デスクトップパソコンを購入しようと、金曜日、有楽町のビッグカメラへ。
注文が終わり、せっかく、有楽町に出たのだからと、日比谷公園へ行き春の公園を撮影する。
桜は満開少し前という感じでした。

普段見慣れない横長の画面、新鮮な驚きを感じます。
NEX-3のAPS画像は4592×3056=約1400万画素、スイング・パノラマは8192×1856= 約1500万画素で、ほぼ同じ。
APSのアスペクト比1.50(=4592÷3056)に対し、スイング・パノラマは4.41(=8192÷1856)なので、約3倍(=4.41÷1.50)横長です。縦がAPSの画像より0.61倍(=1856÷3056)になっています。同じパノラマ写真を作るなら、レンズの焦点距離は÷0.61した、長いレンズで、3枚横に撮り、レタッチソフトでつなげる(合成か?)必要があります。そうすると、画像の大きさは4200万画素と巨大になりますね。
スイング・パノラマ、手軽にできます。さすが家電メーカーのカメラ、遊び心を満足させてくれます。
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- 2014/03/31(月) 16:36:00|
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フィルムは、現像液で現像し像(ネガ)を起こすが、デジタルでも0101のデータから画像を起こす。
画像データは、メーカー独自のフォーマットで記録されているため、メーカーごとに現像液(デコーダー)が用意されている。現像し、汎用な画像データーになれば、更にレタッチソフトで、切り貼りなどの合成写真も可能になる。
それを、メーカー指定の現像液(デコーダー)と、作品にするための暗室作業(レタッチ)と考えると、なんとなく理解した気になれる。
Sony NEXのRAWで撮影したデーターを、ソニーの現像液で画像にしてみました。TIFFファイルで出力されるため、PhotoShopで受け、リサイズ、JPGに変換しました。PhotoShopによるレタッチ(トーンカーブなど)操作は行っていません。

枯れて無残な姿になってしまった姿を、あえて写すなんて・・・
綺麗は汚い、汚いは素敵。・・・そんな屁理屈を考えながら撮影していました。寒い冬をやり過ごし、ようやく春めいた時には枯れてしまいました。

D-レンジオプティマイザーで暗い部分を浮き出す処理をし、少しハイキーになるよう調整し現像。すこしは華やいだ感じになりました。色温度を変えると、全体がブルーになったり、オレンジかかったり、それはそれで面白い。更にレタッチソフトを使ったら、いろいろな変換ができるだろう。見栄えよくしようと努力を重ねると、結局、どれが見ていた冬の向日葵か分からなくなる。
Seeing is Believing. 百聞は一見に如かず などと言うが、見たことを信じて良いのか、あやふやな不安が残った。

色の情報を抜き、白黒写真に変換。このほうが、混乱が少ない。もともと白黒写真は、眼前の光景の一部を抜き取っているだけ。在ったことの記録に過ぎないと理解しているから。
色情報まで記録するデジタル写真、目の前の光景をそのまま記録しているように思えるが、そうではない(偏向がある)。これも面白がるべきだろう。デジタルといえ、奥が深そう。
- 2014/03/30(日) 12:51:08|
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散歩中発見した光景。
アンドレ・ケルテスのDistortionを意識して撮影。

撮影そのものはストレート・フォトです。こういう光景は、気をつけていると、意外に多い。
アングルを換えTry&Errorすれば、不可思議な世界が浮かび上がってきます。
- 2014/03/29(土) 18:49:15|
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それほどの年でもないと思っていたが、ついにデスクトップPCが黙りこくってしまった。
撮り貯めたデジタル画像を、懐に隠したまま眠っている。フィルムは、再びスキャナーで別の若いぴちぴちのPCを見つけ、そちらに預ければいいが・・・
古いノートPCを取り出し、起動する、これは動く。連絡用チャンネルを確保した。一安心。
早急に新しいデスクトップPCを入れないと、画像の編集ができない。
まぁ、一週間以内には、新しいPCを入れなければ・・・
とりあえず、ノートPCにフィルムスキャナーをつける。
試してみたが、処理に時間かかり、すぐメモリーが足りませんとストップ。
フィルムは無理、デジタル画像ならどうにか処理できるが、枚数が増えると、メモリーオーバー。待ち時間がかかりすぎ、精神衛生上宜しくない。
長巻のフィルム届くまで時間ありそうなので、この機会に「デジタルで遊ん」でみようと、撮影していました。
このブログに載せたこの画像は、ノートPCで処理したものです。

