いところまで、なだらかで豊かなトーンが 体質的に好きなのだろうと思う。
白飽和せず、暗い部分のディテールも失わない、そんなネガをつくってみたくなる。
それが、眠い階調の写真を作ってしまう元凶だろう。
写真映像としてみたら物足りないものになる。
横浜952-13
CP+の会場へ向かう人の列
横浜952-14 Ⅱ
シルエットで抜きたくなる光景だけど・・・それができない。
白飽和せず、暗い部分のディテールも失わないよう撮影してしまう。
横浜952-15a
R2フィルターを付けて撮影、焼きこんだ画像と 大分印象は異なる。
デジタルカメラだと、階調性のコントロール 本当に上手だと思う。
デジタルモノトーンの白黒の対比の美しい写真、
(トーン省略のアルゴリズム・・・すごいなぁと思う)
フィルムでは、なかなか出すことができない。
横浜952-33
フィルムをPCに取り込むとき範囲とトーンを調整するので、
レッタッチソフトの使用は最小限に抑え、大幅なトーン調整はしないが、
この画像だけは暗い部分を持ち上げるようトーンの調整をしています。
横浜952-36
パンチのない写真になるのは・・・・致し方なしか。
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  1. 2017/02/28(火) 14:00:22|
  2. 都会の景観 Tokyo
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横浜にて  階調性の省略 Low -Keyで表現する

CP+を見に横浜へ。
デジカメも行きつくところまできたという所か、目新しいものはなかった。
各メーカーのキャンペンガールの数も減り、
それを目当てにデジカメを振り回し撮影する人も少なくなってきている。
混んではいるが活気を感じない。
若い来場者の比率は減っているのでは・・・?

デジタルカメラの技術は爛熟したが、
反比例してカメラの使い手のやる気は段々と萎えてくる?

簡単にできることに、人は熱中しない。
横浜951-43 Lowkey
街でも 以前ほど 高価なデジタル一眼を肩からさげ 歩いている人を見なくなった。
スマホで充分と気づいたのだろうか。
横浜952-10 Ⅱ
1000円以下でもデジタル腕時計はある。
意外と正確。
それでも 高価なオメガが好きな人はいる。
時計だって、カメラだって ステータスを表す大事なもの。
それを所有するだけで心が和む。
時間を知ればいい、写真が撮れればいいというものではない。
心の余裕だよ・・・・と嘯く。

確かに悪い話ではない、それで経済は回るし、美意識も向上するのかも。
横浜952-18
しかし、セレブ愛用のとびっきり高価なデジタルカメラで撮ったところで、
50歩百歩の写真しか撮れないのだから、
首からぶら下げて歩いていたら「粋ではないですねぇ」と言われてしまうかも。 
横浜952-23
未だ、フィルムカメラを使っています。
昔なら 高価な、それこそセレブなカメラなんだけど・・・・
フィルムカメラ? まだフィルム売っていますか?と心配されたり、
古カメラ「おたく」を見つけたと、好奇の眼でみられたり・・・・・、
できれば、「粋ですね」という眼差しを向けてくれないかなぁ~~

コントラストがつくような光を選び、赤(R2)フィルターを多用しました。
階調性は減っていますが、コントラストが立っているで、少しは見栄えが良くなったか?
横浜952-28
でも、デジタル・モノトーン、白黒の対比の美しい写真には敵いません。
まだまだ、挑戦するテーマは残っているということでしょう。
  1. 2017/02/27(月) 19:21:23|
  2. 都会の景観 Tokyo
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池上梅園の梅 

フィルムの眼で見た「梅」
池上梅園950 #2-3
梅の樹の枝ぶりをシルエットで抜こうとしたことは確か。
(撮影データ f:11/1000秒の露光を選んでいる。)
しかしネガには、眼でみた印象とも こう撮れるだろうと想像した「梅」とも異なった画像が記録されていた。
小生の眼が捉えたというより フィルムの眼が捉えた「梅」と 謙虚になるべきかも。
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(Ⅳa)液で現像しました。
  1. 2017/02/25(土) 08:30:33|
  2. フィルムの眼
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トーンの調子を変える 現像で変える、フィルターで変える。

