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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

薄(ススキ)                 初冬の自然教育園

モミジ狩りのつもりだったが、
武蔵野の野の色彩は失われ、ススキの穂が膨らみ陽に輝いているばかりだった。
すすき1602-22
フィルムはFomapan100、今手に入る100フィート長巻フィルムの中では、一番安価。
値段は時により変動するが、今回は8500円で入手できた。
100フィート長巻で20本のパトローネ(36枚撮り)に相当するので、
長巻を使えば、まだフィルム写真を楽しめる。
すすき1602-27
現像は(超)微粒子現像液(AⅢn1)を使用した。

フィルム交換し、Rteo80Sで撮影した。
すすき1604-2
現像は、(Afx)-(BⅠ)の二液(浴)現像法を用いた。
(AⅢn1)がやや軟調の微粒子現像なら、
現像促進に(BⅠ)を用いる二液現像法の場合、少し硬調なトーンになる。(D76より少し硬調)
すすき1604-4
精細感(アキュータンス)のある写真になるので、
Retro80Sの特徴が出せるのではないかと考えている。
Retro80S、Retro400S、Superpan200などアグファの技術者の作ったフィルムは面白い。
現像液を替えると、ネガのトーンは変化する。
そのため市販の現像液だと、思ったトーンにならず、
癖のある難しいフィルムという評価を受けてしまうが、
現像液を自分で調合すれば、解決できる。
これほど表現の幅の広いフィルムはないと思っている。
100フィート缶で市販され、意外と安価(Fomapan100より高いが・・・)
もっと使われても良いと思う。
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  1. 2024/04/09(火) 17:24:51|
  2. 樹、草、花 
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大崎の秋

嘗て、大崎の駅前には明電舎の工場が広がっていた。
今は再開発され、Think Parkと名付けられた商業施設、
住宅棟からなる複合的な場所になっている。
大崎 秋1600-38
自然に囲まれた再開発がコンセプトだったのか、
無味乾燥な工場地帯が、緑豊かな場所に様変わりしている。

今年は異常気象のせいか、秋は殆ど足早に過ぎていく。
秋を感じようとススキの穂を探した。
定点で撮る場所のススキは精彩を欠いていた。
ようやく、Think Parkの屋上部分に見つけた。
近寄れなったので、85mmレンズで狙ったが、まだ、もう少しアップで狙いたいところだ。

レンジファインダーカメラに、交換可能なズームレンズはない。
これもレンジファインダーカメラの欠点だろう。
  1. 2023/11/22(水) 10:28:47|
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秋の花?

民家の軒先で見た花。
秋の花?1595-9
似た花を 散歩中見た記憶があるが、
それは黄色の花で、もう少し大きく花弁は垂れ下がっていた。
この花は、薄いピンク色をして花弁は上向き。
違う種類かもしれない。

他と違うから、名前をつける。
区別し名前をつけると、その瞬間、
名前に呪術的な意味も込められてしまう。
花占いで遊ぶ程度なら、楽しいが、
そのもの(名前)に支配されてしまうこともある。

昔、女性の本当の名は誰にも口外しなかったという。
知られた瞬間、魂は知った男のものとなってしまい 
その男に全て支配されてしまうから。

万葉集第一巻一番歌、
籠こもよ み籠こ持ち 掘串ふくしもよ み掘串ぶくし持ち
この丘に 菜な摘ます児こ 家聞かな 名告のらせね
そらみつ 大和やまとの国は おしなべて 我れこそ居をれ
しきなべて 我れこそませ
我れこそば 告らめ 家をも名をも

高校の頃、万葉集の最初の歌を解説してくれた先生が 
雄略天皇の御製歌で「求愛の歌」だと解説してくれたのを覚えている。

人間は「レッテル」に弱い。
レッテルを貼られた人、そして貼られたレッテルを読む人、
それだけで、行動の変容が起きる。

パレスチナ人、ユダヤ人、テロリスト、
スラブ人の栄光(ロシア)そんなレッテル張りが、
どんどん対立を深め、命をかけた戦争になる。

人間は賢いのか?賢いほど愚かなのか?

暗澹たる思いでいる。
  1. 2023/11/04(土) 17:26:45|
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藤棚                       Fomapan100

桜が散ると、春の花が一斉に咲き出す。
木蓮に始まり、コブシ、チューリップと咲く。
公園巡りして撮ろうと思っていたが、
どう撮ればいいか 悶々として アイデアも浮かばない。
横を通り過ぎても、ほんの一カットか二カット、シャッターを切るだけ。
結局 季節が過ぎてから撮っておけばよかったなぁと嘆息する。

藤の花も良かったが・・・・
このところ散歩で歩く公園に藤棚が少なくなってきた。
嘗ては戸越公園にも藤棚が二カ所あったが、
今は 公園内の整備が進み、全て撤去。
苔脅かしのようなものが建っている。
品川区内を探せばあるのかもしれないが、
藤棚がある公立公園を、見たことはない。

居木橋近くに、神戸製鋼の大きなビルがある。
敷地内が庭園になっていて、一般に開放されている。
藤棚1589-9
あそこなら、と出かけた。
藤の花の季節も短い。
期間はおそらく一週間程度。
撮ろうと思ったときは、すでに花はなかった。
歳月人を待たず、果たして来年 逢えるかどうかだな。
  1. 2023/09/08(金) 11:23:58|
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紫陽花                      Fomapan100

今年は紫陽花を撮ろうと思っていた。
湿った薄暗い場所に、ひっそりと咲く紫陽花か、
あるいは、醜く萎み 心を苛つかせるような紫陽花を イメージし、探していた。
外に出る機会が少なくなり(言い訳です)、イメージした写真は、撮れなかった。

林試の森で出逢った紫陽花。
紫陽花1592-26
現像液に微粒子現像液(AⅢn1)を使用した。
トーンの破堤はない。整いすぎている。
何かが足りない。
硬調な現像液(Ⅳ)で、葉を鈍く輝くようなトーンにし、葉脈を強調させたほうが良かったかと思う。
この紫陽花、林試の森のどこで撮ったか、どの枝かもよく覚えている。
9月になった。
台風の影響で雨の日が続きそうだが、
もし 花が枯れたまま残っていたら・・・・もう一度チャレンジしてもいい。
そのときは 同じカメラ、同じレンズ、同じフィルムで撮るつもり。


  1. 2023/09/04(月) 11:51:43|
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もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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