パノラマカメラを持っていないし、撮影をしたこともない。
クーデルカのようなパノラマ写真が撮りたかったら、広角レンズで撮影し、トリミングという手しかないが、ソニーのNEX-3には、スイング・パノラマなるモードがある、これで遊ぼうと、戸越公園へ行った。

さすが、家電メーカーのデジカメ、面白い。しばらく楽しめそう。
先ほど、有楽町のビッグカメラに行き、デスクトップPCを注文してきました。消費税が8%に上がるというので、人だかりです。しかし、デスクトップPCの売り場面積、機種とも少なくなっています。時代は、ラップトップ、タブレットへ移っています。この分野でも、取り残されている感じです。ようやく機種を見つけ、注文。届くのは、31日(月)、そうなれば、フィルムでの撮影も再開できそうです。100フィート長巻は、本日届きました。
- 2014/03/28(金) 22:55:11|
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アンドレ・ケルテス風?
影響は受けています。

列をなした数人の人影が現われ、広場を横切るまで辛抱強く待ち、構図が完成したその瞬間逃さずシャッターを切る。
そんな瞬間来るか来ないか・・・せっかちで3分と待てない小生はそれができない。
散歩にカメラを持ち出した頃より、少しは待てるようになりましたが・・・
待てないといえば、100フィート長巻フィルムがまだ入手できず。困っています。パトローネに入ったフィルムを購入する? さて、どうしたものか?
届くまで、デジタルで撮影かなぁ。
- 2014/03/27(木) 11:07:14|
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住んでいる土地の記憶を記録するのも、いいかなぁと思い、今年は建物の写真を撮ろうと思っている。
大崎の目黒川北側の地域で再開発のビル建設が始まっている。おそらく大崎再開発の最終段階だろう。
大崎再開発、計画はいつごろか・・・調べたことないが、40年以上前、この地に住んでいた友人が、東急が開発した住宅地、つくし野へ移転して行ったので、その頃から始まっていたのであろう。

住居兼工場のような家が密集。昭和30年代、ここはくすんだ灰色の街という印象だった。近くの御殿山へ登っていくと、緑が増えていく・・・
いまは、綺麗に整地され、広い道路が延びている。知らない街を歩いている気がする。
とは言え、ビル建設のダイナミックな感じ、いいですね。

人間、意外とやるものだという気がします。技術は進歩し、時代は移っていく。願わくばいい方向へ・・・
3月初め、ヨドバシに100フィート長巻TRi-Xフィルムの注文を出したが、未だに、手配中の状態。ネガフィルム、だんだん入手が難しくなってきた。これも時代の要請か? そろそろデジタルカメラへ移らざるをえないのか?
- 2014/03/26(水) 07:57:20|
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大崎駅近くの目黒川沿いは、小生の散歩の定番。
そこで発見した撮影スポット。

ちょっと不気味な面白さを感じ、シャッターを切る。現像し、画像を起こすと、それほどインパクトある写真になっていない。期待はずれ・・・どうしたものか?
もう少し、長いレンズで切り取ってみようか?
数日後、85mmのレンズをつけて、散歩。

少しコントラストをつけて焼きこんだが、これも今一の結果。しかし、日の高さ、強さ、そして川面の波の具合で、映りの変化が大きいことに気づく。
散歩でここを通ったとき、必ずチェックすれば、今年中に一枚、「おぉ」という写真撮れるだろう。
楽しみなスポットです。
- 2014/03/25(火) 10:25:13|
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なるべく軽くしたいので、交換レンズは持ち歩かないのが原則。昔の機械式カメラに比べ、プラスチックを多用したカメラは軽くなり、好ましい方向。Sony NEX-3は小型軽量、4GのメモリーがあればRAWで撮っても250枚撮影できる。これだけあると精神的に楽である。付いているレンズも小さくて軽い。家電メーカーのカメラと馬鹿にされるが、侮れない実力があると、思っている。散歩に持ちだすには最適ですが、まだ使いこなせません。設定ダイアルを知らずうちにまわし、あとでその失敗の気づく始末です。
今回は16mmのレンズで浅草を切り取ってみました。(純正レンズはこれだけ、あとは、マウントアダプターを介し、古いレンズで使っています。)