デジタルカメラなら トーンの調子を変えようと思えば、
ハイコントラストモードを選び撮影すればいい。
あるいは 生成した画像をレタッチシフトでハイコントラストに作り込めばいい。
カメラ任せ、レタッチソフト任せだろう。

フィルムだと、カメラ任せにはできない。
撮影者の見識、技能、経験、読みにかかっている。
基本的には、短い波長をカットするフィルターをつけ、
露光を切り詰め、現像を押し、硬いネガをつくり、硬調な印画紙に焼き付ける。
そんな所だろう。
どうするかは全て撮影者に任される。
いい機会だからと、短く切ったフィルムをマガジンに詰め、梅の撮影を行った。
現像の違い950 #1-26
(Ⅰ)液は、階調性の高い現像液で、今これを標準現像液にしている。
現像の違い950 #2-9
(Ⅳa)液は 硬調現像液。
階調性は減るが、芝生のトーン、梅の花の白が出てくる。
現像の違い950 #3-10
トーンの調子の変化は 木の通路を見比べるとよくわかる。
最後のカットは、(Ⅳo)液で現像したもの。
一番硬調に仕上がる現像液に、R2フィルターをつけて撮影している。
さらにトーンを省略、硬調に仕上げた。

しかし、現像を押しすぎ、ネガ全体に被りを生じた。
黒くなりすぎたので、減力処理を施してネガ濃度を調整している。
(こんな 技法知っている人も少なくなっただろうなぁ。)
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減力の方法は 古い写真の本には載っています。
小生は 菊池真一教授著、写真の化学(共立全書)
第10章 補力、減力及び調色 
Page115~を参考にして減力しました。
DSC00882 減力





  1. 2017/02/24(金) 23:19:04|
  2. 写真の技法
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池上梅園の「梅」 撮影会

日曜日 メールが届く。
以前所属していた写真倶楽部からのお誘い。
21日(火)池上梅園で 仲間が集まり自主撮影会を行うので、参加されたらどうかとのメール。
辞めても時々 お誘いのメールがくる。
ありがたいこと。
のこのこと出かける。
池上梅園950 #1-43
いま会員は15名とのこと。
これ以上会員数を増やすことは考えていないが、参加希望者は絶えないようだ。
それだけ、暇な老人が増えたということだろう。

自主撮影会なので、決まったのは 1週間前だという。
それからメールし、参加したのは7名。
都合がつく人の参加だが、半分ほどの会員が参加されたことになる。
全員 ニコンの高級デジタル一眼を手にして参加していた。

小生は、短く切ったフィルムをマガジンに詰め 3本用意。
Nikon Fに 35mm  F:2.8 レンズ をつけて参加。
3本撮影した。

現像液を 違えて 3種類の現像を行ってみた。
これは (Ⅰ)現像液で現像したもの。

昨日と今日は その現像と 画像のPC取り込みに忙殺されていた。
明日は 横浜へCP+の展示会を観に行く予定である。
銀座 松屋で中古カメラ展も始まる。
それ以外にも観に行きたい写真展がある。
月末まで、遊び場には 困らないようだ。
  1. 2017/02/23(木) 23:21:56|
  2. Photo彩遊
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デジタル写真風を狙ってみました。

もう10年近く前だったと思うが・・・・
それは 衝撃的なデジタルカメラとの出会だった。

新宿のニコンサロンで写真展を見ていた。
会場の壁には、全紙大に伸ばされたモノトーン写真がならんでいた。
全紙大に伸ばされているのに銀粒子が出ていない。
大型カメラで撮ったものか?と思った。
6.6では無理、シノゴ(4×5インチ)か??
しかし、大型カメラで撮影したにしてはアングルが自由、
手持ちで撮ったようなフレーミング。狭い室内でこうは撮れないだろう。
それにここはニコン・サロン 他社の大型カメラで撮った作品を展示するはずもないだろう。

