調べてみると、
東京オリンピックでは、
品川区内でも二つほど競技が行われていた。
一つはホッケー、もう一つはビーチバレー。
かなりマイナーな競技だが、コロナ騒ぎがなかったら、
どんなものか会場に行って確認したと思う。
コロナの影響で、
オリンピックそのものに疑問を感じ、意識を向けることはなかった。
オリンピックは「興行」で、高い理念は単なる宣伝文句にすぎない・・・・白けた気分でいた。
でも祭りとはそのようなもの、
祭りのあとこそ面白いものと故人も 云っていた。
ホッケー会場は、散歩コースから少し外れた場所にあった。
散歩コースを少し広げてみようと、カメラを持って出かける。

地図で確認すると、散歩コース「勝島運河」のすぐ先。
運河から徒歩で10分ぐらい、行ってはみたものの、千駄ヶ谷のオリンピックスタジアムと同じだった。
広い会場は改修(元に戻す?)工事中で入れない。

これがレガシーとして残る記念碑かなぁ。


どう廻っても侵入できるところなし。

柵の編み目にレンズを突き刺し撮るのがせいぜいだった。
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- 2021/12/31(金) 12:13:00|
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国際フォーラムは、
嘗て都庁があった場所に建てられている。
有楽町のビッグカメラに来たついでに、写真に撮っておこうと思った。
ここはオリンピックの時、ウエイト・リフティングの会場になっていた。

原宿や千駄ヶ谷の国立競技場は、
オリンピック後、改修工事が行われ、近づけなかったが、
国際フォーラムではすでに催し物が開催されていた。
Hall Cの前には、若い女性が入場待ちで行列を作っていた。
殆どが女性、男性の姿は殆どない。

Hall A の前には人は居ない。
道路側の入り口へ廻ってみる。

エントランス・ゲートに、10名くらいの係員がいた。
これからイベントがあるという。
その準備に追われているようだった。
この場所では撮りようもない。
外に出て、来たというアリバイをつくるため、一枚 撮影。
国際フォーラムは高いビルに囲まれた場所。
光が入る時間帯は限られる。
綺麗な写真が撮りたかったら、
いい時間帯を見つけるため、何度か通わないと難しい。
曇天だとかなり暗くなる。
建物の中に入って撮るなら、高感度フィルムがいいだろう。
建物の材質感、構造をきっちり撮りたかったら、三脚と中判カメラの出番となるが、
三脚を持ち込んだら、許可を取る必要も出てくる。
散歩にカメラではなくなる。
止めておこう。
でも、高感度フィルムで、もう一度撮ってみようと思っている。
- 2021/10/09(土) 11:22:38|
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国立競技場を見た後、再び原宿に戻る。

明るい空が画面に多く入ると、トーンは破堤しやすい。
空を意識して露光を切り詰める。
暗い部分は黒く潰、のっぺらな表情になる。
アレボケブレの時代なら、
空を焼き込むか、あるいは白飽和させ、暗いところは、黒く潰すところだろう。
なんともトーンの定まらない無様な写真になった。

空の部分を最小化、空は白く飛んでいるが 全体からみたら目立たない。
このフレーミングのほうがトーンは繋がる。

ネガフィルムは、白飽和に対し粘りがある。
暗部の方に露光を合わせた。
明るい部分に対しても、銀粒子がでやすくなる傾向にあるが、
黒潰もさせず、白飛びも避けるとしたら致し方ない。
このトーンが、Retro80Sと硬調な現像液の組み合わせの限界だろう。
- 2021/10/06(水) 10:42:08|
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代々木の体育館を見た後、徒歩で国立競技場へ向かう。
ずっと昔、国立競技場へは(水泳場だったような気もする)
東京オリンピックが開催される前から来ている。
そのときは、千駄ヶ谷の駅で降りていた。
個人的には千駄ヶ谷国立競技場だと思っている。

原宿から歩いてきて競技場にぶつかる、
時計回りで一周しようとした。
すぐ全体が見通せる場所にでる。
観音坂付近で撮影した。
ここも閉鎖され、工事中だった。
現像は硬調な現像液(Ⅳd5)を使うつもりで居た。
露光は、空に注目したら、f;8/500秒、建物ならf:8/250秒、
でもそれでは暗い部分は潰れる。
結局 f:8/125秒を選んだが、それでも、暗い部分は潰れていた。

この辺りになると、光は斜光から順光になる。
人影はない。
露光はf:8/125秒でも暗部は潰れていない。
カラスが一羽、枝に止まっていた。
競技場の各階に、ぐるりと樹が植えられている。
灌木だから大きな鉢植えかもしれない。
大会の意義、グリーン(環境対策)のイメージを表現するためだろうが、
それを維持するためには、かなりのコストが今後もかかる。
どうなるのでしょう?
カラスが暗示的に思えた。

空の部分を減らし、暗部の黒潰をなくすよう更に一絞り分、露光を増やす。

ギリギリ黒潰は防げたと思う。
フィルムは、白飽和に対し粘りがある。
硬調な現像液の場合、オーバー露光はちょっと躊躇するが・・・・どうにか白飽和も免れていた。

うっすらと光芒を感じたので、建物をシルエットで抜いてもいいと、
空に露光を合わせた。
露光計内蔵のカメラではないが、
この歳まで写真を撮っていると、
光のレベルはほぼ経験から推定できる。
勿論、露光計内蔵のカメラの方が、
露光で失敗することは少ないが、(自動で選んでくれるので)
なくてもそんなに失敗することはない。(あるけど気にしない、それも面白み)
単独の露出計、重さが有り、散歩に持って出るとなると億劫になる。
何でわざわざ光の強さを計らなければならない?
NOだ・・・という気分になる。

競技場と道一つ離れ、
オリンピック・ミュージアム(博物館)があったが、
ここも閉館していた。
コロナ感染がなかったら、多くの人で賑わっただろう。
コロナ感染下でも、それなりの来場者はいたと思う。
いまその役割を終えたが・・・今後の身の振り方どうなるのだろう?
レガシーとして有効活用して欲しい。
オリンピックの収支と今後の維持は、
結局税金ということにならなければいいのですが。
- 2021/10/04(月) 21:39:54|
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コロナ禍で開催されたオリンピックとパラリンピックも終了した。
期間中は、混雑するかもと思い、会場には近づかなかった。
祭りはその後こそ味わいが深いもの。
山の手線に乗り、原宿で下車した。

代々木競技場に人影はなかった。
競技が行われなくとも、
建物に近づくことはできるはず。
入り口へ向かう。

しかし、閉鎖されていた。
特設された設備を撤去工事中との知らせが貼られていた。


原宿の街に人出は戻っていたが、
競技場周辺の人影は少なかった。
祭りの後・・・特設設備は撤去され、
何事もなかったように、昔の競技場にもどろうとしている。
東京オリンピックのレガシーとして記憶に残るのは何だろう?
- 2021/10/03(日) 11:22:23|
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