脇道から境内に入ったので、雷門ではありません。雷門の提灯は観光スポット、沢山写真が撮られているので新鮮味がありません。
そこで、宝蔵門で撮影? そんなわけありません。来たという証拠写真のようなものです。
三連休で人出があり、黙っていても人影がフレーミングに入ってくるのはうれしいのですが・・・時としては邪魔。
空は白とびしています。1歩、左、腰をかがめて、もっと下から撮影すべきでしょう。老眼には、液晶画面で構図を確認するの 大変です・・・と言い訳。

赤と黒の対比がいい。デザインが粋(素敵)です。

身を清めにくる善男善女を睥睨しています。16mmの広角レンズだと、人のスナップ、かえって難しい。浅草寺(せんそうじ)の撮影では仰ぎ見る角度の写真が多くなるようです。

レンブラント風の光を感じ撮影。モノトーン・フィルムで撮影することが多いので、逆光に敏感です。


スカイツリー、浅草寺の本殿、記念撮影する人、枝振りの面白い木、目に付く面白そうなものは、何でも入れたくなるのが・・・素人カメラマンの悲しい性。・・・と思ったら、いいアングル発見。

ここだけ、人の通りがなくポカンと開いた空間。座る女性と、背景の木の枝の組み合わせにシュールさを感じました。女狐?・・・であるはずもないが・・・・今回の浅草での撮影では、これが一番のと思うのですが・・・老妻にブログに載せる写真を選んでもらうと また違う。そこも、写真の面白いところ。

六区近辺の飲み屋は、昔、普通のサラリーマンが入るにも、はばかれる雰囲気があった。昼からニコヨン(懐かしい言葉です)がたむろ、仕事にあぶれたのか、酒を飲んでいました。
今は、観光地化? 若い女性も入ってきます。

逆光、夕景の空を撮影しようと、マイナス補正して撮影していたら、後ろから大きな化け物が・・・びっくりして、そのまま撮影。露光不足が、かえって 小生の驚きを表現していると、自己満足の一枚。
- 2014/03/24(月) 06:49:21|
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昨日(3月22日)白山の菩提寺へ彼岸の墓参り。地下鉄戸越(都営)の駅で、一日乗車券を購入。
墓参りを済ませると、手には一日乗車券、そして首にはデジタルカメラ。
白山駅で路線図を、じっと見つめる。
使用できるのは4路線、営団は使えない。都バス、都電も駄目となると・・・
白山から一駅、春日で大江戸線に乗り換え、蔵前で下車、隅田川沿いを歩き、浅草へ行く。浅草寺で撮影し、浅草から、戸越へ戻ることにした。

さすが江戸情緒の残る街、和服姿の男性、さまに成っています。
広角は度胸で撮る、もっと近づいて撮りたいところ。度胸ない人、どう切り取ればいいのやら。

自動車を入れたカットを撮ったが今一。それではと橋げたの間に人の姿が入った瞬間を狙ったが、3分待っても人影なし、あきらめてボタンを押す。
今回はRAWで撮影、この写真、空が白っぽい、そこでイメージコンバーターで現像するとき、D-レンジオプティマイザー処理をしてみました。初めての経験です。まだ使い方分かりません。何となく嘘っぽい画像になってしまいました。フィルムなら、空に露光を合わせ Tri-Xならf:11/500秒できっていたでしょう。カメラのPモードで撮影しています。「あなたはボタンを押すだけ、あとはソニーが全てを」ならば、ソフトの使い方、もっと分かりやすくならないかなぁ。(ボケ老人には無理という声も・・・)

Berenice Abbott?風(古い写真家です。)

PCの画面を見て「おおっ」と発見。この浮遊感、面白い。

セルフ・ポートレート? 明暗差のある影にレンズを向けるとは・・・モノトーン・フィルムの癖が出てしまいます。

スカイツリーができていく姿を、ここから何度か撮っています。標準の50mmで撮っていましたが、今回は16mm フルサイズ換算24mmの広角レンズです。入りすぎて、画面が締まりません。広角レンズも使いこなすのは、難しい。
浅草寺に近づくと、観光客が増え、絶好のスナップポイント。カメラ、スマホで撮影している人が多く、撮られても当たり前という雰囲気。中には、タブレットで撮影している人も。これならば、と沢山撮影しましたが、顔がはっきりと写っています。
誰と特定できる写真は避けねばと、選んでいます。古いPCなのでRAW現像すると、手間と時間がかかるのが難点。今日中に完了するでしょう。2時間程度の撮影時間で200カットの写真、フィルムなら1本40枚くらいで終わります。デジタルだと数倍、撮影は簡単、選ぶのが大変。
- 2014/03/23(日) 14:04:41|
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影響受けていると感じた一枚。