会場にいた作者に尋ねた。
ニコンD3、35mmの広角レンズで撮影したものだという。
カラーをモノトーンに変換し、ダーストのラムダ・システムで印画紙に直接焼いたものだという。
(小生の記憶が正しければ・・・)
もうフィルムの時代ではないなぁ・・・・品質の高さにしばし呆然/嘆息し、作品を見ていた。
この時から デジタルへ移行するのが 正しい歴史的な選択なのでしょう。
分かっていても、まだフィルムカメラ。
時代に逆らって・・・と言うより 取り残されています。

デジタルの良いところは 粒状性のない滑らかな画像ができること。
建物のタイルを撮ると、フィルムでは銀粒子のざらつきが出たり、不規則に銀粒子が出る。
もし、滑らかな画像が欲しかったら、より細かな低感度フィルムを使用し、
なるべく大きなフォーマットのカメラを使う必要がある。
35mmフィルムでは4つ切り程度が限界だろう。
デジタルモノトーンの白黒対比の美しさは、フィルムでは追いつけない。
大井町にて949-18 Ⅱ
銀粒子のバラツキが、その対比を損なってしまう。
もし、この場面をデジタルカメラで撮影し、モノトーン変換したら、
「ブルドッグ」の看板は 白黒対比の美しい滑らかな画像になっているだろう。
銀粒子のバラツキもなくなるので、薄汚れたようには写らないだろう。
白黒対比の美しい滑らかなデジタル写真を見ると・・・羨望を感じる。
なんとか 似せられないものか・・・と思ってしまう。悪い癖です。
大井町にて949-19
これは すこしデジタルカメラ風にできたか・・・Asahi CALPISの看板が 今一。デジタルならもっと滑らかで対比が美しいはず。
大井町にて949-16
縦書き らーめんの看板に銀粒子のざらつきが出てしまった。
大井町にて949-21
この画像は かなりデジタル画像のトーンに近づいている。

とはいっても デジタル写真、レタッチソフトでトーンの調子を変えることもでき、
粒状処理を選択すれば、まるでフィルムで撮影したような風合いに仕上げることもできる。
フィルムは 逃げ場のない所へ 追い込まれているのかも。
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デジタル画像を真似てみたいと、(Ⅳd)現像液で 現像してみました。
  1. 2017/02/21(火) 11:23:42|
  2. フィルムの眼
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キャベツを撮りたくて 二段現像法でテスト。

キャベツを撮りたいと思っている。
大きな理由は、
以前恵比寿の写真美術館で観た森山大道の「キャベツ」の写真が脳裏から消えないから。
あのような写真撮ってみたいと思った。
今まで 2回ほど挑戦している。
しかし、ありきたりのキャベツしか撮れていない。
再挑戦・・・まづは、光と現像の違いでどう写るかテストだろう。
冷蔵庫を見ると 調理に使っているキャベツが入っていた。
妻の了解を頂き、
フィルムの交換に使っている黒い布でできたダークバックの上に載せて撮影した。
キャベツ(1)944-22
右から一灯ストロボを発光させている。
現像は(Ⅰ)液と(Ⅱ)液を使った二段現像法。
光の当たった部分は黒く、当たらない部分は白く、背景の黒いダークバックも白く写っていた。
マンレイの行ったソラリゼーションとよく似たネガを得た。
キャベツ(2)944-11
絞を二段開け、露光量を増やす。
見たままのような感じもするが、それでいてなにか変だなぁとシュール感もでる。
これは これで面白い。
キャベツ(3)944-23
左からもう一灯ストロボを増灯し 同調発光させる。
キャベツに十分すぎるほど光が当たったのか、背景の銀塩濃度に近づいた。
マンレイが使用した光の状態はこんなものだったのかも。
黒バックで女性のヌードを撮った作品が残っています。
キャベツ(4)944-24
二灯ストロボを使用、絞りを二段絞って撮影してみた。
この辺りが ねらい目だろうか。
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ハイ・コントラストを狙った粗粒子現像法も 
選択肢の一つだと 思っています。
いずれそのうち、試してみるつもり。
  1. 2017/02/20(月) 12:42:52|
  2. 写真の技法
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カメラの眼?レンズの眼?フィルムの眼?