好きな写真家は?と聞かれたら、即座にアンドレ・ケルテスと答えてしまう。
古い写真家、写真が好きな人でないと、知らない名前だろう。年齢的には、木村伊兵衛より少し年上か、第一次世界大戦に従軍している。カメラを持参し、塹壕にいる人を撮影している。そのまま 撮影を続けていたら、戦場カメラマンの元祖、あるいは最初の報道カメラマンとして写真史で紹介されていたかも。
小型カメラの可能性を一番早く理解した写真家で、ライカが発売されると、すぐに手に入れている。ユダヤ系ハンガリア人。パリにでて写真家となる。ルーマニア出身のブラッサイに写真の手ほどきをしている。ブタペスト時代、夜景を撮影しているので、案外、夜のパリを撮ったら面白いと、ブラッサイに勧めていたのかも。
同郷のキャパの面倒も見たようで、キャパの初期の作品はライカが使われている。写真に関し多彩の人。感性に優れて、撮影した作品は1930年代のパリで受け入れられた。彼の影響を一番受けたのは、カルチェ・ブレッソンだろう。
アメリカの出版社からの要請で、アメリカに渡るが、仕事が終わり帰国する頃になると、大陸はナチの嵐に巻き込まれている。このままパリに戻ったら、生命の保証はなかったろう。米国に留まり、ナチの嵐が過ぎるのを待つ。そして米国籍を取る。彼の写真は、米国人の感性には合わなかった。受け入れてもらえず、雑誌社の広告写真でどうにか生活を維持する。米国にいることを呪ったようだ。米国で彼の作品が評価されだしたのは、1960年ごろからでは?
現像があがり、この写真を見たとき、アンドレ・ケルテスの影響をうけているなぁと・・・再確認してしまった。
あなたの 好きな写真家は誰ですか?
- 2014/03/22(土) 08:56:37|
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散歩にカメラを持ち出し、写真を撮るようになってから7年。その楽しさがだんだん分かってきた。
写真に撮ったらどう写るか? 被写体の発見、それが、楽しさの源泉だろう。
普段気づかず、見過ごしているものに、意外な面白さ、美しさを発見したとき、「やった!」と喜ぶ。
花鳥風月の写真は苦手である。自分から積極的に撮ろうという気にはならない。
人があまり足を踏み入れない場所へ出向き撮影する。あるいは、美しい写真が撮れる折り紙つき撮影スポットへ行き撮影。可愛らしい動物、ペットを撮影すれば、誰もが「可愛い~~!いいね」と言ってくれる。そして、季節の美しい花を接写する。そういうのは苦手、誘われたら、ペットでも、花の写真でも、撮影しないわけではないが、自分からとなると、あまり乗り気にはなれない。
自分の眼でさがし、発見するのが、楽しい。それが、カメラを持って散歩する醍醐味だ。

フォトジェニックな場所だと気づいたのは、去年。それから、散歩で近くを通ると、勤めて、写真を撮るようしている。
散歩にでるのは午後なので、光の当たり具合は、午後の陽射し、それでも、色々な表情を見せてくれる。
このグログにも、何枚かこの場所で撮影した写真を載せている。

(すでにブログに載せた画像です。クリックすれば、画像は大きくなります。)
午前中の光では、どのような表情を見せてくれるのか?階段を登る人をどう捕らえるか?季節、天候によりどう変化するか?広角で撮影したら?望遠で切り取ったら?
しばらくは、この場所での撮影は続くでしょう。
- 2014/03/21(金) 09:24:28|
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エスカレーターに注目した。
現代になって現われた光景だろう
スナップには最適だが・・・

長いエスカレーターが、大崎のGate-Cityに伸びている。望遠(レンジファインダーでは85mmで、もう望遠扱いです)で切り取る。

これは広角35mmで撮影。

駅のプラットホームへ降りるエスカレータから標準50mmで撮影。
エスカレーター、面白い。まだ、写し様 ありそうだ。
- 2014/03/20(木) 10:11:58|
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大崎のビジネス街は、駅と直結している。朝、電車から吐き出された人の波は、ビジネス街のビルへ吸い込まれていく。
駅に抜けるこの道は、昔から住む住人の専用道路となっている。階段を登ると、人波に朔行し、改札口へ向かう。
再開発の青写真は、ずっと以前に完成していたのだろう。ようやく全体が見えてきた。街になじむまで、まだ時間がかかりそうである。
帰宅前のこの時間帯では、人影は少なく、通り抜けの自動車もまばら。
道が夕陽に光っていた。

なんということない道。
だが、少し不気味。見知らぬ世界に迷い込んだ幻想を感じる。
シャッターを切る。
人影が一つ、歩道に落ちていた。
- 2014/03/19(水) 13:35:02|
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手袋が落ちていた。分かってはいたが・・・
数歩過ぎたとき、「助けてくれ~~」という声を聞いたような・・・
慌てて戻りシャッターを切っていた。

手袋を近くの木の枝に挿し目線の高さに。
持ち主が戻ってくるといいのですが・・・
- 2014/03/18(火) 08:29:02|
- ???
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カメラをぶら下げ、品川駅まで散歩。キャノン・ギャラリーで 北井一夫さんの「Color いつか見た風景」展をみる。
1960年の中頃から1970年の中頃までの10年間、カメラ雑誌を割合良く見ていた。朝日カメラに連載されていた「村へ」は、見ていたのだろう。当時は、あまりうまい写真家だとは思っていなかったので、記憶は薄い。
昨年、恵比寿の写真美術館で北井氏の展覧会があり、それを見たことがある。一枚の写真、利根川の渡し舟の写真を見た瞬間、「村へ」を思い出していた。若いときから、現在までの作品が、並べられていた。それを、一つずつ丁寧に見ていくと、すごいなぁと感服。それ以来、北井氏の作品が好きになっていた。
雑誌に載っていた北井さんの作品は、白と黒のコントラストが強く、ザラとした感じ。当時流行した、アレ、ブレ、ボケのテーストを、朝日カメラの編集者が、勝手に加味したのかも知れません。オリジナルプリントは、淡いタッチで闘争とは無縁の調子に仕上がっていました。
撮りますよと声を掛けて撮っているのでしょうが、人の表情は自然です。フランスで撮った写真も、日本で撮った写真も、スタンスは変わりません。俺が俺がと、見栄えする構図を狙っている感じが少しもありません。広角レンズで、さりげなく撮っています。カメラ雑誌の教える撮影法では、「広角は度胸、ファインダーを覗きフレーミング。ここだと思ったら、更にもう一歩踏み込んで撮る。」それが基本。それをしない北井さんのアングル。いいですね。
人格に問題ある小生、残念ながら北井さんのように広角レンズで、人を写し込んだ撮影はできません。

1970年代のテーストに焼きこみました。「都会へ」です。


人を入れても、この程度。
- 2014/03/17(月) 09:42:09|
- 都会の景観 Tokyo
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花鳥風月の写真は苦手。
特に、このごろはカメラがよくなり、「私でも撮れます。」状態となってからは特に苦手となった。
絵であれば、作品と画家ははっきりしている。ゴッホの向日葵、モネの睡蓮、尾形光琳の『燕子花図』(かきつばた ず)、一度見れば、深く心に残っている。
○○の撮影した××の花の写真と、記憶に残るものあるかなぁ?
小生の記憶に残る花は、Imogen Cunningham の撮影した花の写真しか残っていない。
あれは、ベコネアの花だったか?古いモノトーン写真である。アメリカの女流写真家。花を接写で捕らえた最初の写真家かも・・・だから記憶に残るけど・・・
イモジェン・カニンガムの活躍した時代、それはプロの仕事、素人には、ハードルが高く、同じように撮るのは至難の業だろう。
しかし、時代は移り、カメラは発展、今となっては、素人でも もっと美しく撮影できている・・・くすんだモノトーン写真と 現在の鮮やかなカラー写真、勝負は明白である。
しかし、誰でも綺麗に撮れるので、記憶に留まらなくなる。写真で花を撮影/表現する・・・本当に難しい。