このカメラとはもう50年近い付き合いになる。
レンズは、Nikon Fについていたので50年を超えている。
枯れ蝦夷紫陽花942-17
高いカメラだった。ため息の出るくらい・・・・。
だから大事にしていた。
しかし、まさかこんなに長い間 使い続けるとは思わなかった。
同志のようなものだろうか。
カメラの眼で撮ったとも、Auto-Nikkor 50mm F:1.4のレンズの眼で撮ったとも、
Retro400Sフィルムの眼で撮ったともいえるなぁ、と改めて感じている。
撮れた写真にカメラの眼、レンズの眼、フィルムの眼が重なっていく。

デジタルカメラは家電品、10年も使い続けることはないだろう。
ようやく 癖が分かり カメラの眼、レンズの眼を意識できるようになったとき、
すぐに 新しいカメラに取って代わられる。
カメラの眼、レンズの眼、撮像素子の眼が重なること、デジタルでは簡単なのかなぁ?
少々心配している。
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白金・自然教育園 白鳥の池で撮影。
被写体は枯れた紫陽花の花。
植物の知識は少ない。
「えぞあじさい」ではないだろうか。
時刻は閉園時間近く、空には明かりが残っていたが、
木々に囲まれた池の周辺は薄暗くなっていた。
(Ⅳo)液で現像した。
独特のトーンと写り。
カメラの眼、レンズの眼、フィルムの眼の協力がないと こうは写せなかっただろう。
  1. 2017/02/19(日) 22:17:24|
  2. フィルムの眼
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出せるようで出せないトーン

出せるだろうと思って 何度か試みたが出せないトーンというものがある。
小説家なら文体というべきもの。
おそらく暗室で悪戦苦闘し、掴んでいったものだろう。
その人の体質と呼ぶべきかもしれない。

たくさん写し、たくさん現像したが、
小生独特のトーンと呼ぶべきものは未だできていない。
誰かの真似ではないか?と思えるトーンになってしまう。

今回撮った中で、これは少し面白い。
出せるようで出せないトーン947-4
フィルムで簡単に出せるようで、出せないトーン。
デジタル・モノトーン画像に似せようと 今悪戦苦闘している。
その中で、出来てきたトーン。
デジタルで作るなら、意外と簡単かもしれないが・・・

  1. 2017/02/19(日) 11:04:48|
  2. フィルムの眼
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フィルムの眼がみたもの。   白金・自然教育園にて 熊笹を撮る。 

このところ散歩コースの一つ、白金・自然教育園へ何度か通っている。
一つには健康維持の「お散歩」と もう一つは現像テスト用の写真を撮るため。

この日 教育園に入ったのは3時過ぎ、園内を一回り パチパチと写真を撮る。
ほぼ小生と同輩の人が近づいてくる。手には高級なデジタル一眼。
「何を撮っているのですか?」いぶかしげな眼。

古い一眼レフカメラで、パチパチ撮っている。
Nikon F は目立つ。 それだけで、妙だ。
しかも、野鳥もいなければ、綺麗な花も咲いていない場所で・・・・
時々ストロボまで焚いている!
確かに小生の撮影スタイルおかしい。
しかし、こういう質問が 一番答えにくい。
あの樹の形が異様なので・・・興味がありまして・・・とも答えにくい。

「いやちょっと 今カメラのテスト中なので・・・・」
と答える。
首からぶら下げたNikon Fを見て、納得の表情。
昔懐かしい中古カメラを買ったので、使えるものかとテスト撮影している・・・と思ってくれるらしい。

帰ろうとして出口を目指す。
出口付近で熊笹の茂みを発見。
暗いので、ストロボをセット。
笹948 #3 Posi-18
別の人に捕まる。
「面白いことしていますね。 何を撮っているのですか?」
また こちらは しどろもどろ。
「白と黒の対比がどう撮れるか試しに・・・・」と熊笹を指さす。
分かったような わからないような 表情を浮かべて、出口へ歩いて行った。
笹948 #3 Nega-5
確かに 暇人でなければこんな撮影も、現像液の開発もしないだろう。