どうしても、このような写真になってしまう。
カメラがよくなり、カメラ雑誌などでは懇切丁寧に、撮り方のコツを説明してくれる。それに従い、撮ると確かに綺麗に取れる。そのため、撮り方狙い方は類型化し みな同じような綺麗な写真を撮ってしまう。
羨むべきよい時代になったというべきだろうか?
花鳥風月の写真はやっぱり苦手だ。


- 2014/03/16(日) 14:22:12|
- 樹、草、花
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都会にも、春の足音が聞こえてきました。デジタルカメラで、乱射(乱撮)しました。
意識してハイキーに撮ったわけではありません。陽射しがハイキーなのでしょう。

前ボケの白い花の割合が好いと思うのですが・・・

ピンボケ写真。中間の歩道にピントが合っています。これも好ましいと選ぶボケ老人のカメラの眼、変ですか?

後ろを行く人影のボケ具合が面白いと、この構図で10カットほど撮影。カメラの近くを通るか、遠くかで、映像の印象は異なります。
大井町まで散歩し撮影。
春の足音です。
- 2014/03/15(土) 09:23:53|
- 樹、草、花
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一本のフィルムで、東京タワーを撮りきる・・・何回か挑戦したが、まだ、撮れたという感覚はない。
撮るぞ!と意欲満々だと、技巧に走り、本質が見えなくなっているのかも。
また、いつか、ふと、さりげなく撮るのが いいのだろう。

- 2014/03/14(金) 07:34:22|
- 都会の景観 Tokyo
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狙った写真と、実際に撮れたもの、予想と かけ離れていた。

ファインダーで見た印象は、太い枝葉は額縁ようになって、東京タワーがくっきりと写つる・・・・はずだったが、実際は、東京タワーは霞み、存在感なし。
まぁ、これはこれで いいだろう・・・しかし、なにか変な写真。
これがあるから面白い。
- 2014/03/13(木) 16:26:14|
- ???
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一月 散歩していて撮った一枚。

夕方、日は傾き、公園に人影はほとんどない。この寒空に噴水とは・・・寒さを余計感じる。
逆光に輝く水の流れが綺麗なのでカメラを向ける。流れを美しく撮るにはどうする・・・?
シャッター速度をスローにしよう。50mmの標準レンズだと、手ぶれしない限界は1/60秒(小生の場合)それでは少し速い。1/15秒くらいがいいなぁと思ったが、確実に手ぶれ写真となるだろう。そこで1/30秒とした。3回に1回は手ぶれの危険性あり。(老人なもので、手が震える、アルツハイマー予備軍か)
手ブレを気にしすぎたのか、垂直が傾いていた。フレーミングしたとき充分注意したはずなのに・・・・三半規管の劣化も始まったか・・・

2月になり、同じ場所を散歩。時刻は前回より早く、陽は高い位置にある。人影も多い。
垂直線をちゃんと写せるだろうか?前回の結果が気になる。
噴水をフレーミングする。水の流れをとめようと1/250秒にシャッターをセットし撮影。手ブレしない速度。フレーミングに集中できる。結果は、三半規管、正常に機能したようです。
フレーミングしていると、孫を連れたお婆さんの姿がフレームに入る。
思わず、フレーミングし、撮影していた。この程度なら、許してもらえるでしょう。
- 2014/03/12(水) 09:12:26|
- その他
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現像条件により、画像の調子は急激に変わる。
毎日が日曜の老人には、格好の遊び。でも、限界も見えてきた。あと何回楽しめるかなぁ。

ソラリゼーション用の適正露光というのがありそうだ。通常の露光とほぼ同じだが、そこから一絞りほど、多めになったり、少なめになったり、被写体により変わるようだ。

現像途中で光に晒すが、このタイミングも大きなファクター。早めにすれば、効果は大きいが、粒子は荒れ、ポジフィルムの出来損ないになる。遅いと、効果は少なくなるが、R60のフィルターで撮影したような画像となる。