市販の現像液のほうが、いいに決まっている。
何も わざわざという気もする。

それに 綺麗な写真が撮りたかったら、フィルムより、デジタルだろう。
小生、確かに 訝しい 怪しい。
だから、訝しくも怪しい写真を撮ることに専念している。
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現像は (Ⅰ)液と(Ⅱ)液の二段現像で行った。
ストレートフォットです。
レタッチソフトをいじくりまわして作った画像ではありません。
  1. 2017/02/18(土) 12:10:44|
  2. フィルムの眼
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フィルムはどう見ている?

フィルムの特性は、銀粒子の細かさ、形状、光に対する感度など、
銘柄ごとに少しずつ異なっている。
粒状性からくる画像の揺らぎやトーンの違いにより 違った表現になる。
レンズの眼でもなければカメラの眼でもない、フィルムの眼が有る。
「フィルム(私)の特性を知っていますか?上手に使えていますか?」
と 撮影者は常にフィルムから問われているようなもの。
沢山失敗し、ようやく 少しずつ フィルムの声に耳を傾けるようになった。
いや、まだ、たくさん失敗しているけど・・・・・
フィルムの眼946-19
Rollei Retro400Sフィルムの感度特性は740nmの赤外部まで伸びている。
R2フィルター(おそらく600nm以下の短い光をカット)は青や緑の光をフィルムに届けない。
空は暗く落ち、青や緑は黒く写り、黄、赤、赤外(740nmまで)は明るく感光する。
掘り起こされた関東ローム層の赤茶けた土を撮るためR2フィルターをつけて撮影した。
明るくしたかったので、一絞りほど多めの露光を選んだ。
見たときの印象に近いトーンとなる。
フィルムの眼946-20
R2フィルターを外して撮ったもの。
空はR2より明るいが、土塊はR2より暗く写っている。

白茶っけた土塊として見せたいのか、暗く湿気を含んだ土塊を見せたいか、
その判断は撮影者に任される。
それがうまくいくか、失敗だったかは、撮影者の問題。
この場合は、フィルター無し(UV)のほうがいいでしょう。
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現像液は 常用現像液(Ⅰ)を使用しました。
  1. 2017/02/17(金) 13:22:53|
  2. 写真の技法
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都立大、碑文谷あたりを散策

大崎高校前から延びる補助六号線を歩く。
第二京浜国道、中原街道を横切り、
武蔵小山を過ぎると、目黒区へ入る。
そのまま歩くと、NTTの鉄塔が見えてくる。
目黒通りにぶつかる。
ここまでは、何度か来たことがある。
しかしこの先は??
五叉路になっていたので困ったが、
五本木方向の標識を選び、足を進めた。
碑文谷へ947-1
数分で、学芸大学の商店街にぶつかる。
碑文谷へ947-3
碑文谷へ947-6
東急・東横線の線路伝いに歩くと、碑文谷公園にでた。
家から歩いても1時間はかかっていない。往復で2時間程度。
散歩のコースに入れてもいい所だろう。
碑文谷へ947-12
火曜の昼過ぎ、日差しが心地よい。
碑文谷へ947-13
人の数もまばら。ゆったりとした気分になれる。
碑文谷へ947-15
二段現像してみた。
独特のトーンになった。
市販の現像液では、なかなか出せないトーンだと思う。
デジタルとレッタチソフトの最新最強の組み合わせでも、
このトーンを作るのは苦労するだろう。

フィルムで撮影したストレート・フォットです。

  1. 2017/02/16(木) 09:14:47|
  2. 散歩
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黄昏時 戸越銀座散策

日没は5時をすぎてきた。
日増しに陽が伸びてきたことを感じる。

カメラを知らない婦女子の「バカチョン」と蔑まれたカメラに、
フィルムを詰め、戸越銀座の商店街を散歩した。
フィルム時代の簡便カメラ、Minolta Hi-Matic F。
ピント合わせはマニュアルだが、露光はカメラにお任せ。
そして、シャッターを切ったらフィルムを巻く、
撮り終わったらフィルムを巻き戻し作業もしなくてはならない。
使い勝手からしたら、今のデジタル一眼のほうが、「バカチョン」かも。

このカメラ、確かに使いやすい。
さっと構え、シャッターをきれば、何かは写っている。
いかにもカメラですという主張はしていない。
単なるトイカメラです・・・と控えめ。
周りの人に変な警戒感を与えないので、撮りやすい。
黄昏時 戸越銀座945-6
黄昏時 戸越銀座945-2
黄昏時 戸越銀座945-3
黄昏時 戸越銀座945-5
黄昏時 戸越銀座945-8
黄昏時 戸越銀座945-9
黄昏時 戸越銀座945-27
現像液は(Ⅳo)を使用。
トーンの調子が通常の現像液とすこし異なります。
独特のトーンと言っていいと思う。

レンズを替えるより、現像液を替える方が、写真表現/印象/トーンは変わります。
勿論、レンズを替えるより、フィルムを替えたほうが、変化は大きいでしょう。
レンズは充分すぎるほどよくなっている。

デジタルカメラなら、
撮像素子の性能と、画像を生成するソフトの良し悪しが、ポイントだと思うのですが・・・
レンズの薀蓄を語る人が多いのはどうしてなのでしょう?
よくわからない。







  1. 2017/02/13(月) 22:15:12|
  2. 散歩
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フィルムの陰と陽   これは陰(ネガ)

同じフィルムをPCにネガとして取り込んだもの。
陰(ネガ)944-full-5
ホームレスの人が 透明な笠を三つほど 風よけに使っていた。
午後の長い日差しにキラキラと白く輝いていたので、
この辺りは、見た感じの通り。
しかし、画像全体のトーンの調子は見た感じとはかなり異なっている。
画像に切り貼り、演出など加工をしたわけではない。
使った現像液と現像法が少し特殊なだけ。
やはり、ストレート・フォットでしょう。
  1. 2017/02/11(土) 22:46:25|
  2. フィルムの眼
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フィルムの陰と陽   これは陽(ポジ)

現像の途中でフィルムを光に晒し、再び現像を続けると、
白と黒が反転したソラリゼーション現像をすることでできる。
トーンの完全な反転より、部分的反転のほうが、面白い。
しかし、タイミングを誤ると写真は失敗する。そしてたびたび失敗する。
フィルムの撮影は一発勝負。
難しいと敬遠する。
ちょっとシステマチックな実験をすれば、
ソラリゼーション現像の条件は分かってくる。
失敗はしなくなるが、それでも、トーンの変化は急激、
予期せぬ効果に驚かされる・・・・それが楽しい。

今回の開発では、光に晒すのではなく、
現像の途中で現像液を替えることで、
同様な効果が発揮できる条件を見出した。
確かに その条件は狭い。
ちょっとした違いで、予期せぬ効果がでるので、
面白いなぁと、一人にんまりしている。
陰と陽944-full-4
トーンの一部が逆転、
ポジ(陽)フィルムとして見ても、
ネガ(陰)フィルムとして見ても、
意外感のある画像になった。

デジタルで撮影、レタッチソフトを動かし、「ソラリゼーション」をクリックすれば、
あるいは、トーンカーブをいじれば、同様な効果を楽しめるだろうが、
やはり、フィルムに拘りたい。
Retro400Sフィルムで撮影し、現像しただけ。
非演出、細工(合成/切り貼り)無し、ノートリミングのストレート・フォト。
  1. 2017/02/11(土) 11:39:41|
  2. フィルムの眼
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フィルムの眼  

光がフィルムに当たり潜像を作る。
それを画像にするのは現像液の役目。
現像液の組成の違い、使い方の違いで 画像のトーンは変わってくる。

Retro400S用の現像液を作ろうと三か月ほどいろいろ試してきた。
そして、改めて「フィルムの眼」を意識するようになった。
なんで市販の現像液で満足できるのだろう??
ここが一番面白いのに。