光に晒したあとの現像時間も、ファクターで、長めにすると効果はでるが、ネガ全体に黒くなり、粒子がでて汚くなる。また焼き付けも大変。ソラリゼーションのネガはコントラストが低く、焼き付けるとき、かなりの暗室技術が必要だろう。5号印画紙でも使わないと駄目だろう・・・・今は、スキャナーで白と黒の範囲を指定し取り込めるので助かっている。
これで、綺麗な写真を撮るとしたら・・・被写体は限られ、最適な光の状態(まだ、分かっていないが)で撮影、最適なソラリゼーション現像が必要だろう。大判カメラで撮影すれば、粒子の荒れはある程度カバーできるので、有利か、Mamiya-6の出番かなぁ。
- 2014/03/11(火) 10:06:00|
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フィルム1本を使い切り、東京タワーを撮影する・・・2回ほどTryしたが、満足する写真を撮れない。
鉄骨の構造美、材質感、タワーの存在感、どうしたものかと考えていた。もともと、変な構造物である。都会の真ん中に高い鉄塔。お城なら分かるが・・・鉄塔だ。むき出しの鉄骨建築物が都会の真ん中にあるなんて、工場の敷地でもあるまいし・・・・TVの発明がなかったら、東京タワーはできなかったはず。
存在そのものがシュールだなぁ・・・・
そうだ! ソラリゼーション!!
早速 長巻のフィルムを切り取り、パトローネ(マガジン)に詰め、12枚撮りを3本作る。
ソラリゼーションの現像条件(範囲)は掴んでいるものの、ちょっとした差で、効果の度合いが大きく振れる。特に被写体に当たる光のグラディエーションがどうなるかは・・・まだ読みきれない。3本撮って、タワーにふさわしい現像条件を見つけようと考えた。
昨日(3月9日)、撮影を行った。帰ってきて早速、1本目を現像。

異様な塔は、ソラリゼーションの技法が、合っているのでは?
まだ2本残っている、さて、現像条件をどう変えようか?
- 2014/03/10(月) 11:04:59|
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前回(2月23日)東京タワーを、1本のフィルム全てを使い撮ってみた。画像を引き伸ばし、どう切り取るか・・・色々トリミングし検討したが・・・分からない。
もう一度一本のフィルムで撮りきってみようと、再度挑戦。
今回は、カメラを一眼レフのNikon F に換え、構図を重視。交換レンズも、24mm、50mm、105mmを持参した。
しかし、結果は惨敗だ。

鉄骨の構造美を切り取れたか?というと疑問。やはり 切り取りるカメラの眼が問題。

ディテールがでても、迫力なし。

鉄骨の材質感は・・・いいと思うが、現場に立ち撮影したとき感じた、圧倒的な存在感が出ていない。

少しはましかなぁ・・・東京タワーに写したい何かがある。それができていないもどかしさ。
どう撮ったらいいのだろう? もう一度 挑戦するか・・・・
- 2014/03/09(日) 09:53:45|
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大崎駅近くを散歩。
逆光の夕日だが、光のバランスが、絶妙。見た瞬間、撮りたいと思った。
カラー向きの光ではないので、デジタルカメラでは、おそらく避けてしまうだろう。

この光のグラデーション、どのように撮れるだろうか? シャッターを切る。
ネガを現像、画像を起こす。ラッキー。
不思議な空間が広がっていた。
- 2014/03/08(土) 13:00:24|
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写真を撮る楽しさは、いろいろあるが、大きな要素は、目の前で起きていることを写真に撮り、記録しておくこと。
記録することで、その現場に、自分も確かにいたことを確認できる。・・・大げさな言葉で言えば、自己確認、自己実現。
デジタル時代に突入、露光もピントもカメラまかせ、わずらわしいことはない。携帯電話、スマホに写真機能が加わり、いつでも、どこでも 誰でも、記録できるようになった。レストランで注文した料理の皿、観戦したサッカーで、ラッキーにも撮れた選手とのツーショット。そんな画像、自分だけの日記にとどめず、それをブログに載せる。仲間とわいわい騒いでいる写真でもいい。こんな食事をして、こんな仲間と楽しくやっているとインターネット上に公開する。行き着く先は、自分撮りだろう。まさに 自己確認、自己実現だ。写真を楽しむ良い時代になったと思う。
もうひとつの楽しみは、単なる好奇心。これを撮影したら、どのように写るだろう?という、わくわく感。
フィルムで撮影すると、確かにこの「わくわく感」がある。しかし、デジタルになって、この感覚が大分うせた気がする。これが残念。
撮ってすぐ液晶画面でできばえをチェックできてしまうからか??
これ撮ったらどう写るだろう、想像しながら撮影するのが楽しい。どう写ったか、そのときは分からない。分からないから、わくわく感がある。現像し、焼き付けて、初めて、「アッこんな風に撮れていた・・・」という意外感があり、そして面白がる。
勿論、多くは失望する結果となるのだが・・・・
もはや、写真を撮る動機は、家族のアルバムを作るという記録性より、この好奇心のほうに移っている。
動機は単純、カメラで撮ったら、どう写るだろう?

池上の梅園で撮った一枚。
空を青く出したかったので、少し露光を絞った。それでは、梅が暗くなるだろうと、備え付けの小さなストロボを焚く。日中シンクロ。できばえを予想し撮影。40年前だったら、すごいテクニック。ストロボが高価な道具だったから・・・
液晶の小さな画面では、いい調子に上がっていたのだが・・・・PCの大きな画面で確認すると・・・ドキ。
なにか作り物のように写っている。
レタッチソフトで、油絵風にも水彩画風にも、画像処理することができるようだ。
カメラがその処理を、勝手にしてくれたのか?と一瞬思ってしまった。
ストレート・フォトのはずなのですが・・・まあ、これも面白いか。
人様にお見せするような写真ではありませんね。
自己実現ではなく、自己満足をしています。
- 2014/03/07(金) 08:29:42|
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「階段」という言葉単独ではイメージが広がらないが・・・十三階段という言葉になると、イメージは広がる。鋭く反応する人もいれば、何それ?と鈍感な人もいる。短歌や俳句、詩などを読もうとすれば、それなりに心構えをして、イメージを掴もうとする。詠むのも大変だが、読むほうも それなりの素養/教養/センスが必要だ。
しかし、写真は、見るだけ。至極簡単。見た瞬間、無意識にも 勝手に解釈しだす。そこが写真のずるいところか?

TVの教養番組で、句会の様子を放送していた。詠む方も、読む方(選者)も、真剣勝負、言葉に関する丁々発止のやり取りがあり、言語空間が明らかにされていく。まさに「言語にとって美とはなにか」だ。
これが、写真には いまだ不足している。デジタル写真の撮り方を教える放送があるが、それは、趣味講座、技術的なことを教えるだけ。こうやったら、綺麗に撮れるという類だ。
カメラの進歩はすごい、誰でも、容易に美しい写真が取れるようになった。
ならば、写真(カメラ)を趣味講座から教養講座に格上げできないものか?
もうそういう時期にさしかかっていると思う。
写真の解釈は千差万別だとしても、論ずることできる選者、でてこないかなぁ。
そんなことを思っていたら、番組は終了。
さて、この写真、どんなタイトルをつけるべきか?
- 2014/03/06(木) 10:33:34|
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春とはいえ寒い夕方、健康のためと、近くの公園を散歩していた。
それは一瞬のこと、

夕暮れの空から弱い陽射しが地上に降りてきた。
子供連れの道を照らす。
大人が一言二言子供に話しかける。
ファインダーを覗き、シャッターを切っていた。偶然と偶然が出会えば必然。
なんということない日常の光景だが・・・何となく心が温まる。
- 2014/03/05(水) 14:47:19|
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一輪ほどの・・・・ほの暗さですね。

綺麗な写真にこだわるな。
何だこの写真?と思われても、読み解く写真、心に残る写真を それが原点。
- 2014/03/04(火) 09:58:36|
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日没前の30分ほどの間出現する。
天から地底へ降りる階段か?

また一人、足早に階段を降り、地底へ消えていく。
振り返ると、何の変哲もないコンクリート製の階段があった。
- 2014/03/03(月) 07:54:52|
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皇居一周のジョギングは有名だが・・・
ふと、下の道路を見ると、ジョギングする集団が・・・
あっという間に、通り過ぎていく。

ほんの2,30秒の出来事。
現像して、撮影できていることを確認。
若い人だ。仕事仲間だろうか?
大崎には、コンピュータ関係の事務所が増えてきた。インド料理の店もできている。
額に汗の似合う製造業から、快適なオフィスで働く情報・サービス産業へ時代は移る。
ソニーは大崎の地で創業、戦後のことだ。そこに立つ旧本社ビル売却の話も伝わる。
もともと、大崎は大正の時代、明電舎の創業で開けた地。
今後も、タッタタと時代は走り抜けていくのだろう。
- 2014/03/02(日) 08:47:32|
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