現像液の開発は、行ったり戻ったりの連続。
階調性重視で開発したのが(Ⅰ) 
やや軟調に仕上がるが階調性は一番。
現像時間を延長すればISO:1600で使用しても、画像はそれほど粗くならないし、階調性もそれほど低下しない。
自然教育園941-10 Panorama
次に開発したのが、硬調現像液の限界を探って作った(Ⅱ)。

(Ⅰ)と(Ⅱ)のデータから(Ⅰ)を改良して作ったのが(Ⅲ)
(Ⅲ)は(Ⅰ)に比べ階調性は少し劣るが、(ほんの僅かです)
(Ⅰ)では軟調で眠くなりそうなトーンを、
すっきりと上げる効果があるので、光の平板な撮影時には使える。

同様に(Ⅱ)と(Ⅰ)のデーターから(Ⅱ)を改良して作ったのが(Ⅳ)
(Ⅳ)の現像液が 面白いので さらに(Ⅳ)を改良していったら 段々と(Ⅲ)に近づいていった。
(Ⅳd)だと ほぼ(Ⅲ)の現像液と同じトーンに仕上がる。
自然教育園942-11 panorama
(Ⅳo)は 開発当初のオリジナル組成。 
ネガの階調性はかなり雑になるが、その分 白黒のコントラストは上がる
自然教育園944 Posi-12
(Ⅰ)現像と(Ⅱ)現像を組み合わせた二段現像法。
(Ⅰ)現像時間と(Ⅱ)現像時間の比率を変えることにより
(Ⅰ)→(Ⅲ)→(Ⅳd)→(Ⅳo)までトーンの調子を変えることができる。
更に 現像の操作を最適化すると、ソラリゼーション現像したような効果もでた。

確かに、デジタルカメラは撮影範囲を広げた。
フィルムでは無理とあきらめていた状態/被写体でも、綺麗な画像をものにできる。
これからはやはりデジタルか、と覚悟していた。
しかし、デジタルカメラに内蔵された各種モードに頼り、
高性能レタッチソフトで画像をいじくりまわし、キャッチーな画像を作ることに 
うしろめたさ、割り切れなさ、他人(レタッチ)任せの居心地の悪さを覚えていた。

「デジタル楽しいか?」と聞かれたら、あまり楽しめないと答えざるをえない。
楽しみの大部分はデジタルに持っていかれたし・・・・
お残りではねぇ。

アナログフィルムでも、かなり自由にコントロールできる。

まだ 粗粒子現像もテストしていない。
昔 流行った超微粒子現像も試していない。
Retro400S以外にも試したいフィルムはある。

もう少し、「フィルムの眼」に拘ってみよう。
このほうが楽しいから。
  1. 2017/02/10(金) 12:05:53|
  2. フィルムの眼
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カメラの眼、レンズの眼があるなら、フィルムの眼が有ってもいい。

現在はデジタルカメラの時代。
「撮影素子」の眼の時代と言っていいだろう。
規則的に並べられた小さな素子に光が当たると、電子が飛び出る。(高い準位に遷移する。)
その生成量を計測し、二進数の数字に変換する。
素子からもたらされる膨大なデーターは、内蔵のコンピューターによって処理され、
画像データーに変換して、メモリーに記録する。
できる写真は各社各様の処理プログラムにより、それぞれ異なるようだ。
(小生には皆同じに見える。差異も分からないくらいみな綺麗)
明るい暗室でRAW現像するんです、ともっともらしいこと言うが、
人の手の関与できる部分は少ない。
マウスを持つ指先をちょこちょこ動かす程度。
あとはレタッチソフトで調整するだけ。
綺麗だけど金太郎飴のような写真ばかり、量産していく。

デジタルカメラは発展し、画像処理する脳の部分まで含んでしまった。
ボタンを押せば自動的に綺麗な写真を作ってくれるカメラなど、
余暇を楽しむ暇人の趣味になり得るだろうか??
カメラにおんぶに抱っこで写して貰って、何が楽しいのだろう??
趣味ならば、遊び心をくすぐる部分を多く残していてほしい。

カメラを愛玩する人は多い。
ライカ・ファンは その頂点だろう。
レンズに拘る人もいる。
いずれにしても希少性にこだわる。
かなり高価なカメラと高価なレンズが人気となる。
遊びだもの それもいいなぁと思う。
「カメラの眼」 「レンズの眼」なのだろう。

でも小生は「フィルムの眼」にこだわっている。
フィルムも入手がだんだん困難になってきた。
値段も上がっている。
趣味というより・・・・道楽の世界に入ったか?
フィルムの眼940-47
フィルムは 同じRetro400Sフィルムを使っている。
でも使った現像液は全て別。
トーンの調子、階調性は、それぞれ少しずつ違って現像される。
フィルム現像は一発勝負、間違えれば、望むようなネガを得ることはできない。
だから、面白い。
フィルムの眼941-8
フィルムの眼942-12
フィルムの眼943-9

  1. 2017/02/08(水) 22:52:44|
  2. フィルムの眼
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ちょっとシュール

工事用のフェンスにできた街灯の影が面白いと、カメラを構える。
出会いがしら撮影したようなもの。
予期しなかった人が現れる。
慌ててシャッターを切った。
下神明939-9 Ⅱ
写真は言葉を発する前の世界を映している。
しかし、一度キャプション(説明)が附くと、人はそれに誘導されがちになる。
そうかなぁと思ってしまう。
一枚の写真が、喜劇の一場面を写したものにも、
あるいは悲劇の一場面を捉えたものにも 変化する。
キャプションには騙されたくないなぁ~~と思う。

写真は 言葉を発する以前のままに しておけばいい。
それを聞き取れるか否かは、写真を見る人の感性、知性に架かっているはず。
聞き取れない人には聞き取れないだけ。
それでいいではないかと思う。
でも、いい写真は、勝手にしゃべりだしている。

現像し、ネガをPCに取り込む。
この写真は・・・?どうだろう。
撮影時には感じなかったが シュール感を覚えた。
そこでコントラストを上げ、少し焼きこんでみた。
他意はない。
それだけで充分楽しい。
  1. 2017/02/06(月) 16:47:27|
  2. その他 
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大井から勝島運河まで散歩

品川区役所の前を抜け、大井町へ。
駅前の広場にテント村、物産展が行われていた。
大井から勝島運河938-13
スナップするにはいい機会だが・・・・
大井から勝島運河938-14
立会緑道を歩く。
大井から勝島運河938-15
大井から勝島運河938-21
立会川商店街を抜ければ、勝島運河にでる。
大井から勝島運河938-25
大井から勝島運河938-27
土手に菜の花が植えられていた。
  1. 2017/02/05(日) 17:09:44|
  2. 散歩
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大崎・五反田散歩

家でグズグズしていたら、陽は傾いてしまった。
慌てて日課の散歩に出る。
大崎駅から目黒川沿いに五反田を回り 戸越へもどる いつもの散歩コース。
夜の大崎散歩938-30
大崎の駅に着いたとき、ほぼ日没。
夜の大崎散歩938-35
目黒川沿いは遊歩道になっている。
女性二人、外まわりの仕事が終わったのか、ホット一息。
それでも仕事の打ち合わせ・・・?
夜の大崎散歩938-39
遊歩道にはギャラリーを兼ねたレストランもできている。
夜の大崎散歩938-40
五反田駅近く、目黒川に大崎橋が架かっている。
地番は西五反田、ちょっと奇妙だと思うが、
大崎地区には百反坂という名が残っている。
5反より百反のほうが広い。
おそらく、古くはこの辺りも大崎の一部だったのでは?
目黒川を更にさかのぼり、目黒駅周辺まで行くと、
西五反田から、上大崎という地番に変わる。
これは、そのときの名残では?
夜の大崎散歩938-42
長らく改装工事をしていたが、ようやく完成した大崎広小路駅。
夜の大崎散歩938-45
第二京浜国道沿いを戸越へ戻った。


  1. 2017/02/02(木) 12:21:34|
  2. Night walk in Tokyo
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プロフィール

Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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